ストレスが肌荒れの原因って本当?上手な対処法とケアを全解説!

「なんだか最近ストレスが多くて肌が荒れてきた…。」
「ストレスで肌が荒れて、それ自体がストレスになっている…。」

などとお悩みの方はいませんか?

そんな方のために今回この記事では、

  • ストレスの正体
  • なぜストレスは肌荒れの原因になるのか
  • 肌荒れやストレスへの対処法

などを分かりやすく紹介・解説していきますよ。

ぜひこの記事を最後まで読んでストレスと肌荒れの関係をより深く知って、お肌の調子を上手にコントロールできるようになりましょう!

 

1.そもそもストレスって?

そもそもストレスって?

ストレスという言葉はあらゆるシーンでよく使われますが、具体的に「ストレスとは何か」と聞かれると答えるのが難しいという方も多いのではないでしょうか。

そこでまずは、ストレスの正体について解説していきますよ。

ストレスとは外側から掛けられる刺激や圧力のことを指し、ストレスを与える事柄や事象、人のことを「ストレッサー」と呼びます。

そしてストレッサーには大きく2つの種類があり、

  • 社会的ストレッサー…人間関係や家庭、仕事上での問題などが原因の内的要因
  • 身体的ストレッサー…温度や音、光などが原因の外的要因

といったように分けることができるんです。

また、2種類あるストレッサーはそれぞれ別の種類に思えますが、実はどちらも脳が感知しているストレスなんです。

 

2.ストレスで肌荒れが起こる理由

ストレスで肌荒れが起こる理由

前章ではストレスの正体について解説しましたが、「なんでストレスが肌荒れにつながるんだろう?」と疑問に思いますよね。

そこでこの章では、ストレスで肌荒れが起こる理由をよくある5つに分けてご紹介していきます。

それでは詳しく見ていきましょう。

2-1.自律神経の乱れ

まず1つ目の理由は、「自律神経の乱れ」です。

自律神経とは、人間の身体機能を毎日24時間コントロールし続ける大事な機能であり、以下の2つの種類の神経を使い分けて身体の調子を変化させています。

  • 交感神経…活動時に活発になる神経/血圧の上昇や瞳孔の拡大など興奮状態になる
  • 副交感神経…リラックス時に活発になる神経/血圧の下降や心拍数の低下など休息状態になる

そんな自律神経はストレスを受けることで交感神経を優位にする特性があり、本来リラックスするべきタイミングでも興奮状態が続くことで免疫機能の低下が起こるとされています。

そして、免疫機能が低下することでお肌のバリア機能も同様に低下し、健康的な肌状態が保ちにくくなるため、結果としてストレスが肌荒れにつながるんです。

2-2.内臓へのダメージ

次に2つ目の理由は、「内臓へのダメージ」です。

ストレスを感じると暴飲暴食といった食生活の乱れが生じることも少なくなく、胃腸への負担がかかって消化不良や代謝の低下が起こることがあります。

とくに代謝の低下は血液やリンパ液の流れの低下を引き起こし、お肌のゴワつきやニキビなどといった肌トラブルにつながるため、実は内臓へのダメージが肌荒れの原因になっているんです。

また、ストレスによって消化不良が起こっているときには、鼻の周りにニキビができやすいと言われているので、一つの目安にしてみてください。

2-3.ターンオーバーの乱れ

次に3つ目の理由は、「ターンオーバーの乱れ」です。

人間は精神的なストレスを感じると顔の皮脂分泌量が約2倍になる、という調査結果があり、皮脂の過剰分泌は吹き出物やニキビといった肌トラブルにつながります。

また、皮脂が過剰に分泌されることで体の酸化を促進させる「活性酸素」が生成されやすくなり、活性酸素はお肌の水分保持機能を低下させターンオーバーの乱れを引き起こします。

ターンオーバーが乱れると古い肌細胞が正常に排出されにくくなることから、乾燥だけでなくシミ、シワ、たるみ、ニキビなどといったようにさまざまな肌トラブルが現れるんです。

以上のことから、ストレスを受けることで結果的にターンオーバーが乱れて、肌荒れが引き起こされることが分かります。

2-4.血行不良

次に4つ目の理由は、「血行不良」です。

1つ目の理由で触れたように、自律神経はストレスを感じることで交感神経が優位になる時間が続くという特徴があります。

交感神経が優位になることで、常に緊張状態の身体は血液の循環が悪くなって血行不良を引き起こすと考えられており、老廃物の排出が上手くいかなかったり、お肌に栄養が行き渡らなくなってしまうんです。

そのため、血行不良は肌荒れを起こしやすい肌環境をつくるといえるでしょう。

また、血行不良は冷え性を引き起こして水分の循環を鈍化させる特性があることから、お肌の乾燥につながることも特徴ですよ。

2-5.ストレス性乾燥肌

最後に5つ目の理由は、「ストレス性乾燥肌」です。

ストレス性乾燥肌とは、脳がストレスを感じることで現れる特有の肌状態のことを指し、

  • ターンオーバーの乱れ
  • バリア機能の低下
  • 女性ホルモンの分泌量低下

などといった、肌荒れにつながるような悪影響が現れます。

また、脳がストレスを感じると「コルチゾール」という代謝や免疫に関係するホルモンが分泌され、このコルチゾールは健康的なお肌をつくる上で欠かせない「セラミド」を分解する特性があるんです。

そのため、ストレスを感じるとセラミドが不足してお肌の水分量が減っていき、乾燥のほかにも上記に挙げたような肌環境が現れるとされていますよ。

 

3.肌が荒れたときの対処法

肌が荒れたときの対処法

先ほどはストレスが肌荒れの原因になる理由についてご紹介しましたが、実際に肌が荒れてしまった場合のケアも知っておきたいですよね。

そこでここでは肌荒れへの対処法を、

  • スキンケア
  • 生活習慣

といった2つの項目に分けてご紹介していくので、実践できそうなものからぜひ取り入れてみてください。

それでは順番に詳しく見ていきましょう。

3-1.スキンケア

まず最初にスキンケアでの対処法について。

肌が荒れた時のスキンケアで意識したいポイントは、

  • 洗顔
  • 保湿
  • 紫外線対策

の3つが挙げられます。

これらはどれか一つをすればOKというわけではなく、すべてを取り入れることで肌荒れ改善の効果を得やすくなるため、ぜひ3つ一緒にチェックしてみてくださいね。

3-1-1..洗顔

洗顔は基本中の基本のスキンケアであると同時に、やり方を間違えるとお肌にダメージを与えてしまうケアでもあります。

そのため、肌荒れしているときの洗顔はいつもより刺激が少ないように意識して、お肌に優しい洗顔を心がけるようにしましょう。

お肌に優しい洗顔のポイントとしては、

  • 32℃程度のぬるま湯を使う
  • ゴシゴシ擦らない
  • 時間をかけずに素早く洗う

などを意識すると良いでしょう。

また、洗顔料は種類が多くて選ぶのが難しいと感じる方も多いと思いますが、ピュアセラの「ディープクレイ」は皮脂汚れを効果的に分解する「酵素」と汚れをしっかりキャッチする「クレイ」の両方が配合されていておすすめですよ。

3-1-2.保湿

肌荒れが起こっているときのお肌は、バリア機能が低下していたり乾燥が起こっていることが多いことから、成分にこだわった保湿ケアをすることが有効です。

保湿効果の高い成分としては、

  • コラーゲン
  • セラミド
  • ヒアルロン酸

などが挙げられ、これらの成分が配合された化粧水や乳液を使うことで保湿効果を実感しやすいですよ。

その中でもとくに「セラミド」はバリア機能を正常化するために重要な役割があることから、肌荒れが起きているときにはセラミドを意識した保湿ケアをするようにしましょう。

また、より高い保湿効果を実感したい方には美容オイルを使ったケアもおすすめで、「ピュアセラ美容オイル」には先述したセラミドの中でもとくに肌なじみの良い「天然ヒト型セラミド」が高濃度で配合されており、保湿とバリア機能の正常化が一度に期待できておすすめですよ。

3-1-3.紫外線対策

肌荒れが起きているときに紫外線を浴びると肌荒れが悪化する恐れがあることから、徹底した紫外線対策は肌荒れ改善や予防に効果的です。

具体的な紫外線対策としては、日焼け止めクリームを塗ったり日傘を使うといった基本的な対策を続けることがおすすめですよ。

また、紫外線は天候や季節を問わず地表に降り注いでいることから、晴れの日以外にも毎日対策することもポイントです。

3-2.生活習慣

続いて生活習慣での対処法について。

生活習慣で意識したいポイントは、

  • 食事
  • 睡眠

といった2つが挙げられます。

これらは毎日の生活と切っても切り離せない行為であるため、より良い生活習慣を身に着けることで自然と肌荒れの改善が望めますよ。

3-2-1.食事

栄養バランスの取れた食生活は、肌状態を健康的にするだけでなく自律神経を整えることにもつながることから、とくに意識したいポイントです。

現代の食事ではビタミンやミネラル、食物繊維などが不足しがちなので、これらの栄養素が含まれた食品を意識的に取り入れるようにすると栄養バランスが取りやすいですよ。

また、カルシウムは脳の興奮を抑えてイライラを鎮めるはたらきがあるため、自律神経が乱れて心が不安定になりがちな方はカルシウムが含まれた食品もおすすめです。

3-2-2.睡眠

質の高い睡眠を取ることは、肌荒れの原因である乱れたターンオーバーを正常化させることにつながります。

また、睡眠不足になると交感神経が優位になってストレスを感じやすくなることからも、質の高い睡眠は肌荒れへの対処法として有効といえるでしょう。

そのため、

  • 毎日6時間以上寝る
  • 寝る1時間前にはスマホやPCの画面を見ない
  • 寝る前にカフェインやアルコールを摂取しない

などといったポイントを意識して、快適な睡眠環境を作ってみてくださいね。

 

4.おすすめのストレス解消法

おすすめのストレス解消法

この記事ではここまで肌荒れの原因や対処方法をお伝えしてきましたが、そもそもストレスが溜まりすぎなければストレスによる肌荒れは防ぐことができますよね。

そこでこの章では、おすすめのストレス解消法を2つご紹介していくので、自分に合った方法を見つけてみてください。

それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。

4-1.心身をリラックスさせる

まず1つ目のストレス解消法は、「心身をリラックスさせる」です。

心身を意図的にリラックスさせることは自律神経を整えることにつながり、ストレスの解消と肌荒れ改善の2つの効果を同時に期待できます。

具体的なリラックス方法としては、

  • ぬるめのお湯にゆっくり浸かる
  • アロマオイルなどの香りを嗅ぐ
  • リズムが一定で音の高低が少ない音楽を聴く

などといったことは簡単に取り入れることができておすすめですよ。

4-2.ストレスとの向き合い方を変える

次に2つ目のストレス解消法は、「ストレスとの向き合い方を変える」です。

当たり前のことですが、ストレスを感じている場合はストレスを感じないような環境をつくることが効果的です。

しかしそうは言ってもなかなか環境を変えることは難しいですよね。

そこで、ストレスコーピングと呼ばれる以下の2つの方法を取り入れて、ストレスとの向き合い方を変えることがおすすめです。

  • 問題焦点コーピング…ストレスの原因を根本から取り除く方法(仕事上の人間関係がストレスに感じる場合、配置転換をするなど)
  • 情動焦点コーピング…ストレスの受け取り方を変える方法(仕事が増えてストレスを感じる場合、「それだけ自分は期待されている」などのように解釈するなど)

 

5.まとめ

今回この記事では、ストレスと肌荒れの関係について紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?

最後にもう一度、ストレスで肌荒れが起きる理由と肌荒れへの対処法をまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。

ストレスで肌荒れが起きる理由
  • 自律神経の乱れ
  • 内臓へのダメージ
  • ターンオーバーの乱れ
  • 血行不良
  • ストレス性乾燥肌
肌が荒れたときの対処法
  • スキンケア…刺激の少ない洗顔/成分にこだわった保湿/毎日の紫外線対策
  • 生活習慣…栄養バランスのとれた食生活/質の高い睡眠

ぜひこの記事を参考にストレスによる肌荒れを防止・改善して、心もお肌も健康的な状態をキープできるようになりましょう!

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