ホホバオイルの使用期限は?メーカ2社に訊いてみた!酸化を防ぐ保存方法も解説

保湿にクレンジング、ヘアケアにも使えるホホバオイル。
植物オイルの中でも使いやすく、身近な存在ですよね。

大容量で販売されていることもありますが、どのくらいもつのだろうと気になったことはありませんか?

また冬場にホホバオイルが固まってしまい、「もう使えないのかな」と不安に思うこともあるかもしれません。

そこで今回は、ホホバオイルの使用期限や保存方法について徹底解説。

  • ホホバオイルの使用期限はどのくらい?
  • ホホバオイルは酸化する?
  • ホホバオイルは油焼けする?
  • ホホバオイルはどうやって保存すればいい?
  • ホホバオイルが固まったらもう使えない?

このような疑問にお答えしていきたいと思います。

人気のホホバオイル、正しい使い方を覚えてスキンケアに役立てていきましょう♪

1.ホホバオイルは酸化しづらい

ホホバオイルは酸化しづらい

美容オイルを使う上で、気になるのが「オイルの酸化」。
ホホバオイルも酸化してしまうのか、チェックしておきましょう。

1-1.酸化したオイルはどうして肌によくない?

そもそも、酸化したオイルはどうして肌によくないのでしょうか。

それはオイルが酸化して、過酸化脂質という物質に変化して肌にダメージを与えてしまうから。

過酸化脂質は色素沈着や毛穴の黒ずみ、くすみなど、あらゆる肌トラブルを招く可能性があるので、酸化しているとわかったら速やかに使用を中止しましょう。

1-2.ホホバオイルは酸化しづらい

植物オイルの中には、酸化しやすいオイルと、酸化しづらいオイルがあります。

なかでもホホバオイルは、もともと熱に強く、酸化しづらいオイル。
油焼けのリスクも低く、朝のお手入れでも使いやすいのが特徴です。

2.ホホバオイルの劣化の見分け方

劣化の見分け方

酸化しづらいといわれているホホバオイルですが、経年や保存状態によって品質が劣化することもあります。劣化していないかどうか見極めるには、次のポイントをチェックしてみてください。

2-1.匂い

新鮮なホホバオイルはほぼ無臭ですが、酸化していると古い油のような匂いになります。
明らかに古い匂いがした場合は、使用を中止しましょう。

2-2.色

ホホバオイルは、黄金色のゴールデンホホバオイルと透明のクリアホホバオイルがあります。

開封したての頃と比べて明らかに色が違ったり、濁りが出ているような場合は使用しないようにしましょう。

2-3.テクスチャー

また開封したての頃と比べて、テクスチャーが明らかに変化している場合も要注意。
ドロッとしてきていないかなど、チェックしてみてくださいね。

 

3.ホホバオイルの使用期限の目安は?

使用期限の目安は?

では、ホホバオイルの使用期限はどのくらいなのでしょうか。
具体的な期間をチェックしておきましょう。

3-1.開封後はできるだけ早めに使い切る

ホホバオイルに限らず、化粧品は開封後、1年で使い切ることが推奨されています。
しかしホホバオイルはメーカーによって推奨されている期間が異なります。

ここで、人気のホホバオイルを販売されている大手2社に問い合わせをしてみました。

・無印良品のホホバオイル

まずはクリアホホバオイルで人気の無印良品様に、ホホバオイルの使用期限を問い合わせしました。

すると

「3~6か月で使い切るようにおすすめしています」

というお答えをいただきました。

・生活の木のホホバオイル

次にクリアホホバオイルとゴールデンホホバオイルを販売されている生活の木様に問い合わせたところ、

「開封後はできるだけ早めにお使いいただいております。目安としては4ヶ月以内にご使用ください」

という返信をいただきました。

このようにメーカーによって多少違いがあるので、購入の際に、使用期限をチェックしておくことをおすすめします。

3-2.使い切れない場合は

「大容量で購入しちゃって、推奨の期間までに使い切れない!」という場合は、次のような方法で消費するのがおすすめです。

  • クレンジング
  • ボディマッサージ
  • 頭皮マッサージ

クレンジングやマッサージは、少量で行うと摩擦が起こってしまうので、多めの量を使うのがベター。保湿だけで使っていた方は、ぜひこのような方法で消費してみてくださいね。

4.ホホバオイルの保存方法

ホホバオイルの保存方法

ホホバオイルをできるだけ劣化しないように保存しておくには、どのようにしたらよいのでしょうか。
いくつかのポイントをご紹介していきます。

・直射日光の当たらない場所で保管

直射日光が当たる場所は、高温になりやすいのでNG。
日の当たらない場所で保管しましょう。

・多湿を避ける

またお風呂場や脱衣所など、湿気の多い場所もおすすめできません。
風通しの良い場所に保存しましょう。

・冷蔵保存はしない

冷蔵保存する化粧水などもありますが、ホホバオイルは温度が低すぎると固まってしまいます。室内で保管しましょう。

以上のポイントをまとめると「風通しの良い冷暗所」がベストの保管場所。

また

  • しっかり蓋を閉める
  • こまめに口を拭く

などを意識的に行うことも長持ちの秘訣です。

多くの化粧品にも当てはまるので、ぜひ保管場所を今一度チェックしてみてくださいね。

5.ホホバオイルが白く固まったらどうする?

ぬるま湯で湯煎する

しかし正しい方法で保存していても、ホホバオイルが固まってしまうことがあります。
その理由や対処法をチェックしておきましょう。

5-1.低温で固まってしまう

ホホバオイルの凝固点は7~8℃。
そのため、低温で固まってしまうという性質があります。

住んでいる地域にもよりますが、冷暗所に保存しておいた場合、冬場には固まってしまう可能性が高いでしょう。

固まったとしても、品質に問題が生じたり、保湿効果が落ちるわけではありません。
再び液状に戻れば、問題なく使用できるのでご安心ください。

5-2.液状に戻すには

固まってしまったホホバオイルを、液状に戻すには次のような方法があります。

・ぬるま湯で湯煎する

ボトルごとぬるま湯に湯煎することで、すばやく液状にすることができます。
すぐに使いたいときにおすすめの方法です。

・あたたかい部屋に置いて、自然と液状にする

常温の室内に置いて、自然と液状になるのを待つという方法も。
湯煎をするのが面倒な場合や、すぐに使わない場合にはおすすめです。

その際も、直射日光が当たらない場所に置いてくださいね。

6.まとめ

今回は、ホホバオイルの使用期限や酸化の可能性について、解説してきました。

ホホバオイルは、酸化しづらいオイルです。
しかし、経年や保存状態によって多少酸化する可能性もあります。

開封後の使用期限はメーカーによって異なります。
ぜひ購入の際にチェックしておいてくださいね。

また開封後は、高温多湿を避けて、風通しの良い冷暗所で保存がおすすめ。

以上の点を意識して、できるだけフレッシュな状態でスキンケアに取り入れていきましょう。

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