シュウウエムラのクレンジングは毛穴の黒ずみ・角栓に効果あり?サクラはメイクが落ちないのかも検証
多くの人が愛用しているシュウウエムラのクレンジングオイル。
豊富なラインナップで、肌悩みに合わせてセレクトできる人気商品です。
なかでも今回クローズアップしたいのが、毛穴の悩み。
毛穴の角栓や黒ずみにクレンジングオイルをなじませると、取れやすくなることがありますが、シュウウエムラのクレンジングオイルも毛穴に効果があるのでしょうか。
今回、しつこい毛穴の黒ずみに悩む私が、シュウウエムラのクレンジングオイルを一週間に使い続けた様子をレポート。毛穴に効果があったのか、写真付きで詳しく解説していきます。
また、毛穴に効果があると言われる「サクラ」は、「メイク落ちが悪い」、「ぬるぬるする」といったネガティブな口コミも。実際、どのような使用感なのか、詳しくお伝えしていきたいと思います。
  • シュウウエムラのクレンジングはいちご鼻に効く?
  • シュウウエムラのクレンジングオイルで、毛穴に効くのはどれ?
  • シュウウエムラのサクラは、メイク落ちが悪い?
  • シュウウエムラのサクラはぬるぬるする?
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みくださいね。

1.シュウウエムラのクレンジングオイルで毛穴に効くのはどれ?

シュウウエムラのクレンジングオイルで毛穴に効くのはどれ?
シュウウエムラのクレンジングオイルは、いろいろな種類があります。
毛穴の角栓・黒ずみには、どのタイプが効果的なのでしょうか。
チェックしていきましょう。

1-1.シュウウエムラのクレンジングは5種類

シュウウエムラのクレンジングオイルは、全部で5種類。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
  • 【茶色】アルティム8……人気ナンバーワン。メイク落ちとうるおいを両立したオイル。
  • 【ピンク】サクラ……洗浄力が高く、さっぱりとした使い心地。オイリー肌向け。
  • 【黄色】ボタニック……リッチなテクスチャーで、乾燥肌や敏感肌でも使いやすいオイル。
  • 【緑】ユースラディアント……空気中の微粒子もオフ。肌の酸化も防止してくれるオイル。
  • 【紫】ブランクロマ……洗浄力が高く、肌の透明感のアップが期待できる。
それぞれ、テクスチャー、香り、価格、メイク落ちなどに違いがあります。
5種類の違いについては、こちらの記事にして詳しく掲載しております。

1-2.毛穴の悩みには、サクラがおすすめ

毛穴の悩みに効果が高いと言われているのが、「サクラ」こと『フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル』。
ピンク色のやわらかい印象とは裏腹に、さらっとしたテクスチャーで、さっぱりした使用感。
エステル系のオイルを使用しており脱脂力も高いため、オイリー肌に向いているクレンジングオイルです。

2.【検証】シュウウエムラのサクラで毛穴の角栓・黒ずみは改善する?

毛穴の角栓・黒ずみ
それでは、ここからシュウウエムラのサクラが、本当に毛穴の角栓・黒ずみに効果を発揮してくれるのか、実験してみたいと思います。

2-1.使用したのは1週間

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
サクラを継続して使用したのは1週間。
最初の3日間は夜のクレンジングで使用して、4日目以降は朝の洗顔にも取り入れました。
なお、クレンジング後のダブル洗顔は行っていません。
この1週間は、酵素洗顔やスチーマー、蒸しタオルなどのスペシャルケアは行わず、通常のスキンケアのみ。
ベースメイクには、クッションファンデを使用していました。

2-2.使用前の毛穴

使用前の毛穴
シュウウエムラのサクラを使用する前の毛穴がこちら。
汚くて申し訳ありません……。
赤い丸が、黒い角栓がある部分。
青い丸は、白い角栓がある部分です。
45歳・乾燥肌で皮脂は少なめですが、ターンオーバーが遅くなっており、一度このような毛穴の黒ずみが発生すると、なかなか改善しません(泣)

2-3. 1日目

1日目
1日目。
夜のクレンジングで使用しました。
気になる小鼻の脇から、オイルをなじませます。
気になる小鼻の脇
くるくるとやさしく円を描くようになじませたところ、指にざらつきを感じました。
その後、顔全体にオイルをなじませて、乳化、すすぎという基本的な工程をして完了。
すすぎ後は、白い角栓がけっこう取れていて、黒い角栓は変化がありませんでした。

2-4. 2~3日目

2~3日目。
夜のクレンジングで使用しました。
昨日に比べて、オイルをなじませる際に指に感じた小鼻のざらつきが、減っているような気がします。
すすぎ後の毛穴の黒ずみに、大きな変化はありませんでした。

2-5. 4日目

ここまでで毛穴の黒ずみに劇的な変化を感じなかったので、4日以降は朝の洗顔にも取り入れました。
朝晩2回の使用を続けたところ、すすぎをしたあとの肌が、明るくなめらかになっているのを実感。
毛穴への変化よりも先に、このような肌全体の変化を感じました。

2-6. 5~6日目

しぶとく残っていた黒い角栓ですが、徐々に小さくなっているように感じます。
黒い角栓がまだ毛穴に詰まっていますが、表面に飛び出ている分がなくなって、全体的に目立ちにくくなってきました。

2-7.7日目

7日目
7日目のすすぎを終えた状態がこちら。
白い角栓は完全になくなりましたが、やはり頑固な黒い角栓は残っているような感じです。
一方で、一週間前より肌全体が明るくなって、つるんとしたような気がします。
ただ肌は乾燥してしまって、たっぷり保湿をしないとファンデーションのノリが悪くなってしまいました。
乾燥肌の私にとって、朝晩2回のサクラは、刺激が強すぎたと思います。
乾燥肌や敏感肌の方で、サクラによる角栓を退治したい場合は、ときどきTゾーンだけになじませるくらいがよいかもしれません。

2-8.頑固な黒ずみには酵素洗顔

角栓
毛穴の黒ずみは、皮脂と古い角質が混ざり合ってできた塊が、空気や紫外線に触れて酸化したもの。
そのため、改善するには、皮脂や古い角質にしっかりアプローチしてくれる成分が必要です。
おすすめは、酵素洗顔。
皮脂と古い角質を分解してくれる酵素が配合された洗顔を使えば、頑固な黒ずみも取れやすくなります。
とくに、乾燥肌や敏感肌の人は、連日サクラを使い続けるのは危険。
肌の乾燥を悪化させてしまう可能性があるからです。
そのような方は、酵素洗顔による週1回のスペシャルケアを検討してみてはいかがでしょうか。
酵素洗顔の中には、マイルドでデイリーに使えるものもあるので、毎日こつこつ毛穴ケアをしたい方はそのような製品を見つけてみてくださいね。

3.【検証】シュウウエムラのサクラはメイク落ちが悪い?

シュウウエムラのサクラ
シュウウエムラのサクラは、「メイク落ちが悪い」というネガティブが口コミも見られます。
実際、メイク落ちは悪いのでしょうか。
検証してみました。

3-1. サクラはエステル系

クレンジングオイルとひとえにいっても、大きく分けて次の3種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

・炭化水素系

ミネラルオイルや石油由来の成分を含んでいるタイプ。
メイクをするオフする力が強く、比較的リーズナブルだというメリットがあります。
一方、洗浄力が高いため、肌のうるおいを奪う可能性が高く、スピーディーにメイクオフすることが大切です。

・エステル系

エステル化合物を主成分としているタイプ。
さらっとしたテクスチャーで、メイク落ちがよいという特徴があります。
一方、こちらも洗浄力が高い分、肌が乾燥しやすいというデメリットもあります。
今回ピックアップしているシュウウエムラのサクラは、このエステル系に分類されます。
またサクラ以外では、紫のブランクロマがエステル系となります。

・油脂系

オリーブ果実油、ホホバ種子油などの植物油がベースとなっているタイプ。
肌が乾燥しにくい一方で、炭化水素系やエステル系に比べて、洗浄力が低く、値段が高いというウィークポイントもあります。
シュウウエムラのクレンジングオイルのなかでは、アルティム8、ボタニック、ユースラディアントは油脂系に分類されます。(ただし、100%油脂ではなく、エステル系もブレンドされています。)

3-2.メイク落ち検証

メイク落ちがよいとされるエステル系に分類されるサクラ。
どの程度のメイクが落ちるのか、検証してみましょう。
メイク落ち検証
腕に塗布したのは、次のメイクアップ化粧品です。
  • マスカラ
  • 眉マスカラ
  • アイブロウパウダー
  • アイシャドウ
  • リップ
ちなみにマスカラは、スマッジプルーフマスカラとウォータープルーフのハイブリッドで、落ちにくい設計。
眉マスカラは、ロングラスティング処方です。
サクラをなじませていきます
ここに、サクラをなじませていきます。
今回は、乾いた手で行いました。
すべてのメイクがふわっと浮いてきました
メイクとなじませると、すべてのメイクがふわっと浮いてきました。
他のオイルでは、マスカラや眉マスカラが残ることが多かったのですが、サクラはすべてが浮き上がっています。
すべてのメイクを残らずオフ
すすぎ後は、すっきり。
すべてのメイクを残らずオフすることができました。
サクラ以外のクレンジングオイルのメイク落ちは、こちらの記事にて掲載しておりますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

3-3.メイク落ちが悪くなる理由

以上の検証から、サクラはメイク落ちがよいということがわかりました。
メイク落ちが悪いと感じる方は、次のポイントに注意してみてください。

・使用量

メイク落ちが悪いと感じる方は、クレンジングオイルの使用量が少ない可能性もあります。
メーカーが1回の使用で推奨しているのは、4プッシュ。
ただしサクラはテクスチャーがサラサラしているので、4プッシュ分を一気に手に乗せると、指の隙間からこぼれ落ちてしまいます。
そのため、まず2プッシュして顔に馴染ませてから、追加で2プッシュする方法が推奨されています。
こうすることで、顔全体にオイルが行き渡り、メイクをしっかり落とすことができます。
サクラのメイク落ちが悪いと感じる方は、クレンジングオイルのつけ方、使用量に注意してみてくださいね。

・手や顔が濡れている

メイク落ちが悪いと感じる方は、手や顔が濡れている可能性がないか、チェックしてみてください。
シュウウエムラのクレンジングオイルはすべて濡れた手でも使えますが、びしょびしょに塗れていると、洗浄力は低下してしまいます。
濡れた手で使用する場合は、多少水気を払って使うようにしましょう。
また顔が濡れている場合、乳化がすぐに始まってしまうので、洗浄力の低下につながります。
濃いメイクをしているときは、手や顔が濡れていない状態で使うことをおすすめします。

4. 【検証】シュウウエムラのサクラはぬるぬるする?

サクラはぬるぬるする
シュウウエムラのサクラは、「すすぎ後にぬるぬるする」という口コミも見られます。
それに関して、検証してみました。
すると、私もすすぎ直後は、若干のぬるつきを感じました。
しかし、しっかりすすぎをしていくと、徐々にぬるつきは消滅。
最終的にタオルオフしたあとは、つるんとして、むしろつっぱりを感じることもありました。
ぬるつきが気になる方は、次のポイントを意識してみてください。

4-1.必ず乳化を行う

クレンジングオイルは、必ず乳化を行ないます。
メイクとオイルをなじませたあと、少量の水を加えましょう。
白っぽく濁ったら、乳化した合図。
その後、すすぎをします。
乳化をしないと、オイルが肌に残り、ぬるつきを感じやすくなることがあります。
サクラを使ってぬるつきを感じる方は、しっかり乳化をしているかチェックしてみてくださいね。

4-2.しっかりすすぎをする

乳化をしたあとは、しっかりすすぎをすることも大切。
メーカーは20回以上、すすぎをするように推奨しています。
最初はぬるつきを感じていても、20回以上すすぎをしているうちに、徐々にぬるつきが消えていくので、ぜひやってみてくださいね。
ただし、すすぎをする際に、お湯を使うのはNG。
熱すぎるお湯は、肌を乾燥させてしまいます。
ぬるま湯でやさしくすすぎをしましょう。

4-3.どうしてもぬるつきが気になるときは、ダブル洗顔を

シュウウエムラのクレンジングオイルはダブル洗顔不要ですが、絶対にNGというわけではありません。
メーカーに確認したところ、「お好みで、ダブル洗顔をしてもOK」とのことでした。
ただし、サクラは洗浄力が高く、すすぎ直後はぬるつきが気になっても、やがてぬるつきが消えて、肌がつっぱってしまうこともあります。
その日の肌の状態を見極めて、取り入れてみてくださいね。
こちらの記事にて、シュウウエムラのクレンジングオイル正しい使い方を詳しく解説しておりますので、併せてチェックしてください。

5. まとめ

今回は、シュウウエムラのクレンジングオイルの毛穴への効果について、クローズアップしてきました。
毛穴の角栓・黒ずみに効果があると言われているのは、ピンク色の『フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル』。
実際に1週間使い続けてみたところ、白い角栓は完全になくなり、黒い角栓がやや残っているような感じでした。
ただし、サクラは脱脂力が強いため、乾燥肌や敏感肌の方の継続使用は注意が必要です。
また「メイク落ちが悪い」「ぬるぬるする」と感じる方は、使い方に問題があるかもしれません。
今回ご紹介した正しい使い方を参考に、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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