繰り返しやすい頬や顎のニキビ。治りにくいし厄介ですよね。
しかもかゆみまで伴う場合があるからとっても不快!!
私も最近はストレスが多いせいか、頬や顎にニキビができやすく、しかもそのニキビがかゆくて本当に困ってます…。
そこで今回は、そんなかゆいニキビを撲滅すべく、いろいろと調べてみました。
- ニキビのかゆみの原因
- かゆいニキビの正しい対処法
- かゆいニキビの予防策
この記事では、上記について詳しく紹介・解説していますよ。
私と同じく、かゆいニキビでお困りのそこのあなた!
この記事を読んで、かゆいニキビとおさらばしましょう♪
Contents
1.ニキビがかゆくなる原因
なぜニキビがかゆくなるのか?その原因についてご紹介します。
1-1.乾燥
まず1つ目の原因は「乾燥」です。
肌は乾燥するとバリア機能が低下し、外部からの刺激に弱くなります。
すると肌が敏感になり、かゆみが出てしまうのです。
この場合は、ニキビそのものがかゆいというよりも、乾燥した肌がかゆくなっている可能性があります。
ちなみに、肌は乾燥すると皮脂を過剰に分泌させるため、ニキビの原因になってしまいます。
乾燥を防ぐことは、かゆみだけでなくニキビを防ぐことにもつながるんですね。
1-2.炎症
次に2つ目の原因は「炎症」です。
アクネ菌は、皮脂をエサにして毛穴で炎症を起こします。
すると、免疫細胞がヒスタミンという物質を分泌。
ヒスタミンは、かゆみに反応する神経に作用するため、かゆみを引き起こしてしまうのです。
毛穴に雑菌などが多く入っている場合も、強いかゆみが生じることがあります。
1-3.顔ダニ
人の顔には顔ダニ(別名ニキビダニ)と呼ばれるダニが存在しています。
正式名称を「毛包虫性ざ瘡(もうほうちゅうせいざそう)」と言い、体長は約0.1~0.4mm、透明に近い色の体をした小さなダニです。
この顔ダニは、人の顔に約200万匹(!)住み着いており、人の皮脂をエサにして生活しています。
この顔ダニが皮脂を食べすぎてしまい乾燥肌になることで、炎症やかゆみが引き起こされることがあります。
ただし、顔ダニがいるのは悪いことではありません。
あまりにも増えすぎたら治療が必要ですが、普段はきちんと洗顔して清潔に保てば問題ないので安心してくださいね。
1-4.ニキビ以外の疾患が原因の可能性も
赤みのあるブツブツがかゆい場合、ニキビではない別の疾患の可能性もあります。
- アトピー性皮膚炎
- 汗疹(あせも)
- 毛嚢炎(もうのうえん)
- 毛包炎(もうほうえん)
- 稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅ)
- 蕁麻疹(じんましん)
- 湿疹
- 皮膚炎
これらの皮膚疾患の症状としてかゆみが出ている場合もあるため、症状が治まらないときは早めに皮膚科で治療してもらいましょう。
2.かゆいニキビの正しい対処法
ニキビがかゆいとき、掻いてしまうのは絶対にNGです!
患部に雑菌が入ったり、傷ついて悪化し、治りが遅くなってしまいます。
正しい対処法でかゆいニキビに立ち向かいましょう。
2-1.冷やす
とにかくかゆいときは冷やすことが有効です。
保冷剤や氷を入れたビニール袋を患部に直接当てて冷やしましょう。
ほてりが落ち着くことでかゆみが和らぎますよ。
ただし、冷やすことはあくまでかゆみへの応急処置です。
かゆいニキビをなくすためには、ニキビのケアが第一ですよ。
2-2.保湿する
乾燥によってかゆみが生じている場合は、保湿することでかゆみが治まります。
ニキビができているときは保湿を敬遠しがちですが、むしろ保湿した方がニキビのためにはいいんですよ。
肌は乾燥すると過剰に皮脂を分泌してしまうので、保湿を怠るとかえって皮脂が出て、ニキビの原因になってしまうんです。
洗顔後は、たっぷりの化粧水で水分補給した後に、必ず乳液などを使って水分の蒸発を防いでください。
特に、頬や顎などのUゾーンは、Tゾーンに比べて皮脂の分泌が少なく乾燥しやすい部位です。
意識的に保湿することを心がけましょう。
2-3.市販薬を使う
かゆみが引かない場合は薬の使用を検討しましょう。
ドラッグストアや薬局では、かゆみや炎症を抑える薬や殺菌・抗菌効果のある薬などが販売されていますので、自分の症状に合う薬を探してみてくださいね。
お店にいる薬剤師に相談したり、皮膚科を受診して薬を処方してもらうのもおすすめです。
3.かゆいニキビの予防策
かゆいニキビの対処法がわかったところで、続いては予防策をご紹介します。
かゆいニキビをそもそも作らせないために、日頃の生活を見直していきましょう!
3-1.スキンケアの見直し
スキンケアを見直すことで、かゆいニキビを予防することができますよ。
3-1-1.きちんと保湿する
あなたは普段、きちんと保湿していますか?
ここで言う「保湿」とは、化粧水だけでおこなうものではなく、化粧水+乳液やクリームでおこなうもののことを指します。
先ほども少し触れましたが、ニキビができているときこそ保湿は重要です。
なぜなら、肌は乾燥すると皮脂を過剰に分泌させるため、保湿しないでいるとかえって皮脂が出て、ニキビができやすくなってしまうから。
また、アルコール配合のさっぱりタイプの化粧水は、水分の蒸発を促すため乾燥しやすくなります。
ニキビが気になるときこそ、きちんとうるおいを与えられる保湿化粧水を使いましょう。
3-1-2.肌に合ったアイテムを使う
きちんと保湿しているのにかゆいニキビができるという場合、ほかの使用アイテムが肌に合っていない可能性もあります。
また、普段は平気でも、体調やホルモンバランスの乱れなどで肌が敏感に傾き、いつものアイテムが合わなくなることもあります。
特に、かゆいニキビができるときは肌のバリア機能が低下しているため、肌がデリケートな状態になっています。
そういうときはすぐに敏感肌用のアイテムに切り替えるなどして、肌に刺激のないスキンケアをおこなってくださいね。
3-1-3.皮脂を奪いすぎない洗顔をする
日々の落とすケアが間違っていると、かゆみのあるニキビができやすくなってしまいます。
ニキビケアというと洗浄力が重視されがちですが、必要な皮脂まで落としてしまうと肌が乾燥してバリア機能が低下してしまいます。
適度にうるおいを残した洗い上がりのものを選ぶようにしましょう。
こちらのディープクレイは、アルガンオイル配合でつっぱり知らずの洗顔料です。
濡れた顔にのばして15秒パックして洗い流すだけなので、ニキビケアに必要な摩擦レス洗顔も手軽にできちゃいます◎
さらに、ニキビに効果的な酵素とクレイを配合しているので、ニキビ肌のケアにぴったりなんですよ♪
3-2.生活習慣の見直し
外側だけでなく内側からのケアも、ニキビの改善に役立ちます。
ぜひ積極的に取り組んでみてくださいね。
3-2-1.栄養バランスのよい食事を摂る
栄養バランスのよい食事は、ニキビの改善に欠かせない要素です。
栄養バランスが乱れていると便秘にもなりやすく、そうすると肌も荒れやすくなってしまいます。
栄養バランスを整えるために下記を意識してみてくださいね。
- お肉だけでなく野菜やお魚も食べる
- お菓子の食べすぎやジュースの飲みすぎに気をつける
- ジャンクフードや揚げ物は控えめにする
- いろいろな種類の食材を料理に取り入れる
3-2-2.質のよい睡眠をとる
「寝不足で肌が荒れた」という経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?
質のよい睡眠をとることはニキビの予防につながります。
睡眠時間の確保が難しい場合は、特に寝入りの3時間にぐっすり眠れるようにするのがポイント。
というのも、寝入りの3時間は、肌の修復や生まれ変わりに大切な成長ホルモンが大量に分泌されるタイミングなんです。
下記の方法を試すだけで、簡単に睡眠の質を向上させることができますよ。
- 寝る3時間前までには食事を済ませる
- 間接照明などで部屋の明るさを落としておく
- 寝る前のカフェインの摂取は控える
- ぬるめのお湯(38~40℃)にゆっくり浸かる
- ハーブティーや白湯などの温かい飲み物を飲む
4.まとめ
かゆいニキビの原因と対処法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
かゆいニキビの原因は「乾燥」や「炎症」、「顔ダニ」ですが、アトピー性皮膚炎や湿疹などの皮膚疾患が原因となっている場合も考えられます。
ニキビがかゆいときは決して掻かずに、下記の方法をお試しください。
- 保冷剤や氷を入れたビニール袋で患部を直接冷やす
- 肌が乾燥しないように化粧水と乳液で保湿する
- かゆみを抑える薬などを使う
どうしてもかゆみが治まらない場合は、早めに皮膚科を受診してくださいね。
かゆいニキビができないようにするためには、スキンケアと生活習慣の見直しも大切です。
- 化粧水だけでなく乳液やクリームも使って保湿する
- 敏感肌用などのアイテムで刺激のないスキンケアをおこなう
- 皮脂を奪いすぎない洗顔をする
- 栄養バランスのよい食事を摂る
- 質のよい睡眠をとる
ニキビの予防と改善には、外側と内側からのケアが欠かせません。
ぜひこの機会に、何気なくおこなっている日々の行動を見直してみてください。
ニキビを撲滅して、かゆみのない爽やかな素肌を手に入れましょう♪