【緊急】ニキビを隠す方法は?知っておきたいカバーテク2選と悪化を防ぐスキンケア
気分を落ち込ませるニキビやニキビ跡。
大事なデートや女子会の前など、どうしても隠したいときもありますよね。
しかし、ニキビやニキビ跡を上手に隠すのは、意外と大変。
逆に目立ってしまったり、ニキビを悪化させてしまったり……。
そこで今回は、ニキビやニキビ跡をナチュラルに隠す方法を紹介。
メイクや人気のニキビパッチを使ったカバーテクを詳しく解説していきます。
緊急でニキビを隠したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.ニキビを隠す2つの方法

メイクで隠す
ニキビやニキビ跡を隠すには、大きく分けて次の2つの方法があります。

1-1.メイクで隠す

まずひとつめが、メイクで隠す方法です。

・使うアイテム

主に使用するアイテムは次の4つ。
  • 下地
  • コンシーラー
  • ファンデーション
  • パウダー
のちほどメイク方法を解説しますので、参考にしてくださいね。

・軽度なニキビに

ただし、メイクで隠せるのは、ニキビ跡か軽度なニキビのみ。
ニキビが悪化して膿がたまっているような時は、メイクで悪化させてしまう可能性があるのでおすすめできません。
また盛り上がっているニキビに対しては、赤みを隠すことはできますが、凹凸は消せないことをご了承ください。

・メイクで隠すデメリット

長時間メイクをしていると、コンシーラーやファンデーションが毛穴に詰まって酸化させてしまいます。
すると、ニキビの原因・アクネ菌が増殖。
ニキビが悪化してしまう可能性もあります。
メイクで隠す時間は極力短くして、できるだけ早くクレンジングするようにしましょう。

1-2. ニキビパッチで隠す

ニキビパッチで隠す
もうひとつは、ニキビパッチで隠す方法です。

・ニキビパッチとは?

ニキビパッチとは、近年、韓国を中心に人気を博しているコスメ。
小さな薄いシートになっており、ニキビやニキビ跡の上に貼って隠すことができます。
外的刺激からニキビを保護することもできるので、メイク前や就寝中に使う人も増えています。

・ニキビパッチのデメリット

しかし、ニキビパッチを使用してもニキビが早く治るわけではありません。
それどころか、ニキビを悪化させる可能性もあります。
なぜならニキビの原因菌であるアクネ菌は、嫌気性菌だから。
ニキビパッチを貼って空気を遮断することによって、アクネ菌が住みやすい環境を作ってしまうのです。
ニキビパッチは、どうしてもニキビを保護したいときのみ使うようにしましょう。

2.メイクで隠す方法

メイクで隠す方法
それではまず、メイクで隠す方法をご紹介していきます。

2-1.ニキビ隠しに適したメイクアップ化粧品

ニキビやニキビ跡を隠すには、次のような化粧品が活躍します。

・下地

まずは、下地選びから。
ニキビやニキビ跡を隠すには、次のような下地がおすすめです。
・ニキビの赤みには、グリーン系の下地
ニキビやニキビ跡が赤みを帯びている場合、反対色であるグリーン系のコンシーラーを使うと、赤みを抑えることができます。
・皮脂が多いときは、マットな下地
皮脂が多いときは、マットな下地も活躍。
皮脂が多いとメイクが崩れやすくなり、隠したはずのニキビがすぐに見えてしまいます。
皮脂を吸着してくれる下地でサラサラに仕上げることで、長時間カバーを目指すことができます。

・コンシーラー

ニキビやニキビ跡を隠す際に欠かせないのがコンシーラー。
自分の肌よりもやや暗いカラーと自分の肌に近いカラーの2色を使うと、より効果的に隠すことができます。
テクスチャーはやや硬めがベターですが、ご自身で扱いやすいものを使ってくださいね。

・ファンデーション

ファンデーションは、毛穴に詰まりにくいパウダーファンデーションがよいでしょう。
なかでも肌にやさしいミネラルファンデーションがおすすめです。
リキッドファンデーションなど油分が多いものは、毛穴に入りやすいので注意しましょう。

2-2.ニキビ跡を隠してみた

それでは実際に、メイクで隠してみたいと思います。
あごにニキビ跡が3つ
現在、あごにニキビ跡が3つあります。
一番右のニキビ跡だけ隠してみましょう。
下地を塗ります
まずは下地を塗ります。
今回は皮脂吸着力のある下地を使ってみました。
サラッとした仕上がりになります。
コンシーラー
コンシーラーを乗せていきます。
今回は1色のリキッドコンシーラーで隠してみます。
2色のコンシーラーをお持ちの方は、最初に暗い色で、次に明るい色を重ねてください。
周りを指でぼかします
コンシーラーの周りを指でぼかします。
周囲の肌との境がなくなるように、トントンとやさしくなじませましょう。
ふわっと乗せます
パウダーファンデーションをふわっと乗せます。
この際、強くこすってしまうとコンシーラーがヨレてしまうので、気をつけましょう。
ラメの入ったパウダーで仕上げ
最後に細かいラメの入ったパウダーで仕上げました。
隠すことができました
一番右のニキビ跡だけ、隠すことができました。

3.ニキビパッチを使って隠す方法

ゼロスポットパッチ
次に、ニキビパッチを使って隠す方法をご紹介します。
貼るだけ
今回使用したのは、人気のゼロスポットパッチ。
上からメイクをすることもできます。

3-1.貼るだけ

ニキビパッチを貼るタイミングは、洗顔直後。
貼る前に化粧水や乳液などのスキンケアを行うと、剥がれやすくなってしまうので注意しましょう。
ニキビパッチを貼った状態
ニキビパッチを貼った状態がこちら。
これだけだと、透明なので赤みが透けて見えていますね。
またニキビ跡に対して大きすぎるようで、余計目立っているような感じも否めません。
「隠す」というよりは、「保護している」という感じです。

3-2.貼ったあとメイクをする

さらに、この上にメイクを重ねてみました。
塗ったのはパウダーファンデーション。
パッチの上をトントンとやさしくカバーしていきます。
ファンデーションを重ねたあと
ファンデーションを重ねたあとがこちら。
ややカモフラージュできていますが、大きくて何かを貼っているのはバレてしまいますね。
より目立たなくするためには、小さなニキビパッチを使うか、塗るタイプのニキビパッチを使うのがよいと思います。

4.ニキビができたときの対処法

ニキビができたときの対処法
以上のように、緊急時にメイクやニキビパッチで隠すことができますが、何よりニキビを悪化させずに早期改善させることが大切です。
ここでニキビができたときの対処法をご紹介します。

4-1.つぶさない

ニキビを潰すと、炎症物質が広がって悪化してしまいます。
絶対に自分で潰さないようにしましょう。

4-2.刺激を与えない

ニキビに刺激を与えないことも早期改善への近道。
手にはたくさんの雑菌が付着しているため、触れると悪化する可能性があります。
できるだけ触れないように気をつけましょう。
また、前髪が常に触れているのもNG。
額にニキビがある時は前髪を留めるなどして、刺激を与えないようにしましょう。

4-2.ニキビ市販薬を塗る

ニキビ市販薬を塗るのもおすすめ。
殺菌成分や抗炎症成分が配合されており、ニキビの早期改善のサポートとなります。
ただし、ニキビ市販薬が使用できるのは軽度のニキビのみ。
強い炎症を起こしている場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。

5.ニキビを予防&早期改善のためのスキンケアとメイク

.ニキビを予防&早期改善のためのスキンケアとメイク
ニキビを予防したり、悪化を防ぐためには、どのようなスキンケアやメイクをしたらよいのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。

5-1.クレンジング&洗顔

まずはクレンジングと洗顔のポイントをご紹介します。

・帰宅後すぐにクレンジングをする

先述したように、長時間のメイクはニキビを誘発したり、悪化させる原因になります。
帰宅後は出るできるだけ早くクレンジングをして、メイクが毛穴に詰まるのを防ぎましょう。

・ニキビの部分を刺激しない

クレンジングでニキビを刺激しないことも大切。
摩擦で悪化する可能性があるので、クレンジング剤をやさしくなじませて、すみやかにすすぎをしましょう。

・洗顔料はしっかり泡立てて

洗顔の際も、極力摩擦を避けることが大切。
洗顔料をしっかり泡立てて、たっぷりの泡でモフモフと押し洗いしましょう。
泡立てが面倒な方は、パックタイプの洗顔料もおすすめ。
酵素とクレイ配合の洗顔料なら、ニキビの原因となる皮脂や古い角質をオフすることができますよ♪

5-2.保湿

ニキビの予防&早期改善には、保湿も大切です。

・しっかり保湿をする

肌は乾燥しすぎると、過剰な皮脂分泌を起こすことがあります。
しっかり保湿することは、ニキビの予防につながります。
オイリー肌の方は、さっぱりとしたテクスチャーの化粧水をたっぷり与えて、乳液やクリームなどの油分は少なめにするなど、調整をしてみてくださいね。

・強いパッティングはNG

ニキビができているとき、強いパッティングはNG。
刺激をして悪化させてしまう可能性があるので、やさしく塗布しましょう。

・清潔な手で

スキンケアは清潔な手で行うことが大切。
大量の雑菌が付着した手でスキンケアをすると、ニキビが悪化してしまう可能性があるので気をつけましょう。

5-3.UVケア

ニキビの予防&改善にはUVケアも欠かせません。
日焼け止めをニキビの上に塗るのに抵抗がある方もいると思いますが、ニキビに紫外線が当たると炎症が悪化してしまいます。
ニキビがあるときもないときも、朝のスキンケアの最後には、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。

5-4.メイク

メイクでは次のポイントを意識しましょう。

・ノンコメドジェニック処方の化粧品

ニキビができているときは、ノンコメドジェニック処方のメイクアップ化粧品がおすすめ。
ノンコメドジェニック処方とは、ニキビの悪化や発生につながる可能性がある成分を、なるべく使わないように製造されている化粧品。ニキビができやすい方も使いやすいアイテムです。

・ポイントメイクに力を入れる

ニキビやニキビ跡を目立たなくするには、ポイントメイクに力を入れるのも効果的。
濃いリップを塗ったり、印象的な目元を作ることで、ニキビやニキビ跡から目線を外すことができます。

6.まとめ

今回は、ニキビやニキビ跡を緊急で隠す方法をご紹介してきました。
ニキビやニキビ跡は、メイクやニキビパッチで隠すことができます。
しかし、どちらもニキビを悪化させる可能性があるので、あくまでも緊急の時に行いましょう。
またニキビを予防&早期改善させるためには、できるだけ刺激をせず、正しいスキンケアを行うことが大切です。
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