時短アイテムとして根強い人気があるクレンジングウォーター。
洗い流しもW洗顔も不要なので、疲れたときや忙しいときに重宝しますよね。
一方で「本当に落ちるの?」「摩擦が起きて肌に悪いのでは?」という疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、クレンジングウォーターの正しい使い方を徹底解説。
できるだけ摩擦を起こさずに、しっかりメイクを落とす方法を写真付きで解説していきたいと思います。
併せて『Bifesta(ビフェスタ) ミセラークレンジングウォーター』を使ってメイク落ちを検証。
どの程度のメイクを落とすことができるのか、写真付きでレポートしたいと思います。
次のような疑問をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
- クレンジングウォーターとは何?
- 拭き取り化粧水とクレンジングウォーターの違いは何?
- ミセルウォーターとは何?
- クレンジングウォーターは洗顔代わりになる?
- クレンジングウォーターがダブル洗顔不要なのはなぜ?
- ビフェスタのクレンジングウォーターはメイクが落ちる?
クレンジングウォーターの正しい使い方を覚えて、毎日のスキンケアに役立てていきましょう。
Contents
1.クレンジングウォーターとは?
クレンジングウォーターとは一体どのようなものなのでしょうか。
その特徴をチェックしておきましょう。
1-1.拭き取りタイプのクレンジング
クレンジングウォーターとは、拭き取りタイプのクレンジング剤。
水のようにサラサラなテクスチャーで、コットンに含ませて使用します。
化粧水の役割を兼ねているものも多く、「メイク落とし・洗顔・保湿(化粧水)」という3つの工程を一気に行えるのが大きな魅力です。
1-2.洗い流し・W洗顔不要
クレンジングウォーターは、洗い流し不要。
コットンに汚れを吸着させるので、すすぎをする必要はありません。
またクレンジングウォーターは、W洗顔も不要。
一般的なクレンジング剤は、すすぎをしたあとに洗顔料でもう一度洗顔をしますが、クレンジングウォーターはその必要がありません。
メイクの汚れだけでなく、肌に残った古い角質やほこりや花粉なども、一緒にオフすることができるので、W洗顔をしなくてもよいのです。
1-3.オイルフリー
一般的なクレンジングウォーターはオイルフリー。
そのためべたつきはなく、さっぱりとした使用感です。
ただし、なかにはオイルインタイプもあります。
1-4.朝の洗顔にも使える
クレンジングウォーターは、メイクをしていない朝の洗顔にも使用可能。
古い角質を除去できるので、メイクノリもUPします。
1-5.拭き取り用化粧水との違い
クレンジングウォーターと似たアイテムで、拭き取り用化粧水というものがあります。
拭き取り用化粧水は、あくまで化粧水。
古い角質も一緒にオフしてくれますが、メイクまでは落とせません。
一方、クレンジングウォーターは、クレンジング剤と洗顔料を兼ね備えたもの。
メイクと肌の汚れをオフしながら、保湿成分によって肌にうるおいを与えます。
2.クレンジングウォーターのメリット・デメリット
以上のような特徴を持つクレンジングウォーターですが、メリットとデメリットがあります。
それぞれをチェックしていきましょう。
2-1.メリット
クレンジングウォーターのメリットは次のとおりです。
・時短
クレンジングウォーターのメリットのひとつが、時短であること。
クレンジング、洗顔、化粧水の工程を一気に行えるので、スキンケアに時間をかけられない人には、とても便利なアイテムと言えるでしょう。
・ラク
クレンジングウォーターは、手間もかかりません。
コットンにクレンジングウォーターを浸して、肌をなでるだけ。
洗い流しもダブル洗顔も不要なので、ラクにお手入れができます。
・場所を選ばない
クレンジングウォーターは洗い流し不要なので、水のない場所でもメイクをオフすることができます。
リビングやベッドの上でも使えるので、帰宅後すぐにリラックスしながらメイクを落とすことができます。
被災したときや節水したいときにも、役立ってくれるでしょう。
・まつエクOK
たいていのクレンジングウォーターはオイルフリーなので、まつ毛エクステをしているときでも使えます。
ただし、ゴシゴシこすると一緒にまつ毛エクステも取れてしまうことがあるので、やさしく撫でるようにしましょう。
エクステの際にコットンの繊維が引っかかってしまうという方は、目の際だけティッシュペーパーを使うのもおすすめです。
2-2.デメリット
次に、クレンジングウォーターのデメリットをチェックしていきましょう。
・摩擦が起こる
クレンジングウォーターの最大のデメリットは摩擦。
コットンを肌に滑らせるため、どうしても摩擦が起きてしまいます。
強い摩擦は、炎症を起こして、シミやニキビなどあらゆる肌トラブルの原因に。
のちほど、できるだけ摩擦を起こさないでメイクをオフする方法をご紹介しますので、参考になさってくださいね。
・落ちにくいメイクは落とせない
クレンジングウォーターは、ウォータープルーフのマスカラやティントリップなど、とくに落ちにくいメイクアップ化粧品は、落としにくい傾向にあります。
落ちにくいメイクをしている方は、ポイントメイクリムーバーを別途使うようにしましょう。
・コットン代がかかる
クレンジングウォーターは、コットンに含ませて使うため、コットン代もかかってしまいます。
私の場合、アイメイクに2枚、リップメイクに1枚、顔全体に1~2枚と、合計4~5枚のコットンを消費します。
クレンジングウォーターにかかる費用に加え、コットンにかかる費用も考慮しましょう。
3. ビフェスタクレンジングウォーターの正しい使い方
以上のようにメリットもデメリットもあるクレンジングウォーター。
デメリットである「摩擦」をできるだけ起こさないでメイクをオフするには、どうしたらよいのでしょうか。
ここからクレンジングウォーターの正しい使い方について解説していきます。
3-1.クレンジング剤をたっぷりと含ませる
まずは、コットンにクレンジング剤をたっぷり含ませます。
少なすぎると摩擦の原因となり、メイクも落ちにくくなるので、ケチらずひたひたに含ませましょう。
ちなみにビフェスタのクレンジングウォーターが推奨しているのは、3~5プッシュ。
5プッシュするとこのような感じになります。
裏面までひたひたになりましたが、コットンの隅の方までは浸透していませんね。
よりしっかり摩擦を防ぐためには、10プッシュくらいしてコットンの隅までひたひたにするとよいでしょう。
3-3.ポイントメイクから落とす
まずはポイントメイクから落としていきます。
・アイメイク
アイメイクの落とし方は次のとおりです。
クレンジングウォーターを含ませたコットンをまぶたに当てて、5~6秒待ちます。
その後、まつ毛に沿って、コットンをやさしく撫でおろします。
この際、絶対にやってはいけないのがこすること。
摩擦が起きて肌を傷めてしまいます。
クレンジング剤がしっかりなじめばこすらなくても落ちるので、コットンを当てて少し待つ工程を必ず踏むようにしましょう。
ただし、ウォータープルーフマスカラは、落ちにくい場合があります。
その場合は、別途、目元用のリムーバーをお使いくださいね。
・リップメイク
次にリップメイクをオフしていきましょう。
先ほどと同様に、クレンジングウォーターを含ませたコットンを唇に当てて、5~6秒待ちます。
その後、やさしくなで下ろしましょう。
コットンを縦に滑らせることで、縦ジワに入ったリップも落としやすくなりますよ。
3-4.顔全体
次に頬など、顔全体をオフしていきます。
ポイントメイクを落としたコットンは捨てて、新しいコットンにクレンジングウォーターをたっぷり含ませましょう。
肌にコットンを当てて、やさしく滑らせます。
この際もゴシゴシこすらないのが鉄則。
極力摩擦が起きないように、軽い力で行いましょう。
最後、肌に残ったクレンジング剤は、そのままなじませてOK。
保湿成分により、肌にうるおいを与えてくれます。
4. ビフェスタ ミセラークレンジングウォーター 特徴&レビュー
今回使用したのは、『Bifesta(ビフェスタ) ミセラークレンジングウォーター ブライトアップ』。
たいていのドラッグストアでも市販されているクレンジングウォーターです。
お値段は、400ml入って1,200円程度。
クレンジング剤と洗顔料と化粧水にかかる費用がこれで済むと考えると、とてもリーズナブルですよね。
『Bifesta(ビフェスタ) ミセラークレンジングウォーター ブライトアップ』は、どのような製品なのでしょうか。
ここから、商品の特徴やメイク落ち、保湿力など、詳しく解説したいと思います。
4-1.ミセルウォーター
ビフェスタのクレンジングウォーターの商品名にも使われている「ミセルウォーター」というワード。聞きなれない言葉なので、よくわからないという方もいらっしゃいますよね。
ミセルとは、粒子のこと。
クレンジングウォーターに含まれているメイクオフ成分が、メイク汚れや古い角質を素早くキャッチ。それがミセルと呼ばれる小さな塊となり、コットンでなでるだけで汚れがしっかりオフできる仕組みになっています。
4-2.メイク落ち検証
ではここから、ビフェスタのクレンジングウォーターでどのくらいのメイクが落とせるのか、検証してみたいと思います。
上から
- マスカラ(お湯で落とすタイプ)
- 眉マスカラ(ウォータープルーフ)
- 眉パウダー
- アイブロウペンシル
- アイシャドウ
- リップ
- リキッドコンシーラー
- クッションファンデーション
を塗りました。
半分だけクレンジングウォーターをなじませてみましょう。
5~6秒ほど待って、オフしたのがこちら。
コットンを当てていた部分のメイクは、だいたい落ちていますね。
その後、全体をオフしてみた様子がこちら。
リップは若干残っているようですが、それ以外のメイクはすべて落ちています。
驚いたのがマスカラ。
こちらのマスカラはお湯で落とすタイプで、クレンジングバームやクレンジングオイルでもなかなかオフはできなかったのですが、今回、簡単に落とすことができました。ミセルの力、おそるべし!
また眉マスカラもロングラスティング処方で、かなり落としにくいのですが、簡単にオフ出来ました。
4-3.角栓落ち検証
以上のように、メイク落としの力はそこそこ高いと思われる、ビフェスタのクレンジングウォーター。
毛穴目立ちの原因となる角栓もオフすることができるのでしょうか。
テストしてみましょう。
クレンジング前、私の鼻周りには、白い角栓と黒い角栓が混在していました。(汚い画像でごめんなさい!)
クレンジングウォーターを浸したコットンでなでてみたところ、白い角栓は取れました。
一方、黒い角栓は、残念ながら変化なし。
黒い角栓は、白い角栓が紫外線や酸素に触れて硬くなったものです。
簡単には取れにくいので、黒い角栓が目立っているときは、酵素洗顔やクレイ洗顔など、角栓にしっかりアプローチできる専用のアイテムを使った方がよさそうです。
4-5.保湿力
ビフェスタのクレンジングウォーターは、保湿成分配合で、化粧水の役割も兼ねています。
実際、保湿力はあるのでしょうか。
クレンジングウォーターで洗顔して、何もつけない状態で少し待ってみました。
しばらく経ってもつっぱりは感じませんでしたが、乾燥肌の私にとっては、保湿力がやや物足りない感じ。
その後、お風呂に入るのであればそのままでもよいと思いますが、朝のスキンケアやそのまま寝てしまう場合などは、追加で保湿をした方がよいと感じました。
5. まとめ
今回は、忙しい人の強い味方・クレンジングウォーターをピックアップしてきました。
クレンジングウォーターは、洗い流しやW洗顔不要の時短アイテム。
水のない場所でも使えるので、大変便利です。
一方で、摩擦が起こることや濃いメイクが落としにくいなどのデメリットもあります。
実際にビフェスタのクレンジングウォーターを使ってみたところ、たいていのメイクを落とすことができました。
今回ご紹介した正しい使い方を参考に、できるだけ肌に負担がかからないように取り入れてくださいね。