ニベアでシミが消えるは嘘?アラフォーが実際に試した顔のシミを消す2つの方法とは

昔から多くの人に親しまれてきたニベアの青缶。
リーズナブルでドラッグストアでも手に入る、身近な存在ですよね。

私もニベアの香りを嗅ぐと母の顔が浮かぶほど、幼い頃から愛用してきました。

そんな「ニベア」にある噂があるのをご存知でしょうか。

それは、「○○とニベアを混ぜるとシミが消える」というもの。
たしかに、高級化粧品ドゥ・ラ・メールと成分が似ていると言われているし、もしかしたらニベアにはシミを消せるくらいのポテンシャルがあるのかも!?

そんな期待を込めて、噂の真相に迫ってみましたよ。

次のような疑問をお持ちの方は、要チェックです!

  • 「○○とニベアを混ぜるとシミが消える」はウソ?
  • ニベアと混ぜるといいって言われている「〇〇」って何?
  • ニベアの成分はドゥ・ラ・メールとほとんど同じって本当?
  • ニベアにはどんな効果がある?
  • シミを消すにはどんな方法がある?

ちなみに44歳の私も顔にシミができやすく、過去に美容皮膚科で2つのケアを試みてきました。
その効果やダウンタイムなども詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1.ニベアの青缶とは?

ニベアの青缶とは?

まずは、今回ピックアップしている「ニベア青缶」の概要をチェックしていきましょう。

1-1.ニベアの青缶ってどんなもの?

多くの人に親しまれているニベア。
たくさんの商品展開がありますが、なかでも今回ピックアップしている製品の正式名称は「ニベアクリームC」。通称「ニベア青缶」です。

ちなみに、「ニベア」とはラテン語で「雪のように白い」という意味だそう。
たしかに、美白効果が期待できそうなネーミングですよね。

1-2. ドゥ・ラ・メールとの成分比較

さて「○○とニベアを混ぜるとシミが消える」という噂の検証に入る前に、ニベアの成分に関するもうひとつの噂に触れていきたいと思います。

それは、ニベアの成分があの高級化粧品ドゥ・ラ・メールとそっくりだということ。

ドゥ・ラ・メールは60mlで41,690円と超高級!一番小さな15mlボトルでも12,210円というお値段です。
雑誌で女優さんやモデルさんが愛用コスメとしてよく紹介しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。私もずっと憧れてきたコスメですが、未だに使ったことがありません……(泣)

そんなドゥ・ラ・メールとニベアの青缶、実際に成分を比較してみたいと思います。

【ニベアクリームC 成分表】
水・ミネラルオイル・ワセリン・グリセリン・水添ポリイソブテン・シクロメチコン・マイクロクリスタリンワックス・ラノリンアルコール・パラフィン・スクワラン・ホホバ油・オレイン酸デシル・オクチルドデカノール・ジステアリン酸Al・ステアリン酸Mg・硫酸Mg・クエン酸・安息香酸Na・香料

【クレーム ドゥ・ラ・メール 成分表】
水・ミネラルオイル・アルゲエキス・ワセリン・グリセリン・イソヘキサデカン・マイクロクリスタリンワックス・ラノリンアルコール・ライム果汁・パラフィン・エタノール・硫酸Mg・オレイン酸デシル・ジステアリン酸Al・オクチルドデカノール・クエン酸・ステアリン酸Mg・パンテノール水添野菜油シアノコバラミンカロチン・安息香酸Na・香料

たしかに、共通する成分がたくさんありますね!
しかし赤字で示したようにドゥ・ラ・メールだけに入っている成分もあります。

以前、内科皮膚科医の友利新先生がYouTubeで比較動画をアップされていました。

それによると、大きな違いはドゥ・ラ・メールだけに入ってアルゲエキスにあるようです。
アルゲエキスはドゥ・ラ・メールに配合されているミラクルブロスという有効成分で、商品化するために長年に渡る研究が積み重ねられてきたとのこと。

今回ピックアップしている「シミが消える」という噂とは別の話ですが、この2つ商品をもとに、デパコスとプチプラの違いをわかりやすく解説されています。

とても興味深い内容ですので、こちらも気になる方はチェックしてみてくださいね。

2.「○○とニベアを混ぜるとシミが消える」の真相

真相

以上のように、さまざまな話題を呼ぶ「ニベア青缶」。
それではいよいよ、「○○とニベアを混ぜるとシミが消える」の真相に迫ってみたいと思います。

2-1.○○とはビタミンC配合化粧品

そもそも「○○とニベアを混ぜるとシミが消える」の○○って何なのでしょう?

リサーチしてみたところ、『ビタブリッドC』という商品が、噂の根源になっているようです。

しかしビタブリッドCの公式サイトをチェックしてみたところ、ニベアについては一切触れられていませんでした。

やはりシミが消えるという噂はデマなのでしょうか……?

2-2.ニベアのメーカーは完全否定

リサーチを進めていくと、この噂がデマであることを裏付けるツイートが見つかりました。
以下のように、ニベア花王が公式ツイッターで完全否定しているのです。

ニベアは他の成分と混ぜることを前提に作られていないので、そもそも混ぜること自体がNG。「シミが消える」という噂も残念ながら嘘だということが分かりました。

3.ニベアはシミ消しではなく「保湿」

ニベアはシミ消しではなく「保湿」

シミが消える効果はないものの、やはり抜群の保湿力を持つニベアの青缶。実際、どのような使い方をすればよいのでしょうか。

3-1.「ガッテン塗り」とは

突然ですが、あなたは「ガッテン塗り」というスキンケアをご存知でしょうか。
これはNHKの『ためしてガッテン』という番組で放送されたスキンケア法です。

具体的には、化粧水や美容液を使わずに、洗顔後すぐにクリームを塗るというシンプルスキンケアのこと。

実際ニベアの商品が紹介されたわけではありませんが、使われていた商品が似ていたこともあり、ニベアの青缶をスキンケアに取り入れる人が急増したそうです。

3-2.ガッテン塗りは不完全!?

とても手軽なガッテン塗りですが、スキンケアとしては不完全だと感じました。

基本のスキンケアの流れは、次のとおりです。
「化粧水で水分を与える」→「乳液やクリームで蓋をして水分の蒸発を防ぐ」

ニベアは、後者の「水分の蒸発を防ぐ」という役割はありますが、化粧水が担う「水分を与える
」ということができていないのです。

ただしスキンケアには諸説あって、ガッテン塗りのようにクリームだけでいいという説や、セラミド美容液だけでいい説、基礎化粧品は何もいらないという極論さえ存在します。

私はこれまで学び、自分の肌で試してきたことを総括すると、やはり化粧水は使うべきだと考えます。みずみずしくうるおしてから、油分で蓋をする。そんなスタンダードなスキンケアが一番肌が健やかになると思っています。

3-3.ニベア青缶のおすすめの使い方

以上のことから、今回は「化粧水+ニベア」の使用感をレポートしてみたいと思います。

化粧水+ニベア

今回使用したのはこちらの2点。

  • 肌美水(保湿化粧水)
  • ニベアクリームC

化粧水を手に出します。

まずは、化粧水を手に出します。

ハンドプレス

ハンドプレスしながら、化粧水を肌にやさしく塗布します。

ニベアを手にとります。

ニベアを手にとります。
かなりこっくりしたテクスチャーです。

頬に薄く伸ばしていきます

頬に薄く伸ばしていきます。
かなり重めなので、化粧水が乾かないうちにすぐにニベアを塗ると、混ざって塗りやすくなりますよ。

乾燥しやすい目元・口元

乾燥しやすい目元・口元にも薄く塗布します。

Tゾーン

Tゾーンは、クリームを追加せず手に余った油分を肌につけていくイメージで。
とくに皮脂の分泌が活発な方は、Tゾーンにニベアを塗りすぎると化粧崩れやテカリ、毛穴の詰まりなどの原因になりやすいので気をつけてくださいね。

これで肌全体がしっとりと保湿されました。

かかとに塗りました

余ったクリームは、無理に顔に伸ばさずにボディに使いまわし!
夏なのにひび割れているかかとに塗りましたよ(泣)

このようにシミ消しではなく、あくまでも「保湿」を目的に使ってみてくださいね。

4.シミの種類

シミの種類

さて、ニベアでは消えないことがわかってしまった顔のシミ。

シミとひとえにいっても、次の4つの種類があります。
タイプによってお手入れが変わってくるので、自分のシミの種類を特定することが大切。
あなたの肌にあるシミがどれに当たるか、チェックしてみてくださいね。

4-1.老人性色素班

頬骨の高い位置にできやすいのが、老人性色素班。
いわゆる「シミ」と呼ばれるのは、このタイプが大半です。

原因は、紫外線などによるメラニンの蓄積。

さまざまな大きさの丸い色素班で、最初は薄い茶色ですが、しだいに黒くなってきます。

4-2.雀卵斑(そばかす)

鼻や頬のあたりに散らばってできるのが雀卵斑。いわゆる「そばかす」です。

直径2~3ミリの小さな点で、薄い茶色をしていることが多いのが特徴。
遺伝的な要因でできますが、紫外線で濃くなることもあります。

4-3.炎症後色素沈着

傷、ニキビ跡、虫さされ、毛抜きによるダメージなどによる肌の炎症が収まってからできるのが炎症後色素沈着。

摩擦で悪化するので、こすりすぎないことが大切です。

4-4.肝斑

頬骨付近に左右対称にできるのが肝斑。

紫外線や女性ホルモンの乱れが原因です。
妊娠中やピル服用中時、更年期の女性に多く見られます。

5. シミの予防

シミの予防

シミはできてしまってから改善するのはなかなか大変。
まずはできないように「予防する」ことが大切です。

大きなポイントは次の2つ。ぜひ毎日意識してみてくださいね。

5-1.UVケア

シミの予防に何より大切なのは、UVケアです。

紫外線を浴びると、メラノサイトで黒色メラニンが作り出されます。
通常であればスムーズに排出されていきますが、紫外線を浴びすぎるとメラニンが蓄積して、シミとなります。

そのためUV対策をすることは、シミの予防には不可欠。
紫外線は一年を通して降り注いでいるので、天候に関わらず毎日UVケアをするようにしましょう。

5-2.摩擦の軽減

また、「摩擦」もシミの原因に。
摩擦による炎症が、メラニンを作り出してシミとなってしまうのです。

洗顔でこすりすぎていないか、顔を触るクセがないか、シャワーを直接顔に浴びていないかなど、日常で起こりうる摩擦をチェックしてみてくださいね。

6. 本当に効果のある2つのシミ改善方法

本当に効果のある2つのシミ改善方法

実際にできてしまったシミには、化粧品によるホームケアも可能。
しかし実際、私が効果を実感できたのは美容皮膚科で行ったケアでした。

ここで、私が実際に行った2つのケアをご紹介させていただきますね。

6-1.レーザー治療

私が30代前半で行ったのが、レーザー治療。

老人性色素班が目立っていたので、美容皮膚科でレーザー治療を受けました。

最初に貼るタイプの麻酔を行い、その後レーザーを照射するので、軽い痛みで済みました。

5~10分程度の施術が終わり、紫外線防止のテープが貼られます。
クリニックによって違いがあると思いますが、一週間くらい貼ったままにしておくようにと言われました。このタイミングで紫外線を浴びると、肌に強いダメージとなってしまうそうです。

そのため、施術におすすめの時期は紫外線の少ない冬。
テープを貼らなくてはいけないので、あまり人に会う予定がない週に行うとよいでしょう。

最初は施術した部分がかさぶたのようになっていますが、一週間から10日くらいで徐々に剥がれていきます。この期間がいわゆるダウンタイムです。
奥からは薄ピンク色の新しい皮膚が出てきて、シミは完全に消えています。

レーザーを当てた部分と当てていない部分にやや色の差ができますが、化粧をすれば全く気になりません。数カ月すると、その差もなくなってきます。

たださらに月日が経つと、別のところからシミが出没!
結局レーザー治療はいたちごっこになってしまうことがわかりました。

6-2.ハイドロキノン+トレチノイン

そして40歳を超えてから行ったのが、塗り薬によるシミ改善。
老人性色素班と肝斑が共存していたので、レーザー治療よりも広範囲をケアできる塗り薬がよいと皮膚科の先生に勧めてもらったことがきっかけでした。

ハイドロキノンとトレチノインという2種類の薬を処方してもらい、ホームケアで改善していきます。

半年間、毎日朝晩塗らなくてはいけないし、クリームを冷蔵庫保存する必要があるので手間がかかります。一時的に皮ムケや赤みなどの症状も起こるので、ダウンタイムがないわけではありません。

しかし結果的には、本当にやってよかったと思っています。

確実にシミは薄くなりましたし、ハイドロキノンはくすみを改善、さらにトレチノインは肌にハリ感も持たせてくれるといった、プラスの美肌効果が期待できたからです。

とくに、いろいろな肌悩みがでてくる私のような年齢肌には適したケアだと感じました。

こちらの記事にはその様子を詳しく載せてあります。興味のある方は、ご覧くださいね。

7. まとめ

今回は、「○○とニベアを混ぜるとシミが消える」という噂を解明してきました。
ニベア花王も公式ツイッターで警鐘を鳴らしているように、ニベアにはシミを消す効果はありません。

ニベアは、シミ消しではなく保湿を目的として使いましょう。

シミはできてから改善するのは大変なので、徹底したUVケアや摩擦の軽減でメラニンを大量に作らせないことが大切です。

さらにできてしまったシミを改善するには、化粧品によるホームケアや美容皮膚科での治療などがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、しっかりリサーチしたうえで始めてみてくださいね。

いろいろな噂が飛び交う時代。
間違ったケアで肌を傷める前に、まずは正しい知識を身につけましょう。

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