ブースターオイルのメリットは?デメリットはないの?気になる疑問を徹底解説!

オイル美容が流行してから早数年。私もすっかりオイル美容の虜になっています♪

とくに気に入っているのは、オイルをブースターとして取り入れる方法
※ブースターとは、化粧水の前に塗布することで、肌を整えたり、やわらかくしてくれる導入化粧品です。

肌がしっとり&ふっくらして、元気になる感じがするんですよね♪

でも先日、美容好きの後輩ちゃんと久々にランチして、こんなことを聞かれました。

ブースターにオイルを使うと、ベタベタしません?化粧水、弾いちゃいそうだし。

たしかに、私もオイル美容を始める前は、ブースターとしてオイルを使う意味がイマイチわかりませんでした。なぜ化粧水より先にオイルを塗るといいのかな、って。

でも使ってみたらびっくり!
思っていたよりも軽いテクスチャーで、仕上がりの肌もサラサラ。
化粧水はよく染み込むし、肌のコンディションがとてもよくなってきたんです。

そこで今回は、ブースターオイルのメリットとデメリットをご紹介!
肌にどのような効果があるのか、逆効果にならないのか、間違った使い方はあるのか、しっかりチェックしておきましょう。

オイル美容に興味がある方、ブースターオイルをお探しの方は、よかったら参考にしてみてくださいね。

1.ブースターオイルは意味ない?気になる疑問を解決


気になる疑問を解決

1-1. ブースターオイルは意味がない?

化粧水の前に使用するブースターオイル。

「化粧水や乳液で保湿できるので、ブースターオイルはあまり意味がないのでは?」と考える方もいらっしゃいますよね。

しかし、そんなことはありません。
ブースターオイルには、化粧水や乳液などの基本のスキンケア製品にはない特別な効果があるのです。

1-2. どんな効果がある?

そのブースターオイルならではの効果とは、ズバリ「肌を柔らかくして、化粧水の浸透をアップさせること」。

乾燥してごわごわになった肌は、化粧水の浸透がよくありません。
そのような肌にブースターオイルをなじませることで、肌がやわらかくなり、化粧水の通り道ができるのです。

何もつけずにいきなり化粧水をつけるよりも、ブースターオイルで柔軟になった肌のほうが、化粧水が浸透しやすいということですね。

1-3.化粧水を弾いてしまわない?

しかし、そこで気になるのがオイルの撥水性。

「水と油はなじまないから、ブースターオイルを塗ってしまうと、化粧水を弾いてしまうのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。

でも、大丈夫。

ブースターに使用されているのは、ホホバオイルやアルガンオイルなどの親水性の高いオイル。

親水性の高いオイルは、オイルでありながら水分をキャッチする力もあるので、ブースターとしては最適です。

1-4. 一度に何滴使う?いつ使うのが効果的?

ブースターの使用量は、1回のお手入れで1~3滴。

使用量が多すぎると、べたつきや化粧崩れの原因になってしまうので気をつけましょう。

ただし、肌の乾燥が気になるときやブースターオイルに入っている美容成分を享受したいときは多めに使うのも一手。

肌の状態に合わせてブースターオイルの量をコントロールして、適切なケアを行うことが大切です。

2.ブースターオイルの8つのメリット

ブースターオイルの8つのメリット

次に、ブースターオイルのメリットをチェックしていきましょう。

2-1. 肌になじみやすい

オイルは肌になじみやすいというメリットがあります。

その理由は、人の肌にも「皮脂」という油分があるから
同じ油同士、ケンカせずに、仲良くなじんでくれるんですね。

たとえばオイル美容の人気立役者「ホホバオイル」。
ホホバオイルの主成分はワックスエステルといって、「天然界で最も人の皮脂に近いオイル」といわれるほど、肌なじみのいいオイルなんです。

アルガンオイルやオリーブオイルに含まれているオレイン酸も、人の皮脂と似た成分でできており、肌なじみをよくしてくれます。

オイルを肌に塗ったらベタベタしそうですが、意外にもさらさらした仕上がりになるのは、このような理由があるからです。

2-2. 肌をやわらかくしてくれる

オイルは、肌をやわらかくしてくれる効果もあります。

これは、革の靴やバッグに油を塗るとやわらかくなるのと同じ。
ゴワゴワと硬くなった肌も、オイルが浸透(※角質層まで)すれば、やわらかくなるのです。

乾燥や紫外線などによって、肌がゴワゴワしてしまった経験はありませんか?
ターンオーバーが乱れて、古い角質が蓄積してしまうからです。

そのようなときも、オイルを塗ると効果的。
ゴワゴワした肌にオイルが浸透することで、やわらかい質感に変わっていきます。

2-3. 化粧水や乳液の浸透を高めてくれる

肌がやわらかくなることで、その後の化粧水や乳液の浸透もアップします。
これは、オイルがブースターとして使われる最大の理由!

たとえば、カラカラに乾いた土に水をあげても、なかなか浸透しませんよね。
でも、よく耕されたやわらかい土ならどうでしょう。
スーッと染み込んでいきます。

肌も同じ。

ゴワゴワして硬くなった肌には、化粧水が入りにくいと感じることもありますが、肌がやわらかくなれば、化粧水や乳液も浸透しやすくなるのです。

 

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2-4. 水分の蒸発を防いでくれる

肌に浸透したオイルは、水分の蒸発を防ぐ効果もあります。

人の肌にある皮脂は、皮膚の表面に膜を作って、肌の水分の蒸発を防ぐ働きがあります。
それと同じように、肌に浸透したオイルは、水分の蒸発を防いでくれるのです。

ちなみに、私が現在使っているピュアセラ美容オイルは、セラミド配合
セラミドは、水分を挟み込んで蒸発を防いでくれる効果があるので、さらに保湿力が期待できますね。

ブースターで使うなら、セラミド配合のものもおすすめですよ♪

2-5. 肌を外的刺激から守ってくれる

オイルは肌本来のバリア機能を高めて、外的刺激から守る効果も期待できます。

バリア機能の低下は、

  • 洗顔のしすぎ
  • 加齢
  • 紫外線
  • 乾燥

などさまざまな原因で起こります。

バリア機能が低下した肌は、紫外線や花粉などの外部からの刺激を受けやすい状態。
かゆみや赤み、乾燥などを招いてしまいます。

バリア機能が高まることによって、外的刺激にも負けない、健やかな肌になるのです。

ちなみに、ホホバオイルと並んで人気のアルガンオイルは、多少の紫外線防止効果も期待できます。
SPF5〜9程度なので、十分な日焼け止め効果があるとは言えませんが、うれしいメリットのひとつですね。

2-6. 量を調節することでそのときの肌の状態に合わせたケアができる

ブースターオイルは基本的に少量でOKですが、肌の状態に合わせて調整することも可能。

それによって、乾燥肌にしっかりうるおいを与えられたり、元気のない肌に美容成分をたっぷり与えることもできます。

2-7. 年齢と共に減っていく油分を補える

オイル美容には、年齢とともに減っていく油分を補えるというメリットもあります。

健やかな肌は、水分と油分がバランスよく存在しています。
しかし、水分も油分も、年齢と共に減少してしまうのです。

肌の水分は、産まれたときがピーク。
そこから徐々に減少していきます。

肌の油分は10代後半から増え始め、20歳くらいから多い状態をキープ。
しかし40代になると、急激に減少していきます。

肌が乾燥すると水分を与えることに必死になりがちですが、実は油分も減っている可能性があるのです。

現在42歳の私も、まさにコレでした。

化粧水を塗っても、塗っても、肌は乾く一方(泣)
でも、ブースターオイルを始めてから、肌がしっとりして、ツヤも出るようになったんです。
おそらく、水分だけでなく、油分も減っていたんでしょうね〜。

減っていく油分を補えるブースターオイルは、私のような年齢肌にはぴったりだと、日々実感しています。

2-8. ビタミン類などの美肌成分も享受できる

オイルによっては、ビタミン類や必須脂肪酸など、美肌づくりに効果的な栄養も含まれています。
ブースターとして、オイルを使えば、それらの美容効果も得られるのもうれしいポイントですね。

たとえば、アルガンオイルやホホバオイルには、ビタミンEが含まれています
抗酸化作用により肌老化から守ってくれる若返りビタミン!
血流もよくなって、くすみの解消も期待できます。

また、オイルによっては、オイル100%ではなく、美容成分が含まれている商品もあります。

ちなみに私が使っているピュアセラ美容オイルは、水分を挟み込んで蒸発を防いでくれるセラミドと、セラミドが作られるのをサポートしてくれる和漢植物入り♪

このようにオイル自体が持つ栄養や、オイル美容液に含まれている美容成分の効果を得られるのも、ブースターオイルのメリットです。

3.ブースターオイルの5つのデメリット

ブースターオイルの5つのデメリット

このように、ブースターオイルにはさまざまなメリットが存在します。

一方で、気になるのはデメリット!
化粧水より前にオイルを塗って本当に大丈夫なのか、気になりますよね。

ここで、デメリットも詳しくチェックしておきましょう。

3-1. 塗りすぎると化粧崩れの原因に

オイルはいくら肌なじみがいいといっても、塗りすぎはNG。

とくに、本来の皮脂が多いTゾーンにオイルを塗りすぎると、化粧崩れの原因になります。

オイルによって適量はさまざまですが、1~3滴で、十分しっとりします。
Tゾーンは薄めに、乾燥しやすい頬や口周りはしっかり塗布しましょう。

もしオイルを多く出しすぎてしまった場合は、首やデコルテ、手などに伸ばせばOKです。

3-2. ニキビを悪化させることも

過剰な油分を与えることで、ニキビを悪化させてしまうことがあります。
とくに、皮脂の分泌が多い思春期ニキビの方は要注意

オイルによっては、オレイン酸を多く含んでいるものがあります。

オレイン酸とは、ニキビの原因菌であるアクネ菌のエサになる成分。
思春期ニキビの方や、もともとオイリー肌の方は、ニキビを悪化させてしまう可能性もあるので避けたい成分です。

  • オリーブオイル
  • ツバキオイル
  • アルガンオイル

などはオレイン酸の含有量が高いので、思春期ニキビの方は、使用を避けた方がよいでしょう。

一方、20代以降にできる大人ニキビの場合、オイルがニキビを改善することもあります。

大人ニキビは、乾燥により水分と油分のバランスが崩れて、過剰な皮脂分泌が起こることでできてしまうからです。

オイルで乾燥を防ぐことで、水分と油分のバランスが整えば、ニキビが改善されることもあるのです。

ニキビが悪化することのないように、自分の肌タイプを見極めて、適切なオイルを選びましょう。

3-3. 肌に合わないことがある

これは化粧品全般にいえることですが、人によってはオイルが肌に合わないこともあります。

肌が敏感な方やアレルギーが心配な方は、使う前にパッチテストを行いましょう。

私も、乾燥がひどいときや生理前などは、肌が敏感になることがあります。
基本的に新しい化粧品を試すときは、肌コンディションがいいときにしますが、念のため

  • サンプルをもらって試す
  • 返金保証のある商品を選ぶ

などして、初めて使う化粧品で肌荒れしないかチェックしています。

私のように肌トラブルが気になる方は、本格的に使い始める前にいろいろ試して、自分に合うオイルを見つけてくださいね。

3-4. 古いオイルを使うとトラブルに

これも化粧品全般にいえることですが、古くなった化粧品は肌トラブルの原因になります。
とくに酸化したオイルは、肌への刺激になったり、くすみや色素沈着などの肌トラブルの原因に。

開封後は、半年程度で使いきるとよいでしょう。
(オイルによっても酸化するスピードが違いますのでメーカーに確認するのがおすすめです。)

といっても、ブースターで使用するのは、ほんの1~3滴で充分。
少量でしっとりするので、うれしいことに、意外とオイルが減らないんですよね……。

なので私は、ボディや髪などあらゆるパーツに使って、オイルを半年以内に消費するようにしています。
いろいろな使い方ができるのは、オイルならではのメリット。

  • 毛穴クレンジング
  • 化粧水や乳液を混ぜる
  • リキッドファンデーションと混ぜる
  • メイク直しに使う
  • アウトバストリートメント
  • 頭皮マッサージ
  • 手指の乾燥ケア

もしオイルを期限内に使いきれない場合は、こうして全身に使ってしまいましょう♪

そして開封前、開封後にかかわらず

  • 高温多湿の場所
  • 温度変化の激しい場所
  • 直射日光が当たる場所

などは避けて、温度変化の少ない場所に保管することをおすすめします。

3-5. オイルの種類がありすぎる

ブースターオイルをこれから取り入れようという方にとっては、オイルの種類がありすぎるのも難点。
どんなオイルがいいのか、迷ってしまいますよね。

スキンケアで使用されるオイルは、大きく分けて次の3つのタイプがあります。

植物性オイル

植物の実や種から抽出されたオイル。
軽いテクスチャーで、いろいろな使い方を楽しめます。
オイル美容の立役者として、人気のオイルが多数。

・ホホバオイル
・アルガンオイル
・ローズヒップオイル
・オリーブオイル
・スイートアーモンドオイル

動物性オイル
動物から採取したオイル。
保湿力が高く、こってりしたテクスチャーが特徴です。・馬油(馬から採れるオイル)
・スクワラン(深海魚から採れるオイル)
・エミューオイル(エミューという鳥から採れるオイル)
ミネラルオイル
化粧品として精製された鉱物油。
鉱物油を肌に塗って大丈夫かな、と思いがちですが、実は赤ちゃんにも使用されるほど、安全性の高いオイルです。
ワセリンはミネラルオイルのひとつです。

このように、オイルといっても、種類はさまざまです。
テクスチャーもオイルらしいとろみのあるものや、さらさらしているものまで、いろいろあります。

これだけあると、どれを使っていいか悩みますよね。

ちなみにワセリンは、水を弾く性質があるので、スキンケアの最後に蓋として使うのがよさそう。

もしブースターとして使うなら、軽いテクスチャーで、肌なじみがよい植物オイルをおすすめします♪

といっても、私もホホバオイルとアルガンオイルがどちらも好きで選べず……(苦笑)
結局、ホホバオイルとアルガンオイルの両方が入っている今のオイル(ピュアセラ美容オイル)に落ち着きました。

みなさんも、いろいろ試して、ぜひ自分の肌に合ったブースターオイルを見つけてみてくださいね。

4.おすすめブースターオイル

おすすめブースターオイル

以上のことから、選ぶべきブースターオイルは、肌を柔らかくしてくれて、親水性の高いオイル。
中でも美容成分が配合されているとより高い美容効果を期待できますよね。

私が愛用しているのは、そんな条件を満たしているブースターオイル。

ブースターで肌を柔らかくする

ベースは、親水性の高いアルガンオイルやホホバオイルを使用。

ヒト型セラミドなどうれしい美容成分も豊富に含まれています。

ツヤ肌とは?

極度の乾燥肌だった私の肌ですが、このオイルのおかげで一年中モチモチの肌に。

40代でも自然なツヤ肌を作ることができますよ。

5.まとめ

今回は、ブースターオイルのメリット、デメリットについて、お話してまいりました。

ブースターオイルには、次のようなメリットがあります。

  • 肌になじみやすい
  • 肌をやわらかくしてくれる
  • 化粧水や乳液の浸透を高めてくれる
  • 水分の蒸発を防いでくれる
  • 肌を外的刺激から守ってくれる
  • 使い方が簡単なので、継続しやすい
  • 年齢と共に減っていく油分を補える
  • ビタミン類などの美肌成分も享受できる

一方、ブースターオイルには、次のようなデメリットも挙げられます。

  • 塗りすぎると化粧崩れの原因に
  • ニキビを悪化させることも
  • 肌に合わないことがある
  • 古いオイルを使うとトラブルに
  • オイルの種類がありすぎる

以上のように、ブースターオイルには、メリットもデメリットもあります。
しかし、メリットの方がデメリットよりも多いのも事実。

デメリットは、理解していれば防げるものがほとんどです。

冒頭で「オイルを先に塗ったら、化粧水を弾いてしまうのではないか」という疑問がありましたが、それよりも肌がやわらかくなって化粧水の浸透が高まるというメリットの方が大きい♪

オイルがブースターとして使われる人気の理由には、デメリットもカバーするほどのメリットが存在するのです。

乾燥がひどい私には、ブースターオイルは、もはや必須アイテム。
肌がキレイになると気分もよくなるので、手放せません♪

どうかみなさんも、運命のブースターオイルに出会えますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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