敏感肌でも使いやすいと話題のキールズのレチノール美容液『DS RTN リニューイング セラム』。
韓国コスメをはじめリーズナブルなレチノール製品が販売されるなか、1万円を超えるキールズのレチノール美容液は、他社製品とどのような違いがあるのでしょうか。
その効果の違いについて、詳しく解説していきます。
またレチノールは、デリケートで刺激もある成分。
間違った使い方をすると、肌トラブルにつながる可能性もあるので注意が必要です。
そこで『DS RTN リニューイング セラム』の使い方を徹底解説。
使う順番、タイミング、塗布する量、ビタミンCとの併用などについて詳しく解説していきたいと思います。
- キールズのレチノールの効果的な使い方は?
- キールズのレチノールは、朝夜どっちに使う?
- キールズのレチノール美容液の効果とは?
- キールズのレチノールとビタミンCは併用できる?
- レチノールを塗る順番は?
- レチノールの後何塗る?
- レチノールの効果はいつからわかる?
- キールズのレチノールと美白美容液は、どの順番で塗ればいい?
- キールズの美容液の注意点は?
- キールズのレチノールの塗り方は?
以上のような疑問を解決していきますので、ぜひ参考になさってくださいね。
Contents
1.キールズ『DS RTN リニューイング セラム』の基本情報
『DS RTN リニューイング セラム』は、どのような製品なのでしょうか。
その概要をチェックしていきましょう。
1-1.キールズの人気商品
『DS RTN リニューイング セラム』は、アメリカのコスメブランド・キールズから発売されているレチノール美容液。
2021年9月に発売後、SNSで大きな話題となり、日本でも人気を博しています。
人気の秘訣は敏感肌でも使いやすいというところ。
独自処方のマイクロレチノールにより刺激が抑えられており、肌質に関係なく使いやすいレチノール製品として、注目を集めています。
1-2.容量、価格
『DS RTN リニューイング セラム』のサイズは2種類。
30mlは、8,910円(税込)で約2ヶ月分。
50mlは、12,320円(税込)で約3ヶ月~3ヶ月半使用できます。
口コミでは一日置きに使って、8ヶ月もったという声もありました。
また少量から試してみたい方に向けて、10mlのお試しサイズも3,300円(税込)で販売されています。
2.キールズ 『DS RTN リニューイング セラム』の効果
高級なキールズの『DS RTN リニューイング セラム』ですが、なぜ人気があるのでしょうか。
肌への効果について深掘りしてみましょう。
2-1.毛穴
『DS RTN リニューイング セラム』に期待できるのが、毛穴への効果。
毛穴の角栓、たるみなどによって、毛穴が目立ってしまうというお悩みをお持ちの方もたくさんいらっしゃいますよね。
そこにアプローチしてくれるのが『DS RTN リニューイング セラム』。
キールズ独自開発のマイクロレチノールは、次の2つのメカニズムで、毛穴を目立たなくさせてくれます。
・ターンオーバーをサポート
レチノールは、肌のターンオーバーをサポートする働きがあります。
ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのこと。
古い角質はターンオーバーによって排出されていきますが、加齢や乱れた生活習慣、間違ったスキンケアなどによってターンオーバーが乱れて、毛穴が詰まりやすくなることがあります。
そこでレチノールがターンオーバーをサポートして、古い角質の排出。
毛穴詰まりを改善する効果が期待できます。
・真皮層に働きかける
レチノールは、真皮層に働きかけて、毛穴を目立たなくさせる効果もあります。
真皮層には、コラーゲンやエラスチンなど、肌のハリや弾力を司る成分が存在します。
レチノールは、そのコラーゲンやエラスチンの産生をサポート。
肌全体にハリ感が生まれ、毛穴が目立ちにくくなると考えられます。
2-2.乾燥小じわ
『DS RTN リニューイング セラム』は、乾燥小じわの改善効果も期待できます。
乾燥小じわとは、乾燥によって表皮の水分がなくなり、しわっぽく見えるもの。
ちりめんじわとも呼ばれ、目元など乾燥しやすい部分に表れます。
放っておくと深いしわに進行することもあるので、しっかり保湿をしてケアすることが大切です。
『DS RTN リニューイング セラム』は、レチノールだけでなく、しわ改善効果が期待できるナイアシンアミドや、ペプチドも配合。
独自処方で刺激が抑えられているので、乾燥小じわができやすい目の下や目尻などのデリケートな部分もケアすることができます。
2-3.ハリ
『DS RTN リニューイング セラム』は、肌全体のハリの向上にも効果が期待できます。
レチノールは、真皮層に働きかけて、ハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンの産生をサポート。
肌全体のハリ感をアップさせる効果が期待できます。
3.キールズ 『DS RTN リニューイング セラム』の使い方
以上のように魅力的な効果がある『DS RTN リニューイング セラム』。
一方で、レチノールは大変デリケートな成分なので使い方にも注意が必要です。
ここから『DS RTN リニューイング セラム』の具体的な使い方を解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
3-1.使用量と頻度
基本の使用量は、1日1回2プッシュ。
みずみずしく伸びが良いので、顔全体に塗布するのに十分な量です。
レチノールに慣れている方は、毎日夜のスキンケアで塗布します。
ただしレチノールを初めて使う方は、使用量と頻度に注意が必要。
使い始めの1~2週間は2日に1回のペースで、0.5~1プッシュ程度にして、肌を慣らしていきましょう。
刺激が気になる場合は、3日に1回のペースに落とすとよいそうですよ。
3-2.タイミング
『DS RTN リニューイング セラム』を塗布するのは夜のスキンケア。
朝に使えないわけではありませんが、レチノールを塗布した肌は、紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。
朝のお手入れで使う際は、必ず日焼け止めをしっかり塗るようにしましょう。
また注意したいのは、朝の洗顔。
『DS RTN リニューイング セラム』は、首やデコルテのケアも推奨されています。
夜のお手入れで、首やデコルテまで塗った際は、朝の洗顔で首やデコルテも洗うようにしましょう。
万が一、首や顎にレチノール成分が残っていて、日焼け止めを塗り忘れてしまうと、紫外線の影響を多く受けてしまう可能性も。
レチノールを塗布した部分は、洗浄、保湿、UVケアの3点をしっかり行うことをおすすめします。
3-3.季節
『DS RTN リニューイング セラム』は、季節を問わず一年を通して使うことができます。
ただし、春夏など紫外線が増えている時期は要注意。
入念に日焼け止めを塗るようにしましょう。
刺激が心配な方は、紫外線が少ない秋冬に使い始めるのもよいと思います。
ただし、次のような時期は、季節に関わらず使用することができません。
- 妊娠中、授乳中
- レーザー治療後
- ワックス脱毛をした後
3-4.順番
『DS RTN リニューイング セラム』を塗る順番は、基本的に化粧水の後。
乳液やクリームは、その後に塗ります。
ただし、刺激が気になる場合は、乳液やクリームの後に塗ってもOKです。
肌の状況に合わせて調整してみてくださいね。
また、公式サイトの動画で、「手持ちの美容液との使用順序は?」という質問がありました。
それに対して、「テクスチャーがみずみずしいものを先に使ってください」という回答が出されています。
テクスチャーを比べて、みずみずしいものを先に塗り、クリーミーなものを後に塗るようにしましょう。
キールズのオイル美容液『ミッドナイトボタニカルコンセントレート』を併用する場合は、『DS RTN リニューイング セラム』→『ミッドナイトボタニカルコンセントレート』の順で塗布するのがよいそうです。
3-5.塗っていい場所、ダメな場所
敏感肌でも使える『DS RTN リニューイング セラム』ですが、塗っていい場所とダメな場所があります。
塗布OKなのは、頬、額、口周り、目の下、目尻、首、デコルテ。
一方で、唇や上まぶたなど、皮膚の薄い部分は塗布できません。
唇はリップクリーム、上まぶたはアイクリームと、別の専用の製品でケアしてくださいね。
3-6.塗り方
『DS RTN リニューイング セラム』の塗り方は次のとおりです。
顔全体に引き上げるように、やさしくなじませます。
ほうれい線が気になる場合は、指2本をアイロン代わりにして美容液を押し込むようにハンドプレスしましょう。
私は額のシワが気になるので、指アイロンで重点的にケアしました。
目の下や目じりなど、皮膚の薄い部分は、薬指でケアするとよりやさしく塗布することができます。
首やデコルテには、約1プッシュ追加して、上から下に向かって流すようになじませます。
3-7.皮むけが起きたら一旦休む
私の場合、使用3日目からA反応が始まりました。
その際にキールズに相談したところ、次のようなアドバイスをいただきました。
「皮むけが落ち着くまではレチノール美容液をお休みいただき、保湿ケアをたっぷりとしてお肌の様子を見ていただくのがおすすめでございます。
再開いただく際は、慣らし使いをしながら徐々に使用頻度・量を増やしてくださいね。
約1週間はお肌の様子を見ながら「慣らし使い」【2日に1回、少量から】をしていただくのがおすすめでございます。」
以上のことから、皮むけが起きたときは一旦休んで少量ずつ再開するなど、肌の調子を見ながら、取り入れてみてください。
3-8.ビタミンCの併用について
レチノール製品は、ビタミンCの併用に注意が必要。
それぞれの効果を打ち消し合ってしまうため、併用できないのが一般的です。
・『DS RTN リニューイング セラム』もビタミンCと併用しないほうがいい
『DS RTN リニューイング セラム』もビタミンCを併用できないか、メーカーに電話で問い合わせたところ、次のような回答をいただきました。
「『DS RTN リニューイング セラム』とビタミンC化粧品を、同時に塗るのはおすすめしていません。朝にビタミンC化粧品を使い、夜に『DS RTN リニューイング セラム』を使うなどして、別々で使うことをおすすめしています。」
・キールズのビタミンCは製品による
公式サイトに過去にアップされていた動画では、キールズのビタミンC美容液『DSラインコンセントレート12.5C』や透明美白美容液『DSクリアリーブライトエッセンス』との併用がおすすめされていました。
毛穴の開きや肌の凸凹が気になる肌に、よい効果をもたらしてくれるそうです。
ただし、塗るタイミングには製品によって違いがあります。
『DSラインコンセントレート12.5C』を併用する場合にも、重ね塗りはせず、朝に『DSラインコンセントレート12.5C』、夜に『DS RTN リニューイング セラム』と、使い分けをしましょう。
『DSクリアリーブライトエッセンス』は、ビタミンC配合ですが、こちらは重ね塗りOK。
レチノールに慣れるまでは朝と夜で使い分けて、肌が慣れてきたら夜に一緒に使うとよいそうです。こちらも肌の状況を見ながら調整してください。
3-9.その他の併用について
また、その他の製品についての併用は次のとおりです。
・その他のレチノール化粧品
『DSクリアリーブライトエッセンス』は、その他のレチノール化粧品とは併用できません。
キールズから発売されている、別のレチノール美容液『DS RTNナイトコンセントレート』とも併用できませんので注意しましょう。
・スクラブなどの角質ケア製品
スクラブなどの角質ケア製品も、併用NG。
刺激感を感じやすい可能性があるため、別々の時期に使うようにしましょう。
4. キールズ 『DS RTN リニューイング セラム』体験レポート
以上のように、実感の時期に幅があるようですが、私もさっそく『DS RTN リニューイング セラム』を使ってみました。
A反応の様子や、どれくらいから効果が出はじめたのかなど、最後にまとめておきたいと思います。
4-1.A反応
夜のスキンケアで使い始めてから3日目にA反応が始まりました。
皮ムケ、赤み、ヒリヒリ感などが続いたので、7日間使って一旦中止しています。
A反応に関してはこちらの記事に詳しくレポートしておりますので、併せてチェックしてみてくださいね。
4-2.肌への効果は
『DS RTN リニューイング セラム』を使って感じた効果は次のとおりです。
・初日の朝、肌が明るくなっていた
いつも起きるとくすみが目立っていたのですが、『DS RTN リニューイング セラム』を塗った翌朝、顔全体が明るくなっていました。
しっかり睡眠を取ったことも関係していると思いますが、ここまで分かりやすい効果を期待していなかったので驚きました。
・7日後の肌
7日目くらいから、肌が滑らかでツヤっぽくなった感じがします。
頬に、つやが現れてくれました。
毛穴に関しては正直まだよくわかりません。
しぼんでいた頬の毛穴のたるみに少しハリが出たような気もしますが、頬にはたるみ毛穴が存在中。
シミにも特に変化を感じません。
また目の下の乾燥小じわ、首の深いしわも、変化はないようです。
5. いつ頃から効果が出るのか、キールズに聞いてみた
最後に、いつ頃から効果が出るのか、キールズに、チャット相談をした内容をご紹介します。
「『DS RTN リニューイング セラム』はいつごろから、どのような効果を実感できますか?」
という質問をしたところ、次のような回答をいただきました。
「その時のお肌の状態やお肌サイクルは個人差があるので、明確な時期は異なりますが、翌日からツヤやなめらかさを感じたと仰る方や、約2週間の慣らし使いが終わった後で感じ始めた方、肌サイクルに合わせて1~2か月後に肌様子の変化を実感するようになったなど、伺う意見は様々でございます。」
また、現在公式サイトの「おしえて!スキンプロ」のコーナーには次のような記載があります。
1本目は肌触りのなめらかさに、2本目は揺らがないお肌に、3本目からパン!とハリのある肌になると書かれています。
個人差はあるようですが、使い続けることでより高い効果を実感できそうですね。
6.まとめ
今回は、キールズのレチノール美容液『DS RTN リニューイング セラム』についてピックアップしてきました。
『DS RTN リニューイング セラム』は、毛穴、乾燥小じわ、ハリに効果があるといわれているレチノール美容液。
実際、私が使ってみたところ、A反応も起こりましたが、肌が明るく滑らかになったような気がします。
使い方にはいくつかの注意点があるので、今回ご紹介した方法を参考にしてくださいね。