ベビーオイル洗顔は肌によくない?ニキビができる?44歳乾燥肌のワーママが本音レビュー※写真あり

最近、誰もが見たことあるアイテムでの洗顔方法が話題になっています。

それは「ベビーオイル洗顔」。

「肌が乾燥しなくなった!」「キメが整った♪」などとよい口コミが広がっているのだそう。

一方で、「ニキビができた」「肌に悪そう」などというネガティブな意見もあるようです。

そんな賛否両論あるベビーオイル洗顔。
年齢肌&乾燥肌、さらに小さな子供を持つワーママである私にとって、この洗顔は有益なのか、実際にやってみることにしました。

ベビーオイル洗顔が気になっている人は、参考になさってくださいね♪

1.ベビーオイル洗顔とは?

ベビーオイル洗顔とは?

ベビーオイル洗顔とは、どのような洗顔方法なのでしょうか。
その概要をチェックしておきましょう。

1-1.ベビーオイルで行う洗顔

ベビーオイル洗顔とは、読んで字のごとく「ベビーオイルで顔を洗う方法」。

これをSNSで発信したのが、1983年生まれの歌手で美容愛好家のmimiさん。

ご本人もとても美しい方で、お肌もつるつるです。

男性向けのベビーオイル洗顔の関連書類も執筆されていて、ベビーオイル洗顔の詳しい方法が掲載されています。

美容愛好家のmimiさん

またスキンケアの基礎知識やおすすめスキンケア製品も掲載されていて読み応え抜群でした。
気になる方はチェックしてみてくださいね。

1-2.SNSで話題性をチェック

ベビーオイル洗顔は、どのような話題を呼んでいるのでしょうか。
Twitterで口コミをチェックしてみましょう。

・よい口コミ

まずはよい口コミをご紹介します。

・微妙な口コミ

また次のように、微妙な口コミも見られました。

・悪い口コミ

さらに次のように、良くなかったという口コミも。

https://twitter.com/sss_78910/status/1532352361846296576

2.ベビーオイルってどんなオイル?

ベビーオイルってどんなオイル?

以上のように賛否両論あるベビーオイル洗顔。
そもそもベビーオイルとは、一体どのようなものなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

2-1.主成分はミネラルオイル

ベビーオイルとは、ミネラルオイルでできている保湿剤のこと。

赤ちゃんの保湿やマッサージにも使われてきたことから、ベビーという名前がついているようです。

ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーオイルの裏面に記載されている成分は、ミネラルオイルと酢酸トコフェロールの2つ。とてもシンプルですね。

主成分のミネラルオイルとは、鉱物油のこと。

鉱物油と聞くと、なんだか肌に悪そうなイメージが浮かんでしまいますが、十分に精製されているので肌にやさしい保湿剤。

ちなみに同じく赤ちゃんの保湿にも使われるワセリンも、鉱物油からできています。

2-2.手に入りやすい

ベビーオイルは、300mlで700~800円程度。
とてもリーズナブルです。

たいていのドラッグストアにも置かれていますし、もちろんインターネットでも購入可能。

手に入りやすいのは、ベビーオイルの大きな利点でしょう。

2-3.いろいろな使い方ができる

ベビーオイルは、いろいろな使い方ができるのも魅力のひとつ。

今回取り上げるベビーオイル洗顔以外にも、次のような使い方ができます。

  • マッサージ
  • ヘアオイル
  • ハンド&ネイルケア
  • ステンレスの掃除
  • 革クリーナーの代用

ベビーオイル洗顔が合わなかったという人も、他の使い方で消費できるのはうれしいポイントですね。

3.ベビーオイル洗顔で必要なもの

ベビーオイル洗顔で必要なもの

ベビーオイル洗顔を始めるにあたって、準備したのはこちらの2つ。

  • ベビーオイル
  • ティッシュペーパー

ベビーオイルは、ジョンソン・エンド・ジョンソンの無香料ベビーオイルです。

合計しても800円程度なので、とてもリーズナブルですね♪

ティッシュペーパーの代わりに、キッチンペーパーを使ってもよいそうです。

4. ベビーオイル洗顔にトライ

ベビーオイル洗顔にトライ
それではいよいよ44歳乾燥肌の私が、ベビーオイル洗顔にトライしてみたいと思います。

4-1. 洗顔前のチェックポイント

まずはベビーオイル洗顔を始める前に、次のポイントをチェックしておきましょう。

・ポイントメイクは落としておく

ベビーオイル洗顔の前提として、アイメイクやリップなどのポイントメイクは、リムーバーで落としておく必要があります。

・軽めのメイクならそのまま落とせる

ポイントメイクをオフした後、軽いメイクであればクレンジングをせずに、そのままベビーオイル洗顔を行ってよいそうです。在宅ワークが増えている今日、話題になるのも頷けますね。

ちなみに今回、私がしていたメイクはとてもナチュラル。

  • おしろい効果のある朝用乳液
  • パウダー
  • アイブロウパウダー
  • アイブロウペンシル
  • 眉マスカラ

以上5点です。

洗浄力を確かめたいので、アイブロウはあえて残したままベビーオイル洗顔を行いました。

ただし、mimiさんの書籍にも書かれていますが、密着力の高いベースメイクは落とすことができません。

軽めのメイクをした日やメイクをしていない日にトライしてみてくださいね。

・汚れてもいい服で行う

ベビーオイルは油分ですので、服や家具に付着するとシミになってしまう可能性もあります。さらさらしていてこぼれやすいので要注意。

こぼれやすいので要注意

私は初日、リビングの木製のテーブルで行ったところ、数滴オイルをこぼしてしまい、このようなシミを作ってしまいました(泣)

汚れてもいい洗面台やお風呂で行うことをおすすめします。

4-2. 基本のベビーオイル洗顔をやってみた

準備が整ったところで、いよいよ洗顔を行ってみたいと思います。

まずは、片手のくぼみに3プッシュ分のベビーオイルを出します。

片手のくぼみに3プッシュ分のベビーオイル

ベビーオイルはとてもさらさらしているので、手が小さめの私は3プッシュ分がこぼれ落ちそうな量。2回に分けて出した方がよさそうです。

顔全体に塗布

これを手指の腹で、目の周りを除く、顔全体に塗布していきます。

顔から垂れない程度に

ベビーオイルが足らない場合は、ここで追加してOKとのこと。
顔から垂れない程度に、たっぷり量を使うことがポイントだそうですよ。

両手のひらを顔にあてて

さらに両手のひらを顔にあてて、やさしくなじませていきます。
たっぷりのオイルで肌をなでるのって、けっこう気持ちいいですね~♪

髪の生え際、鼻周り、口周りは凹凸があってなじみにくいので、やさしくなでるようになじませます。

鼻の周り

ちなみに、現在私の鼻の周りには、白い角栓と黒い角栓が混在中。

これがぽろっと取れるという口コミもあったので、しっかりなじませていきたいと思います。

最後にオイルを足して、目を閉じた状態でまぶたになじませます。
ここまでで、かける時間は1~3分。

  • 何もつけていないor日焼け止めのみ……1分
  • ベージュ系のベースメイクをしている……3分

とのこと。

私は、間を取って2分くらい行いました。

次に行うのがティッシュオフ。
ここでも摩擦が起こらないように、やさしくティッシュペーパーでオイルを拭き取っていきます。

目の周りをオフする

目にオイルが入らないように、最初に目の周りをオフするのがよいそうです。

オフしつづける

肌がさらっとするまで新しいティッシュペーパーを使ってオフしつづけるのがポイント。合計3枚のティッシュペーパーを使いました。

ちなみに書籍では、2枚重ねになっているティッシュペーパーを1枚ずつに分けて、吸収力の高い内側でオイルを吸わせるのがよいと記載されています。

ティッシュペーパーの消費が気になる方は、このような方法で行ってみてくださいね。

あご周りも丁寧にオフ

あご周りも丁寧にオフ。
ベビーオイル洗顔であごにニキビができたという口コミを見たので、入念に行いました。

ティッシュオフのあとの肌

ティッシュオフのあとの肌がこちら。
よく言うと「しっとり」、悪く言うと「すっきりしない」という感じ。これは好みによると思います。

その後、お風呂から出る前にぬるま湯で顔を軽く洗って完成です。

今回は昼間に行ったので、少し時間を空けてからぬるま湯で洗ってみました。時間を置いている間も、つっぱりは感じませんでしたよ。

水をはじく感じ

オイルが残っていたようで、水をはじく感じがありました。
もっとしっかりティッシュオフをした方がよかったかも。

いつものスキンケア製品

そして、いつものスキンケア製品を塗布。

「化粧水がオイルではじかれてぜんぜん入っていかない」という口コミもありましたが、私の場合そこまでではなく、問題なく塗布することができました。

スキンケアの最後は、いつもクリームを使っていますが、乳液に変更。
しっとりしているので、スキンケアも調整した方がよいと思いました。

4-3.3秒洗顔をプラスしてみた

基本の方法でニキビができてしまう方には、「3秒泡洗顔」という方法が提唱されています。

私の場合、ニキビはできませんでしたが、よりすっきり感が欲しかったので、後日3秒泡洗顔を追加して行ってみました。

帰宅後すぐにベビーオイル洗顔→夕飯作り→食事→お風呂

という順で行い、お風呂のときに3秒泡洗顔を実行。

汗と共に残ったオイルを落とせたので、すっきりしました♪

お風呂から出た後、いつも肌が乾燥しそうで1秒でも早く化粧水をつけたいと思うのですが、ベビーオイル洗顔をしたあとは、乾燥を感じずゆっくりスキンケアに入ることができたのはよかったです。
小さな子供と一緒に入浴するときには、この余裕がありがたいですね。

ただ、洗う時間が3秒だったとしても、クレンジングでメイクを落として、洗顔フォームをしっかり泡立てるという手間は変わらないので、あまり時短にはならないかな、とも思いました。

4-4.クレンジングタオルでオイルを拭き取ってみた

また最近人気のクレンジングタオルでもやってみました。

クレンジングタオル

結論から申し上げますと、ベビーオイル洗顔に関してはティッシュペーパーの方がいいですね。

エンボス加工が施されているクレンジングタオルなら、ベビーオイルをすごい勢いで吸ってくれるのかと思いきや、そうでもありませんでした。

さらに、いつもは水分を拭きとったクレンジングタオルで洗面台を掃除しているのですが、オイルがついているとできない……。

やはりクレンジングタオルは、洗顔後の水分を拭き取るために使うのがよいなと思いました。

クレンジングタオルの使い方やレビューについてはこちらに載せているので、気になる方は併せてチェックしてみてくださいね。

5.ベビーオイル洗顔のメリット、デメリット

ベビーオイル洗顔のメリット、デメリット

最後に、ベビーオイル洗顔を行って個人的に感じたメリットとデメリットをまとめておきたいと思います。

5-1.メリット

ベビーオイル洗顔で感じたメリットは次のとおりです。

・乾燥しない

まず大きなメリットとして挙げられるのが、乾燥を防げるという点。

私は44歳の乾燥肌。現在は1月で空気も乾燥しています。
それにも関わらず全くつっぱることはなく、洗顔することができました。

・安い

もし3秒泡洗顔をしないのであれば、クレンジング剤と洗顔料の2つをベビーオイル代のみでまかなうことができます。

高価なティッシュペーパーを使ったとしても、消費するのは3~4枚程度。

800円程度で済みます。

化粧水や美容液など「与える」スキンケア製品にお金をかけて「汚れを落とすもの」は安価で済ませたいという方や、美容自体にお金をかけたくない人にはおすすめです。

5-2.デメリット

一方で、ベビーオイル洗顔で感じたデメリットは次のとおりです。

・すっきりしない

ベビーオイル洗顔は、洗顔料で洗ったときのようなすっきり感はありません。

これは好みにもよると思いますが、数日続けていると洗顔料で洗った後のキュッとした感覚が恋しくなりました。

とくに脂性肌の人には、基本コースでは物足りないかもしれません。
3秒泡洗顔を追加した方がよいと感じました。

・手間がかかる

ベビーオイル洗顔は、一見時短のように思えますが、意外と手間がかかると思いました。

実際に洗う時間は1~3分。

さらにティッシュペーパーで丁寧にオフしないと、オイルが毛穴に詰まってニキビなどのトラブルの原因になるので、摩擦が起こらないようにやさしく何度もティッシュペーパーにオイルを吸わせる必要があります。

摩擦を避けて丁寧に行うと、やはりどうしても時間がかかってしまいます。

さらに、3秒洗顔を追加すると、洗顔料をしっかり泡立てる手間も必要。
合計すると、そこまで時短にはなりませんでした。

・黒い角栓はとれない

数日行ってみても、頑固な黒い角栓は取ることができませんでした。

柔らかい白い角栓は取れたので、黒い角栓の予防にはよいかもしれませんが、すでに黒くなってしまっているいちご鼻退治には不十分だと思いました。

やはり毛穴汚れや古い角質は、皮脂とたんぱく質にアプローチできる「酵素」で落とすことが大事だと実感。

パックタイプの酵素洗顔なら摩擦も防げるし、時短です。
低刺激処方の商品を選べば敏感肌やゆらぎ肌でも使えるので、美肌への近道だと思いました。

6.まとめ

今回は、SNSで話題のベビーオイル洗顔について解説していきました。

ベビーオイル洗顔とは、その名のとおりベビーオイルで顔を洗う方法。

軽いメイクなら落とすことができて、安価で乾燥を防ぐこともできます。
一方で、すっきりしない点や手間がかかるというウィークポイントも感じました。

洗顔にお金をかけたくない方や、洗顔による乾燥を防ぎたい方にはよいと思います。
一方で、すっきり感が欲しい方や忙しい方には物足りないかも。

全てのスキンケアには、「肌に合う、合わない」があり、一長一短です。
ご自身の肌の状態をしっかり見極めて、上手く取り入れてみてくださいね。

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