インナービューティーは美容や健康に効果アリ?話題の腸活やおすすめ美容食も紹介
雑誌やSNSで耳にする「インナービューティー」という言葉。
表面を繕うのではなく、土台となる体の内側から美しく整えていく方法です。
今回は、そんなインナービューティーについてクローズアップ。
話題の腸活やおすすめ美容食のレシピなど、体の中から美しくなるための方法をたっぷりご紹介していきます。
  • インナービューティーとは何?
  • インナービューティーの効果とは?
  • インナービューティーを意識した食事とは?
  • 美容食のレシピを知りたい!
  • インナービューティーはダイエットに効く?
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひお読みくださいね。

1.インナービューティーとは

インナービューティーとは
インナービューティーとは、一体どのようなことを指すのでしょうか。
掘り下げていきましょう。

1-1.体の内側から整えて、美しく健康に

インナービューティーとは、体の内側からくる美しさや健康のこと。
表面的な美しさだけでなく、土台である内側を整えることで、本当の意味での美しさや健やかさを手に入れる、そんな考え方であり、アプローチ方法です。

1-2. 体も心も

インナービューティーと聞くと、体の美しさを思い浮かべますよね。
健康的で美しい肌や体は、インナービューティーと深い関わりがあります。
それに加えて忘れてならないのが、「心」。
フィジカルだけでなく、メンタル面も安定して、美しく、ポジティブであることも、インナービューティーには大切です。

2.インナービューティーの効果

インナービューティーの効果
インナービューティーを意識することで、どのような効果が得られるのでしょうか。
具体的にチェックしていきましょう。

2-1.肌がキレイになる

インナービューティーによって、期待できるのが「美肌」。
メイクアップ化粧品で肌を美しく見せたり、スキンケア製品で肌を整えることも大切ですが、それ以前に土台である「肌」を健やかに美しくすることで、本当の美肌が手に入ります。
便秘やストレスで、ニキビができてしまうこともありますが、内側からキレイに整えておけば、肌トラブルのない健やかな肌をキープすることができるのです。
素肌が美しくなれば、メイクノリもアップ。
シンプルなスキンケアでも、トラブルのない肌を目指すことができます。
のちほど、食事や睡眠環境など、美肌を育むために必要な要素をご紹介するので参考になさってくださいね。

2-2.免疫力がアップする

インナービューティーを意識することで、免疫力もアップします。
そこに深く関わっているのは「腸」。
腸には、免疫細胞の約6割が存在すると言われています。
そのため腸内環境を整えることで、免疫力がアップ。
感染症にかかりにくくなったり、病気の症状が軽減したり、回復しやすくなるなど、健やかな生活を送るためにうれしい効果が期待できます。

2-3.メンタルが安定する

インナービューティーは、メンタルヘルスとも密接な関わりがあります。
外見を磨くことだけでなく、内側からの美しさを意識することで、ポジティブな考え方を持てたり、感情に振り回されず、安定したメンタルを手に入れることができます。

2-4.肥満を予防できる

インナービューティーは、肥満を予防することにもつながります。
栄養バランスのよい食事や、適切な運動を取り入れることで、エネルギー代謝が正常化。
ストレスによるドカ食いなどもなくなり、健康的な体型を維持することに役立ちます。

3.インナービューティーの具体的な方法

インナービューティーの具体的な方法
以上のように、素晴らしいメリットがあるインナービューティー。
ここからは、具体的なインナービューティーの方法についてご紹介します。

3-1.腸活

数年前から大きなブームを呼んでいる「腸活」。
その腸活も、インナービューティーのアプローチのひとつです。
腸内環境を整えることで、美肌づくりや免疫力アップ、ストレスの軽減など、さまざまな美容・健康効果が期待できます。

・善玉菌を含む食品を食べる

腸内環境を整えるためには、次のような善玉菌を含む食品を積極的に摂取することが有効です。
  • ヨーグルト
  • キムチ
  • 乳酸菌飲料
  • バナナ
  • 納豆
ちなみに、「菌」は私たちの肌にも存在します。
いわゆる「美肌菌」と呼ばれるもので、肌の健やかさを保つために欠かせないものです。
美肌菌については、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、併せてチェックしてみてくださいね。

・食物繊維を含む食品を食べる

食物繊維を豊富に含む食品を食べることも、腸によい効果をもたらしてくれます。
食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類。
水溶性食物繊維は、便をやわらかくする効果が、不溶性食物繊維は便のかさを増して蠕動運動を刺激する効果があります。
どちらも大切ですが、便秘をしやすい方は、水溶性食物繊維を積極的に摂るようにしましょう。
水溶性食物繊維は、海藻類や果物に、不溶性食物繊維は、野菜、豆類、きのこ類に多く含まれます。

・十分な水分を摂取する

腸内環境を整えるためには、十分な水分を摂取することも大切。
水分は、便の柔軟性を保ち便秘を予防します。
また、代謝産物や有害な物質を排出するサポートをして、デトックス効果を高めます。
体型や健康状態にもよりますが、1日に1.5~2リットルの水分を摂取するのが望ましいと言われています。
その際、砂糖やカフェインが入った飲み物は水分と換算できません。
また一気に飲むと胃腸に負担をかけてしまうので、水やハーブティーをこまめに摂取るようにしましょう。

3-1.温活

「温活」もインナービューティーのひとつ。
体を温めることで、血行を促進。代謝も活性化して、美容や健康によい効果をもたらします。
とくに女性は筋肉が少なく、冷えやすいのがウィークポイント。
体が冷えると、血行不良による肌のくすみ、免疫力の低下、筋肉の凝り、消化器官の働きの低下など、さまざまな問題が生じます。
次のような方法で、あたたかい体をキープしましょう。

・体を温める食べ物や飲み物を摂取

まずおすすめなのが、体を温める飲み物や食べ物を摂ること。
  • しょうが
  • 玉ねぎ
  • 味噌
  • 紅茶
  • ココア
などは体を温める効果が期待できます。

・入浴

入浴も手軽に体を温められる方法のひとつ。
血行がよくなることで、体に溜まった疲労物質が排出されやすくなります。
できるだけシャワーで済ませずに、あたたかい湯船にゆっくり浸かるようにしましょう。
ただし、熱すぎるお湯は、交感神経を刺激したり、肌を乾燥させてしまいます。
38~41℃程度に設定することをおすすめします。

3-2.睡眠

内側から美しくなるためには、睡眠も欠かせません。
傷ついた細胞の修復に関わる成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。
そのため、美容にも健康にも、睡眠は必要不可欠。
また睡眠をしっかりとることでストレスの軽減にもつながります。
ちなみに成長ホルモンは、寝入りの3時間に大量に分泌されます。
長い睡眠時間が確保できなくても、寝入りにぐっすり寝られるように、睡眠環境を整えるようにしましょう。
次のような方法は、質の良い睡眠をサポートします。
  • 寝る1時間半くらい前に入浴をする
  • 寝る前にスマホやPC、テレビなどを見ない
  • 寝る1時間前くらいから、部屋を暗くしておく
  • 寝る前にカフェインの入った飲み物を飲まない
  • 深酒をしない

3-3.運動

適度な運動も、インナービューティーには欠かせません。
その際、激しい運動をする必要はなく、継続できる適度な運動がベスト。
ウォーキングやスロージョギング、ヨガやストレッチなど、ご自身がはじめやすい運動を取り入れてみてくださいね。
定期的な運動によって、血流も改善して、代謝も向上。
先述した腸活にも温活、睡眠にも、よい影響をもたらします。
さらに適度な運動をすることで、エンドルフィンという神経伝達物質が分泌。これがストレスを軽減したり、幸福感をもたらしてポジティブな気持ちに導いてくれます。

4.おすすめ腸活レシピ2選

おすすめ腸活レシピ2選
最後に、おすすめの腸活レシピを2つご紹介。
どちらも簡単に美味しくできるので、ぜひ作ってみてくださいね。

4-1.ごぼうとさつまいものスープ

まずご紹介するのが、ごぼうとさつまいものスープ。
ごぼうは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を両方よく含んだ食材。
またさつまいもも、不溶性食物繊維を豊富に含む食材です。
塩麹には、乳酸菌や酵母が豊富に含まれており、腸内の善玉菌を増やす効果が期待できます。
材料 2人分
  • さつまいも 1/2本
  • ごぼう 1/2本
  • 玉葱1/2個
  • 味噌 小さじ1
  • 塩麹 小さじ1
  • 水 500ml
作り方
  1. 薄く切ったさつまいも、ごぼう、玉ねぎを鍋で軽く炒める
  2. 水を入れて、やわらかくなるまで煮込む
  3. 粗熱が取れたら、ミキサーまたはブレンダーでなめらかにする
  4. 鍋に戻し、塩麹と味噌で味をつける

4-2.さつまいもとりんごのサラダ

食感が楽しいさつまいもとりんごのサラダもおすすめ。
りんごには、水溶性食物繊維が、さつまいもには不溶性食物繊維が豊富に含まれています。
またヨーグルトは善玉菌を配合。腸内環境の改善をサポートします。
食べ応えがあるので、満腹感も感じられてダイエット期間にもよいと思います。
材料 4人分
  • さつまいも 中1本
  • りんご 1/2個
  • 無糖ヨーグルト 80g
  • 塩麹 小さじ1
  • はちみつ 小さじ1
作り方
  1. さつまいもは皮付きのまま一口大に、りんごも皮付きのままいちょう切りにする
  2. さつまいもをやわらかくなるまで茹でる
  3. ヨーグルト、塩麹、はちみつを混ぜておく
  4. ボウルに粗熱を取ったさつまいも、りんごを入れて、③をあえる

5.まとめ

今回は、美容や健康に深い関わりのある「インナービューティー」について、解説してきました。
インナービューティーは、体の内側から健やかに、美しくなる考え方やアプローチのこと。
腸活や温活も、インナービューティーに含まれます。
美肌効果や免疫力アップ、ストレスの軽減など、さまざまな効果が期待できるのが最大の魅力。
食事法や運動、睡眠など、日々の心がけが内面の美しさにつながります。
今回挙げたいくつかの方法を参考に、ぜひ内側から輝き、健やかで美しい日々を手に入れてくださいね。
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