代表的な肌トラブルと言える「ニキビ」。
ニキビにお悩みの方の中には、「なんで自分だけこんなにニキビができやすいの?」と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。
私もニキビができやすいタイプの人間なのですが、友達にニキビができない子がいて、常々うらやましく思っていました。
そこで、ニキビができない人の特徴と、できやすい人との違いを徹底的に調べてみました!
実際に私の友達にも話を聞いてみたところ、特に生活習慣の面で自分と異なる点が多々出てきて反省しっぱなしでした(汗)
ニキビができやすくて困っているそこのあなた!
「体質だから…」とあきらめないで、一緒にニキビができない人を目指してみませんか?
日々のちょっとした心がけで、ニキビができにくくなりますよ◎
Contents
1.ニキビができない人の特徴
ニキビとは、皮脂が毛穴に詰まってしまった状態や、それが炎症を起こして膿が溜まった状態のことを言います。
そんなニキビができない人の特徴とは、一体どんなものなのでしょうか。
1-1.皮脂の分泌量が適正
ニキビの主な原因は、皮脂の過剰分泌です。
ニキビができない人は、皮脂の分泌量が適正であるという特徴があります。
皮脂の分泌は、体質的なものももちろんありますが、食生活を見直したり、肌の乾燥を防ぐことで抑えることができますよ。
1-2.ターンオーバーが正常
ニキビができない人は、ターンオーバーが正常です。
ターンオーバーとは、約4週間のサイクルで肌が生まれ変わる仕組みのことを言います。
表皮は、肌の外側から順に
- 角層(かくそう)
- 顆粒層(かりゅうそう)
- 有棘層(ゆうきょくそう)
- 基底層(きていそう)
という4つの層で成り立っています。
基底層の細胞が分裂して新しい細胞を作り、形を変えながら徐々に上に押し上げられ、角層まで到達した細胞がやがて垢となって剥がれ落ちることで表皮が生まれ変わります。
ターンオーバーが正常だと、角質がスムーズに排出されるため、毛穴詰まりを起こしません。
反対に、ターンオーバーが乱れていると、古い角質がいつまでも肌表面に残り、毛穴を塞いで皮脂を溜め込みニキビになってしまいます。
1-3.バリア機能が正常
バリア機能が正常に働いていることも、ニキビができない人の特徴です。
肌には、外部の刺激から肌を守るバリア機能が備わっています。
バリア機能が正常だと、外部からの刺激を寄せ付けず、肌のうるおいを守り、肌荒れを防ぐことができます。
しかし、紫外線などのダメージで肌のバリア機能が低下すると、水分が蒸発しやすくなって肌は乾燥。
肌はうるおいを逃すまいと皮脂を過剰に分泌させ、結果としてニキビができやすくなってしまうのです。
また、細菌などの外部刺激が肌に侵入しやすくなるため、肌荒れを起こしやすくなります。
2.ニキビができる人との違い
ニキビができない人の特徴がわかったところで、次はニキビができる人との違いについて、スキンケアと生活習慣の両方から解説していきます。
ニキビができない人を真似して、ニキビの気にならない美肌を目指しましょう。
2-1.スキンケアの違い
ニキビができない人とできる人について、まずはスキンケアの違いから見ていきましょう。
2-1-1.洗顔
ニキビができない人:朝晩の1日2回まで。1回の洗顔時間は1分程度。
ニキビができる人:1日に何度も洗顔する。1回の洗顔時間も長い。 |
ニキビができる人は、皮脂を洗い流そうとしてしっかり洗顔する傾向にあるそう。
1日に何度も洗顔したり、長時間洗顔するのは、実はニキビにとってよくありません。
必要な皮脂まで洗い流してしまうと、肌が乾燥して余計に皮脂を分泌してしまいます。
また、洗顔によってニキビに摩擦刺激が加わると、ニキビの治りが遅くなってしまうことも。
ニキビを防ぎたくておこなっていた洗顔で、かえってニキビが増えてしまっては悲しいですよね。
「洗顔は朝晩の1日2回まで、1回の洗顔時間は1分程度」とぜひ覚えてくださいね。
2-1-2.保湿
ニキビができない人:化粧水の後は乳液やクリームを塗る。
ニキビができる人:化粧水のみで乳液やクリームは塗らない。 |
ニキビができる人は、べたつきを避けるために乳液やクリームを敬遠しがち。
ですが、化粧水だけの保湿では不十分です。
化粧水は時間とともに蒸発してしまうだけでなく、蒸発するときに肌の水分まで道連れにしてしまうんです。
化粧水の後は乳液やクリームで蓋をすることで、化粧水が蒸発するのを防げます。
また、「乳液やクリームを塗るとべたつくのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ、乳液やクリームを使わない方が、肌が乾燥して皮脂の過剰分泌を招き、かえってべたついてしまいます。
乳液やクリームが苦手な方は、使用感が比較的軽いジェルなどを使うのもよいでしょう。
2-2.生活習慣の違い
ニキビができない人とできる人では、生活習慣も違います。
私の友達でニキビができないA子の話も交えながら、両者の違いを詳しく解説していきます。
2-2-1.食事
ニキビができない人:バランスのよい食事。糖質・脂質は控えめ。
ニキビができる人:偏食気味。糖質・脂質を摂りすぎている。 |
偏食気味で栄養が偏っていたり、糖質や脂質を摂りすぎているとニキビができやすくなります。
糖質や脂質は皮脂の分泌を活性化しますので、摂りすぎには気をつけたいですね。
実際、私も甘いものや揚げ物が大好きです。そのせいか、顔がテカリやすく、ニキビもできやすい…。
反対に、A子は甘いものや揚げ物は頻繁には食べていません。
優しい味付けのものが好きで、毎日自炊をして野菜などを積極的に摂取しています。
忙しいと日々の自炊は大変かもしれませんが、コンビニやスーパーでお惣菜を選ぶときは、栄養バランスを意識することから始めてみるとよいでしょう。
私も、小腹が空いたときの菓子パンは控えようかな…(汗)
2-2-2.睡眠
ニキビができない人:早寝早起き。熟睡感のある睡眠をとっている。
ニキビができる人:夜更かしや寝すぎなど、睡眠リズムが乱れがち。 |
質のよい睡眠は、ターンオーバーの正常化に役立ちます。
睡眠時間の確保もそうですが、寝入りの3時間にぐっすり眠ることで成長ホルモンがしっかり分泌され、ターンオーバーが整うんです。
反対に、睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げ、ターンオーバーを乱す原因になります。
また、「ただ長く寝ればいい」というものでもなく、目覚めたときにすっきりする熟睡感のある睡眠が質のよい睡眠と言えるでしょう。
私は、睡眠時間はしっかり確保できているのですが、眠りが浅く、どれだけ寝ても疲れが取れないのが悩み…。
その点、A子は夜はぐっすり眠り、朝早くから精力的に活動しています。
睡眠の質は
- 就寝30分前からスマホやパソコン、テレビの視聴を控える
- 食事は就寝3時間前までに済ませる
- 入浴は就寝1時間半~2時間前までに済ませる
- 就寝前のカフェインやアルコールの摂取は控える
- 部屋の電気を間接照明に切り替えるなどして暗くしておく
これらの方法で簡単に上げることができますよ。
睡眠で健康も美肌も手に入れられるなら、ちょっと真似してみたくなりませんか?
2-2-3.運動
ニキビができない人:適度に運動する習慣がある。
ニキビができる人:慢性的な運動不足。 |
ニキビができない人とできる人では、日々の運動習慣にも違いがあります。
適度な運動は、発汗を促すことで肌に水分が増し、角質がやわらかくなり、毛穴の中の皮脂の排出が期待できます。
また、ウォーキングや水泳などの有酸素運動は、血流をよくし、肌の隅々まで栄養を届けることができるため美肌につながります。
さらに、株式会社ポーラの研究により、運動する人は肌のバリア機能が高いことがわかったそうなんです。
適度な運動は、健康だけでなく肌にもよい影響があるんですね…!
たしかに、A子もフットサルの社会人サークルに入っていて、月に2回はフットサルで汗を流しています。
私はというと、昔から運動は苦手で、休日はゴロゴロしがち…。最近は運動不足のせいで体型も気になりだしました(汗)
ダイエットも兼ねて、まずは近所を散歩することから始めてみようと思います!
3.今あるニキビを治すためにできること
ニキビができない人を見習うことで、ニキビができにくい肌を目指すことができます。
でも、今あるニキビも早く治したいですよね。
そんなときは、これからご紹介する方法を試してみてください。
3-1.丁寧なスキンケア
ニキビがあるときこそ丁寧なスキンケアを心がけましょう。
雑に洗顔したりすると、摩擦でニキビを傷つけて治りを遅くしてしまいます。
- 洗顔料はよく泡立てる
- 顔を洗うときは指と肌が触れないくらいソフトタッチでおこなう
- 化粧水は両手で顔を包み込むようにやさしく塗布する
など、なるべくニキビへの刺激を避けるようなスキンケアをおこないましょう。
ただし、1つ1つの工程を長時間やるのは考えもの。かえって摩擦が増えて、肌に負担となってしまいます。
ニキビができているときは「素早く・丁寧に」スキンケアをおこなうことが大切です。
私が愛用している洗顔料「ディープクレイ」は、泡立て不要のパック洗顔です。
濡れた顔にのばして15秒パックするだけなので、素早く洗顔できますよ。
しかも、パックするだけで顔が洗えるので、ゴシゴシ擦り洗いをしてしまう心配もなし。
手軽に摩擦レスの丁寧な洗顔が実現できちゃいます♪
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
3-2.ニキビに効果的なビタミンの摂取
ニキビの改善には、インナーケアも大切です。
ニキビの改善に効果的なビタミンを積極的に摂取しましょう。
【ビタミンB1】
皮脂の分泌を抑制し、角化異常や色素沈着を防ぐ働きがある。
(豚肉、うなぎ、玄米、たらこ など)
【ビタミンB2】
ニキビの原因となる脂質や糖質の代謝を促す働きがある。
(レバー、ハツ、納豆、ブロッコリー など)
【ビタミンB6】
肌のターンオーバーをサポートする働きがある。
(にんにく、ピスタチオ、まぐろ、鶏ささみ など)
【ビタミンC】
抗酸化・抗炎症作用により、ニキビの炎症を防ぐ働きがある。
(アセロラ、キウイ、ピーマン、キャベツ など)
【ビタミンE】
抗酸化・抗炎症作用により、ニキビの炎症を防ぐ働きがある。
(アーモンド、すじこ、ツナ缶、モロヘイヤ など)
3-3.酵素洗顔やクレイ洗顔の使用
酵素やクレイはニキビに効果的な成分です。
これらが配合された洗顔料を使うのもおすすめですよ。
先ほどご紹介した「ディープクレイ」は、酵素とクレイが1つになった独自処方のパック洗顔。
2種類の酵素が余分な皮脂や毛穴汚れを分解し、沖縄産のクレイが吸着して洗い流します。
酵素洗顔ですが、低刺激処方で毎日使えますので、日々のニキビケアにぴったりです◎
この洗顔料を使うようになってから、生理前に大量発生していたニキビが現れなくなったので、私にとってはお守りのような存在。
ニキビに効果的な洗顔料をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
4.まとめ
ニキビができない人の特徴と、ニキビができる人との違いについて解説してきましたが、いかがでしたか?
ニキビができない人の特徴として、
- 皮脂の分泌量が適正
- ターンオーバーが正常
- バリア機能が正常
といったことが挙げられます。
また、ニキビができない人とできる人の違いについて、ニキビができない人は、
- 洗顔は朝晩の1日2回まで。1回の洗顔時間は1分程度
- 化粧水の後は乳液やクリームでしっかり保湿
- 糖質・脂質控えめでバランスのよい食事
- 早寝早起きで質のよい睡眠
- 適度な運動習慣
などをおこなっていることがわかりました。
こうした生活習慣を真似することで、ニキビができにくい肌を目指すことができますよ。
日頃のちょっとした心がけで、あなたもニキビができない人になっちゃいましょう!