洗顔は水だけでもいいの?洗顔料との比較からNG行為まで全解説

スキンケアの基本である洗顔ですが、

「水だけの洗顔はお肌に優しそうだけど、やっていいのかな?」
「洗顔料を使わないと肌荒れが起こりそう…。」

などと洗顔方法に関する疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回この記事では、以上のような方に向けて、

  • 水洗顔のメリット&デメリット
  • 洗顔料のメリット&デメリット
  • 洗顔時のよくある疑問

などを分かりやすく紹介・解説していきますよ。

ぜひこの記事を最後まで読んで洗顔方法ごとの特徴を知って、健康的な肌環境をキープできるようになりましょう!

 

1.そもそも洗顔の目的って?

そもそも洗顔の目的って?

誰もが毎日おこなう洗顔ですが、洗顔をする目的は何かと聞かれたら「顔の汚れを落とすため」と答える方がほとんどでしょう。

もちろん顔の汚れを落とすことも目的の一つですが、実は洗顔にはそれ以外にも多くの効果があるんです。

そこでまずは、洗顔をすることで得られる効果について見ていきましょう。

1-1.皮脂や汚れを落とす

まず1つ目の効果は、「皮脂や汚れを落とす」こと。

皮脂はホルモンバランスの乱れや脂質の過剰摂取、肌質などさまざまな理由で分泌されるものであり、放っておくと肌トラブルの原因になることも。

それと同様に排気ガスや埃、花粉などの顔に付着した汚れもお肌への刺激となって肌トラブルを招く恐れがあることはすでに知っている方も多いと思います。

そういった皮脂や汚れを落としてお肌をきれいな状態にリセットし、健康的な肌状態をつくることが洗顔の大きな目的といえます。

また、皮脂や汚れがきれいに落ちていないと皮膚の色がくすんで見えたり、敏感肌になりやすくなるため、洗顔で毎日清潔にキープすることが大事ですよ。

1-2.角質が溜まるのを防ぐ

次に2つ目の効果は、「角質が溜まるのを防ぐ」こと。

人間の皮膚は常に健やかな肌状態をつくるために、約1か月の周期で細胞の生まれ変わり(お肌の新陳代謝)を繰り返しており、このことをターンオーバーと呼びます。

しかし、洗顔を適当に済ませたりサボってしまうと角質がどんどん溜まってターンオーバーの邪魔をして、正常に皮膚細胞の生まれ変わりができなくなってしまうんです。

そのため、毎日丁寧な洗顔をすることで角質が溜まることを防ぎ、肌トラブルの起こりにくい状態を実現することが期待できます。

1-3.スキンケアの浸透をサポートする

最後に3つ目の効果は、「スキンケアの浸透をサポートする」こと。

洗顔をすることで毛穴に詰まった皮脂や皮膚に付着した汚れが落ちるため、その後の化粧水や乳液といったスキンケアがお肌に浸透しやすくなる効果が期待できるんです。

また、美容液などのエイジングケアアイテムも浸透しやすくなるので、効率よく肌悩みを解決するためにも毎日の洗顔は欠かせないといえるでしょう。

洗顔で得られる効果が分かったところで、次の章からは水洗顔と洗顔料を使った洗顔のそれぞれメリットとデメリットについてご紹介していくので、続けてチェックしていきましょう。

 

2.水洗顔のメリット・デメリット

水洗顔のメリット・デメリット

水洗顔とはその名称の通り水だけを使って洗顔をすることで、近年メディアを中心によく取り上げられている洗顔方法ですよね。

しかし実は、水洗顔の具体的な効果や注意点は意外と知られていないんです。

そこでこの章では、水洗顔のメリット・デメリットをご紹介していくので、水洗顔に関する正しい知識を確認していきましょう。

それではさっそく解説していきます。

2-1.メリット

水洗顔のメリットは大きく2つあり、

  • お肌に優しい
  • 洗いすぎを防ぐ

といったことが挙げられます。

2-1-1.お肌に優しい

洗顔料に含まれる洗浄成分の中にはお肌への刺激が強いものも存在しており、自分の肌質に合っていないアイテムを使うと肌荒れを起こす恐れがあります。

その一方で水洗顔の場合は水だけを使うため、お肌の負担になることがないんです。

そのため敏感肌の方や自分の肌質が分からない方は、水洗顔をすることで洗顔による肌トラブルが起きにくくなるでしょう。

2-1-2.洗いすぎを防ぐ

当たり前のことですが水には洗浄成分が含まれていないため、洗いすぎを防いでお肌が持つ本来のうるおいをキープしたまま洗顔をすることができます。

とくに間違った洗顔などでダメージを受けたお肌には、洗いすぎによる刺激が大きくなるので、マイルドな洗い心地の水洗顔をすることで傷ついた角質層の修復が期待できるでしょう。

また、洗いすぎが原因の乾燥肌も水洗顔を続けることで改善を見込めますよ。

2-2.デメリット

水洗顔のデメリットも同様に2つあり、

  • 皮脂を落としきれない
  • スキンケアが浸透しづらくなる

といったことが挙げられます。

2-2-1.皮脂を落としきれない

私たちの肌は日中活動している間だけでなく、夜寝ている間も多くの皮脂を分泌しており、朝夜を問わず洗顔をするタイミングには多くの皮脂が付着している状態。

しかし水洗顔だけでは皮脂を落としきることは難しく、お肌に残った皮脂がニキビやその他の肌トラブルを引き起こしてしまうことがあるんです。

そのため、洗顔の大きな目的である「顔の皮脂や汚れを落とすこと」を満たせないことは水洗顔の大きなデメリットといえるでしょう。

また、特に脂性肌(オイリー肌)の方はこのデメリットを感じやすいため、水洗顔をする際には注意してくださいね。

2-2-2.スキンケアが浸透しづらくなる

1つ目のデメリットで挙げた”皮脂が十分に落とせない”ということは、毛穴に詰まった汚れが残りやすくなることでもあります。

そのため、水洗顔では洗顔後のスキンケアをする際にお肌の奥に浸透しづらくなると考えられます。

また、毛穴に汚れが残ることで角栓もできやすくなることから、とくに皮脂の分泌が多い部分には水洗顔はあまり向かないといえるでしょう。

 

3.洗顔料を使うメリット・デメリット

洗顔料を使うメリット・デメリット

洗顔をするときには洗顔料を使う場合が多いと思いますが、洗顔料を使う具体的なメリットやデメリットまで考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。

そこでここでは、洗顔料を使った洗顔のメリット・デメリットをご紹介していくので、自分の洗顔方法を見直すためにもぜひチェックしてみてくださいね。

それでは順番に詳しく解説していきます。

3-1.メリット

洗顔料を使うメリットは大きく2つあり、

  • 汚れが落ちやすい
  • メイクのノリが良くなる

といったことが挙げられます。

3-1-1.汚れが落ちやすい

そもそも洗顔料は洗顔をするためにつくられた洗浄力の高い製品であるため、皮脂汚れや顔に付着した埃などもきれいに落とすことができます。

そのため、顔の汚れを落とすという洗顔の目的をしっかり達成するためには、洗顔料を使うことが必要だといえるでしょう。

ただし、お肌が荒れて敏感な状態のときは洗顔料を使わずにぬるま湯を使った洗顔をすると刺激が少なくて安心ですよ。

3-1-2.メイクのノリが良くなる

洗顔料を使って汚れをしっかり落とすことができると、その後のスキンケアの浸透もしやすくなり、結果的にメイクのノリも良くなることが期待できます。

というのも、洗顔料を使うことで角栓の基である角質汚れが溜まりにくくなり、なめらかなお肌をつくりやすくなるため。

そのため、忙しい朝でも洗顔料を使うことで結果的にメイクに費やす時間を短縮することができるかもしれません。

3-2.デメリット

洗顔料を使うデメリットとしては、

  • お肌への刺激が強い場合がある

といったことが挙げられます。

3-2-1.お肌への刺激が強い場合がある

洗顔料に使われている洗浄成分には主に「脂肪酸石けん」と「合成界面活性剤」の2種類があり、このうち脂肪酸石けんの一種である「ラウリン酸」などは洗浄力がとても高く、お肌への刺激もその分大きくなります。

そのため、洗顔料を使うことでアイテムによっては肌荒れや乾燥肌を引き起こす原因にもなってしまうんです。

もちろんすべての洗顔料が以上で挙げたような刺激の強いものではなく、お肌に優しい洗顔料も多くありますが、水洗顔では起こりにくいことであるため洗顔料を使う上でのデメリットといえるでしょう。

もし、敏感肌でも使いやすい洗顔料をお探しでしたら、ピュアセラの「ディープクレイ」がおすすめです。

ディープクレイは、ラウリン酸フリーでお肌への負担を抑えながら使うことができます。さらに、アルコールやパラベン、香料なども無添加の低刺激処方なので、敏感肌の方でも使いやすいアイテムです。

それに加えて酵素とクレイの両方が配合されていることから、酵素で浮かせた汚れをクレイの高い吸着力でキャッチすることができ、効果的に皮脂や毛穴汚れをきれいにすることができるため、低刺激と高洗浄力の一石二鳥の洗顔料ですよ。

 

4.まとめ

今回この記事では、水だけでの洗顔について紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?

最後にもう一度、水だけ洗顔と洗顔料を使う洗顔のメリットとデメリットをまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。

水だけ洗顔のメリット・デメリット
  • メリット…お肌に優しい/洗いすぎを防ぐ
  • デメリット…皮脂を落としきれない/スキンケアが浸透しづらい
洗顔料を使うメリット・デメリット
  • メリット…汚れが落ちやすい/メイクのノリが良くなる
  • デメリット…お肌への刺激が強い場合がある

ぜひこの記事を参考に自分の肌質や肌環境に合った洗顔方法を見極めて、肌トラブルに悩まないお肌をかなえましょう!

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