フェイスラインを引き締める方法は?たるみ改善してキュッと引き締まった輪郭へ
他人の目に映りやすいフェイスライン。
フェイスラインがくっきりしているかぼやけているかで、印象を大きく左右しますよね。
実はフェイスラインの悩みにはいくつかタイプがあります。
そこで今回は、美しいフェイスラインを取り戻すために、悩みタイプ別のケア方法をご紹介。
エクササイズや生活習慣の改善方法、美容医療やスキンケアまで、さまざまなアプローチをまとめて解説していきます。
キュッと引き締まった輪郭を手に入れたい方は、ぜひ参考になさってくださいね。

1.フェイスラインとは

フェイスラインとは
フェイスラインとは、顔の輪郭のこと。
具体的には、頬や耳の下あたりからあごにかけてのラインを指すのが一般的です。
では、美しいフェイスラインと残念なフェイスラインでは、どのような違いがあるのでしょうか。
掘り下げて見ていきましょう。

1-1.美しいフェイスラインの特徴

美しいフェイスラインは、次のような特徴があります。
  • はっきりとした輪郭

    美しいフェイスラインは、輪郭がはっきりしていて、シャープな印象を与えます。

     

  • こめかみから顎先まで自然な丸みがある

    こめかみから顎先までのラインが滑らかで、自然な丸みがあることで、若々しい印象を与えます。

1-2.残念なフェイスラインの特徴

一方で、残念なフェイスラインは、次のような特徴があります。
  • 首と顎のラインがぼやけている

    残念なフェイスラインは、頬から顎にかけてのラインがはっきりせず、境目がわかりにくく、ぼやけた印象。
    顔が大きく見えたり、太って見えることがあります。

  • こめかみや頬にくぼみ

    こめかみや頬にくぼみがあり、自然なカーブを描いていないのが特徴。
    こけているように見え、年齢を重ねた印象を与えます。

2.【タイプ別】フェイスラインの悩みの原因

フェイスラインの悩みの原因
以上のように、印象を大きく左右するフェイスライン。
そんなフェイスラインのタイプは、大きく分けて2つあります。
それぞれ原因が異なるため、ご自身のタイプがどちらに当てはまるかチェックしてみてくださいね。

2-1.二重顎タイプ

顎下に脂肪が溜まっているのが「二重顎タイプ」。皮膚がたるんで顎が二重に見える状態です。
二重顎タイプは、次のような原因が考えられます。

・悪い姿勢

次のような悪い姿勢は、二重顎を引き起こします。
  • 猫背
    猫背になると、頭が前に突き出しやすくなります。この姿勢により顎の下の皮膚が垂れ下がり、脂肪が溜まりやすくなります。
  • ストレートネック
    ストレートネックになると、首の自然なカーブが失われ、頭が前に突き出しやすくなります。これにより顎の下に脂肪が溜まりやすくなります。

・体重増加

体重が増えると、顎の下に脂肪が蓄積しやすくなります。
顎に下についてしまった脂肪にアプローチするには、舌回し運動も効果的。
耳の下から鎖骨にかけて伸びる胸鎖乳突筋を鍛えて、くっきりとしたフェイスラインをめざすことができます。
こちらの記事にて詳しいやり方をご紹介しているので、併せてチェックしてみてくださいね。

2-2.ブルドッグタイプ

頬や顎周りの皮膚や脂肪が垂れ下がり、まるでブルドッグのような顔立ちになるのが「ブルドッグタイプ」。
次のような原因が考えられます。

・加齢

加齢によって、次のような変化が起こり、たるみを引き起こします。
  • 皮膚弾力の低下
    真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが減少して、皮膚のハリや弾力が消失。
    皮膚が下がりやすくなります。
  • 筋力の低下
    加齢により、顔の皮膚を支えている筋力も低下。皮膚がたるみ、顔の輪郭が崩れやすくなります。
  • 骨密度の低下
    加齢とともに骨密度が低下。骨の厚みが減少し、頬骨や顎のラインが目立ちにくくなることがあります。

・無表情

年齢を重ねていなくても、無表情で長時間過ごしていると、顔の筋肉が使われず、口周りや顎の筋肉が緩んでたるむことがあります。

・肌の乾燥によるハリの減少

肌は乾燥すると、しぼんでハリのない状態に。
さらにバリア機能が低下。紫外線や摩擦などの外的刺激のダメージを受けやすくなります。これがコラーゲンやエラスチンの生成を低下させて、結果的にたるみやすい肌になってしまいます。

・悪い姿勢

悪い姿勢は、二重顎だけでなく、ブルドッグ顔の原因にもなります。
首や顎周りの筋肉の緊張や疲労を引き起こし、結果的に顔のたるみが進行。
また血行不良により、細胞に必要な栄養が行き渡りにくく、ハリや弾力が失われてたるみにつながる可能性も。

3.フェイスラインを改善する美容医療

フェイスラインを改善する美容医療
美しいフェイスラインを取り戻すためには、美容医療を取り入れるという方法も。
フェイスラインに効果を発揮するさまざまなアプローチがありますが、ここでは一部のメニューをご紹介します。

3-1.ハイフ

超音波を使って皮膚の深部を加熱し、たるみを引き締める施術。
コラーゲン生成が促進されることで、皮膚が自然にリフトアップされます。
ダウンタイムがほとんどないため、軽度のたるみや、ダウンタイムを避けたい人、たるみを予防したい人に適しています。

3-2.糸リフト

特殊な糸を皮膚の下に挿入して、皮膚を引き上げることで、たるみを改善する施術。
即効性があり、自然なリフトアップが期待できると言われています。
ハイフでは改善しない頬や顎周りのたるみが気になる人に効果的です。

3-3.脂肪吸引

顎下や頬の余分な脂肪を取り除くことで、シャープなフェイスラインを作る施術。
顎下や頬に脂肪が多くそれが原因で、二重顎やブルドッグ顔なっている人に適しています。

3-4.ボトックス注射

顎などに筋肉の動きを抑えるボトックスを注射して、フェイスラインを引き締める施術。
食いしばりなどで咬筋が発達していて、フェイスラインが四角くみえる人に効果的です。

4.フェイスラインをなくさないための生活習慣

フェイスラインをなくさないための生活習慣
フェイスラインは、生活習慣も大きく関わっています。
ここで、美しいフェイスラインを手に入れるために意識したい生活習慣をご紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね。

4-1.食生活

まずは、食生活。フェイスラインを美しく保つために次のような食生活を意識しましょう。

・栄養バランスのよい食事

適度に引き締まった肌を保つためには、栄養バランスの良い食事が必要。
健やかな細胞を作り出すためには、ビタミンA、C、Eやたんぱく質をはじめ、さまざまな栄養素が必要です。できるだけバランスの良い食事を意識しましょう。

・塩分が多すぎる食事はNG

塩分が多すぎる食事は、むくみを引き起こします。
それが顔をたるませやすくするので、気をつけましょう。

・食べ過ぎない

食べ過ぎると、体重増加につながり、フェイスラインにも脂肪がつきやすくなります。

・よく噛んで食べる

よく噛んで食べることも大切。噛むことで顎や頬の筋肉が鍛えられ、フェイスラインの改善につながります。
目安は1口30回。
食べ過ぎの防止にもなるので、意識してみてくださいね。

4-2.姿勢改善

美しいフェイスラインを保つためには姿勢改善も欠かせません。
とくに、スマートフォンを見るときや、パソコンを打つ時など、姿勢が崩れやすいので要注意。頭が肩の上にしっかりと乗っている状態をイメージして、頭を前に突き出さないように意識しましょう。
また、長時間同じ姿勢でいると姿勢が崩れやすくなります。
ストレッチやエクササイズを定期的に取り入れ、筋肉を柔軟に保ちましょう。

4-3.質の良い睡眠

質のよい睡眠をとることも大切。
肌の修復にかかわる成長ホルモンは、寝ている間、とくに寝入りの3時間に多く分泌されます。
寝入りにぐっすりと眠れるように、睡眠環境を整えるようにしましょう。
  • 寝る前にパソコンやスマートフォンを使用しない。
  • 寝る1時間前ぐらいから部屋を薄暗くしてリラックスしておく
  • 寝る前にカフェインを摂らない
  • 深酒をしない
以上のポイントを意識するとよいでしょう。

5.肌自体をたるませないためのスキンケア方法を紹介

肌自体をたるませないためのスキンケア
乾燥や加齢などによるハリ不足を解消するためには、次のようなスキンケアも有効です。

5-1.洗顔

ゴシゴシ洗顔や洗いすぎなど、不適切な洗顔は、ハリ不足を促進します。
しっかり泡立てて、泡でモフモフと押し洗いするようにしましょう。
やさしく洗うと汚れが落ちないような気がする方は、酵素やクレイの洗顔もおすすめ。
汚れを速やかに分解してキャッチしてくれるので、肌に負担をかけずに汚れを落とすことができます。
とくに、くすみや毛穴の汚れが気になる方にはおすすめです。

5-2.保湿

しっかり保湿することも、ハリ不足を解消するために大切なポイントです。

・ブースターを使う

ブースター
乾燥や加齢で肌がごわついている方は、ブースターがおすすめ。
肌が柔らかくなって化粧水の浸透がアップします。
セラミド配合のオイル
私が使用しているのは、セラミド配合のオイルのブースター。
ほんの少量なじませるだけで、ふわっと柔らかくなって保湿力が長続きしますよ。

・顎の下や首まで保湿する

顔だけでなく、顎の下や首も一緒に保湿しましょう。
化粧水や乳液を首まで伸ばしたり、シートマスクを首にも乗せるなどして、顔同様に保湿することで、うるおいを保ちやすくなります。

5-3.UVケア

紫外線、とくにUV-Aは、コラーゲンやエラスチンを破壊してたるみの原因となります。
雲や窓ガラスも通過するので、季節や外出の有無に関わらず、毎日しっかりUVケアをするようにしましょう。

6.まとめ

今回は美しいフェイスラインを取り戻す方法について、解説してきました。
残念なフェイスラインは、悪い姿勢や生活習慣、加齢などさまざまな理由が考えられます。
生活習慣を整え、適切なエクササイズを取り入れるなど、ご自身に合った方法で美しいフェイスラインを取り戻してみてくださいね。
また、日々の正しいスキンケアで肌自体をたるませないこともとても大切。
美しいフェイスラインを取り戻すためにも、日頃のスキンケアをしっかり見直してみてくださいね。
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