朝も夜も洗顔がめんどくさい!サボると肌はどうなるの?時短のポイントも解説

洗顔がめんどくさい!!

そう思うこと、ありませんか?

朝はバタバタで、丁寧に洗顔してる暇なんてない!
夜はクタクタで、洗顔料を泡立てるエネルギーすら残っていない……。

実は、私もそう思ってきた張本人です。
ちゃんと泡立てないと摩擦になるので、せっせと泡立てるのですが、それがめんどくさい。
あまりのめんどくささに、洗顔をサボってしまったことが何度もあります。

けれど、洗顔をサボったときの代償は惨いもので……

  • 朝の洗顔をサボったときのベタベタ感
  • 夜の洗顔をせずに寝落ちしてしまったときの、翌朝の肌のゴワゴワ感

サボったことがある方はわかると思いますが、がっつりダメージが出ますよね。
仕方なく、忙しくても疲れていてもせっせと泡立てて洗顔していました。

そんなある日、美容系の資格の勉強をしている際にある事実を知ったのです。
それは、朝の洗顔にも夜の洗顔にも、それぞれ目的があるということ!

その目的をしっかり果たすことは、美肌作りにはマスト。
高い美容液やエステよりも、まずは毎日2回の洗顔をしっかりすることが大切だと感じたのです。

それからは、いかにラクしてしっかり汚れを落とすかということばかり考えていました(笑)
おかげで、簡単に洗える洗顔料を発見しましたよ♪

そこで今回は、私と同じように洗顔がめんどくさいと感じている方のために、洗顔の必要性やおすすめアイテムなどをご紹介します。

この記事を読めば

  • 洗顔の目的
  • 洗顔をサボったときに起こるトラブル
  • おすすめの時短洗顔料

がわかります。

朝晩の洗顔がめんどくさいと感じている方、ラクしてキレイを手に入れたい方も、よかったら読んでみてくださいね♪

1.洗顔がめんどくさい理由

「洗顔のめんどくささ」って、一体どんなところにあるのでしょうか。
朝の洗顔と夜の洗顔、それぞれ考えてみましょう。

1-1. 朝は忙しい!必要性も疑問だ

洗顔がめんどくさい理由
まずは、朝の洗顔がめんどくさいと感じる理由を、私なりに考えてみました。

  • 忙しくて時間がない
  • 眠い
  • 冬場の洗面所が寒い

このように、朝は顔を洗うのが億劫になってしまうという条件が揃っています。

さらに

  • メイクをしてないから、そんなに汚れていない
  • 乾燥肌で皮脂が少ないから、むしろ洗わない方が肌によさそう

といったように、洗顔そのものの必要性も疑問に感じます

私は
「乾燥肌の人は、皮脂を落としすぎないように、朝はお湯だけで洗ったほうがいい」
という噂を耳にしてからは、お湯だけ洗顔をしておしまい♪なんて時期もありました。

しかしこれが原因で、化粧崩れや肌荒れを招くことに……。
結局めんどくさいと思いながらも、朝からせっせと泡立てて洗顔することにしたのです。

1-2. 夜はダブル洗顔がめんどくさい!

夜はダブル洗顔がめんどくさい!

そして夜は、なんといってもダブル洗顔がめんどくさいですよね。

仕事や育児でクタクタ、お酒を飲んで帰ってきてフラフラ……。
そのままベットに倒れ込みたいときだってあります。

けれど夜は

クレンジング→洗顔

という2ステップを踏まなくてはいけません。

クレンジングと洗顔が一体になった、ダブル洗顔不要のクレンジングも発売されていますが、私は
それを毎日使うのはよくないと思っています。(詳しい理由はのちほど説明しますね。)

なので、クレンジングを終えたあとに、せっせと泡立てて洗顔をする。
めんどくさいと思いながらも、この基本工程を地味に踏み続けるのが夜のルーティンとなりました。

2.洗顔には目的があります

洗顔には目的があります

このように、いろいろな理由からめんどくさいと感じてしまう朝晩の洗顔。

「せめてどちらかサボれないかな?」

そう思いますが、どんな美容本を読んでも、朝・晩2回の洗顔が推奨されています。
なぜ1日2回、洗顔をしなくてはいけないのでしょうか?

実は、朝の洗顔も夜の洗顔もそれぞれ別の目的があるのです。
一体どんな目的があるのか、みていきましょう。

2-1.朝の洗顔の目的

まずは朝の洗顔の目的。

眠っているあいだ、肌には

  • 分泌した皮脂や汗
  • ほこり

などが付着します。

これらを落とすのが、朝の洗顔の目的。

たとえ乾燥肌でも、夜にしっかり乳液やクリームで保湿しているので、一晩経てば、ほこりなどが付着してしまうのです。

しかもこれらは水洗いでは落としきれないので、しっかり洗顔料を使って洗うことが必要。

たしかに洗顔料を使わずに洗顔した日は、化粧ノリが悪く、化粧崩れも起こしていました。

やはり朝も洗顔料を使ってしっかり洗うべきだと、経験から感じています。

2-2. 夜の洗顔の目的

一方、夜の洗顔は、クレンジングのあとに肌に残った

  • クレンジング料
  • 汚れ
  • メイク

などを落とす目的があります。

これを知ったとき、私は驚きました。
クレンジングで完全にメイクを落とせていると思ったのですが、クレンジング剤もメイクも肌に残っているんですね。

とりあえずクレンジングだけしておけばいい、というのは間違いで、やはり洗顔もするべきだと思いました。

3.洗顔をサボるとこうなる

洗顔をサボるとこうなる

このように大切な目的を持つ洗顔ですが、もし洗顔をサボると肌はどうなってしまうのでしょうか?
具体的にチェックしていきましょう。

3-1.ニキビができる

洗顔をサボった翌日に、ニキビができてしまったという方もいるのではないでしょうか。

ニキビの原因菌であるアクネ菌は、皮脂が大好き。
洗顔をサボって毛穴に皮脂が詰まると、アクネ菌が皮脂を栄養として増殖。
やがて炎症を起こして、ニキビとなってしまうのです。

ニキビを増やさない、また悪化させないためにも、しっかり洗顔をすることが大切です。

3-2.毛穴が黒ずむ

洗顔をサボって皮脂や汚れ、老化角質などが混ざりあうと、白い塊になります。
これがいわゆる角栓。
この角栓が空気や紫外線に当たると、黒くなり、毛穴が黒ずんでしまうのです。

毛穴が黒ずむと、ケアが大変ですよね。
酵素洗顔をしたり、シートパックをしたり……。

めんどくさがり屋の私には、それこそがめんどくさい。
そんなスペシャルケアに頼らなくてもいいように、毎日の洗顔を大切にしていきたいものです。

3-3.肌がくすむ

洗顔をサボって皮脂やメイクが肌に残っていると、肌のターンオーバーが乱れます。
肌のターンオーバーとは、細胞が入れ替って古い角質が剥がれていくサイクル。
この入れ替わりがスムーズに行われないと、角質が厚くなる「角質肥厚」が起こります。

すると肌に透明感がなくなり、くすみが生じてしまうのです。

くすみは、年齢を感じさせる残念なトラブルのひとつですよね。
くすみを隠そうとして、化粧が厚くなって余計に透明感がなくなってしまうなんてことも。

肌のくすみでお悩みの方は、くすみ隠しの化粧下地に頼る前に、まずは毎日2回の洗顔を見直してみるのもいいと思います。

3-4.シミができる

シミの原因はたくさんありますが、洗顔をサボったときに肌に残る皮脂もそのひとつ。

肌に長時間留まった皮脂は、酸素と結びついて「過酸化脂質」という物質に変化。
この過酸化脂質は、シミの原因となるメラニン色素を生成してしまうのです。

シミを防ぐためには、紫外線のケアに加えて、毎日の洗顔で余分な皮脂を取り除いておくことも大切です。

3-5.異臭を放つ

肌に長時間留まった皮脂が酸素と結びついてできた「過酸化脂質」は、イヤな臭いの原因になります。
男性に比べて皮脂の少ない女性は、あまり感じることはありませんが、洗顔をサボり続ければ、過酸化脂質も増えて異臭を放つことも考えられますよね。

しかも、鼻周りは皮脂が多く、過酸化脂質ができやすい部分。
その臭さに鼻が慣れてしまえば、自分だけ臭いに気がつかないなんてこともあるかもしれません。

ステキな香水やヘアオイルにこだわる前に、まずはしっかり洗顔をすることも匂いケアのひとつだと感じました。

4.洗顔選びのポイントはコレ!

洗顔選びのポイントはコレ

というわけで、めんどくさくても美肌のためにはやらなきゃいけない、それが洗顔です。
では数ある洗顔料のなかで、一体どのようなものがいいのでしょうか。

ここでは、私が意識している洗顔料選びのポイントをご紹介していきます。

ちなみに私は

  • 泡立てるのがめんどくさい
  • 乾燥肌
  • 年齢肌(現在42歳)
  • ときどき敏感肌(生理前、花粉の時期、ストレスが多い時期など)
  • 毛穴の黒ずみやくすみが気になる

こんな状況です。

ひとつでも当てはまる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

4-1.ダブル洗顔不要『ではない』

めんどくさいとついつい手がでてしまうのが、ダブル洗顔不要のクレンジング。
今やダブル洗顔不要のクレンジングは人気で、オイルタイプやミルクタイプ、シートタイプのものまでありますよね。
たしかにダブル洗顔不要はラクだし、コスパもいい。

でも肌のことを考えると、毎日使うのはおすすめできません。
その理由は3つあります。

・クレンジングと洗顔料の目的が違うから

そもそも、クレンジングと洗顔は落とす対象が違います。

クレンジングは、メイクを落とすもの。
一方、洗顔料は肌に残った皮脂・汗・ほこり・クレンジング剤などを落とすためのものです。

そのためクレンジングには油分が含まれており、油性のメイクとよく馴染み、水性の洗顔料は、ほこりや汗を落とすことができるのです。

メイクをオフするのはクレンジングに任せて、のこりの汚れは洗顔料で落としたほうが、どちらもしっかり落とせるのは間違いないでしょう。

・強い界面活性剤が使われているものが多いから

また、ダブル洗顔不要の洗顔料に使われている成分も気になるポイント。

皮膚科医の吉木伸子先生の著書には、次のように書かれています。

なお、クレンジングと洗顔がいっしょになったワンステップ洗顔料なども最近はありますが、ワンステップで落とすためにはやはり強い界面活性剤が必要になります。手軽さの裏には、何かが犠牲になるのです。クレンジングで浮かせて洗顔料で落とす。このダブル洗顔こそ、肌に負担をかけないメイク落としです。

出典:吉木伸子『美人に化粧水はいらない』株式会社講談社, 2013, 67ページ

界面活性剤とは、汚れを落としたりすすぎやすくするために効果的なので、多くのクレンジング剤などに含まれています。一概に悪者扱いはできませんが、強すぎる界面活性剤は肌への負担になります。

乾燥肌や敏感肌、年齢肌といった悩みを持つ私にとっては、強すぎる界面活性剤はできるだけ避けたいものなのです。

・家にあると、結局それを使ってしまうから

これは、私のようにめんどくさがり屋にはわかっていただけると思いますが、ダブル洗顔不要のようにラクなものがあると、どうしてもそれを使ってしまう!(笑)

「肌にあまりよくないから、疲れているときだけ。忙しいときだけ。」

なんて誓って家に置いておこうものなら、終わり。
すべて使いきるまで、毎晩手を伸ばしてしまうのです……。

私の場合はそうなので、もうダブル洗顔不要のものは買わないことにしました(苦笑)

4-2.泡立てなくていい洗顔料

次に注目したいポイントが「泡立て」。

洗顔の何がめんどくさいって、泡立てることだと思うんです。

「摩擦は肌によくないから、しっかり泡立てて、泡で転がすように洗いましょう。」
このようなフレーズを、あなたも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

でも、正直これがめんどくさい!
モコモコになるまで泡立てるのって、たとえ泡立てネットを使ったとしても、それなりに手間がかかりますよね。(とくに肌にやさしそうな透明な洗顔石鹸は!)

でも泡立てなければ、肌摩擦を起こして乾燥やくすみ、シミの原因になってしまう……。

そこで気がつきました。

だったら、泡立てない洗顔料にすればいいんだ!

当たり前のようですが、意外と盲点だと思いませんか(笑)

「泡立てなくていい洗顔料なんてあるの?」
そんな声が聴こえてきそうですが

……あります!

のちほどご紹介しますが、私は出会いました♪
かなりラクなので、私のようにめんどくさがり屋の方には、ぜひ使って欲しいアイテムです。

4-3.しっかり汚れを落とせる

強い界面活性剤が使われているのはイヤだし、泡立てるのもイヤ。
そうなると肌にやさしいマイルドな洗顔料を……と思いますが、マイルドな洗顔料って汚れ落ちが甘いんですよね。

私は以前、マイルドなミルクタイプの洗顔料を使ったことがありました。
泡立てなくていいからラクだけど、なんだかスッキリしないんです。
毛穴の黒ずみも治らない。

やはりつっぱるのはイヤだけど、汚れを落とせないなら洗顔する意味がないと感じました

というわけで、3つ目のポイントに「しっかり汚れを落とせる」を加えておきたいと思います。

4-3.ラウリン酸フリーの洗顔料

最後のポイントとして、私はラウリン酸フリーの洗顔料を選ぶようにしています。

ラウリン酸という言葉、敏感肌でお悩みの方は耳にしたことがあるかもしれませんね。

ラウリン酸とは、植物油などに含まれる天然由来の成分。
アレルギーの心配がなく、石鹸の泡立ちをよくしてくれるので、広く洗顔石鹸に使われてきました。(成分名は「石ケン素地」や「○○油」などの油の名前で記載されているようです。)

これだけ聞くと、とても優秀な成分に感じますが、実はラウリン酸は肌への負担が大きいのがデメリット。アトピーを悪化させてしまうこともあるそうなんです。

私はアトピーではありませんが、季節によっては敏感肌。
肌への負担はできるだけ軽くしておきたいので、ラウリン酸フリーの洗顔料を選びたいと思っています。

5.めんどくさがり屋の私が行きついた洗顔料はコレ

たった15秒の泥パック洗顔ピュアセラディープクレイ

以上の点を考慮して、洗顔めんどくさい派の私が最終的に行きついた洗顔料があります。

ピュアセラディープクレイ!

これは、珍しいパックタイプの洗顔料です。
パックってめんどくさそうな響きがありますが、実はこれ超・時短アイテム!
手のひらに伸ばして、ババっと塗るだけなんです。泡立てる必要なし!
そして15秒経ったあと、くるくるマッサージしながら流せばOK。

酵素とクレイのWアタックで毛穴の黒ずみにもアプローチしてくれるので、シートパックや酵素洗顔などのスペシャルケアをする手間やコストも省けます♪

さらに肌にやさしいラウリン酸フリーなので、乾燥肌(ときどき敏感肌)の私にも相性が良いです。

詳しい使用感などはこちらに書いているので、よかったら読んでみてくださいね。

ピュアセラディープクレイを使っているおかげで、洗顔をサボったときに起こる、ニキビ、毛穴の黒ずみ、くすみとは無縁になりましたよ?

ラクしてキレイになりたい方には、高価な美容液を買ったりエステに通う前に、「まずはコレ買って!」って言いたいです。

6.まとめ

今回は、「洗顔がめんどくさい!」というテーマでお話してきました。

毎日の洗顔って、めんどくさいですよね。
でも洗顔には、朝と夜、それぞれ違った目的があります。
その目的を果たすために、朝と夜1日2回、洗顔することが大切。

もし洗顔をサボると、ニキビや毛穴の黒ずみ、くすみなど、さまざまな肌トラブルを招くことになります。

肌トラブルが起きてしまったら、ケアに時間がかかって余計にめんどくさい。
やはり優秀な洗顔料で毎日コツコツ洗うのが、結果めんどくさくないんです。

ピュアセラディープクレイのように、泡立てなくていい洗顔料もあるので、みなさんもぜひ毎日の「めんどくさい!」を乗り越えて、美しい肌を手に入れましょうね?

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