カサカサ肌がなかなか治らない、治ってもまた再発してしまう……。
そんなしつこい乾燥肌に、お悩みでしょうか?
私も20代の頃から乾燥肌に悩まされてきました。
とくに40歳を超えてからは、季節に関係なくカサカサするように(泣)。
現状のスキンケアではいつまで経っても治らないと思い、乾燥肌の改善にいいと言われている「あるもの」をスキンケアにプラスしてみたんです。
すると、気になっていたカサカサが落ち着いて、肌がふっくら。
いつのまにかうるおいが戻ってきました。
そのあるものとは、「オイル」です!
オイルには、乾燥肌を改善してくれるうれしい効果があり、使い方も幅広いのでスキンケアが楽しくなりました♪
そこで今回は、乾燥肌の原因や、乾燥肌を促進する行動、オイルを使ったスキンケアなどをたっぷりご紹介。
- 肌がつっぱる
- カサカサする
- 白く粉が吹いたようになる
- ゴワゴワしてメイクノリが悪い
このような乾燥肌のサインを感じている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
1.乾燥肌の3つの原因
水分も油分も不足した状態の肌を乾燥肌といいます。
なぜ、乾燥肌になってしまうのでしょうか?
まずはその原因をチェックしていきましょう。
1-1. 空気の乾燥
肌を乾燥させる大きな原因のひとつが、空気の乾燥。
秋・冬は、空気が乾燥しているので、肌の水分が蒸発しやすくなります。
とくに湿度が50%以下になると、角質層の水分が蒸発して、肌が乾燥しやすくなるので要注意。
また夏場の冷房も空気を乾燥させます。
乾燥肌が気になる方は、暖房はもちろん、冷房の使いすぎにも注意しましょう。
1-2. 加齢
加齢も乾燥肌の原因のひとつです。
乾燥肌のポイントとなる
- 水分量
- 油分量
どちらも、加齢と共に減少してしまうのです。
肌の水分量は、産まれたときがピーク。
そこから徐々に減少していきます。
肌の油分量は10代後半から増え始め、20歳くらいから多い状態をキープ。
しかし40代に差しかかると、急激に減少していきます。
これをみると、私のように40代になって乾燥肌が悪化した肌は、油分が足りていない可能性大!
スキンケアにオイルをプラスしたことで、乾燥肌が改善したのは、不足していた油分を補えたからかもしれません。
1-3. 肌のターンオーバーの乱れ
そして、肌のターンオーバーの乱れも、乾燥肌の原因のひとつ。
肌のターンオーバーとは、表皮の生まれ変わりのこと。
表皮は個人差もありますが、約28日かけて新しく生まれ変わります。
しかし肌のターンオーバーが乱れると、肌のバリア機能が低下。
(※バリア機能とは、肌が本来持っている、外的刺激から守る機能のこと。)
肌の保湿因子が洗い流されたり、水分が蒸発しやすくなって、乾燥肌になってしまうのです。
肌のターンオーバーが乱れる理由はさまざま。
加齢などの避けられない理由もありますが、洗顔のしすぎなど、日常の行動で、肌のターンオーバーを乱してしまうこともあります。
2.乾燥肌を悪化させる6つの行動
次に挙げるのは、乾燥肌を悪化させる行動。
当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。
2-1. 間違ったクレンジングや洗顔をしている
クレンジングや洗顔でメイクや汚れを落とすことは、肌にとって大切です。
しかし間違ったやり方をすると、肌のうるおいを失うことになってしまいます。
次に挙げる方法は、乾燥肌を促進させる間違った方法。
自分のやり方が、乾燥肌を促進させていないか、チェックしてみましょう。
・少ない量でクレンジングしている
「クレンジングをたくさん使うと、肌に負担をかけそう」
そう思って、少ない量でメイクを落とす方もいますが、それは間違い。
クレンジングの量が少ないと、指と肌がこすれて、肌摩擦を起こしてしまいます。
肌摩擦は、肌のターンオーバーを乱して乾燥を促進させることに。
メーカーが推奨している量を守って、クレンジングしましょう。
・拭き取りタイプのクレンジングを使っている
拭き取りタイプのクレンジングも、肌摩擦を起こす原因になります。
肌が乾燥しているときに、毎日使用するのは控えましょう。
おすすめは、クレンジングクリームか、クレンジングミルク。
クレンジングクリームは、保湿力が高く、乾燥肌に最適です。
またクレンジングミルクも、肌への刺激が少なく、マイルドな洗い上がりなので、肌が乾燥しているときには使いやすいアイテムです。
・泡立ちのよすぎる洗顔料を使っている
泡立ちがいい洗顔料は、摩擦が少なく肌によいイメージがありますが、実は界面活性剤が多く含まれています。
界面活性剤とは、油と水をなじませて、汚れを流しやすくしてくれる成分。
洗顔料にも多用されていますが、その作用が強すぎると肌の乾燥を促進してしまいます。
乾燥肌がひどいときには、洗い上がりがしっとりするものや、保湿剤や油分が配合されている洗顔石けんを選ぶようにしましょう。
泡立ちが悪いときは、泡立てネットを使うなどして、しっかり泡立てて肌摩擦が起きないようにすることも大切です。
・一日何回も洗顔する
洗顔の頻度も気をつけたいポイント。
何度も洗顔すると、必要なうるおいが失われてしまいます。
朝晩、1日2回に留めるようにしましょう。
・長い時間クレンジングや洗顔をしている
長い時間クレンジングや洗顔をしていると、必要なうるおいを失うことになります。
汚れが落ちたら、素早く洗い流すようにしましょう。
・ゴシゴシ洗う
汚れを落とそうと、ゴシゴシ洗うのもNG。
肌摩擦が起きて、乾燥肌を促進させることになってしまいます。
洗顔料はしっかり泡立てて、手が肌に直接触れないように、泡で優しく洗いましょう。
・頬や口周りから洗う
乾燥肌を改善するには、洗う順番も意識したいポイント。
乾燥しやすい部分は後回しにして、まずは油分の多いTゾーンを洗いましょう。
そのあと、頬や口周り、目元などその他の部分を洗うことで、うるおいをキープすることができます。
・熱いお湯や冷たい水ですすぎをしている
すすぎの温度も、気をつけましょう。
熱すぎるお湯は肌のうるおいまで洗い流してしまいます。
逆に冷たすぎる水では、毛穴が引き締まって汚れが落ちにくいので、それも避けたいところ。
おすすめは、32〜34℃のぬるま湯です。
うるおいをキープしつつ、しっかり汚れを落としていきましょう。
・タオルでゴシゴシ拭き取る
洗顔のあと、タオルでゴシゴシこすって水分を拭き取ると、肌摩擦を起こしてしまいます。
清潔で柔らかいタオルで、上からやさしく押さえるように、拭き取りましょう。
2-2.紫外線を浴びる
紫外線も乾燥肌を促進する大きな原因のひとつ。
紫外線を繰り返し浴びると、肌が「角質肥厚」の状態になります。
角質肥厚とは、表面の角質が溜まった状態。
紫外線の刺激を受けないように、肌が自分を守ろうとして、角質が溜まってしまいます。
すると肌のバリア機能が低下。水分が蒸発して乾燥してしまうのです。
次のポイントを意識して、UVケアをしっかり行い、紫外線による肌の乾燥を防ぎましょう。
・日焼け止めはこまめに塗りなおす
日焼け止めは、服や手の摩擦や汗で落ちてしまうこともあります。
こまめに塗りなおしましょう。
・夏は、日傘や帽子、サングラスなど、UVアイテムをプラスする
7〜8月に多くなるUV-Bは、表皮に強いダメージを与えて、皮膚に赤い炎症を起こしたり、肌の水分を奪って、乾燥肌の大きな原因にもなります。
乾燥肌を促進させないように、UB-Vの強い夏は日焼け止めはもちろん、日傘や帽子、サングラスなどUVアイテムをプラスするとよいでしょう。
ちなみに、日傘は黒がおすすめ。
紫外線を吸収してくれるので、紫外線を乱反射させてしまう白い傘よりも効果的です。
・曇りの日もUVケアをする
快晴の日に対して、薄曇りの日は80〜90%、曇りの日は60%の紫外線が降り注いでいます。
晴れている日だけUVケアをするのではなく、曇りの日もUVケアをしましょう。
・一年中、UVケアをする
夏だけUVケアをするという方もいますが、乾燥肌を改善したいなら、一年中UVケアをしましょう。
紫外線には、波長の長さによって、次の3つの種類に分類されます。
- UV-A
- UV-B
- UB-C
肌に赤い炎症を起こしたり、肌を黒くするUV-Bは7〜8月に多くなりますが、UV-Aは、4〜9月に多く降り注いでします。
UV-Aは、肌の一番外側の表皮を通過して、真皮まで到達。
コラーゲンやエラスチンを変形させてシワやたるみの原因になってしまいます。
また冬でも雪が積もれば、雪面に反射して、たくさんの紫外線を浴びることになります。
一年中UVケアをすることで、しっかり防いでいきましょう。
・屋内にいてもUVケアをする
「屋内にいれば紫外線に当たらなくて安心♪」
そう思いがちですが、UV-Aは、窓ガラスも通過します。
外出しなくても、窓の近くにいると紫外線を浴びてしまうので、日焼け止めを塗りましょう。
ちなみに、日焼け止めだけでファンデーションを塗らない日も、クレンジングが必要な場合もあります。
日焼け止めによっては、クレンジングをしないと落とせないものがあるからです。
日焼け止めが肌に残っていると乾燥を促進してしまうので、夜にはしっかり落としましょう。
・強い紫外線を浴びてしまったあとは、しっかり保湿を
もし強い紫外線を浴びてしまったら、その日の夜にしっかりケアをしましょう。
紫外線を浴びた肌は、水分不足になっているので、しっかり保湿してあげることが大切です。
万が一、赤い炎症が出ている場合は、湯船には浸からずに、シャワーだけにして患部を温めないようにしましょう。
冷蔵庫で冷やしたシートパックをしたり、保冷剤をタオルに挟んで肌に当ててから化粧水を塗布するなどして、冷却と保湿をすると効果的です。
2-3.乱れた食生活をしている
食生活の乱れも、乾燥肌の原因になります。
インスタント食品やファーストフード、スナック菓子などは、塩分や糖分が多く、栄養が少ないため、肌のターンオーバーの乱れに繋がります。
また、極端な少食や偏食も、肌に必要な栄養が不足するので、乾燥肌の原因に。
栄養は相互に作用し合うので、栄養バランスのとれた食事をしっかりとることで、健やかな肌を育むことができます。
なかでも乾燥肌のときに、積極的に摂取したいのは、次の栄養素です。
・肌や粘膜を正常に整えて、うるおいを保つビタミンA
ほうれん草、にんじん、レバーなどに多く含まれます。
・コラーゲンの生成を助けるビタミンC
ブロッコリー、いちご、キウイなどに多く含まれます。
・血行促進効果や、抗酸化作用があるビタミンE
ごま、アーモンド、たらこ、アボカドなどに多く含まれます。
2-4.大量にお酒を飲む
お酒の飲み過ぎも、乾燥肌を促進します。
体内に入ったアルコールは、肝臓に運ばれて、水分を使いながらアセトアルデヒドという物質に分解されます。
お酒を飲み過ぎないのはもちろんのこと、もし飲むときは、同量の水を一緒に飲むなどして、水分不足にならないように気をつけましょう。
2-5.睡眠不足
うるおいのある肌を育むために、なんといっても大切なのが睡眠。
睡眠が不足していると、肌のターンオーバーが乱れて、乾燥肌を促進してしまいます。
大切なのは寝入りの3時間。
そこで成長ホルモンが多く分泌されて、肌がもっとも活発に生まれ変わります。
十分な睡眠がとれない方も、寝入りの3時間に質の良い眠りができるように心がけましょう。
2-6.喫煙する
喫煙も乾燥肌の原因のひとつ。
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させるので、肌に必要な栄養がスムーズに運ばれません。
肌のターンオーバーが乱れて、肌のバリア機能が低下。水分が蒸発して乾燥肌が促進してしまうのです。
喫煙している方で、乾燥肌がなかなか治らないという方は、禁煙することをおすすめします。
2-7.ストレスを溜めている
ストレスによってニキビができたり、肌が荒れてしまうことがありますが、乾燥肌もそのひとつ。
ストレスにより、血管が収縮して、肌に必要な栄養が運ばれずに、肌のターンオーバーが乱れて、乾燥肌が促進してしまうのです。
質の良い睡眠をとり、気分転換するなどして、ストレスを解消していくことも乾燥肌の改善には大切です。
3.オイルの種類
さて、乾燥肌の原因について理解できたところで、今回の本題である「オイル」に触れていきましょう。
ひとえにオイルと言っても、種類はさまざま。
スキンケアで使用されるオイルは、大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれ次のような特徴があります。
3-1.植物性オイル
植物性オイルは、植物の実や種から抽出されたオイル。
植物オイルを使ったオイル美容が、近年、大きな注目を集めていますよね。
小さな実や種にぎゅっと詰まったオイルは、非常に優れた栄養成分を含んでおり、抽出に手間や時間がかかることで希少価値の高いものもあります。
植物オイルには
- ホホバオイル
- アルガンオイル
- ローズヒップオイル
- オリーブオイル
- スイートアーモンドオイル
- マカダミアナッツオイル
などがあります。
刺激やベタつきが少なく、軽いテクスチャー。
いろいろな用途で楽しめるのも、うれしいポイントです。
3-2.動物性オイル
動物性オイルは、その名の通り、動物から採取したオイル。
- 馬油(馬から採れるオイル)
- スクワラン(深海魚から採れるオイル)
- エミューオイル(エミューという鳥から採れるオイル)
などがあります。
保湿力が高く、こってりしたテクスチャーが特徴。
酸化しにくいというメリットもあります。
3-3.ミネラルオイル
ミネラルオイルは、化粧品として精製された鉱物油のこと。
鉱物油、というと肌によくないイメージがありますが、実はとても安全性の高いオイルです。
・ワセリン
もミネラルオイルの一種で、敏感な赤ちゃんのスキンケアにも使用されます。
4.オイルが乾燥肌にいい理由
では、オイルはなぜ乾燥肌によい効果をもたらしてくれるのでしょうか。
その理由をみていきましょう。
4-1.肌をやわらかくして化粧水の浸透をよくする
オイルには、肌をやわらかくしてくれる効果があります。
乾燥により肌がゴワゴワして、化粧水が浸透しにくいと感じるときがありませんか?
それは、紫外線などの刺激から肌を守ろうとして、表面の角質が溜まってしまった角質肥厚の状態です。
そんなときに、洗顔した後にオイルを塗布すれば、化粧水の浸透がよくなるのです。
ただ水分を与えるだけなく、まずオイルで水分が浸透しやすい環境を作ってあげることは、乾燥肌によい効果があります。
4-2.肌を保護して水分の蒸発を防ぐ
オイルには、肌を保護して水分の蒸発を防ぐ効果もあります。
スキンケアの一番最後にオイルを塗布することで、蓋の代わりとなり、水分が外へ逃げていくのを防いでくれるのです。
5.植物オイルを使ったスキンケア
このように、さまざまなオイルがありますが、今回特に注目したいのが、植物オイル。
肌なじみがよく、軽いテクスチャーで、スキンケアのいろいろな場面で取り入れることができます。
今回は、植物オイルを使った、乾燥肌のためのスキンケアをご紹介していきますね。
5-1.化粧水の前のブースターとして
乾燥して、肌がゴワゴワしているときに、ぜひおすすめなのが、植物オイルをブースターとして使う方法。
(※ブースターとは、化粧水の前に塗布することで、肌を整えたり、柔らかくしてくれる導入化粧品です。)
ブースターは、
- 拭き取りタイプ
- 美容液タイプ
- ミルクタイプ
- オイルタイプ
などさまざまな種類のものがありますが、乾燥肌でお悩みの方には、オイルタイプがおすすめ。
油分は肌になじみやすいので、その後の化粧水の浸透を助けてくれるのです。
使い方は簡単!
洗顔後の肌に、植物オイルを数滴なじませます。
そのとき、ぜひ行っていただきたいのがハンドプレス。
やさしく手のひらで押さえるように塗布します。
ただ塗布するよりも、化粧水や乳液がしっかり肌に浸透して、パックしたあとのように肌がもちもちになりますよ♪
もし朝の顔色が冴えない場合は、軽くマッサージするように塗布するのもよいでしょう。
血色がよくなって、健やかな肌色になります。
Tゾーンのテカリや化粧崩れが気になる方は、薄めに塗布するか、Tゾーンを省いてもOKです。
あとは、いつもどおりのスキンケアをしてください。
ゴワついていた肌がやわらかくなり、化粧水の通り道ができるので、化粧水の浸透がアップします。
5-2.化粧水のすぐあとに
オイルを化粧水のすぐあとに塗布してもOK!
化粧水をなじませて、水分が少し残っている状態でオイルと塗布すると、より化粧水の肌なじみがよくなり、しっとりした肌に仕上がります。
5-3.化粧水や乳液に混ぜる
オイルを化粧水や乳液に混ぜることもできます。
とても手軽に化粧水や乳液の保湿力をアップさせることができるので、忙しいときにおすすめです。
またお使いの化粧水や乳液がさっぱり系や美白系で、保湿力に物足りなさを感じているときにもよいでしょう。
使用するのは1~2滴でOK。
手のひらで混ぜ合わせて、ハンドプレスしながらやさしく塗布してください。
5-4.スキンケアの仕上げに
オイルをスキンケアの仕上げに使うのもおすすめ。
オイルで蓋をすることで、水分の蒸発を防ぐことができます。
スキンケアの最後に、オイルを数滴手に取り、顔になじませます。
ここでも、Tゾーンのテカリや化粧崩れが気になる方は、薄めに塗布するか、Tゾーンを省いてもOKです。
5-5.化粧下地やリキッドファンデーションに混ぜる
オイルは、化粧下地やリキッドファンデーションに混ぜることもできます。
肌が乾燥していると、メイクノリが悪くなりますが、オイルを混ぜるだけで、肌になじみやすくなります。
またツヤ肌も作れるので、ヘルシーな雰囲気を演出したいときにはおすすめ♪
私が化粧下地やファンデーションに加えているオイルは、たった1滴。
オイルを加えすぎると、逆にファンデーションが塗りにくくなってしまうことがあるので、ご注意を。
お使いのアイテムとの適量を見つけてみてくださいね。
5-6.マッサージでスペシャルケア
オイルでフェイシャルマッサージをすることもできます。
とくに毛穴の黒ずみなどが気になる方にはおすすめ。
シートタイプの毛穴パックやスティックは、刺激が強いので肌が乾燥しているときにはなかなか使いにくいですよね。
一方、オイルは肌にやさしくなじんでくれるので、乾燥肌の毛穴ケアにぴったりです。
【マッサージの方法】
① クレンジング後、指がするするすべるくらいのオイルを塗布します。
※このとき、オイルの量が少なすぎると肌摩擦を起こしてしまうので、十分な量を使ってくださいね。
② 黒ずみが気になる小鼻のまわりをくるくるマッサージしたり、リンパが滞りやすいあごの下や耳下腺などをやさしくマッサージします。
③ オイルをやさしく拭き取り、洗顔をします。
余裕があれば、オイルを塗布する前に、20〜30秒ほど蒸しタオルを乗せると、毛穴が開いてよりしっかり毛穴ケアができます。
週1回のスペシャルケアとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。
6.まとめ
乾燥肌の原因や、乾燥肌を促進する行動、オイルを使ったスキンケアをご紹介してきました。
乾燥肌は、主に次の3つの原因があります。
- 空気の乾燥
- 加齢
- 肌のターンオーバーが乱れ
なかでも、肌のターンオーバーの乱れは、日常の行動によって促進させてしまうこともあります。
- 間違ったクレンジングや洗顔をしている
- 紫外線を浴びる
- 乱れた食生活をしている
- 大量にお酒を飲む
- 睡眠不足
- 喫煙する
- ストレスを溜めている
これらは乾燥肌の原因になりますので、できるだけ避けましょう。
スキンケアで使用できるオイルには、大きく分けて3つの種類があります。
- ホホバオイル、アルガンオイルなどの植物性オイル
- 馬油、スクワランなどの動物性オイル
- ワセリンなどのミネラルオイル
なかでも、肌なじみがよく軽いテクスチャーの植物性オイルは、次のようにいろいろなスキンケア方法を楽しめます。
- 化粧水の前のブースターとして
- 化粧水のすぐあとに
- 化粧水や乳液に混ぜる
- スキンケアの仕上げに
- 化粧下地やリキッドファンデーションに混ぜる
- マッサージでスペシャルケア
肌にうるおいが宿ると、驚くほどメイクノリもよくなって、とてもうれしい気分になります♪
季節のせい、年だから、体質だから……そんな風にあきらめている方、乾燥を促進させる行動を見直して、ぜひ毎日のスキンケアにオイルをプラスしてみてください。
しつこい乾燥肌を改善して、諦めかけていたうるおいを取り戻しましょう。