美容オイルブームが到来してから数年。
世界中のオイルが、次々と注目を浴びていますよね。
なかでも今回ピックアップするのは「ウチワサボテンオイル」。
ウチワサボテンオイルは、保湿力が高く、エイジングケアにも効果を発揮してくれるオイルとして、美容好きの女性から絶大な支持を受けています。
そんな人気のウチワサボテンオイルに、悪い口コミはあるのでしょうか?
今回は、ウチワサボテンオイルの口コミを徹底リサーチ!
併せて、乾燥肌&年齢肌で悩む44歳の私が、実際にウチワサボテンオイルを使って、効果や使い方を解説していきたいと思います。
エイジングケアにオイルを取り入れたい方、ウチワサボテンオイルの悪い口コミが気になる方は、ぜひ参考になさってくださいね。
Contents
1.ウチワサボテンオイルとは
チワサボテンオイルとは、一体どのようなオイルなのでしょうか?
その特徴をチェックしておきましょう。
1-1.ウチワサボテンの種子から採取される植物油
南米を原産とするサボテン科の植物「ウチワサボテン」。
うちわのように平たい葉が特徴的で、砂漠という過酷な環境でしっかり水分を保ち、黄色や赤などの美しい花を咲かせます。
そんなウチワサボテンの種子から採取されるのが、ウチワサボテンオイル。
小さな種子を果肉から取り出すのは手作業で、非常に手間と時間がかかります。
大量の種子から採取できるオイルはごくわずかで、非常に希少価値の高いオイルです。
1-2.成分表示名称
成分表示名称は、「オプンチアフィクスインジカ種子油」。
100%のウチワサボテンオイルはもちろん、ウチワサボテンオイルを配合した美容液やヘアケア製品などが販売されています。
1-3.有効成分
ウチワサボテンオイルは、肌にうれしい成分が多く含まれており、あのアルガンオイルを凌ぐといわれています。なかでも次の2つの成分は、エイジングケアに効果が期待できる成分です。
・ビタミンE
ウチワサボテンオイルは、ビタミンEを豊富に含んでいます。
ビタミンEは、「若返りのビタミン」といわれ、高い抗酸化作用が期待できる成分。
シミやしわの予防によい効果をもたらしてくれます。
また血行促進効果もあるため、くすみの解消にも効果的。
複数の悩みを抱える年齢肌に、うれしい成分といえるでしょう。
・リノール酸
ウチワサボテンオイルは、リノール酸も豊富に含んでいます。
リノール酸とは、体内で作ることのできない必須脂肪酸。
水分の蒸発を防いで、皮膚をなめらかにすることで、バリア機能を高める効果があります。
3.ウチワサボテンオイルの口コミ
ウチワサボテンオイルは、どのような口コミがあるのでしょうか。
ここでアットコスメの口コミを、いくつかピックアップしてご紹介していきたいと思います。
3-1.良い口コミ
まずは、よい口コミをご紹介します。
“最初にウチワサボテンオイルをブースターに使用することで乾燥しらずです。
ウチワサボテンオイルはベタベタしないので使い心地が良い!”
“使い始めてまだ間もないですが、目元口元の乾燥がやわらぎ、おでこのシワが何となくふっくらしてきたかも良いオイルに出会えて良かった!”
なかでも30代後半から50代という、まさに年齢肌と戦っている世代の口コミが高評価の様子。
期待が高まりますね。
3-2.悪い口コミ
一方で、次のような悪い口コミもみられました。
“私には合いませんでした。だんだんとニキビが増え続け肌の乾燥がひどくなり落ち込みました。”
“他の人の口コミが良かったので、期待して使い始めました。
シミが薄くなることもなければ、ベタついて毛穴がつまり
顔の輪郭や鼻周りに吹き出物が大量に出てしまいました。”
目についたのは、ニキビや吹き出物ができたという口コミ。
たしかにウチワサボテンオイルには、アクネ菌のエサになる「オレイン酸」が含まれています。
オレイン酸は私たちの皮脂にも存在する脂肪酸で、肌なじみがよく、刺激が少ないのが特徴。
一方で、ニキビができやすい方にとっては、気になる成分でもあります。
オイリー肌の方や、ニキビができやすい方は、オイルの量やつける場所に注意したほうがよいと思いました。
4.ウチワサボテンオイルを実際に使ってみた
以上のように、よい口コミも悪い口コミもあるウチワサボテンオイル。
44歳で乾燥肌の私が、実際に使ってみたいと思います。
今回、使ったのはこちら。
株式会社アンドエスエイチのウチワサボテンオイル。
モロッコ産のウチワサボテンオイル100%の製品です。
4-1.色
こちらのウチワサボテンオイルは黄色。
サボテンの実の種類や収穫時期によって、緑っぽい色をしているオイルもあるようです。
4-2.香り
香りは独特!
かなり青臭いような香りがしました。
好き嫌いがあると思いますが、私はちょっと苦手な香り……。
しかし、わりとすぐに飛んでしまって、肌に残るような香りではありませんでした。
4-3.テクスチャー
テクスチャーはさらさら。
肌なじみがよくすーっとなじんでいきます。
つけたてはしっとりですが、30分くらい経過すると、さらさらに。
オイル特有のべたつきが苦手な人や、夏のエアコンによる乾燥対策にも使いやすいオイルだと感じました。
5.ウチワサボテンオイルの使い方
ウチワサボテンオイルは、顔、髪、ボディといろいろなパーツをケアできる万能オイル。
次のような使い方ができます。
5-1.フェイスケア
保湿力が高く、抗酸化作用の高いウチワサボテンオイルは、フェイスケアにぴったり。
次のようにさまざまな使い方ができます。
- ブースターとして
- スキンケアの最後に
- フェイスマッサージに
こちらの写真は、洗顔後の肌をウチワサボテンオイルでケアした直後です。
ウチワサボテンオイル→化粧水→乳液→ウチワサボテンオイル
このように、ブースターとスキンケアの仕上げの2回、ウチワサボテンオイルを使ってみました。
2回オイルを使うとべたついてしまいそうですが、時間が経つとさらさら。
化粧崩れを誘発することもなく、朝のケアにも使えそうでした。
数日使用してみましたが、私の場合、悪い口コミであったニキビや吹き出物はとくにできませんでした。
肌質によると思うので、オイリー肌の方やニキビができやすい人は、注意しながら使ってみてくださいね。
5-2.ヘアケア
ウチワサボテンオイルは、ヘアケアにも使うことができます。
・頭皮マッサージ
ウチワサボテンオイルは、頭皮マッサージにも使用可能♪。
手のひらに多めにオイルを出したら、頭頂部や側頭部などまんべんなくマッサージしましょう。
その後、いつもどおりシャンプーしてオイルを洗い流せばOKです。
この日、PCの使い過ぎで目が疲れていたので、とてもすっきりしました♪
・ヘアオイルとして
ウチワサボテンオイルは、ヘアオイルとしてスタイリングの仕上げにも使えます。
ウチワサボテンオイルを手につけた状態で、全体に手櫛を通すとこんな感じのウェットスタイルに。
重いオイルは毛先にしかつけられませんが、ウチワサボテンオイルは軽めなので、そこまでペタンコにならないのがいいですね♪
パサついた毛先になじませると、ツヤが出てまとまりやすくなりました。
5-3.ボディケア
ウチワサボテンオイルは、高価なのでボディケアには使いにくいですが、伸びがよく広範囲も効率的にケアできます。
- ひじ、ひさ、かかとなどの乾燥しやすい部分のケア
- マッサージのキャリアオイルとして
- ハンド&ネイルクリームの代わりに
など、あなたに合った使い方を見つけてみてくださいね。
こちらはウチワサボテンオイルをなじませたハンド&ネイル。
爪に自然なツヤが出ました♪
香りが苦手な方は、お気に入りのハンドクリームに混ぜるのもよいでしょう。
6. まとめ
今回は、希少価値の高い「ウチワサボテンオイル」について解説してきました。
ウチワサボテンオイルは、よい口コミも多く注目度の高いオイルですが、一部では「ニキビや吹き出物ができる」という悪い口コミも見られました。
乾燥肌の私は、とくにニキビや吹き出物ができることはありませんでしたが、若干、青臭い匂いが気なりました。
香りは慣れてくると思うので、しばらくフェイスケアを楽しんでみたいと思います。
テクスチャーの軽いオイルや、強い抗酸化作用が期待できるオイルをお探しの方は、よかったら試してみてくださいね。