シュウウエムラのクレンジングの違いは?6種類を徹底比較!あなたの肌に合うものを診断
シュウウエムラの看板商品であるクレンジングオイル。
世界中で6秒に1本売れているという、大人気商品です。
そんなシュウウエムラのクレンジングオイルは、全部で6種類。
それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
今回は6種類のクレンジングオイルの違いを徹底解説。
香りや使用感、メイク落ちの違いなどを、実際に使って詳しくレポートしたいと思います。
  • シュウウエムラのクレンジングオイルは、なぜ人気なの?
  • シュウウエムラのクレンジングの違いを知りたい
  • 私の肌質に合うクレンジングオイルは?
  • シュウウエムラのクレンジングのサイズは何種類?
  • シュウウエムラのクレンジングオイルは洗顔が必要?
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みくださいね。

1.シュウウエムラのクレンジングオイルとは?

シュウウエムラのクレンジングオイル
シュウウエムラのクレンジングオイルとは、一体どのような製品なのでしょうか。
その概要をチェックしていきましょう。

1-1.シュウウエムラとは

シュウウエムラは、1968年にメイクアップアーティスト・植村秀によって創業されたコスメブランド。
日本で誕生したブランドですが、現在は世界最大の化粧品メーカー・ロレアルのグループのひとつとなっています。
主にスキンケア製品とメイクアップ化粧品を取り扱っており、数多くのベストセラー商品を発売しています。

1-2.シュウウエムラのクレンジングオイルが人気の理由

なかでもシュウウエムラの看板商品となっているのがクレンジングオイル。
「クレンジングオイルといえばシュウウエムラ」と言われるほど、知名度の高いクレンジングオイルです。
シュウウエムラのクレンジングオイルは、なぜこのように人気なのでしょうか。
その理由を掘り下げていきましょう。

・メイク落ちがよい

シュウウエムラのクレンジングオイルは、メイク落ちが抜群。
「美しいメイクアップは、美しい素肌からはじまる。」という理念のもと作られており、肌環境を悪くするメイク残りをしっかり除去して、美しい素肌に導いてくれます。
しっかりメイク派の方に愛用者が多いのも、このメイク落ちのよさが関係しているでしょう。
ゴシゴシこすらなくてもメイクがオフできるので、摩擦を軽減できるのもうれしいポイントです。

・ダブル洗顔不要

シュウウエムラのクレンジングオイルは、ダブル洗顔不要。
一度のクレンジングで、メイクはもちろん、皮脂、ほこり、汗、古い角質なども落とすことができます。
毛穴や肌のキメの溝に溜まった汚れが取り除かれることで、スキンケア製品の浸透がアップ。自然とキメが整いやすい肌に近づくことができます。

・テクスチャーや肌悩みに合わせてセレクトできる

シュウウエムラのクレンジングオイルは、次の6種類。
  • アルティム8
  • サクラ
  • ボタニック
  • ユースラディアント
  • ブランクロマ
  • ブラック
それぞれ使用感や仕上がりの肌に違いがあり、お好みのテクスチャーや肌悩みに合わせてセレクトすることができます。

・香りを楽しめる

シュウウエムラのクレンジングオイルは、香りを楽しめるのも魅力です。
帰宅後、好みの香りに包まれながらメイクオフする時間は、とても至福なひととき。
6種類それぞれ違った香りがついているので、その日の気分によって使うクレンジングを変えてみることもできますよ。

・まつエクOK

シュウウエムラのクレンジングオイルは、全種類まつエクOK。
しっかりメイクをしていて、さらにマツエクをしている方にとっては、大きな魅力と言えるでしょう。
一般的なグルー(シアノアクリレート系)であれば、接着力を弱めることなくクレンジングをすることができます。

・濡れた手でもOK

シュウウエムラのクレンジングは、6種類のうち5種類が濡れた手でも使用可能。
お風呂でクレンジングも一緒にしたいという方にぴったりです。

・朝の洗顔にも使える

シュウウエムラのクレンジングオイルは、朝の洗顔にも使うことができます。
「メイクをしてないのに、どうしてクレンジングオイルが必要なの?」
と思うかもしれませんが、私たちの肌は寝ている間に皮脂や汗を分泌します。
またほこりなどの水性の汚れも付着。
朝のクレンジングとして使うことで、毛穴に詰まったこれらの汚れをオフすることができ、クリアな肌を目指すことができます。
旅行中もこれ一本あれば、夜のクレンジング・洗顔・朝の洗顔の3つができるので、荷物を減らすことにもつながりますよね。
ただし、クレンジングオイルは、一般的な洗顔料に比べて洗浄力が高いので、乾燥肌や敏感肌の人は頻度に気をつけてお使いください。

2.シュウウエムラクレンジング6種比較

シュウウエムラクレンジング6種比較
シュウウエムラのクレンジングオイルは、全部で5種類(2023年10月現在)。
45歳乾燥肌の私が、それぞれの違いをレポートしていきます。

2-1. アルティム8

アルティム8
シュウウエムラのクレンジングオイルのなかでも、一番人気なのが茶色いボトルの「アルティム8」こと、『アルティム8 スブリム ビューティ クレンジング オイルn』。
シュウウエムラの最高傑作で、伝説のクレンジングオイルと言われています。
商品名にある「8」とは、期待できる美肌効果の数。
透明感・毛穴の目立ち・ハリ・輝き・うるおい感・キメ・なめらかさ・健やかに保つ、の合計8つの美肌効果が期待できるそうです。

・容量・価格

150ml 5,720円(税込)
450ml 14,850円(税込)

・香り

フローラルアロマと表現されていますが、紅茶っぽい香りもします。

・テクスチャー

とろみのあるテクスチャー。

・洗い上がり

洗った直後は、ぬるつきはないものの、ややうるおいが残りました。
しかし時間が経つと、やや乾燥してきました。

2-2.サクラ

サクラ
やさしい見た目に反して、洗浄力が一番高いのが、「サクラ」こと『フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル』。
オイルの分子が細かく毛穴の汚れにしっかりアプローチしてくれるクレンジングオイルです。
こちらは、2024年8月以降、廃盤になる製品です。
定期便をご契約中の方は解約する必要があるので、注意してくださいね。
こちらの後継品として後ほどご紹介する『ブラック』が発売されています。

・容量・価格

150ml 3,960円(税込)
450ml 9,900円(税込)(税込)

・香り

サクラっぽさはあるけれど、ちょっとわざとらしい香りに感じました。

・テクスチャー

さらさらのテクスチャー。手からこぼれ落ちるので、やや使いにくさを感じました。

・洗い上がり

さっぱりとした洗い上がり。
乾燥肌&年齢肌の私には、洗浄力が高すぎると感じました。

2-3. ボタニック

ボタニック
整肌成分である柚子エキスを配合したのが『ボタニック クレンジング オイル』。
摩擦が起こりにくく、肌がゆらいでいる時期にも使いやすいクレンジングオイルです。

・容量・価格

150ml 5,720円(税込)
450ml 14,300円(税込)

・香り

柑橘系のフレッシュな香り。9種類のエッセンシャルオイルが配合されているそうで、個人的には一番好きな香りでした。

・テクスチャー

リッチな重みのある、とろとろのテクスチャー。

・洗い上がり

しっとりとした洗い上がり。
つっぱることなく、安心して使えました。

2-4.ユースラディアント

ユースラディアント
メイクはもちろん、肌に付着した空気中の微粒子をしっかり落としてくれるのが、「ユースラディアント」こと『a/o+ p.m.クリア ユースラディアント クレンジング オイル』。
日本産宇治抹茶エキス配合で、肌の酸化予防に働きかけます。

・容量・価格

150ml 4,620円(税込)
450ml 11,550円(税込)

・香り

ほんのりウッディな独特の香り。好みは別れそうですが、私は好きでした。

・テクスチャー

ややとろみのあるテクスチャー。

・洗い上がり

クレンジング直後は、べたつきもせず、つっぱることもなく、中間くらいの仕上がり。
しかし時間が経つと、やや乾燥してきました。

2-5. ブランクロマ

ブランクロマ
透明感のある明るい肌に導いてくれるのが『ブランクロマ ライト&ポリッシュ クレンジング オイル』。
備長炭配合で、光をきれいに反射するキメの整った肌に導いてくれます。
濡れた手で使用することができない、唯一のクレンジングオイル。
お風呂でクレンジングをしたい方には不向きです。

・容量・価格

150ml 4,620円(税込)
450ml 11,550円(税込)

・香り

ハーブのような、何とも言えない独特な香り。正直、私は苦手でした!

・テクスチャー

さらりとしたテクスチャー。こぼれ落ちやすいので注意。

・洗い上がり

サクラほどではないものの、さっぱりした洗い上がりを感じました。
以上のように、テクスチャーや洗い上がりにいくつかの違いがみられました。
全体的に気になったのは、脱脂力の高さ。
一番うるおいが残ると言われているアルティム8でも、時間が経つとやや乾燥してきました。

私のように乾燥肌や年齢肌の方は、お風呂で使用する際は、髪や体を先に洗い、クレンジングを最後にするなどして、保湿までの時間をあまり空けないようにしたほうがよさそうです。

2-6. ブラック

ブラッククレンジングオイル

毛穴の汚れにアプローチしながら肌を整えてくれる『ブラッククレンジングオイル』。

なめらかで健やかな肌に整えてくれる黒米エキス、メイク汚れや皮脂を洗浄、吸着してさっぱりとした洗い上がりに導いてくれる備長炭を配合。

また、ピーリング効果が期待できる成分も配合されています。

・容量・価格

150ml 4,620円(税込)

450ml 12,100円(税込)

・香り

ウッディで清潔感のある香り。男性でも使いやすいように、甘すぎないジェンダーレスなイメージで作られています。口コミでは悪評が多く寄せられていましたが、私は好きな香りでした。

・テクスチャー

さらりとしたテクスチャー。こぼれ落ちやすいので注意。

・洗い上がり

さっぱりした洗い上がりですが、全くつっぱりません。

年齢肌かつ乾燥肌の私でも使いやすいと感じました。

サクラは脱脂力が高すぎて使えなかった方も、ブラックであれば使えるのではないでしょうか。

3.メイク落ち検証

メイク落ち検証
シュウウエムラの6種類のクレンジングオイルは、メイク落ちに違いがあるのでしょうか。
まずは、その件について、メーカーに違いを訊いてみました。
すると「メイク落ちには違いがありません。」との回答が。
とはいえ、エステル系や油脂などオイルの違いもあるため、洗浄力に多少の違いがあるはず。
そこでそれぞれのクレンジングオイルを使って、検証をしてみました。
検証したのは、次のメイクアップ化粧品。
次のメイクアップ化粧品
上から
  • マスカラ
    「第3のマスカラ」と呼ばれているヒロインメイクのマスカラ。スマッジプルーフと謳われてはいませんが、ウォータープルーフよりもこすれに強いマスカラです。最近私はこのマスカラを使っているのですが、お湯と洗顔料を使ってもなかなかきれいに落とせずに、毎晩格闘中。これがシュウウエムラのクレンジングオイルで落ちるのか、とても気になるところです。
  • 眉マスカラ
    ロングラスティング処方。クレンジングバームやクレンジングミルクでは、なかなか落とせないツワモノです。
  • アイブロウパウダー
    たいていのクレンジング剤で落とせる一般的な製品。
  • アイシャドウ
    たいていのクレンジング剤で落とせる一般的な製品。
  • リップ
    ティントではありませんが、落ちにくいタイプのマットなリップです。

3-1. アルティム8

アルティム8をメイクとなじませてみたところ
アルティム8をメイクとなじませてみたところ、マスカラと眉マスカラは、やや浮きにくい印象でした。
乳化すると、眉マスカラはふわっと浮き上がり、最終的にマスカラのみ残りました。
ちなみに公式サイトには、アルティム8のみ、スマッジプルーフマスカラ対応と書かれています。

しかし残念ながら、今回のマスカラは残ってしまったようです。

3-2.サクラ

何も残らず、きれいにオフ
サクラはメイクとなじませた時点で、ほぼすべてが浮き上がってきました。
すすいでみると、すっきり!
何も残らず、きれいにオフできました。
かなりさっぱりとした洗い上がりでした。
乾燥肌&年齢肌の私にとっては、洗浄力の高さがやや怖い気もしました。

3-3. ボタニック

ボタニックをメイクとなじませてみたところ
ボタニックをメイクとなじませてみたところ、マスカラ、眉マスカラ、リップが浮きにくい印象。
乳化すると、リップはすぐにふわっと浮き上がりました。
最終的にマスカラが残留。写真ではわかりにくいですが、眉マスカラもほんの少し残っています。
他のシュウウエムラのクレンジングと比べて、若干洗浄力は劣るのかもしれませんが、一般的なメイクであればしっかり落とせると思います。

 

3-4.ユースラディアント

ユースラディアントをメイクとなじませてみたところ
ユースラディアントをメイクとなじませてみたところ、マスカラ、眉マスカラ、リップが浮きにくい印象。
乳化すると眉マスカラとリップはすぐに浮き上がってきました。
最終的に残ったのはマスカラです。
あらゆる点でバランスのいい、クレンジングオイルという印象。
くせがなく、使いやすいような気がします。

 

 

3-5. ブランクロマ

ブランクロマをメイクとなじませてみたところ
ブランクロマをメイクとなじませてみたところ、眉マスカラとリップが浮きにくい印象。
他のクレンジングに比べ、マスカラがすぐに浮いてきたのが印象的でした。
乳化すると、眉マスカラとリップはすぐに浮き上がり、最終的に、すべてさっぱり落とすことができました。
洗い上がりはすっきりしています。

 

 

3-6. ブラック

ブラック

ブラックをなじませてみたところ、マスカラと眉マスカラが浮きにくい感じでした。

しかし乳化すると、どちらもふわっと浮き上がり、最終的に、すべてさっぱり落とすことができました。

洗い上がりはつっぱりません。

 

 

 

4. クレンジングオイル診断

クレンジングオイル診断
最後に、これまでご紹介した特徴や公式サイトの診断チャートをもとに、どのクレンジングがどんな人に合うのかを解説していきます。
ご自身と照らし合わせて、ぴったりのクレンジングオイルを見つけてみてくださいね。

4-1. アルティム8

アルティム8がおすすめなのは、ゆっくり、リラックスしたライフスタイルを好む人。
一日の終わりに、甘い精油の香りに包まれながら、クレンジングしてみてはいかがでしょうか。
また、30代後半以降のエイジングなど、複合的な肌悩みをお持ちの世代に向いています。
450mlタイプで比較すると、価格が一番高いので、クレンジングにもお金をかけて、素肌を磨きたい方に向いていると言えるでしょう。

4-2.サクラ

サクラがおすすめなのは、アクティブな活動を好む人。
なかでも皮脂も多く、毛穴の目立ちが気になる20代の方におすすめです。
価格は5つの中で一番安いので、クレンジングにそこまでお金をかけたくないけれど、しっかりメイクが落とせるものがいい、という方に向いています。

4-3. ボタニック

ボタニックがおすすめなのは、ゆっくり、リラックスしたライフスタイルを好む人。
柑橘系のフレッシュな香りで、気分をリフレッシュすることができます。
また敏感肌でも使いやすいタイプなので、生理前の肌も気分もゆらいでしまう時期にもおすすめです。

4-4.ユースラディアント

ユースラディアントがおすすめなのは、ゆっくり、リラックスしたライフスタイルを好む人。
なかでも、ハリや弾力が気になるエイジング世代に向いています。
また大気中の微粒子をオフできるので、花粉が気になる時期などに使ってみるのもよさそうです。

4-5. ブランクロマ

ブランクロマがおすすめなのは、アクティブな活動を好む人。
なかでもくすみが気になり始める30代以降の方に向いています。
メイク落ちもよいので、しっかりメイク派の人にも◎。
濡れた手で使えないので、クレンジングはお風呂前に済ませるタイプの方に適しています。

4-6. ブラック

ブラックがおすすめなのは、アクティブな活動を好む人。

なかでも毛穴が気になる方や、皮脂の多い男性にも向いています。

またメイク落ちがよいですが、つっぱらないので、乾燥肌や年齢肌の方もしっかりメイクをした日にはよいでしょう。

5. まとめ

今回は、世界中で愛され続けている、シュウウエムラのクレンジングオイルについてピックアップしてきました。
シュウウエムラのクレンジングオイルは全部で6種類。
メイク落ち具合は全体的に高めですが、香りや使用感、洗い上がりの肌に違いがあります。
肌悩みに合わせてセレクトすることで、より良い肌を目指すことができるので、今のご自身の肌と照らし合わせてセレクトしてみてくださいね。
おすすめの記事