急に寒さが厳しくなって、いよいよ冬本番ですね。
気温も湿度も低下して空気が乾燥すると気になってくるのが髪の毛のパサつきではないでしょうか。
乾燥のせいで毛先がパサパサになったり、静電気で髪がまとわりついたり、ボサボサになっちゃったり…。
かく言う私も、最近髪の毛の乾燥に悩まされている1人です(>_<)
ただでさえ傷んでいるのに、空気の乾燥でもうパッサパサ!です(泣)
髪の毛だけでなく頭皮まで乾燥してくると、フケが出るなど別の問題まで発生してしまうので、早めに手を打ちたい…。
そんなときに「オイルパック」が効果的との情報を耳にし、早速試してみたらとってもよかったので皆さんにシェアしたいと思います♪
お風呂タイムに簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
オイルパックで髪の潤いを取り戻しましょう!
1.オイルパックとは?
オイルパックとは、その名のとおりオイルで髪の毛をパックする方法のことです。
下記のようなお悩みがある人におすすめですよ。
・髪の毛が乾燥してパサついている
・静電気で髪の毛がまとわりつく ・髪の毛がまとまらずに広がる ・髪の毛にハリやコシがなく元気がない ・頭皮が固くなっている ・頭皮が乾燥してフケが気になる ・頭皮がべたつく |
2.オイルパックの効果
続いて、オイルパックの効果を見てみましょう。
手軽にできるのに、たくさんの嬉しい効果があるんです♪
2-1.髪の毛や頭皮の乾燥を防ぐ
オイルを使ったオイルパックでは、トリートメントよりも多くの油分を与えることができるので、髪の毛や頭皮を乾燥から守ることができます。
髪の毛がしっとりすればパサつきや広がりが抑えられますし、頭皮が保湿されれば乾燥によるフケも防ぐことができますよ。
2-2.髪の毛の静電気を予防する
髪の毛の静電気は、髪の毛内部の乾燥が原因です。
オイルでしっかり髪をコーティングすれば、髪内部の水分が蒸発するのを防いで静電気の発生を抑えられます。
2-3.頭皮の汚れを取り除く
オイルを頭皮になじませることで、クレンジング効果が期待できます。
頭皮には皮脂腺が多く、毛穴に皮脂が詰まりやすいですが、余分な皮脂をオイルで浮かせることですっきり洗い流せます。
2-4.ハリ・コシのある髪に導く
オイルをなじませるときに頭皮を軽くマッサージすれば、頭皮の血行が促進され、髪に栄養が行き渡りやすくなります。
頭皮の血流が悪いと健康な髪が育たなくなりますので、髪に元気がないと感じる方は定期的にマッサージも取り入れるとよいでしょう。
3.オイルパックの方法
早速オイルパックの方法をご紹介します。
使うオイルは天然の植物オイルがおすすめです。
オイルについては後ほど詳しくご紹介しますので、そちらも参考にしてくださいね。
①髪の毛をブラッシング
最初に髪の毛をブラッシングして、絡まりを解きましょう。
いきなり全体を梳かしてしまうと、余計に髪が絡まって傷んでしまいます。
摩擦は静電気の原因にもなりますので、まずは毛先からやさしく梳かしてください。
その後、全体を大きく梳かしましょう。
②オイルを頭皮になじませる
500円玉大のオイルを手に取り、指先に広げて髪の根元全体になじませていきます。
このとき、頭皮を軽くマッサージするのもおすすめです。
指をしっかり広げ、頭皮全体を包み込み、指先で頭皮を前後左右に動かしましょう。
頭皮のコリがほぐれて地肌がやわらかくなるのを感じるはずです。
③髪の毛全体にオイルをなじませる
さらにオイルをたっぷりと手に取り、今度は毛先までオイルをなじませましょう。
毛先を中心に揉み込むようにつけると効果的ですよ。
忘れがちな内側の髪の毛にも、まんべんなくなじませてくださいね。
全体がオイルでしっとりすればOKです。
④そのまま10分ほど置く
オイルが頭皮から毛先まで行き渡ったら、そのまま10分ほど放置します。
ホットタオルやシャワーキャップを用意できる方は、それらで髪の毛を包み込むとより効果があります。
(私はめんどくさいのでシリコンゴムで適当に結んでます。笑)
ちなみに、私はお風呂に入ったらすぐにオイルパックをして、体などを洗い、シャンプー前に洗い流しています。
そうするとお風呂時間を効率よく使ってパックすることができますよ♪
(パックしている間に湯船に浸かるのもいいですね!)
⑤オイルを洗い流す
オイルをしっかり洗い流しましょう。
天然のオイルの場合、界面活性剤が入っていないのでクレンジングオイルのようにさらっと落ちませんが、根気よくすすいでくださいね。
ちなみに、同じ油分であるトリートメントをつけてから流すとオイルが落ちやすくなるという裏技もありますので、せっかちな方はぜひお試しを。
オイルを流し終わったら、いつもどおりシャンプー&トリートメントをして完了です!
髪を乾かせば、頭皮はすっきり、毛先はしっとりの理想的な状態になっていますよ。
4.どんなオイルを使えばいい?
「オイルパックに使うオイルは天然の植物オイルがいい」と先ほどお伝えしましたが、具体的にどんなものがいいかわかりませんよね。
ここでは、オイルパックにおすすめのオイルをご紹介していきます。
4-1.椿オイル
古くからヘアケアに使われている椿オイル。
脂肪酸の一種であるオレイン酸の働きで、髪の潤いを保ちます。
また、オレイン酸は人の皮脂にも存在しているため、なじみがいいのも特長です。
4-2.ホホバオイル
ホホバオイルもなじみのいいオイルのひとつですね。
ビタミンやアミノ酸などの栄養が豊富なので、髪の毛や頭皮を健康に保つ効果もあります。
4-3.アルガンオイル
保湿効果が高く、髪の毛や頭皮を乾燥から守ってくれます。
豊富に含まれるビタミンEには抗酸化作用や血行促進効果があるため、エイジングケアにもぴったりです。
4-4.私が使っているオイルはコレ
ちなみに、私が使っているオイルもご紹介しておきます。
私は「ピュアセラ美容オイル」というブレンドオイルを使っています。
(リアルに使っているので、残りが少なくてすみません。笑)
ホホバオイル、アルガンオイル、マカダミアナッツオイルが1つになっているので、それぞれのオイルのいいとこどりができちゃいます♪
このオイルは基本的にはスキンケアに使うものですが、ボディやヘアにも使えるマルチなオイルなので、私はオイルパックにも使います。
髪の毛全体に使うのがもったいないときは、「頭皮クレンジングだけ」「毛先のパックだけ」など部分使いをすることも。
こういう何にでも使えるオイルが1本あると便利なのでおすすめですよ。
5.パサつき対策に!オイル活用術
ここからは、オイルパックで使ったオイルでできるパサつき対策をご紹介します。
オイルの効果でうるうる髪になっちゃいましょう♪
5-1.ドライヤー前に使って熱から髪を守る
タオルドライ後、ドライヤーの前にオイルを髪の毛になじませましょう。
中間から毛先にかけて少量ずつ揉み込むようにつけてください。
ドライヤーの熱から髪を守り、乾燥を防いでくれますよ。
ただし、オイルをつけすぎると髪の乾きが悪くなりますので、つけすぎには注意してくださいね。
5-2.スタイリングに使ってしっとりまとめる
オイルを少量手に取ったら、まず手のひらになじませましょう。
毛先→中間→表面の順にまんべんなくつけ、顔周りの毛や前髪は手に残ったわずかなオイルをつけるようにしてください。
一度に多量につけないように気をつけ、少しずつつけていくのがポイントです。
特に前髪や根元につけすぎると「髪を洗っていない人」みたいになってしまうのでお気をつけて…!
5-3.静電気がひどいときはヘアミストと一緒に使う
オイルだけでもしっとりまとまりのある髪になりますが、静電気がひどいときはヘアミストとのダブル使いがおすすめです。
まず、髪の毛全体が湿るくらいしっかりとヘアミストを吹きかけます。
次に、オイルを毛先から中間にかけて少しずつ揉み込むようにつけましょう。
その後、ドライヤーで上から下に乾かします。手ぐしを通して軽く下に引っ張るようにしながら乾かすと広がりません。
冷風を当てて熱を取り、仕上げに少量のオイルで髪をまとめれば、静電気に負けないしっとりヘアの完成です!
6.まとめ
髪の毛のオイルパックの方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
トリートメントよりも多くの油分を補えることから、髪の乾燥対策にぴったりなオイルパック。
頭皮クレンジングやマッサージも加えることで、頭皮の皮脂詰まりを解消したり、血行を促進する効果もあります。
ここで簡単にオイルパックの方法をおさらいしておきましょう。
①髪の毛をブラッシングする
②根元にオイルをなじませて、軽くマッサージする
③髪の毛全体にオイルをなじませて、そのまま10分程度置く
④オイルを洗い流して、シャンプー&トリートメントをする
使用するオイルは、ぜひ天然の植物オイルを選んでください。
いつものお風呂時間を使って簡単にできるオイルパック、ぜひ試してみてくださいね。
頭皮のすっきり感、毛先のしっとり感にやみつきになること間違いなしですよ♪