コスパのよさで注目を集めるマツキヨのプライベートブランド。
なかでも今回はセラミド配合の化粧水をピックアップ。
500mlで547円(税込)というリーズナブルな価格で、注目を集めています。
マツキヨのセラミド化粧水の口コミや成分を徹底調査。
さらに、46歳・乾燥肌の私が実際に試して本音レビューして行きたいと思います。
併せて、セラミドがどのような効果があるのかも詳しく解説。
- マツキヨのセラミド化粧水は、効果がある?
- マツキヨのセラミド化粧水の口コミが知りたい
- セラミドはどんな人におすすめ?
- セラミド美容液はいつ使えばいい?
- セラミドは、化粧水と美容液、どっちでとる?
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひお読みくださいね。
Contents
1.『matsukiyo セラミド化粧水』とは?
『matsukiyo セラミド化粧水』とは一体どのような製品なのでしょうか。
その概要をチェックしていきましょう。
1-1.マツキヨのプライベートブランド
『matsukiyo セラミド化粧水』は、あのマツキヨのプライベートブランドから発売されている化粧品。
2023年8月にリニューアル発売されています。
全国のマツモトキヨシ店舗、マツモトキヨシのオンラインストア、ココカラファインなど一部の提携ドラッグストアなどで購入することができます。
1-2.容量・価格
『matsukiyo セラミド化粧水』は、500mlで547円(税込)。
1mlあたり、約1円と大変リーズナブルです。
1-3.成分
『matsukiyo セラミド化粧水』の成分は、次のとおりです。
・3種のセラミド
セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOPという3種のヒト型セラミドが配合されています。
・3種のヒアルロン酸
カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸の3種のヒアルロン酸も配合。
これらは保湿効果のある成分です。
・2種のコラーゲン
サクシノイルアテロコラーゲン、加水分解コラーゲンの2種のコラーゲンも配合。
こちらも保湿効果を発揮します。
2. 『matsukiyo セラミド化粧水』の口コミ
『matsukiyo セラミド化粧水』にはどのような口コミがあるのでしょうか。
アットコスメやLIPSに寄せられているよい口コミと悪い口コミを、要約してご紹介します。
2-1.よい口コミ
『matsukiyo セラミド化粧水』に関して、次のようなよい口コミがありました。
- 大容量で惜しみなく使える
- ボディの保湿にも使える
- コットンパックに最適
- 程よくとろみがあって心地いい
2-2.悪い口コミ
一方で、次のようなネガティブな口コミも寄せられています。
- 保湿力が物足りない
- ボトルが大きすぎて扱いづらい
- 湿疹ができた
- うるおいが持続しない
3.セラミド化粧水でマツキヨプライベートブランドが注目されるワケ
様々なブランドからセラミド化粧水は発売されていますが、なかでもなぜマツキヨのプライベートブランドが注目されているのでしょうか。
その理由は、やはり価格にあると考えられます。
先述したように『matsukiyo セラミド化粧水』は、500mlで547円(税込)。
同じくプチプラブランドであるセザンヌの『スキンコンディショナー高保湿』は715円(税込)です。
ちなみに、配合されているセラミドは、セラミドAP・セラミドNP・セラミドEOPの3種で同じ。
配合量を比較することはできませんが、コスパのいい化粧水を探している方にとっては、よりリーズナブルな『matsukiyo セラミド化粧水』が魅力的に映ると考えられます。
4.そもそもセラミドって何?
そもそも、セラミドとは、一体どのような成分なのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
4-1.細胞間脂質の主成分
セラミドとは、もともと私たちの肌にある成分。
角質層にある角質細胞の間を埋めている細胞間脂質の主成分です。
しかし、加齢や不適切なスキンケアでセラミドは減少。
それを補うことができるのが、化粧品に配合されたセラミドです。
化粧品に配合されているセラミドには種類があります。
- 植物セラミド
- 動物セラミド
- 擬似セラミド
- ヒト型セラミド
なかでもヒト型セラミドは、肌なじみがよく保湿力の高い成分です。
セラミドの種類に関しては、こちらの記事にて詳しく解説しております。
併せてチェックしてみてください。
4-2.セラミドの効果
セラミドは、肌のバリア機能を担っている成分。
具体的には、次のような効果があります。
・水分の蒸発を防ぐ
セラミドは、肌の水分をしっかり挟み込んで、蒸発しないように働きます。
そのため、セラミドに満ちた肌は、うるおいがあり、ふっくらとした美しいキメを形成します。
・外部刺激から守る
肌の外部には紫外線、花粉、PM 2.5など様々な刺激となる成分が存在します。これらから肌の内部を守ってくれるのがセラミド。
セラミドに満ちた肌は、外部刺激に強い健やかな肌になります。
4-3.セラミド化粧品がおすすめな人
セラミド化粧品は次のような人におすすめです。
- 敏感肌の方
- 乾燥肌の方
- 大人ニキビで悩んでいる方
セラミド化粧品は大人ニキビで悩んでいる方にもおすすめ。
ニキビができやすい肌は、皮脂が多くあまり保湿しない方がいいように思われがちですが、それは間違い。
とくに大人ニキビは、乾燥が原因で起こることがあります。
肌は乾燥しすぎるとその乾燥から内部を守ろうと皮脂を過剰に分泌。
それが毛穴に詰まってニキビができてしまうことがあるのです。
そのような肌に保湿力の高いセラミドは有効だと考えられます。
5.セラミドの効果は、化粧水で感じられる?
以上のように、肌にうれしい効果をもたらしてくれるセラミド。
セラミド配合の化粧品は、化粧水、美容液、乳液、クリームなどさまざまです。
そのなかでも、今回ピックアップしている「化粧水」は、セラミドの効果を十分に発揮できるのでしょか。
実は、セラミド配合の化粧水は、一部の人には効果を感じにくい場合もあるとされています。
その理由は次の2つです。
5-1.セラミドは脂溶性
そもそもセラミドは脂溶性の成分。
そのため、特別な技術がない限り、水ベースの化粧水に高濃度で配合することは難しいと考えられます。
5-2.セラミド自体が高価
またセラミドという成分は、通常、高価であることが多いです。
プチプラの製品に、十分な量のセラミドを配合するのは難しいため、プチプラのセラミド化粧品は、あまり高い効果を期待できないのではないかと考えられます。
以上のことから、セラミドの効果をしっかり享受したい方は、訴求性分が多く配合されている「美容液」がおすすめです。
6.『matsukiyo セラミド化粧水』 46歳本音レビュー
それではここから、46歳・乾燥の私が、『matsukiyo セラミド化粧水』を実際に試してみた様子をレポートしたいと思います。
6-1.ボトル
500mlと大容量なので、ボトル自体もとても大きいです。
けっこう場所を取るので、スペースに余裕がある方におすすめ。
ボトル口は、このような感じ。
横にしたり、ボトルを軽く押すと、ローションが出てきます。
大きいボトルですが、飛び出してしまうことはなく、適量を出すことができました。
6-2.色
ローションの色は、パッケージと同様ベビーピンク。
かわいらしい見た目です。
6-3.テクスチャー
テクスチャーは、ほんのりとろみがあります。
ただし、手のひらに乗せると、サーっと零れ落ちていく程度。
とろみが苦手な方でも、使いやすいと思います。
若干ぬるぬるしているので、伸びやすく、ボディなどの広範囲にも塗りやすいと感じました。
6-4.浸透力
浸透力はイマイチ。
肌に残り、すぐには入っていかない感じがしました。
6-5.保湿力
伸ばした直後は、ペタペタ感が残ります。
この感じは、好き嫌いが別れるかもしれません。
数分経つと、ペタペタ感は消失。
そこまで保湿力が持続する感じではないので、その他の保湿力が高いアイテムと上手く組み合わせて取り入れるとよいと思います。
7.セラミド化粧水の選び方
セラミドを配合した化粧水は、さまざまなメーカーから発売されています。
そこで、選ぶ際のポイントをご紹介します。
先述したように、化粧品に配合されているセラミドには種類があります。
- 植物セラミド
- 動物セラミド
- 疑似セラミド
- ヒト型セラミド
おすすめは、断トツ『ヒト型セラミド』。
ヒト型セラミドは、人の肌にあるセラミドと類似の構造をしているため、次のようなメリットがあります。
- 肌なじみがよい
- 刺激が少ない
- 保湿力が高い
深刻な敏感肌をお持ちの美容を教える化学の先生・かずのすけさんも、ヒト型セラミドがおすすめだと過去の配信動画でお話しされています。
とくに乾燥肌や敏感肌の方は、バリア機能が弱くなっているので、ヒト型セラミド配合の化粧水を選んでみてくださいね。
8.セラミドを高濃度でスキンケアに取り入れたい方へ
セラミドを高濃度でしっかりスキンケアに取り入れたいという方もいらっしゃいますよね。
私が愛用しているのは、ヒト型セラミド配合の美容液。
ブースターとして使用することで、ごわついた肌がやわらかくなって、その後の化粧水の浸透がアップします。
乾燥肌の私ですが、朝つければ、夕方までうるおいが長続き。
プチプラの化粧水の保湿力に物足りなさを感じている人、ぜひおすすめです。
9.まとめ
今回は、『matsukiyo セラミド化粧水』にクローズアップしてきました。
『matsukiyo セラミド化粧水』は、547円(税込)という非常にリーズナブルな製品。
セザンヌのセラミド化粧水よりも安価で、コスパ重視の方にはうれしいアイテムです。
一方で、プチプラの化粧水は、セラミドの配合量が少ないかもしれないという疑念も。
セラミドを高濃度でしっかり肌に補給したいとう方は、ヒト型セラミド配合の美容液がおすすめです。
高濃度であることで、肌のハリやシワへの効果もより期待できるようになるので、ご自身のなりたい肌のイメージに合わせて、製品選びをしてみてくださいね。