今ではすっかりおなじみとなったオイル美容。
ホホバオイル、ローズヒップオイル、オリーブオイル、椿オイルなどなど、さまざまなオイルがありますよね。
なかでも、今回注目したいのはアルガンオイルです。
アルガンオイルは肌なじみがよく、いろいろな使い方ができる万能オイル。
筆者はアルガンオイルを使い始めて半年経ちますが、その幅広い用途と年齢肌へのうれしい効果に魅力を感じて、飽きることなく何本もリピートしています。
ちなみに現在42歳の私が戦っているのは、口元に老化の影を落とすほうれい線。
これが一本あるとないとでは、見た目に大きな違いがでますよね(泣)
実はアルガンオイルは、ほうれい線の予防にも効果を発揮してくれるんです。
そこで今回は、アルガンオイルの効果や使い方、そしてアルガンオイルを使ったほうれい線を食い止める予防策などをご紹介していきたいと思います。
アルガンオイルについて知りたい方、ほうれい線が気になっている方は、チェックしてみてくださいね♪
アルガンオイルとは
今でこそ日本の美容マーケットにもおなじみになったアルガンオイルですが、一体、どのようなものなのでしょうか?さっそく見ていきましょう。
1. 「モロッコの黄金」と呼ばれる希少なオイル
アルガンオイルの生産地は、北アフリカに位置するモロッコ。
モロッコ南西部のみに存在する広葉常緑樹「アルガンツリー」の種子から採取されます。
非常に硬いアルガンの実の殻を割り、核の部分を取り出してすり潰して抽出するという、大変手間のかかる抽出方法。
その上、100kgの実からたった1リットル程しかとることができない、とても希少なオイルなのです。
そんなアルガンオイルは、「モロッコの黄金」と呼ばれ、重宝されてきました。
2.食用やスキンケアに使われてきた
極上の香ばしい香りのするアルガンオイル。
現地モロッコでは、古くから食用に使われてきました。
さらにアルガンオイルは、スキンケアにも取り入れられてきました。
モロッコは日差しが強く、乾燥する地帯。
肌にうるおいを与え、紫外線によるトラブルから肌を守ってくれるアルガンオイルは、過酷な環境にさらされたモロッコの人々の肌を守ってきたのです。
アルガンオイルの美容成分
そんな希少なアルガンオイルですが、今では日本の美容業界でも人気となって、私たちにも身近な存在になっていますよね。
その人気の秘密は、アルガンオイルに含まれる豊富な美容成分にあるようです。
どんな美容成分があるのか、詳しくチェックしていきましょう。
1. オレイン酸
アルガンオイルの約50%を占めているのは、不飽和脂肪酸であるオレイン酸。
悪玉コレステロールを抑制する効果があり、健康分野でも注目されている成分です。
このオレイン酸は、肌にも効果的。
人の皮脂と同じ成分でできているので、肌なじみがよく、油なのにスーッと肌になじみます。
さらに、たいへん保湿効果が高く、肌をしっとりさせてくれるのです。
注意したいのは、ニキビでお困りの方。
オレイン酸は、ニキビの原因菌であるアクネ菌のエサになります。
思春期ニキビの方や、もともとオイリー肌でニキビを気にされている方は、悪化させてしまう可能性もあるので、注意した方がよいでしょう。
2. リノール酸
次に注目したいのが、アルガンオイルの約30%を占めるリノール酸。
体内で作ることができないため、外から摂取する必要がある必須脂肪酸で、不足するとさまざまな体の不調や、肌荒れなどの肌トラブルの原因になります。
そのリノール酸も、肌が喜ぶ成分のひとつ。
肌をふっくら柔らかくしてくれるのです。
肌がゴワついている場合は、アルガンオイルをブースターとして取り入れることによって、柔らかくなり、その後の化粧水の浸透がよくなります。
3. ビタミンE(トコフェロール)
そしてなんといっても年齢肌にうれしい効果を発揮してくれるのが、ビタミンE(トコフェロール)。
アルガンオイルには、オリーブオイルの2~3倍の量のビタミンEが含まれています。
ビタミンEは、別名「若返りビタミン」!
その名の通り、次のような、うれしい美容効果をもたらしてくれます。
① 活性酸素を除去して、肌を老化から守る
「活性酸素」という言葉を、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
活性酸素は、紫外線、ストレス、汚染された空気、喫煙、激しい運動、食品添加物などさまざまな要因で体内に発生します。
身体にとって大切な役割もありますが、増えすぎるのは危険。
正常な細胞を攻撃してしまうので、肌を老化させてしまう原因になるのです。
また、ニキビやシミなどの肌トラブルを招く、過酸化脂質も活性酸素の仕業。
肌表面にある皮脂が、空気や紫外線にさらされることで酸化して、過酸化脂質になってしまうのです。
そこで活躍するのが、ビタミンE!
ビタミンEは、活性酸素を除去してくれる効果があります。
活性酸素がコラーゲンやエラスチンを攻撃するのを抑制して、肌老化を予防。
さらに過酸化脂質を抑えることで、ニキビやシミなどのトラブルを回避してくれるのです。
② 血流を改善してくれる
またビタミンEは、血液サラサラ効果もあります。
血液サラサラというと、健康にいい響きがしますが、美容にも効果アリ!
皮膚の血液循環がよくなれば、肌に必要な栄養が届きやすくなり、健やかな肌を保つことができます。
さらに、顔色が悪くくすんでしまっている肌も、血流がよくなれば、血色アップ!
健康的な明るい肌色を手に入れることができるのです。
ほうれい線ってなに?
さて、アルガンオイルがどんなオイルかわかったところで、今回ケアしていきたいほうれい線について、学んでいきましょう。
年齢を重ねると、顔にさまざまなシワが刻まれていきますが、ほうれい線は、実はシワではありません。
「肌のたるみ」です。
ハリや弾力がなくなり、重力に逆らえなくなって下へたるんでしまった肌に、ほうれい線が宿るのです。
ためしに、仰向けになって鏡を見てみてください。
刻まれていたはずのほうれい線が姿を消して、なんだか若々しい顔に見えませんか?
これはほうれい線が、シワではなくたるみである証拠です。
では肌のたるみは、どうしてできてしまうのでしょうか?
主な原因は次の2つ。
1. 真皮の衰え
私たちの肌は、大きく分けて表皮、真皮、皮下組織の3つに分類されます。
表皮は目に見える一番外側の部分。
わずか約0.2㎜で、外界のあらゆる刺激から身体を守っています。
そして表皮の下にあるのが真皮。
この真皮が、ほうれい線と深い関わりがあるのです。
真皮には、コラーゲンやエラスチンなど、肌のハリや弾力を司る組織があり、これらの組織が変形したり破壊されたりすると、ハリと弾力が失われて、脂肪を支えきれずにたるみになります。
その主な原因は加齢。
年齢を重ねることによって、コラーゲンやエラスチンは変形や減少をしていきます。
また、紫外線の影響もあなどれません。
紫外線は、波長の長さによって
・UV-A
・UV-B
・UV-C
に分類されます。
その中で肌老化に影響を与えるのがUV-A。
UV-Aは、肌の表皮を通過して、真皮まで到達して、コラーゲンやエラスチンを変形させてしまうのです。
2. 表情筋の衰え
さらに、ほうれい線の原因となるのが表情筋の衰え。
肌を刺さえる表情筋が衰えることによって、肌がたるんでしまうのです。
表情筋の衰えの理由はさまざま。
まず挙げられるのが、加齢です。
年齢を重ねることによって、身体の筋力が衰えるように、表情筋も衰えていきます。
他にも、無表情で過ごしていることも原因になります。
注意したいのは、スマホやパソコン。
スマホやパソコンを触っているとき、多くの方は無表情になりますよね。
これが長時間に及ぶと、無表情の時間が増えて、表情筋を衰えさせる原因になってしまいます。
また近ごろでは、外出自粛制限により、人と接する機会が減って、自然と無表情にならざる得えない時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
このような無表情で過ごす生活習慣も、表情筋の衰えの原因となってしまうのです。
アルガンオイルとほうれい線
さて、ほうれい線のメカニズムがわかったところで、アルガンオイルに戻りましょう。
アルガンオイルは、ほうれい線にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
美容効果のあるアルガンオイルですが、残念ながら、コラーゲンやエラスチンを増やしてほうれい線を治してくれる!というわけではありません。
「じゃあ、アルガンオイルはほうれい線に効果がないってこと?」
そう考えてしまいがちですが、実はほうれい線にもうれしい効果をもたらしてくれるのがアルガンオイル。
アルガンオイルは保湿力があるため、シワっぽい肌をふっくらさせることや、ツヤ肌を作ることが可能。
これによって、ほうれい線を目立たなくすることができます。
また、ほうれい線にとって、肌を保湿しておくことはとても大切。
保湿しておくことで、肌のバリア機能を高めることができます。
バリア機能が低下すると、紫外線の影響を強く受けてしまい、ほうれい線もできやすくなってしまいます。
またアルガンオイルを使ってマッサージすることで、表情筋のケアになり、ほうれい線の予防に繋がります。
このように、今あるほうれい線を目立たせなくすること、そしてこれから刻まれるほうれい線の予防効果が期待できるのが、アルガンオイルなのです。
アルガンオイルの使い方9選
アルガンオイルは、いろいろな使い方ができます。
1本あれば、肌、髪、ボディをつやめかせてくれる万能オイル。
今回、ほうれい線のケア以外にもたくさんご紹介しますので、ぜひいろいろ試して、自分の肌が喜ぶケアをみつけてくださいね!
1. ブースター
アルガンオイルを購入したら、まず試していただきたいのがブースター!
ブースターとは、化粧水の前に塗布することで、肌を整えたり柔らかくする導入化粧品のことです。
アルガンオイルには、肌を柔らかくしてくれる成分が含まれているので、洗顔後に塗布すれば、その後のスキンケア製品の浸透がアップします。
とくに、次のような方にはおすすめです。
・肌がゴワゴワしてしまっている方
・化粧水の浸透がイマイチだと感じている方
・肌をもっちりさせたい方
このような方は、ぜひ試してみてくださいね。
【使い方】
① 洗顔をして、肌を清潔にしておきます。
② 手のひらに、アルガンオイルを1~3滴たらします。
③ ハンドプレスしながら、顔全体に塗布します。
※油分の多いTゾーンは、少なめにしましょう。
テカリが気になる方は、Tゾーンを省いてもOKです。
④ いつも通りのスキンケアをします。
2. 他の化粧品に混ぜる
また、アルガンオイルは他の化粧品に混ぜることもできます。
・お手持ちの製品の保湿力をアップさせたい方
・すぐに保湿効果を得たい方
などにおすすめです。
① 化粧水や乳液と混ぜる
まずは、アルガンオイルとスキンケア製品を混ぜる方法。
化粧水や乳液に、1~2滴混ぜて使います。
しっとりしたテクスチャーに変わり、しっとりもっちりした肌に仕上がります。
② 化粧下地に混ぜる
また、アルガンオイルを化粧下地に混ぜるのもおすすめ。
とくにカラーコントロール系の化粧下地は、わりと硬めのテクスチャーのものが多いですよね。
そのような化粧下地に1~2滴混ぜるだけで、伸びがよくなって、塗布しやすくなります。
またアルガンオイルはSPF5〜9程度あるとされています。
多少の日焼け止め効果に繋がると考えていいでしょう。
ただし、十分な日焼け止め効果があるとは言えないので、日焼け止めはしっかり塗るようにしましょう。
③ リキッドファンデーションやクリームファンデーショに混ぜる
また、リキッドファンデーションやクリームファンデーションに混ぜるのもおすすめ。
1~2滴混ぜるだけで、ほどよいツヤ肌をつくることができます。
マットな肌を演出したい場合には不向きですが、ツヤ肌でヘルシーなイメージを作りたい時にはおすすめですよ♪
3. 毛穴のクレンジング
毛穴の黒ずみやザラつきが気になる方には、毛穴のクレンジングもおすすめです。
毛穴の黒ずみやザラつきの正体は、角栓。
アルガンオイルは、この角栓をやさしくオフすることができます。
シートタイプの毛穴パックがヒリヒリして苦手……という方も、アルガンオイルの毛穴クレンジングなら、刺激は少なくマイルドな使い心地。安心してトライできますよ。
ただし、頻度にはご注意を!
やりすぎると皮脂を落としすぎて、肌トラブルの原因になってしまいます。
週1回程度の、スペシャルケアとしてお使いください。
今回は、使い方を2つご紹介します。
【使い方1】
まずは、簡単にできる毛穴クレンジングの方法です。
最初に、クレンジングでメイクをオフしておきましょう。
① 手のひらに、適量のアルガンオイルを出します。
② 毛穴の黒ずみやザラつきが気になるところに、アルガンオイルを塗布します。
③ 20~30秒程度、クルクルとマッサージします。
④ タオルかティッシュでオイルをやさしくふきとります。
⑤ 洗顔をします。
【使い方2】
次に、蒸しタオルを使った入念なケア。
蒸しタオルを作る分、少し手間がかかりますが、毛穴を開かせてしっかり汚れを落とすことができます。
こちらもケアをする前に、クレンジングでメイクをオフしておきましょう。
① タオルを濡らして、軽く絞ります
② レンジで20秒程度、温めます。
③ 温めたタオルを顔に1分間のせて、毛穴を開かせます。
④ 手のひらに10円玉大のアルガンオイルをのせます。
⑤ 毛穴の黒ずみやザラザラが気になるところにアルガンオイルを塗布します。
⑥ クルクルと円を描くようにマッサージします。
⑦ 先ほどの蒸しタオルで、オイルをやさしく拭き取ります。
⑧ 洗顔をします。
4. フェイシャルマッサージ
アルガンオイルは、フェイシャルマッサージに利用してもOK!
定期的にマッサージをしてリンパを流して、むくみを改善しておくことは、ほうれい線の予防にも繋がります。
【使い方】
洗顔をして、清潔な肌で行いましょう。
① 手のひらに、適量のアルガンオイルを出します。
※ここで注意したいのは、アルガンオイルの量。
マッサージするときにオイルが少なすぎると、肌摩擦を起こしてしまいます。
指が心地よく滑る量で、マッサージを行ってください。
② 小指が小鼻のわきにあたるように両手で頬を包みこみ、そのままじわーっと頬を押します。
③ 眉の上から髪の生え際に向かって、額を指で押していきます。
④ 小鼻を軽く押します。
⑤ 目の下の涙袋を指で軽く抑えて、目頭にむかって流します。
そのままぐるりと瞼の上までいき、目頭から目尻にむかって流します。
⑥ 顎の下から、耳の下に向かって流します。
⑦ 小鼻からほうれい線をなぞるように下に向かって流します。
5. メイク直し
また、アルガンオイルを外出先に持ち歩けば、メイク直しにも使えます。
使い方を2つご紹介しますね。
【使い方1】
まずは、ファンデーションのお直し。
時間が経って、ファンデーションがよれてしまった部分に使用できます。
とくにほうれい線が気になる方は、口まわりのよれた部分を直すのにおすすめです。
① 指またはスポンジに、アルガンオイルを1~2滴のせます。
② ファンデーションがよれた部分に、軽くトントンとアルガンオイルを塗布します。
③ その上から、パウダーかファンデーションを薄く塗ります。
【使い方2】
次にご紹介するのは、目元の修正。
マスカラが落ちて、目の下が黒くパンダ目になってしまったとき、この方法で修正してみてください。
① 綿棒に、適量のアルガンオイルを含ませます。
② マスカラがついてしまった部分を、綿棒でなぞって、マスカラを落とします。
③ その上から、パウダーかファンデーションを薄く塗ります。
6. 頭皮マッサージ
また、ほうれい線でお悩みの方に、ぜひやっていただきたいのが、アルガンオイルを使った頭皮マッサージです。
先述したように、ほうれい線は、肌のたるみが原因。
頭皮と顔の皮膚は地続きですので、頭皮が凝って硬くなっていると、肌のたるみを招くことになってしまいます。
そこで定期的に行いたいのが、頭皮マッサージ。
マッサージで頭皮のコリをほぐすことで、肌のたるみを予防にも繋がります。
とくに、アルガンオイルは皮膚の血流改善効果もあるので、頭皮マッサージはぴったり!
頭皮の血流をアップさせることで、健やかな髪を育むことができるのです。
・ほうれい線を予防したい方
・頭のコリが気になる方
・抜け毛、白髪を予防したい方
以上のような方におすすめです。
方法は2パターン。
シャンプー前に行うか、シャンプー後に行うかです。
いずれも、マッサージの後で、頭皮のアルガンオイルを洗い流すことが大切。
アルガンオイルが頭頂部に残っていると、トップの仕上がりがペタンコになってしまいます。
【使い方1】
まずは、シャンプー前にマッサージを行う方法です。
① 手のひらに適量のアルガンオイルを出して、頭皮になじませます。
② 耳の周りに手をおいて、頭皮を上に向かって引き上げます。
※表情が変わるくらい、しっかり指先に力を入れて持ち上げましょう。
③ 指の腹を頭頂部において、頭皮を前後左右に動かしながらマッサージします。
④ シャンプーをして、アルガンオイルを洗い流します。
【使い方2】
シャンプー後にマッサージを行う方法です。
① シャンプーをします。
② 手のひらに適量のアルガンオイルを出して、頭皮になじませます。
③ 耳の周りに手をおいて、頭皮を上に向かって引き上げます。
※表情が変わるくらい、しっかり指先に力を入れて持ち上げましょう。
④ 指の腹を使って、頭皮全体を動かすようにしながらマッサージします。指の腹を頭頂部において、頭皮を前後左右に動かしながらマッサージします。
⑤ アルガンオイルを洗い流します。
7. アウトバストリートメント
アルガンオイルは、アウトバストリートメントとしてもお使いいただけます。
シャンプーしたあとに塗布すれば、髪にうるおいを与えて、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
ポイントは、アルガンオイルを塗る場所。
アルガンオイルは、毛先だけになじませるようにしましょう。
ロングの方も、下から3分の1程度にしてください。
頭頂部の方まで塗布してしまうと、仕上がりがペタンコになってしまいます。
【使い方】
洗髪後、タオルドライした髪に行ってください。
① 手に適量のアルガンオイルを出します。
② 毛先にアルガンオイルをなじませます。
③ ドライヤーで髪を乾かします。
④ 仕上げに、毛先に再度アルガンオイルをなじませて完成です。
8. スタイリング剤
アルガンオイルをスタイリング剤として取り入れることも可能!
私は1歳の娘の髪に使用しています。
幼い子供の髪は細く、さらによく暴れまわるので、静電気で髪がぶわーっと持ち上がっていることがよくあります(泣)
かといって、大人のスタイリング剤は香りが強いのでつけたくない……。
そこで、アルガンオイルの登場です!
少量のアルガンオイルで髪を抑えると、幼い子供の髪もほどよくおちついてくれます。
・毛先がパサついている方
・まとまりがない方
・パーマやカラーで髪が傷んでいる方
・静電気が気になる方
・スタイリング剤の強い香りが苦手な方
などにおすすめです。
使い方はシンプル!
【使い方】
① 手に適量のアルガンオイルを出します。
② 毛先やパサつきの気になる部分に、アルガンオイルをなじませます。
以上です。
これも、トップに塗るのはNG!
べたついてペタンコになってしまうので、毛先の方だけにしてください。
9. 手指のケア
またアルガンオイルは、手指の乾燥ケアにもおすすめ。
新型コロナウイルスの影響により、私たちは手洗いやアルコール消毒をする機会がぐんと増えましたよね。
それにともなって、手指の乾燥が気になっている方も多いのではないでしょうか。
私はもともと手が乾燥しやすいのですが、頻繁に手洗いやアルコール消毒をするようになってから、一段とささくれが気になるようになりました。
そこでアルガンオイルをこまめに塗布するようにしたら、手指もしっとり。
ささくれも落ち着いてきました。
ほとんど香りがないのも、うれしいポイント♪
香りが強いハンドクリームを使って食事をすると、料理の香りを邪魔してしまうことがあります。
その点、アルガンオイルは、ほぼ無臭。
食事の直前に使っても、香りは気にならなりません。
またジェルネイルをしている方にもおすすめ!
ジェルネイルの大敵は、乾燥です。
指先をこまめに保湿することで、持ちが格段にアップするので、ぜひネイルオイルとしても使ってみてくださいね。
・手荒れが気になる方
・無香料のハンドクリームが好きな方
・ジェルネイルをしている方
などにおすすめです。
【使い方1】
まずは、ベーシックケアです。
① 適量のアルガンオイルを、手に出します。
② 手指の乾燥が気になる部分になじませます。
【使い方2】
ネイルオイルとしての使い方です。
① アルガンオイルを1~2滴、爪周りに塗ります。
② クルクルとマッサージします。
【使い方3】
手の乾燥が気になる方は、次のようなナイトケアもおすすめです。
化粧水を塗布することで、水分と油分をチャージ。
朝、起きたときの手指のしっとり感がアップします。
① 手洗い後の清潔な肌に、化粧水をなじませます。
② 適量のアルガンオイルをなじませます。
③ 手袋をして寝ます。
まとめ
今回は、ほうれい線が気になる方に、アルガンオイルの効果、そして使い方についてご紹介していきました。
アルガンオイルは、モロッコで採取される希少なオイル。
古くから食用やスキンケアに取り入れられてきました。
そんなアルガンオイルには、うれしい美肌成分がたっぷり。
・肌なじみがよく、肌を保湿してくれるオレイン酸
・肌をふっくらやわらかくしてくれるリノール酸
・抗酸化作用で肌を守り、血色をよくしてくれるビタミンE
これらの成分が、私たちの肌に健やかさをもたらしてくれます。
そんな美容効果の高いアルガンオイルは、年齢肌で悩む私たちのほうれい線にも、うれしい効果があります。
上手に取り入れることによって、
・すでにできてしまったほうれい線を目立たなくすること
・ほうれい線を予防すること
などが期待できます。
そして、今回ご紹介した使い方は次の9つ。
・ブースター
・他の化粧品に混ぜる
・毛穴のクレンジング
・フェイシャルマッサージ
・メイク直し
・頭皮マッサージ
・アウトバストリートメント
・スタイリング剤
・手指のケア
このように、肌、髪、ボディへと幅広い用途で使うことができるのがアルガンオイルなのです。
ほうれい線が気になる方はもちろん、あなたが気になる部分にうるおいを与えて、肌や髪、そして心をつやめかせてくださいね♪