基礎化粧品とは?今さら聞けないアイテムごとの役割と肌質・年代別のケアを紹介

肌を美しく整えてくれる基礎化粧品。
あなたはどんなものをお使いですか?

基礎化粧品は、肌質や年代に合わせて選ぶことが大切です。

私はずっと同じ化粧水を使い続けていたのですが、突然肌に合わなくなったことがありました。
年を重ね、肌質も変わっていたにもかかわらず、同じものを使い続けていたからです。

そこで今の肌質や年代に適した基礎化粧品に切り替えたら、肌がみるみる元気に!
改めて、自分の肌に合った基礎化粧品を使うことの大切さを実感しました。

そこで今回は、改めてスキンケアの基本、「基礎化粧品」について解説。

  • 基礎化粧品って何?
  • 自分の肌質に合う基礎化粧品が知りたい!
  • 基礎化粧品の順番がわからない
  • 今の年代の肌に必要な成分って何?

このような疑問をお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

1.基礎化粧品とは

基礎化粧品とは

「基礎化粧品」とは、一体どんなものを指すのでしょうか。
具体的に、アイテムをチェックしていきましょう。

  • クレンジング
  • 洗顔料
  • 化粧水
  • 乳液
  • クリーム
  • 美容オイル
  • 美容液
  • 部分用クリーム
  • パック
    など

以上のようなスキンケアで使用するアイテムを「基礎化粧品」と言います。

一方、化粧下地やファンデーション、口紅やマスカラなどは、「メイクアップ化粧品」に分類されます。

今回は、前者の「基礎化粧品」について深掘りしていきたいと思います。

2.基礎化粧品のアイテムごとの役割

基礎化粧品のアイテムごとの役割

基礎化粧品は、主に次の4つのアイテムに分類されます。

2-1.汚れを取り除くアイテム

汚れを取り除くアイテムは、クレンジングと洗顔料です。

・クレンジング

クレンジングは、メイクアップ化粧品を落とすために使用されます。
油性のメイクアップ化粧品は、洗顔料だけでは落とせないので、メイクをした日は必ずクレンジングを。

クレンジングはさまざまな種類があります。

クレンジングオイル……濃いメイクも落とせる。界面活性剤が多く使われており、洗浄力が高い。
クレンジングミルク……洗浄力は低いのでナチュラルメイク向き。肌にやさしい。
クレンジングクリーム……リッチな使い心地。厚みがあるので摩擦が軽減できる。若干手間がかかる。
クレンジングジェル……水系ジェルや油系ジェルなど種類はさまざま。
クレンジングリキッド……お風呂で使えるものもある。
クレンジングシート……手軽に使えるが、摩擦による肌ダメージがある。

それぞれにメリット・デメリットがあります。
いくつか保有して、その日のメイクの濃さに合わせて、使い分けをするのがおすすめです。

・洗顔料

ほこりや汗、古い角質や余分な皮脂、残ったクレンジングなどを落としてくれるのが「洗顔料」。

次のように、種類もさまざまです。

  • クリーム・ペースト状……使用感、泡立ちに優れた最も一般的な洗顔料。
  • 固形石けん……透明石けんと機械練り石けんがある。後者はつっぱりやすい。
  • 泡状……泡立てる手間を省ける。
  • 洗顔パウダー……酵素洗顔などに使用される。刺激が強いので週1程度のスペシャルケアとして使うのがベター。

どのような洗顔を使うときも、皮脂の多いTゾーンから先に洗い、その後Uゾーンや目元などの細かい部分を洗うようにしましょう。
摩擦が起きないように、やさしく泡を転がすように洗うことも大切です。

2-2.うるおいを与えるアイテム

うるおいを与えるアイテムは「化粧水」。
角質層に水分を与えて、柔らかくする役割があります。

洗顔したあとは、水分がどんどん蒸発していくので、すぐに化粧水で保湿しましょう。

つけ方は、大きく分けて2つ。
それぞれにメリット、デメリットがあり、どちらが正しいというわけではありません。

・手でつける

手に化粧水を出して、そのままつけていく方法です。
手のぬくもりで浸透力を高められ、摩擦も少ないので肌にやさしいというメリットがあります。
一方で、ムラになりやすいというデメリットも。

・コットンでつける

もうひとつは、コットンに化粧水を染み込ませて、パッティングしていく方法。
均一に塗布できるというメリットがあります。
一方で、手でつけるよりも化粧水を多く消費してしまう点や、摩擦が起こるというデメリットがあります。

2-3.うるおいをキープするアイテム

うるおいが逃げないようにキープするのは、乳液やクリーム。
スキンケアの最後に使うことで、水分の蒸発を防ぎます。

乳液とクリームは、どちらか一方でも構いません。

脂性肌は軽いテクスチャーの乳液を。
乾燥肌は、乳液とクリームをダブルで使うなどして、肌質に合わせて使い分けましょう。

またさまざまな使い方ができる「美容オイル」も、スキンケアの最後に使うことでうるおいをキープすることができます。

2-4.栄養を与えるアイテム

肌に栄養を与えてくれるのが「美容液」や「部分用クリーム」。

保湿、美白、ハリなど、商品ごとに肌悩みに効果を発揮する有効成分が高配合されています。
これらのスペシャルアイテムは、今の肌悩みに合わせて使うよりも、肌悩みができる前の予防と取り入れるのがベスト。

たとえばセラミドが減ってくる30代でしたら、まだ乾燥や小じわが気にならなくてもセラミド美容液を使ってみるなど、未来を見越して取り入れてみてくださいね。

3.基礎化粧品の順番

基礎化粧品の順番

アイテムごとの役割が理解できたところで、次は「使う順番」に着目してみましょう。

基礎化粧品は正しい順番で使うことで、より効果を発揮します。

3-1.朝の基礎化粧品の順番

朝の基礎化粧品の順番は次のとおりです。

洗顔料→化粧水→美容液→乳液またはクリーム→日焼け止め

朝は、寝ているあいだに分泌された皮脂や古い角質、ほこりなどが肌に付着しています。
乾燥肌の方も、洗顔料を使って洗うようにしましょう。

また、紫外線は一年を通して降り注いでいます。
「日焼け止めまでがスキンケア」だと考えて、天候に関わらず塗るようにしましょう。

3-2.夜の基礎化粧品の順番

夜の基礎化粧品の順番は次のとおりです。

クレンジング→洗顔料→化粧水→美容液→乳液またはクリーム

メイクをした日は、必ずクレンジングを。ノーメイクの日は、洗顔料からでOKです。

また、肌は寝ているあいだに修復されます。
夜のスキンケアで、有効成分が高配合された美容液でしっかりケアするとより効果的です。

複数の美容液を重ねて使うときは、テクスチャーで判断を。
さらっとしていて水っぽいものが先、しっとりしたものを後に塗るようにしましょう。

スキンケアの順番については、こちらの記事に詳しく記載しております。シートパックやスチーマーなどのスペシャルケアアイテムのタイミングなども載っていますので、併せてチェックしてみてくださいね。

4. 肌質・年代別、基礎化粧品の選び方

肌質・年代別、基礎化粧品の選び方

次に、肌質・年代別のケアについて、解説していきます。
ご自身の肌に該当する項目を見つけてみてくださいね。

4-1. 脂性肌(主に思春期から20代前半)

水分も皮脂も多いのが脂性肌。
思春期から20代前半の方に多く見られます。

過剰な皮脂分泌により、テカリや化粧崩れ、毛穴の詰まりや開き、ニキビなどに悩まされやすいのが脂性肌の特徴です。

脂性肌の基礎化粧品の選び方のポイントは2つあります。

・皮脂分泌を抑えるもの

まず取り入れたいのが、脂性肌の一番の悩みである「皮脂」のケア。
おすすめは次の2つのアイテムです

  • 収れん化粧水
    収れん化粧水は、毛穴の引き締めや皮脂分泌を抑制する作用があります。
    さっぱりとした使用感で、化粧崩れの防止にもなるので、朝のお手入れの際に取り入れるとよいでしょう。
    ただし保湿力が低いのでその後、一般的な保湿化粧水を重ねるようにしましょう。
  • ビタミンC美容液
    また皮脂コントロール効果があるビタミンC美容液もおすすめ。
    「アスコルビン酸」と呼ばれるピュアビタミンCや、デリケートなビタミンCを安定化させた「ビタミンC誘導体」があります。
    ピュアビタミンCは、即効性があるものの、肌に刺激が強いという一面があります。
    ビタミンC誘導体は、刺激が少ない分、効果を感じるまで時間がかかるという特徴も。
    それぞれ、肌への刺激や即効性に違いがあるので、肌に合ったものを見つけてみてくださいね。

・テクスチャーの軽いもの

皮脂の多い脂性肌の方がこっくりしたテクスチャーのものを使うと、ベタつきや化粧崩れの原因になってしまいます。

とくに乳液やクリームはテクスチャーの軽いものを選ぶようにしましょう。

4-2. 乾燥肌(主に30代以降)

水分も皮脂も少ないのが乾燥肌。
皮脂分泌が少なくなる30代以降に多く、年齢を重ねるごとに増えてきます。

バリア機能が低下しやすいので、皮脂を奪いすぎないこと、保湿力の高い成分で肌を守ることが大切です。

・洗浄力のやさしいクレンジングと洗顔

汚れを落とすことは大切ですが、クレンジングと洗顔は、使い方によっては必要な皮脂まで奪ってしまう可能性も。

洗浄力のやさしいクレンジングミルク、弱酸性や保湿成分が配合された洗顔料など、肌に負担をかけないものを使いましょう。

・高保湿な基礎化粧品

乾燥しやすい肌には、高保湿な基礎化粧品を。

なかでもおすすめは、セラミド配合の基礎化粧品。
セラミドはバリア機能を高める成分で、乾燥肌の救世主です。
より肌馴染みがよく保湿力の高い「ヒト型セラミド」を選ぶようにしましょう。

また、皮脂膜に構成が似ているスクワランや、NMF(天然保湿因子)の成分に近いアミノ酸など、保湿力を高めてくれる成分も有効です。

これらの成分が配合された「オイル美容液」もおすすめ。
保湿力が高く乾燥肌の改善に効果的です。

4-3.混合肌(20代後半から30代)

Tゾーンは脂っぽいのに、Uゾーンはかさつくといったように、部分的な差があるのが混合肌。
洗顔直後はつっぱるのに、時間が経つとべたついてしまうのも混合肌の特徴です。

日本人に多く、とくに20代後半から30代に多く見られます。

TゾーンのベタつきもUゾーンのかさつきも、原因は「乾燥」にあります。
混合肌は、バリア機能が低下して、肌が乾燥しているので、それを守ろうと過剰に皮脂分泌が起きてしまっているのです。

そのため、Tゾーンのテカリや化粧崩れが気になって、皮脂ケアばかりしてしまうと、水分不足が改善されずに水分と油分のバランスはどんどん悪くなってしまいます。

次のようなお手入れで、バランスを取りながらお手入れをしていきましょう。

・Tゾーンのお手入れ

べたつきやすいTゾーンですが、水分は足りていないので、化粧水はたっぷり使います。

そして乳液、クリームなどの油分は少なめに。
皮脂が多いところに油分を大量に塗ってしまうと、毛穴の詰まりやニキビの原因になってしまいます。少量を薄く伸ばすようにしましょう。

・Uゾーンのお手入れ

Uゾーンは、皮脂も水分も足りていない部分。
まずは、しっかり化粧水で保湿したあとに、乳液やクリームを多めに塗布しましょう。

・刺激が少ないものを

また混合肌はバリア機能が低下しているので、肌にやさしい基礎化粧品を選ぶのもおすすめ。防腐剤、エタノール、鉱物油、合成香料、石油系界面活性剤、シリコンなどは人によっては刺激を感じることがあります。
これらが配合されていない低刺激処方の基礎化粧品も、混合肌のケアに適しています。

4-4.敏感肌・ゆらぎ肌

最後に「敏感肌」や、季節や生理前などに肌が敏感になる「ゆらぎ肌」に適した基礎化粧品をご紹介します。敏感肌、ゆらぎ肌の方は年齢を問わずいらっしゃいますが、加齢により肌がゆらぎやすくなる傾向もあります。

・刺激が少ないものを

敏感肌やゆらぎ肌はバリア機能が低下しています。
先述したように、防腐剤、エタノール、鉱物油、合成香料、石油系界面活性剤、シリコンなどが刺激になることも。これらが配合されていない低刺激処方の基礎化粧品は安心してお使いいただけるでしょう。

・高保湿な基礎化粧品

またバリア機能の低下によって肌は乾燥します。高保湿な化粧品で、肌にうるおいをもたらすことも大切です。

たとえばこちらは、温泉水をベースにした化粧水。
弱アルカリ性泉が角質を優しくうるおしてくれます。
さらに、和漢植物「甘草」がセラミドの生産力をアップ。バリア機能の回復をサポートしてくれます。

5. まとめ

今回は、基礎化粧品について解説してきました。

基礎化粧品には、それぞれの役割があります。
その役割を理解して、正しい順番で使うことで、より効果を引き出すことができます。

また肌質や年代に合わせて、必要な成分を取り入れていくことも大切。
ご自身の現在の肌質と照らし合わせて、必要な成分が配合されたアイテムを見つけてみてくださいね。

毎日使う基礎化粧品。
だからこそ適切に使って、美肌を育んでいきましょう♪

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