拭き取り化粧水の効果を高める正しい使い方とは?【角質オフで透明美肌に】

クリアな素肌に導くとして話題の拭き取り化粧水ですが、興味はあるものの使ったことがない方の中には、

「どうやって使うのが効果的なんだろう?」
「普通の化粧水との違いって?」

などといった疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回この記事では、

  • 拭き取り化粧水とは
  • 保湿化粧水との違い
  • 拭き取り化粧水を使うときの注意点

などを分かりやすく紹介・解説していきますよ。

ぜひこの記事を参考に拭き取り化粧水について詳しくなり、毎日のスキンケアをレベルアップしましょう!

 

1.拭き取り化粧水とは?

拭き取り化粧水とは?

 「拭き取り化粧水」という言葉はさまざまなメディアで目にしたことがあると思いますが、あまりなじみがなくてどんなものなのかよく分からない、という方も多いと思います。

そこでまずは拭き取り化粧水について、

  • 役割
  • 効果

といった基本的な2つの項目を解説していきますよ。

それではさっそく見ていきましょう。

1-1.拭き取り化粧水の役割

まずは、拭き取り化粧水の役割について解説していきます。

拭き取り化粧水には、洗顔やクレンジングだけでは落としきることが難しい古い角質や皮脂汚れなどを落とす役割があり、洗顔のサポートをしてお肌の状態をリセットするというイメージが分かりやすいです。

また、拭き取り化粧水は絶対に必要なスキンケアアイテムではないものの、短い時間で簡単に汚れを落とせることから、その後のスキンケアの効率アップが期待できる便利なアイテムという特徴があります。

それに加えて、汚れが落ちにくい特定の箇所にのみ使うこともでき、気になる部分にピンポイントで使えることも拭き取り化粧水の大きな特徴といえるでしょう。

1-2.拭き取り化粧水の効果

続いて、拭き取り化粧水の効果について見ていきましょう。

拭き取り化粧水を使うことで得られる効果は大きく分けて3つあり、

  • 角質肥厚を防ぐ効果
  • くすみやゴワつきを改善する効果
  • 収れん効果

といったことが挙げられます。

1-2-1.角質肥厚を防ぐ効果

まず1つ目の「角質肥厚を防ぐ効果」について。

人間の皮膚には、約1か月の周期で古い角質が剥がれ落ち、細胞が生まれ変わる機能が備わっており、このことを「ターンオーバー」と呼びます。

ターンオーバーが正常であれば、古い角質は溜まることなく剥がれ落ちていくのですが、加齢やストレス、間違ったスキンケアなどによってターンオーバーが乱れると、古い角質がどんどん溜まり、それが肌トラブルの原因になってしまいます。

そこで拭き取り化粧水を使い、古い角質や毛穴汚れを物理的にオフすることで、角質肥厚を防ぐことができるんです。

また、角質や皮脂汚れを落とすことはニキビなどの肌荒れを防ぐことにもつながりますよ。

1-2-2.くすみやゴワつきを改善する効果

次に2つ目の「くすみやゴワつきを改善する効果」について。

拭き取り化粧水は古い角質や皮脂汚れをきれいにできることから、角質が原因のくすみや乾燥からくるゴワつきなどの改善が期待できるんです。

また、余分な汚れが除去されることで、スキンケアが浸透しやすくなって乾燥肌の改善も見込めることから、肌質にお悩みの方にも大きなメリットがあるといえるでしょう。

1-2-3.収れん効果

最後に3つ目の「収れん効果」について。

拭き取り化粧水にはアルコール(エタノール)が配合されているアイテムが多く、毛穴を引き締めて皮脂などの過剰分泌を抑える「収れん効果」が期待できます。

とくに加齢による毛穴の開きにお悩みの方などは、こういった効果を実感しやすいでしょう。

また、アルコールはお肌のベタつきやほてりを防いで爽快感を与えるはたらきもあるため、使い心地が良いことも拭き取り化粧水のメリットの一つですよ。

 

2.保湿化粧水との違い

保湿化粧水との違い

前章では拭き取り化粧水の役割や効果についてご紹介しましたが、同じ「化粧水」という名称が付いている「保湿化粧水」との違いがあまり分からない、という方もいるはず。

そこでここでは、拭き取り化粧水と保湿化粧水の違いについて解説していきますよ。

そもそも保湿化粧水とは、お肌の水分補給をするイメージで、洗顔後などのタイミングでお肌に足りなくなったうるおいを与えることが主なはたらき。

それに加えて保湿化粧水でうるおったお肌は、紫外線や排気ガスといった外部からのダメージに強くなったり、乾燥による小じわなどができにくくなるメリットもありますよ。

その一方で拭き取り化粧水は角質や皮脂汚れを除去し、お肌をリセットして素肌に近い状態へと導くはたらきがあります。

また、拭き取り化粧水によってお肌が素肌に近づくことにより、保湿化粧水を浸透しやすくすることも期待できます。

以上から分かるように、どちらも「化粧水」という名称ではあるものの、それぞれに違った役割があるため、どちらかを使えばOKというわけではないんです。

 

3.拭き取り化粧水の使い方

拭き取り化粧水の使い方

拭き取り化粧水と保湿化粧水の違いが分かったところで、続いては拭き取り化粧水の効果的な使い方について「タイミング」と「使用頻度」といった2つの項目に分けてご紹介していきますよ。

拭き取り化粧水は正しく使うことで効果が実感しやすくなるアイテムなので、ぜひこの機会に使い方を覚えてみてくださいね。

それでは順番に詳しくチェックしていきましょう。

3-1.タイミング

まず初めに、拭き取り化粧水を使うタイミングについて解説していきます。

記事内でも解説したように、拭き取り化粧水は皮脂や角質汚れを落とす効果があるため、基本的には洗顔やクレンジング後に使うようにしましょう。

また、洗顔を朝と夜の2回おこなう方もいると思いますが、メイク汚れも効率よく落とすために、拭き取り化粧水は夜に使うことが一般的ですよ。

実際に使うときには、

  1. コットンに拭き取り化粧水を適量出す
  2. Tゾーンや顎といった皮脂汚れが多い箇所を重点的に拭き取る
  3. 顔全体を拭き取る

といったように使うことで拭き取り化粧水の効果を実感できるでしょう。

また、使用するコットンは美容用の厚手のコットンを使うことで、お肌への刺激を軽減することができるのでおすすめです。

3-2.使用頻度

続いて、拭き取り化粧水の使用頻度について見ていきましょう。

記事上部でもお伝えしたように、拭き取り化粧水にはアルコールが含まれているアイテムが多いため、お肌に必要なうるおいまで除去してしまったり、お肌の負担になることがあります。

そのため洗顔やクレンジングを丁寧におこなっている場合は、拭き取り化粧水の使用は1週間に3回程度を目安に使うと良いでしょう。

ただし乾燥肌や敏感肌の方は1週間に3度の使用でも刺激を感じることも考えられるため、自分の肌質や肌環境に合わせて適切な回数を見つけることが一番大事ですよ。

 

4.拭き取り化粧水を使うときの注意点

拭き取り化粧水を使うときの注意点

この記事ではここまで拭き取り化粧水の効果や使い方をご紹介してきましたが、実は拭き取り化粧水を使うときにはいくつかの注意点があります。

そこでこの章では、拭き取り化粧水を使うときに気を付けたい3つのポイントをご紹介していくので、実際に使う前にチェックしてみてください。

それでは一つずつ詳しく確認していきましょう。

4-1.使った後は保湿ケアをする

まず1つ目の注意点は、「使った後は保湿ケアをする」こと。

拭き取り化粧水は角質や皮脂汚れを効果的に落とせる反面、お肌への刺激が強いことは記事内でもお伝えしましたよね。

そのため、拭き取り化粧水を使った後は念入りな保湿ケアをするようにして、お肌を健やかな状態でキープすることが大事。

保湿ケアのやり方としては、保湿化粧水や乳液、美容液などを使った基本の保湿ケアをすれば十分ですが、気になる方はパックや導入美容液などを使っても良いでしょう。

また、拭き取り化粧水を使った後のお肌はダメージを受けているため、それ以上のダメージを与えないために、保湿化粧水は低刺激なアイテムを選ぶこともポイントです。

具体的なアイテムとしてはピュアセラの「肌美水」がおすすめで、

  • 温泉水がベースとして使われている
  • 界面活性剤や合成香料など、お肌の刺激になる7つの成分が無添加
  • 第三者機関による「パッチテスト」、「スティンギングテスト」実施済み

などといった特徴があり、拭き取り化粧水を使った後のデリケートなお肌にも使いやすい低刺激処方になっていますよ。

4-2.お肌の調子に合わせて使う

次に2つ目の注意点は、「お肌の調子に合わせて使う」こと。

前章では、”拭き取り化粧水の使用は1週間に3回が目安”とお伝えしましたが、日焼けをしていたり生理前の時期など、お肌が敏感になっているときには拭き取り化粧水は使わないのがベター。

というのも、お肌がデリケートなタイミングで拭き取り化粧水を使うことは肌荒れを招きやすくなるだけでなく、肌荒れが治りにくくなってしまうため。

そのため、拭き取り化粧水は自分のお肌の調子をチェックしながら使うようにしましょう。

4-3.皮膚が薄い部分には使わない

最後に3つ目の注意点は、「皮膚が薄い部分には使わない」こと。

拭き取り化粧水は本来、おでこや鼻筋といった顔の中では皮膚が厚い部分にとくに効果を発揮するアイテムであり、皮膚が薄い目元や口元には刺激が強すぎることがあります。

また目元や口元は皮脂の分泌量が少ないため、もともと皮脂汚れが残りにくく、その状態で拭き取り化粧水を使ってしまうとお肌に必要な皮脂まで除去することになってしまうと考えられます。

そのため、拭き取り化粧水は皮膚が薄い部分に使用することは避け、必要な部分にだけ正しく使うことを心がけましょう

 

5.まとめ

今回この記事では、拭き取り化粧水について紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?

最後にもう一度、拭き取り化粧水の効果と使い方をまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。

拭き取り化粧水の効果
  • 角質肥厚を防ぐ効果
  • くすみやゴワつきを改善する効果
  • 収れん効果
拭き取り化粧水の使い方
  • タイミング…洗顔やクレンジング後/メイク汚れも落とせる夜が一般的
  • 使用頻度…1週間に3回程度を目安にして、自分の肌に合った回数を見つける

ぜひこの記事を参考に拭き取り化粧水を正しく使えるようになって、透明感のある素肌を叶えましょう!

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