重曹で洗顔するのは危険!?やり方と口コミ、4つのデメリットを解説。45歳乾燥肌の体験談あり
最近、身近な「ある物」で洗顔をする人々がいます。
それは、「重曹」。
重曹とは、掃除や料理に使える、あの白い粉のこと。
スーパーでもドラッグストアでも安価で購入できるものですが、そもそも洗顔料として使ってもよいのでしょうか?
今回は、そんな気になるスキンケア法「重曹洗顔」についてクローズアップ。
重曹洗顔の効果や正しいやり方、考えられるデメリットなどを解説。
重曹洗顔が気になっている方へ、有益な情報をお届けしたいと思います。
  • 重曹で顔を洗っても大丈夫?
  • 重曹は肌に悪い?
  • 重曹洗顔の正しい方法は?
  • 重曹洗顔は毎日やっていい?
  • 重曹洗顔をすると毛穴や角栓はどうなる?
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.重曹洗顔とは?

重曹洗顔とは?
重曹洗顔とは、一体どのような洗顔方法なのでしょうか?
その概要を見ていきましょう。

1-1.重曹とは

重曹は、炭酸水素ナトリウムのこと。
ふくらし粉として料理に使われたり、酸性の汚れを落とす洗剤として活用されたり、幅広く活用されています。
また、次のような特徴が挙げられます。
  • 掃除用と食用がある
  • 弱アルカリ性物質である
  • 加熱すると二酸化炭素を発生する
  • 結晶が丸く、粉末のまま使うと、研磨剤のような効果が得られる
  • たんぱく質や脂肪を溶かす

1-2.重曹洗顔の効果

そんな重曹を使った洗顔方法は、SNSを中心に話題になりました。
具体的には、次のような効果が考えられます。

・皮脂の除去

重曹は、毛穴に詰まった皮脂を溶解。
黒ずみやニキビなどの原因になる過剰な皮脂のケアに効果が期待されます。

・ピーリング効果

次に考えられるのは、ピーリング効果。
重曹はアルカリ性ですので、弱酸性である肌表面の古い角質を柔らかくして除去する、ピーリングのような効果が期待できます。

2.重曹洗顔の4つのデメリット

重曹洗顔の4つのデメリット
以上のような効果が考えられますが、私はあまりおすすめしません。
なぜなら、次のような危険性を孕んでいるからです。

2-1.肌を乾燥させる

重曹洗顔は、肌を乾燥させます。
その理由は、重曹の脱脂力。
肌に必要なうるおいまで取ってしまう可能性があります。
そのため、洗顔後は入念な保湿が大切。
乾燥肌の人や敏感肌の方は、行わないようにしましょう。

2-2.肌を傷つける

重曹洗顔は、肌を傷つける危険性もあります。
重曹は結晶が丸いため、粉末のまま使うと、まるで研磨剤のように。
この作用が掃除をする際に役立つこともありますが、洗顔として使った場合、摩擦が起きて肌の表面を傷つけてしまう可能性があるのです。

2-3.目の角膜を損傷する危険も

もし重曹が目に入れば、角膜を損傷してしまう可能性も大いに考えられます。
重曹を洗顔として取り入れるのであれば、目の周りを避けて洗顔する必要があります。
すすぎの際も、十分に注意しながら行わなければなりません。
以上のことから、アイメイクをしっかりした方や、花粉の時期など目の周りもしっかり洗いたいときには不向きだと言えるでしょう。

2-4.トラブルが起きても自己責任

そもそも重曹は、洗顔用として販売されているものではありません。
そのため、もし何かしらの肌トラブルが起きても自己責任。
それをしっかり理解した上で、重曹洗顔をやるかやらないか、検討しましょう。
また万が一肌トラブルが起きてしまった場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。

3. 重曹洗顔の口コミ

重曹洗顔の口コミ
重曹洗顔は、本当に効果があるのでしょうか?
ここで、重曹洗顔で効果があった人となかった人の声を、チェックしてみましょう。

3-1.効果があった人の声

まずは、効果があったという人の声をピックアップしてみましょう。

3-2.効果がなかった人の声

一方で、次のように効果を得られてなかった人の声もあります。

4. 重曹洗顔のやり方

重曹洗顔のやり方
以上のように、賛否両論ある重曹洗顔。
どうしてもやってみたいという方のために、できるだけ肌に負担をかけないやり方をご紹介します。

4-1.パッチテストを行う

まずは、重曹洗顔を始める前にパッチテストを行いましょう。
パッチテストとは、皮膚炎が起こらないことを確認するためのテスト。
前腕もしくは上腕、背部など、紫外線の当たらないところに塗布して、1日後にその反応を肉眼でチェックします。
  1. 重曹と水を1:1くらいの割合で溶かす
  2. 腕の内側など、紫外線が当たらない部分に塗る
  3. 24時間後、赤みや痒みが出ていないかを確認する
赤みやかゆみなどの異常が現れた場合は、重曹洗顔は控えましょう。

4-2.重曹洗顔のやり方

重曹洗顔といっても、重曹を水に溶かしたり、クエン酸をプラスしたり、重曹をペースト状にしてパックしてからすすぎをするなど、さまざまな方法があります。
今回は、そのなかでも一番肌への刺激を抑えられる方法を、ご紹介したいと思います。

・食用の重曹を用意する

重曹は、食用・掃除用・工業用・医療用など、いくつかの種類があります。
比較的安全なのは、食用と医療用。
医療用は手に入りにくいと思いますので、食用の重曹がよいでしょう。
スーパーや100円均一でも販売されています。

・メイクをしている場合はクレンジングを

重曹洗顔を始める前に、メイクをしている場合は、クレンジング剤でメイクを落としておきましょう。
とくに重曹洗顔は目の周りを洗えませんので、しっかりアイメイクをしている方は、ポイントメイクリムーバーなどでオフしておいてくださいね。

・洗顔料を泡立てる

洗顔料を泡立てる
それではここから、重曹洗顔のスタートです。
まずは、お使いの洗顔料をしっかり泡立てましょう。

・重曹をひとつまみ加える

重曹をひとつまみ加える
できた泡に、重曹を一つまみ加えて混ぜます。

・こすらずに洗顔

Tゾーン
最初に皮脂の多いTゾーンに泡を乗せます。
もふもふ
もふもふと押しながらやさしく洗い、絶対にこすらないようにしましょう。
目の周りを大きく開けて、目に入らないようにするのもポイント。
その後、頬など他の部分も同様に洗います。
長時間洗顔するのはNG。
30秒以内くらいで、洗い終えるようにしましょう。

・ぬるま湯ですすぎ

すみやかに、ぬるま湯ですすぎをします。
これは通常の洗顔の時も同じですが、熱すぎるお湯は、肌に必要なうるおいまで洗い流してしまいます。
ぬるま湯で、すすぎ残しがないように丁寧にすすぎをしましょう。
すすぎの際も、泡が目に入らないように気をつけることも大切です。

・入念に保湿

重曹洗顔のあとは、肌が乾燥しています。
いつも以上に入念に保湿をしましょう。
肌は乾燥しすぎると、過剰に皮脂を分泌させて乾燥を防ごうとします。
これがニキビや黒ずみの原因にもなるので、保湿はどんな肌質の方にとっても大切。
化粧水でたっぷり水分を与えて、スキンケアの最後には、必ず乳液やクリームなどの油分で蓋をしましょう。
保湿力が高く、肌にやさしくうるおいを与えてくれるスキンケア製品がおすすめです。

・UVケアも忘れずに

重曹洗顔のあとは、肌がデリケートな状態。
ピーリング後のように、紫外線の影響も受けやすくなっているので、日中はUVケアを忘れずに行いましょう。

5. 重曹洗顔の感想

実際に重曹洗顔をしてみた感想
ここで、45歳で乾燥肌の私が、実際に重曹洗顔をしてみた感想をお伝えしたいと思います。

5-1.乾燥が気になった

現在、顔の下半分が荒れているので、今回、重曹洗顔をしたのはTゾーンのみでした。
重曹は控えめにしたので、つっぱるほどではありませんでしたが、いつもの洗顔よりは乾燥しているような気がしました。
乾燥しやすい頬や口周りを洗ったら、つっぱっていたと思います。
やはり重曹洗顔は、乾燥肌や年齢肌には向いていないと思いました。
オイリー肌の方も、もしやるならTゾーンだけなど、皮脂の多い部分だけに行うのがよいと思います。

5-2.小鼻の黒ずみは取れなかった

重曹が目に入る危険など、私がリスクを冒してまでやってみたかった理由のひとつに、小鼻の黒ずみがあります。
今回重曹を混ぜた泡で重点的に洗いましたが、見違えるような変化はありませんでした。
酵素洗顔など、専用のアイテムを使ったほうが効率的だと思います。

5-3.ひじやひざなど、ボディの角質にはいいかも

ボディの角質にはいい
Tゾーンとともに、ひじも角質が溜まっていたので洗ってみました
ひじのざらつきは緩和されて、なかなかいい感じ♪
保湿もしっかりしたので、つっぱることもありませんでした。
重曹は、顔には刺激的すぎるので、ひじやひざなど、角質のたまりやすいボディにおすすめだと思いました。
その際も、週1や2週間に1回など、間隔を空けて行いましょう。
また顔と同様、ボディを洗った後に、しっかり保湿をすることも大切です。

6. 毛穴が気になるなら、重曹よりも酵素やクレイがおすすめ

毛穴が気になるなら
以上のように、期待するほどの効果を感じられなかった重曹洗顔。
もし毛穴の汚れや角栓が気になるのであれば、しっかりアプローチできてかつ安全な「酵素」や「クレイ」を配合した洗顔料がおすすめです。
おすすめの理由は次のとおりです。

6-1.酵素は皮脂と古い角質を分解してくれる

酵素は、毛穴に詰まった皮脂や古い角質を分解してくれる成分。
酵素の配合された洗顔料は、毛穴のしつこい汚れや角質が気になっている人に、よい効果をもたらしてくれるでしょう。
古い角質によるくすみが気になっている方も、明るく透明感のある肌に導いてくれます。

6-2.クレイで汚れを吸着

クレイは、毛穴に詰まった汚れを吸着してくれる効果のある成分。
効率的に皮脂汚れをオフすることができます。

6-3.肌のために作られた洗顔料がいい

そもそも重曹は、スキンケア用ではありません。
販売されている洗顔料は、肌への効果や刺激など、さまざまな基準を満たしているもの。
それらの基準を満たしていない重曹をスキンケアに取り入れること自体に、危険性があります。
毛穴の汚れや角栓をケアできる優秀な化粧品は、すでに販売されています。
あえて重曹をスキンケアに取り入れる前に、適切なスキンケア製品でケアしてみてはいかがでしょうか。

7. まとめ

今回は、巷で話題の「重曹洗顔」にクローズアップしてきました。
重曹洗顔は、毛穴をキレイにしたり、ピーリング効果が期待できるなど、考えられるメリットもあります。
一方で、肌を傷つけたり、目の角膜を損傷するなど、大きな危険を孕んでいるのも事実。
私も実際に行っていましたが、やはり肌が乾燥してしまいました。
もし重曹をスキンケアに取り入れたいのであれば、ひじや、ひざなど、角質が厚い部分のスペシャルケアとして取り入れるのがおすすめ。
顔の毛穴の角栓や黒ずみが気になる方は、酵素やクレイの入った洗顔料を試してみてほしいと思います。
SNSで広がる様々なスキンケア方法。
肌を傷めることがないよう、気をつけましょう。
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