洗顔ブラシは使わない方がいい?毛穴やいちご鼻に効果があるのか口コミをチェック
毛穴がキレイになるアイテムとして知られている洗顔ブラシ。
プチプラから高級美容家電まで、たくさんのブラシが販売されています。
そんな洗顔ブラシですが、「本当に毛穴に効果があるの?」「肌によくないのでは?」と疑問に思われる方も多いようです。
そこで今回は、洗顔ブラシのメリット・デメリットを徹底解説。
洗顔ブラシは本当に毛穴に効果があるのか、肌にダメージはないのかなど、気になるポイントを解説していきたいと思います。
  • 洗顔ブラシがダメな理由は?
  • 洗顔ブラシは必要?
  • 洗顔ブラシは毎日使える?
  • 洗顔ブラシは電動の方がいい?
  • 洗顔ブラシは100均に売ってる?
  • 洗顔ブラシでいちご鼻は解消できる?
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1.洗顔ブラシとは?

洗顔ブラシとは?
洗顔ブラシとは、一体どのようなアイテム製品なのでしょうか。その特徴をチェックしていきましょう。

1-1.顔専用のブラシ

洗顔ブラシとは、顔を洗浄するための専用のブラシ。
ボディ用のブラシと違い、柔らかい毛が付いており、普通の洗顔では取りきれない肌の汚れを洗浄する目的があります。

1-2. 洗顔ブラシの種類・選び方

洗顔ブラシとひとえにいっても種類はさまざま。ここでいくつか選び方のポイントをご紹介します。

・手動vs電動

洗顔ブラシは手動の製品と電動の製品があります。
・手動の洗顔ブラシの特徴
手動の洗顔ブラシは、電動に比べてリーズナブル。
100円ショップでも販売されています。
ダイソーの洗顔ブラシ
ちなみにこちらはダイソーの洗顔ブラシ。
手動の洗顔ブラシは、肌への当たりをご自身の力で調整できるため、適切に使うことができれば、肌への負担を減らすことも可能。
ただし、力加減が強すぎると、余計に肌への負担となるので注意が必要です。
・電動の洗顔ブラシの特徴
力を入れることなく、肌に当てるだけで肌を洗浄できるのが電動タイプ。
大きく分けて、ブラシ自体が回転する回転タイプと、音波の振動で汚れを落とすタイプがあります。
中にはアタッチメントを交換することで、ボディケアにも使えるものも。

・ブラシの素材の違い

洗顔ブラシは、ブラシの素材にも違いがあります。
・毛
一般的な洗顔ブラシは、毛でできているタイプ。
天然毛や人工毛など、毛の種類にも違いがあります。
なかには、柔らかくしなやかな熊野毛を採用している洗顔ブラシもあります。
メリットとしては、柔らかく肌にやさしいという点、また泡立ちが良いという点が挙げられます。
・シリコン
洗顔ブラシには、シリコン製のものもあります。
シリコン製の洗顔ブラシは、洗いやすく衛生面でGood。
毛が抜けてしまうこともないので、長持ちするというメリットがあります。

・顔全体用vs部分用

洗顔ブラシは、顔全体用と部分用があります。
顔全体用
顔全体用は、額や頬など広い面の洗浄に適しています。
部分用
部分用は、小鼻の周りなどの細かい部分の洗浄に適しています。

2.洗顔ブラシを使わない方がいいと言われる理由

洗顔ブラシを使わない方がいいと言われる理由
以上のようにさまざまなタイプが販売されている人気の洗顔ブラシですが、「使わない方がいい」という意見があるのも事実です。
その理由は、ずばり、摩擦が起きるから。
肌は摩擦が起こると、刺激から守ろうと角質を厚くしたり、メラニンを生成してしまいます。
これがシミやくすみ、乾燥などの肌トラブルの原因に。
これらのトラブルについて、一般ユーザーや美容有識者の声をチェックしてみましょう。

2-1.SNSの悪い口コミ

SNSには次のような悪い口コミが見られました。
  • シミができた
  • 肌が真っ赤になった
  • 肌荒れがひどくなった
ちなみに私も過去に、電動と手動の洗顔ブラシを使用したことがあります。
初めて、電動の洗顔ブラシを使用した際、ピリピリとかゆみが出てしまい、すぐに使用を中止しました。年齢肌&乾燥肌の私には刺激が強すぎたようです。
その後、手動の洗顔ブラシを使いましたが、心地よさや効果を感じられず、今では使っていません。

2-2.美容有識者の意見

洗顔ブラシは、美容有識者のあいだでも、賛成派と反対派がいるようです。
なかでも、かずのすけさんや石井美保さんは、次のようなデメリットをお話されています。

・かずのすけさん

かずのすけさんは、かつてご自身のブログで、オフスキンケアの美白効果についてお話しされていました。
その際、「微妙にでも肌に負担になるスキンケアを長期的に続けることで、徐々に肌が黒ずんでしまう」とおっしゃっています。その肌に負担になるスキンケアのひとつに、洗顔ブラシが挙げられていました。

・石井美保さん

石井美保さんは、かつて洗顔ブラシを使ってゴシゴシと毛穴をこすっていたそうです。しかし、肌は刺激を与えるとどんどん硬くなり、毛穴が開閉しにくくなるため、詰まった角栓が取れにくい状態になってしまったそうです。

3.洗顔ブラシのメリット

洗顔ブラシのメリット
以上のように、使わない方がいいという意見もある洗顔ブラシですが、メリットもあります。どのようなメリットがあるのか、詳しく掘り下げていきましょう。

3-1.汚れを効果的に落とせる

洗顔ブラシのメリットとして、まず挙げられるのが、汚れを効果的に落とせるということ。
細いブラシ毛が、毛穴に詰まった汚れを掻きだしてくれるため、手で洗うよりも、しっかりと汚れをオフすることができると考えられます。

3-2.血行促進

また、ブラシによるマッサージ効果で、血行促進が期待できます。
肌の血行が良くなることでくすみが解消。
ターンーオーバーをサポートすることで、健やかな肌を目指すことができます。

4.洗顔ブラシの使い方の注意点

洗顔ブラシの使い方の注意点
一方で、洗顔ブラシは次のようなデメリットもあります。正しい使い方のポイントと共にご紹介していきます。

4-1.肌質によってはNG

洗顔ブラシを使用してもOKなのは、普通肌~脂性肌の方。
普通に洗顔するよりも洗浄力が高く、刺激もあるため、乾燥肌や敏感肌の方にはおすすめできません。
ご自身の肌質をしっかり見極めて、取り入れるか判断しましょう。

4-2.週1~2回のスペシャルケアとして

たとえ、普通肌や脂性肌の方でも、洗顔ブラシによる、摩擦は肌へのダメージになります。
そのため、毎日使用するのはおすすめできません。
週1~2回程度のスペシャルケアとして取り入れることをおすすめします。

4-3.肌荒れしているときは使わない

洗顔ブラシは、肌荒れしているときは使用しないようにしましょう。
摩擦が刺激となり、肌荒れが悪化してしまいます。
とくにニキビができているときは、悪化させてニキビ跡を残してしまう可能性があるので、絶対に使用しないようにしましょう。

4-4.たっぷりの泡で

たっぷりの泡を作る
洗顔ブラシによる摩擦を回避するために、たっぷりの泡を作ることが大切。
洗顔ブラシでも泡を作ることができますが、製品によっては泡立てに時間がかかります。
泡立ちが悪い場合は、泡立てネットでたっぷりの泡を作ってから、洗顔ブラシを使用するがおすすめです。

4-5.やさしい力で、すみやかに

洗顔ブラシでゴシゴシこするのはNG。
肌を傷つけてしまいます。
手動の洗顔ブラシは、できるだけやさしい力で円を描くように行いましょう。
電動の洗顔ブラシを使う際も、やりすぎはNG。
使用は短時間にして、すみやかにすすぎをしましょう。

4-6.肌に押し付けない

洗顔ブラシを強く押し当てるのもよくありません。
肌に押し付けない
手動、電動に関わらず、強く押し当てるとブラシ毛がつぶれて、肌にダメージを与えるだけでなく、洗浄力も低下します。
肌に対してまっすぐ当てて
肌に対してまっすぐ当てて、やさしく洗いましょう。

4-8.清潔を保つ

洗顔ブラシは、衛生面でも注意が必要。
汚れた洗顔ブラシは、肌荒れの原因となるので、気をつけましょう。
流水でしっかり洗浄
使用した洗顔ブラシは、流水でしっかり洗浄。
風通しの良い場所で乾燥
その後、風通しの良い場所で乾燥させて、清潔な状態で保管しましょう。

5.洗顔ブラシ以外での肌にやさしい毛穴ケアは?

.洗顔ブラシ以外での肌にやさしい毛穴ケア
「やはり洗顔ブラシはリスクがあるので使いたくない」と思われる方もいらっしゃいますよね。
そのような方に向けて、洗顔ブラシ以外の毛穴ケアをご紹介します。
ご自身の毛穴タイプに合わせて、適切なお手入れを取り入れてくださいね。

5-1.詰まり毛穴(いちご鼻)

角栓が、ポツポツと目立っているのが詰まり毛穴。
最初は白い角栓ですが、空気や酸素に触れると黒くなり、いわゆる「いちご鼻」になります。
角栓の原因となる皮脂や古い角質にアプローチできる酵素洗顔が有効。
なかには、酵素がクレイに溶け込んだ洗顔料もあります。
パックタイプであれば摩擦を防ぐこともできるので、肌に負担をかけずに毛穴ケアができますよ。
また、角栓の酸化予防として、ビタミンC美容液を取り入れるのも有効です。

5-2.たるみ毛穴

たるみ毛穴は、真皮層の老化によってハリが低下して、毛穴がたるんで目立っている状態。
レチノールやナイアシンアミドなど、真皮層にアプローチできる成分や、抗酸化作用のあるビタミンCやコエンザイムQ10が入った化粧品が有効です。
またイオン導入やエレクトロポレーションなど、深部へ有効成分を浸透させる美容法も効果的です。

5-3.開き毛穴

過剰な皮脂によって、毛穴が開きっぱなしになって目立ってしまうのが開き毛穴。
皮脂抑制効果のあるビタミンCを配合した化粧品がおすすめです。
また油分が多いからといって、保湿を怠ると余計に皮脂分泌を誘発してしまうので、化粧水や油分が少なめの乳液などで、しっかり保湿することも大切です。

6.まとめ

今回は、洗顔ブラシのメリット・デメリットについてお伝えしてきました。
洗顔ブラシは毛穴の奥の汚れを効率的にオフできるアイテム。
一方で、摩擦による刺激によって肌にダメージを与えてしまうため、注意が必要なアイテムでもあります。
今回ご紹介した、正しい使い方を参考に、極力肌にダメージを与えないように取り入れるようにしましょう。
洗顔ブラシを使用せずに毛穴の悩みを解決したい方は、ご自身の肌質をしっかり見極めて、適切なケアを取り入れてくださいね。
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