オイル美容で広く知られるアルガンオイル。
なかでもメルヴィータのアルガンオイルは、世界中で愛されている人気商品です。
一方で「メルヴィータは良くない」という口コミもあるようです。
一体、メルヴィータのアルガンオイルは、どのように良くないのでしょうか。
今回は、メルヴィータのアルガンオイルの成分や効果、口コミを徹底リサーチ。
併せて、45歳の私が実際に使ってみて、使用感を本音でレポートしたいと思います。
- メルヴィータはどこの国のブランド?
- アルガンオイルはいつ顔につける?
- メルヴィータが合う年齢層は?
- メルヴィータのアルガンオイルは良くない?
- アルガンオイルはシミが濃くなる?
- メルヴィータのアルガンオイルの使用期限は?
- メルヴィータで肌荒れした人はいる?
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひお読みくださいね。
Contents
1.アルガンオイルってどんなオイル?
オイル美容で広く知られているアルガンオイル。
一体どのようなオイルなのでしょうか。まずはその特徴をチェックしていきましょう。
1-1.アルガンツリーから採取される植物油
アルガンオイルは、アルガンツリーの果実から抽出される植物油です。
アルガンツリーが生育するのは、モロッコの南西部のみ。
手作業で採取されるため生産に時間がかかり、大変希少なオイルと言われています。
こちらの記事にて、より詳しい作り方をご紹介しておりますので、併せてチェックしてみてくださいね。
1-2. 美容や食用に
アルガンオイルは、オイル美容の立役者。
肌や髪、ボディなど、さまざまなパーツに塗布することができます。
また食用としても用いられており、さまざまな健康効果が期待されると言います。
1-3.注目成分
アルガンオイルは、栄養豊富なオイル。
なかでも次のような成分が、注目されています、
・オレイン酸
アルガンオイルの50%を占めているのが、オレイン酸。
保湿力が高く、肌や髪をしっとりさせる効果が期待できます。
また、私たちの皮脂と同じ成分でできているため、肌なじみがよいというメリットも。
・トコフェロール
アルガンオイルには、トコフェロールと呼ばれるビタミンEも豊富に含まれています。
ビタミンEは、抗酸化作用が高いビタミン。
活性酸素による肌トラブルや老化から、守ってくれる効果が期待されます。
また血流をよくする効果もあるので、くすみを改善したり、肌に必要な栄養をスムーズに運ぶサポートになると考えられます。
・リノール酸
アルガンオイルには、リノール酸も含まれています。
リノール酸は、体内で作り出すことができない必須脂肪酸。
肌を柔らかくする効果が期待できます。
1-4.美容としての使い方
アルガンオイルは、次のようにさまざまな使い方ができる万能オイルです。
- ブースターとして
- スキンケアの最後に
- 毛穴ケア
- ひじ・ひざ・かかとなどの角質ケア
- 髪の保湿
- マッサージのキャリアオイルとして
2.メルヴィータのアルガンオイルの特徴
今回クローズアップしているメルヴィータのアルガンオイルは、どのような特徴があるのでしょうか。
チェックしていきましょう。
2-1.メルヴィータとは?
メルヴィータは、フランス発祥のブランド。
植物の恵をふんだんに取り入れた、オーガニックコスメブランドです。
石油系界面活性剤や合成香料、合成着色料など、肌に刺激となる可能性がある成分を排除。
分解されやすい成分を取り入れ、「肌にも地球にもやさしいブランド」として製品づくりが行われています。
2-2.アルガンオイルはメルヴィータの看板商品
メルヴィータのなかでも、とりわけ人気を博しているのが、『ビオオイル アルガンオイル』。
こちらは、アルガンオイル100%で、メルヴィータの代名詞とも呼ばれる人気製品。
50mLで4,290円(税込)です。
その他、ローズのエッセンシャルオイルが配合された『ビオオイル アルガンオイル ローズ』、ロールオンタイプの『ビオオイル アルガン タッチオイル』、ムーミンのイラストが描かれている『アルガンオイル ムーミン&スナフキン』など、さまざまなタイプが発売されています。
2-3.一番搾り
メルヴィータのアルガンオイルは、アルガンツリーから採れた実から低温圧搾で抽出した一番搾りを採用。
着色料や防腐剤などの化学物質を配合していない、ピュアなオイルです。
2-4. MY(マイ)ドロップ・アプリケーター
メルヴィータのアルガンオイルは、1滴ずつ使用量を調整できる「MY(マイ)ドロップ・アプリケーター」を導入。
肌の状態や使用方法によって、好みの量を微調整することができます。
3.メルヴィータのアルガンオイルの口コミ
メルヴィータの『ビオオイル アルガンオイル』は、どのような口コミがあるのでしょうか。
アットコスメやLIPSに寄せられた、良い口コミと悪い口コミをチェックしてみました。
肌質別にご紹介していきます。
3-1.良い口コミ
まずは、良い口コミを見てみましょう。
・乾燥肌
- 皮むけが落ち着く
- メイクノリがよくなった
- 肌がもっちりする
・脂性肌
- サラサラしていてべたつかない
- 毛穴の目立ちが改善した
- オイルは苦手だったが、これなら使える
・混合肌
- 肌が敏感なときも使える
- 肌が柔らかくなった
- 化粧水の入りがよくなった
・敏感肌
- 肌の乾燥が改善した
- 皮ムケした部分のケアにも使える
- 刺激を感じずに使える
3-2.悪い口コミ
一方、次のようなネガティブな口コミも見られました。
・乾燥肌
- べたつきが気になる
- これじゃないとダメというほどの魅力はない
- 口コミにあるような劇的な変化はなかった
・脂性肌
- 少量ずつしか使わないので減りが遅く、最終的に香りが悪くなった
- 夏には重い
- 匂いが気になる
・混合肌
- べたつきが気になる
- 匂いが気になる
- 蓋が開けづらい
・敏感肌
- 肌の変化を感じなかった
- 肌に合わなかったので、髪に使って消費している
- こってりしすぎている
4.メルヴィータのアルガンオイルの基本の使い方
それではここから、メルヴィータのアルガンオイルの使い方をご紹介していきます。
メーカーに問い合わせた点もあるので、回答も併せてシェアしていきますね。
4-1.朝晩のスキンケアに
メルヴィータのアルガンオイルは、朝晩のスキンケアで使うことができます。
しかし、「オイルは油焼けでシミができるので、朝は使わないほうがいいのでは?」と考える方もいらっしゃいますよね。その点をメーカーに聞いてみました。
私
メルヴィータのアルガンオイルは朝も使えるのでしょうか?
メルヴィータ様
はい、朝もご使用いただけます。
私
油焼けの心配はありませんか?
メルヴィータ様
はい、油焼けの心配はございません。ただし、アルガンオイルに日焼け止めの効果はありませんので、スキンケアの最後には日焼け止めをお使いください。
ということで、油焼けによってシミができる心配はありませんが、必ず朝のスキンケアの最後には日焼け止めを塗るようにしましょう。
4-2.洗顔後
メルヴィータのアルガンオイルで、メーカーが推奨しているのは「ブースター」としての使い方。
肌が柔らかくなって、その後のスキンケア製品の浸透がよくなると言います。
洗顔後、清潔な肌に使用します。
その後、いつもの化粧水などでスキンケアをしましょう。
4-3.塗布量
塗布量は、肌質によって違います。
- 普通肌……5~8滴
- 乾燥肌……10滴
- 脂性肌……3~5滴
皮脂の多いTゾーンは少なめに、乾燥しやすい頬周りは多めに塗布するなど、パーツによって調整することも大切です。
4-4.塗り方
手にオイルを出し、顔の中心から外側に向かって伸ばし、全体になじませます。
皮脂の多いTゾーンは、手に残ったオイルをなじませる程度でよいと思います。
4-5.使用期限
メルヴィータのアルガンオイルは、防腐剤が入っていないピュアなオイル。
使用期限が一般的な化粧品と異なるようなので、メーカーに聞いてみました。
私
メルヴィータのアルガンオイルの使用期限を教えてください。
メルヴィータ様
未開封の状態で購入から2年。開封後はなるべくお早めにお使いください。
私
「お早めに」とは、だいたいどのくらいでしょうか?
メルヴィータ様
開封後は半年くらいを目途に、お使いいただきたいと思います。
というわけで、未開封の状態で購入から2年、開封後は6ヶ月程度で使い切るようにしましょう。
「未開封で3年」と記載されているサイトも散見されたので、ご注意くださいね。
また、直射日光が当たらない、風通しのいい場所に保管することも大切です。
5.メルヴィータのアルガンオイルを45歳が使ってみた
それではここから、45歳・乾燥肌の私が、メルヴィータのアルガンオイルを実際に使った様子をレポート。よかった点と悪かった点を、本音でお伝えしていきます。
5-1.キャップが開けづらい
口コミをチェックしたところ「キャップが開けづらい」という意見がいくつか見られました。
たしかに独特の形状をしていて、やや開けづらいです。
公式オンラインショップには、「キャップのくぼみに 親指の腹をあて、押し上げると同時に、キャップを上にキュッと引っ張ります。」との記載が。
赤丸で囲んだ部分がくぼみです。
このくぼみに親指を当てて、上に押し上げながらキャップを外すとすんなり開きました。
開けづらいと感じている方は、くぼみを活用してみてくださいね。
5-2.1滴ずつ出てくる
先述したように、メルヴィータのアルガンオイルは、1滴ずつ使用量を調整できる「MY(マイ)ドロップ・アプリケーター」を導入。
オイルはたくさん塗布しすぎると、べたつきの原因になるので、このように微調整できるのはうれしいポイントですよね。
実際出してみたところ、本当に1滴ずつオイルが出てくるので、使いたい分だけ出すことができました。オイルを無駄にすることがないのでいいですね。
出したあとは若干、液だれするのが残念なポイント。
酸化したオイルは肌によくないので、液だれした部分はしっかり拭き取りましょう。
5-3.黄金色
色は美しい黄金色。
劣化するとこの美しい黄金色が変化してしまうので、開封したての色を写真撮影しておくのもおすすめです。
5-4.弱めの香り
香りは弱めで、アルガンオイルそのものの香りがします。
そこまで強い香りではないので気にならないと思いますが、多少の「オイル臭さ」はあります。
オイルの香りが苦手な方は、ローズのエッセンシャルオイルが配合されたタイプなど、香りを楽しめるものを選んでみるのもよいでしょう。
5-5.さらっとしたテクスチャー
オイルにしては、さらっとしたテクスチャー。
手の甲に載せると、さらさら~とこぼれていきます。
伸びはよく、少量で広範囲を保湿できると感じました。
5-6.塗布後の肌
私は乾燥肌なので、最初はメーカー推奨の10滴を塗布してみました。
すると、ベタベタした状態に。
比較的さらっとしているオイルですが、量によってはベタつきを感じてしまうようです。
後日、量を調整して再度つけてみたところ、肌が柔らかくなりもちもちしました。
うるおいは長続きしたので、保湿力はかなり高いと思います。
アルガンオイル100%のオイルは、やや重く使いにくいと感じる方には、ブレンドオイルもおすすめ。
私が使っている美容オイルは、アルガンオイル・ホホバオイル・マカダミアナッツオイルのブレンドで、アルガンオイル100%のものより、さらっとしていて朝も使いやすいですよ♪
6.まとめ
今回は、メルヴィータのアルガンオイルについてピックアップしてきました。
栄養豊富で、さまざまな用途で使えるアルガンオイル。
オイル美容の立役者として、多くの人に愛用されています。
一方で、べたつく、匂いが気になるなどの悪い口コミも。
実際、私も使ってみましたが、保湿力が高いというメリットのほかに、ややべたつくというデメリットも感じました。
さらっとしたオイルをお探しの場合は、ブレンドオイルにするなど、肌質や肌の調子に合わせて適切なオイルを見つけてみてくださいね。