2024年で20周年を迎える、なめらか本舗の豆乳イソフラボン。
プチプラコスメの中でも定番のブランドですよね。
そんな誰もが知っている豆乳イソフラボンですが、スキンケア製品で「ニキビができた」という口コミがあるようです。
実際、豆乳イソフラボンでニキビができた人はいるのでしょうか。
今回はその噂を徹底検証。
さらに、豆乳イソフラボンの成分や、ニキビを予防するスキンケアや生活習慣など、ニキビで悩む方に向けて有益な情報をまとめてお伝えしたいと思います。
豆乳イソフラボンのニキビへの影響が気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
1.なめらか本舗の豆乳イソフラボンとは?
今回ピックアップしているなめらか本舗の豆乳イソフラボンは、どのようなシリーズなのでしょうか。その特徴をチェックしていきましょう。
1-1. 豆乳の美肌力に着目したスキンケアシリーズ
なめらか本舗の豆乳イソフラボンは、常盤薬品工業のスキンケアシリーズ。
豆乳の美肌力に着目して開発が行われ、2004年に誕生しました。
コスパのよさが話題となりアイテムの豊富さで、愛用者が急増。
プチプラコスメの定番として、広く知られてきました。
1-2. 4つのライン
なめらか本舗の豆乳イソフラボンは、大きく分けて4つのラインがあります。
・保湿ライン
最もスタンダードなライン。
九州産丸大豆「ふくゆたか」使用の豆乳発酵液(保湿成分)を高濃度に配合して、2022年2月にリニューアルしました。
保湿力もありながら、比較的さっぱりした使用感で、肌を健やかに整えたい方に適しています。
・美白ライン
美白とともに、肌荒れ&ニキビ予防ができるライン。
北海道産丸大豆「ゆきぴりか」の豆乳発酵液に加えて、美白効果が期待できるアルブチン、肌荒れニキビ予防ができるグリチルリチン酸ジカリウムなど、魅力的な成分も配合されています。
・エイジングケアライン
高保湿でうるおいが低下してくるエイジング世代に適したライン。
滋賀県産丸大豆「たまほまれ」の豆乳発酵液が配合されています。
エイジングケアアイテムと、医薬部外品に分類される薬用エイジングケアアイテムの2つのアイテムがあり、いずれもピュアレチノールが配合されています。
・ハリつやライン
うるおいに満ちあふれたハリ肌に導いてくれるライン。
九州産丸大豆「ふくゆたか」の豆乳発酵液に加え、カプセル化したコエンザイムQ10が配合されています。
1-3. ラインナップ
次のような幅広いラインナップも、なめらか本舗の豆乳イソフラボンシリーズの魅力です。
豆乳イソフラボンラインナップ
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
- アイクリーム
- UVケアアイテム
- オールインワン
- シートマスク
2.豆乳イソフラボンの成分
ニキビに関して、悪い噂がある豆乳イソフラボン。
ニキビに悪影響を与える成分は配合されているのでしょうか。代表的な商品をチェックしてみましょう。
注目したいのは、共通して配合されている次の2つの成分です。
・グリセリン
グリセリンは保湿力の高い成分。一方で、ニキビの原因であるアクネ菌の餌になるため、アクネ菌を増殖させてしまうこともあります。とくにニキビができやすい方は、グリセリンによってニキビが悪化してしまうことも考えられます。
・エタノール
殺菌効果のあるエタノールですが、乾燥がひとつの原因となる大人ニキビの場合、エタノールによって悪化する可能性もあります。
3.豆乳イソフラボンのニキビに関する口コミ
次に、豆乳イソフラボンでニキビができたという口コミをチェックしてみましょう。
3-1.ニキビができた人の口コミ
まずは、ニキビができた人の口コミを見ていきましょう。
X(旧Twitter)には、次のようにニキビができたという口コミが寄せられていました。
豆乳イソフラボンほんと合わな(;_;)
かゆいしニキビできたショック。
— はるんば∞ (@HaRuKa0105m) December 9, 2014
なめらか本舗の豆乳イソフラボン化粧水は私には合わないようです。角栓が目立つ目立つ。おまけに滅多にできないニキビもできた。もう絶対使わないぞ。
— みず (@_02160929_) June 8, 2015
最近豆乳イソフラボンの美白美容液追加したんだけど
乾燥すごくてニキビできた模様。
やっぱり新しいもの使わない方がいいんだな〜と毎回新規投入で実感。(学習しろ)— まちこ (@f_frhb) February 28, 2022
また、アットコスメには、次のような口コミが寄せられています。
アットコスメ口コミ
- 豆乳イソフラボンシリーズは、必ずニキビができる
- 化粧水で吹き出物ができた
- 化粧水を使ったら翌日ニキビが大量発生した
- 乳液でぶつぶつができた
- オールインワンジェルを塗ると翌日ニキビが必ずできる
- 下地で顎ニキビが大量にできた
- 下地が毛穴に詰まる
- シートマスクを使ったら、すぐにニキビができた
3-2.ニキビが改善したという人の口コミ
一方で、豆乳イソフラボンでニキビが改善したという人の口コミもありました。
ニキビ改善の口コミ
- 豆乳イソフラボンの洗顔を使っていたらニキビが治った
- 化粧水を使っていたらニキビが減った
- 豆乳イソフラボンの美白シリーズでニキビが気にならなくなった
- 妊娠中にできたニキビが落ちついた
- オールインワンでニキビが減った
4.豆乳イソフラボンでニキビが増えるのか、メーカーに聞いてみた
以上のように、「ニキビが増えた」という声と「ニキビが改善した」という声がそれぞれ寄せられている豆乳イソフラボン。実際、ニキビを誘発することはあるのでしょうか。メーカーに聞いてみました。
私
豆乳イソフラボンの商品でニキビが増えるというのを口コミで見たのですが、ニキビができやすい成分が入っているのでしょうか?
メーカー
製品によって成分が違うので一概には言えませんが、どちらの製品でニキビができたという口コミがあったのでしょうか。
私
化粧水や乳液、オールインワン、下地など、いくつかの製品でニキビができたという口コミを見つけました。
メーカー
美白シリーズは、ニキビ予防もできるラインです。ニキビが気になるようであれば、そちらをおすすめします。
私
美白ラインは、ノンコメドジェニック商品なのでしょうか?
メーカー
あいにく豆乳イソフラボンは、すべてノンコメドジェニックテスト済みではありません。ご心配であれば、別の製品をご検討していただく方がよいと思います。
私
わかりました。では、もしニキビができてしまったらどのように対処したらよいでしょうか?
メーカー
ニキビの原因は、ホルモンバランスや食生活など、さまざまな原因で起こります。個人差もあるので、まずは皮膚科を受診いただくことをおすすめします。
以上の回答から、豆乳イソフラボンのなかでも、美白シリーズはニキビ予防ができるのでおすすめ。
しかし、ノンコメドジェニック処方ではないので、ニキビができやすい人は他の製品を検討しましょう。
またニキビができたら速やかに皮膚科を受診するのも、改善の近道です。
5.ニキビが心配な人が選ぶべきスキンケア製品は?
では、ニキビができやすい人はどのようなスキンケア製品を選ぶべきなのでしょうか。
ここでいくつかポイントをお伝えします。
5-1.ノンコメドジェニック処方
まずひとつが、ノンコメドジェニックテスト済みの製品を選ぶこと。
ノンコメドジェニックテスト済みの製品は、ニキビの初期状態である「コメド」の発生や悪化を引き起こす成分が配合されていないため、ニキビができやすい人でも使いやすいのが特徴です。
5-2.低刺激・無添加
また、次のように人によっては肌に刺激を感じる成分もあります。
- アルコール
- パラベン
- 合成香料
- 合成着色料
- 鉱物油
ニキビの悪化を防ぐためには、これらの成分が入っていない、低刺激な製品を選ぶことも大切です。
6.豆乳イソフラボンでニキビが減ったという人がいるのはなぜ?
ニキビが増えた人がいる一方で、ニキビが改善した人もいる豆乳イソフラボン。
なぜニキビが改善したという人もいるのでしょうか。
6-1.イソフラボンによるホルモンバランス調整効果
まず考えられるのが、豆乳発酵液に含まれる「イソフラボン」の効果。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似ている成分で、ホルモンバランスを調整する効果が期待できます。
ニキビが改善したと感じた方は、イソフラボンによってホルモンバランスの乱れが整い、改善した可能性が考えられます。
6-2.美白シリーズのニキビ予防成分
美白シリーズの中には、ニキビの予防や悪化を防ぐ、グリチルリチン酸ジカリウムやグリチルレチン酸ステアリルが配合されている製品があります。
美白シリーズでニキビが改善した方は、これらの成分の作用も考えられます。
7.ニキビを予防するスキンケア&生活習慣
それでは最後に、ニキビを予防するスキンケアと生活習慣をご紹介していきます。
7-1.スキンケア
ニキビを予防するスキンケアのポイントは以下のとおりです。
・1日2回の丁寧な洗顔
ニキビの予防には、洗顔で余分な皮脂をしっかり洗い流すことが大切。
朝晩1日2回、摩擦を避けながらやさしく洗顔をしましょう。
その際、酵素やクレイの洗顔料は、毛穴に詰まった皮脂を取り除きやすいのでおすすめです。
・保湿
しっかり保湿を行い、肌のターンオーバーを正常にすることも大切。
ニキビができやすい方はノンコメドジェニックテスト済みの製品を、乾燥による大人ニキビができやすい方は高保湿な製品を選ぶなどして、肌質に合わせて選んでくださいね。
7-2.生活習慣
また、次のように生活習慣を整えることも、ニキビ予防につながります。
・質の良い睡眠
睡眠をしっかり取ることで、免疫力がアップ。
ニキビができにくい肌となります。
・栄養バランスのよい食事
栄養バランスのよい食事も、ニキビ予防に欠かせません。
なかでもビタミンB2やB6が不足するとニキビができやすくなるので、意識して摂取しましょう。
8.まとめ
今回は、プチプラコスメブランド、豆乳イソフラボンについてピックアップしてきました。
豆乳イソフラボンで、ニキビができたという口コミがあるのは事実。
ニキビができやすい方はノンコメドジェニックや、低刺激、無添加の製品をおすすめします。
またニキビはスキンケアや生活習慣など、さまざまなことが要因で起こります。
今一度、ご自身のスキンケアや生活習慣を見直し、ニキビができにくい肌を目指しましょう。