「自然派化粧品って肌にやさしそうだけど、敏感肌には使えない……」
そんなイメージを覆したと、注目を集めているコスメブランドがあります。
その名は『OSAJI(オサジ)』。
敏感肌でも使える自然派コスメとして、人気急上昇中です。
そんな人気のOSAJIですが、ターゲットの年齢層はどのくらいなのでしょうか。
「使ってみたいけど、若年層向け雑誌に掲載されてたみたいだし、私のような年齢肌には向いていないのかな……」と悩んだ45歳の私。
思い切って、「OSAJI」について徹底リサーチしてみました!
さらに、実際に人気のフェイシャルトナーを試してみたので、そちらの使用感を本音でレビューしていきたいと思います。
- OSAJIの対象年齢は?
- OSAJIはどこのブランド?
- 「オサジ」とはどういう意味?
- OSAJIの人気商品は?
- OSAJIのフェイシャルトナーの口コミを知りたい
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひお読みくださいね。
Contents
1. OSAJIってどんなブランド?
OSAJIとはいったいどのようなブランドなのでしょうか。
その特徴をチェックしていきましょう。
1-1.日本の自然派コスメブランド
OSAJIは、2001年にスタートした自然派コスメブランド。
群馬県高崎市にて誕生しました。
「OSAJI」というユニークなブランド名は、「お匙」からきているのだとか。
江戸時代、大名や将軍に仕える医師が、匙を使って薬を調合する姿からなぞらえたといいます。
健やかで美しい皮膚を保つための現代の「お匙」でありたい、そんな願いが込められているそうです。
1-2.読み方は「おさじ」
読み方は「おさじ」。
イントネーションは、「おはぎ」と一緒で、「さ」にアクセントを置きます。
1-3.皮膚科学に基づいた製品づくり
OSAJIが最も重視しているのは、皮膚科学。
皮膚の構造や機能としっかり向き合い、皮膚が本来求める化粧品作りを追求しているそうです。
自然派コスメのイメージがありますが、OSAJI創立者の茂田正和さんは「植物が必ずしも人の皮膚に安全で、石油由来の製品が肌に悪いとは限らない」という理念を持ち主。
国際的なオーガニックコスメの認証は受けておらず、OSAJI独自の基準で本当に皮膚に必要な成分を見極め、真に安全なものづくりを追求。
その結果、敏感肌でも使える自然派コスメブランドとして、注目されるようになりました。
1-4. 日本人が安らぎを感じられるパッケージ
OSAJIは、日本人が安らぎを感じられる製品づくりにも力を入れているそうです。
容器の使いやすさ、日本の伝統色を基本としたデザインなどに反映。
プレゼントとしても喜ばれそうな、シンプルで洗練されたパッケージが魅力です。
1-5. 人気商品
OSAJIは、フェイシャルケア製品、ボディケア製品、メイクアップ化粧品、ヘアケア製品、フレグランス、雑貨などさまざまな製品が発売されています。
なかでも、2023年9月20日現在アットコスメの口コミ件数が多かったフェイシャルケア製品は、次の5つです。
- センシティブ スキン ウォッシングフォーム
- エンリッチバイオセラム
- クレイパック Ibuki
- カイ リベレーショントナー
- フェイシャルトナー Ibuki
2.OSAJIのターゲットの年代や性別は?
洗練されたパッケージで、プレゼントにも使いやすそうなOSAJI。
ターゲットの年代は、どのくらいなのでしょうか。
今回、メーカーのお問い合わせ窓口に電話をして、質問をしてみました。
私
OSAJIはどの年代をターゲットにされていますか?
OSAJI様
とくにターゲットの年代は設けておりません。
私
では、どのような年代に人気がありますでしょうか?
OSAJI様
幅広い年齢層の方に、お使いいただいております。20代前半から60代くらいまで、多くの方にお使いいただいております。
私
女性だけでなく、男性でも使えますか?
OSAJI様
はい、性別に関係なくお使いいただけます。とくに無香料の製品は、男性の方々にも人気があります。
ということで、OSAJIにターゲットの年代はありませんが、人気なのは20代前半から60代ぐらいまで。
男女関係なく使用できるとのことでした。
3.『OSAJIフェイシャルトナー』って、どんな化粧水?
20代から60代まで幅広い愛用者を持つOSAJI。
なかでも今回ピックアップしたいのが、OSAJIの人気化粧品『フェイシャルトナー』です。
3-1.敏感肌向けの化粧水
『OSAJI フェイシャルトナー』は、敏感肌向けの化粧水。
肌の上にもともとある成分(尿素、PCAーNa、乳酸、乳酸Na)が配合されており、親和性の高い仕様になっています。
また肌にやさしい弱酸性で、ゆらぎがちな肌をやさしくいたわってくれます。
3-2.容量・価格
『OSAJI フェイシャルトナー』の容量は、200ml。
価格は、\2,750(税込)です。
3-3.全成分
『OSAJI フェイシャルトナー(MUKU)』の成分は、以下のとおりです。
全成分
水、プロパンジオール、グリセリン、ペンチレングリコール、タンニン酸、温泉水、尿素、PCAーNa、オレイン酸ポリグリセリル-10、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、乳酸、乳酸Na、ジメチロールプロピオン酸ヘキシル
注目したいのは、6つめに記載されている「温泉水」。
ミネラル豊富なアルプスの温泉水が配合されています。
これらの豊富なミネラルが肌のターンオーバーをサポート。
しっとり、健やかな肌に導いてくれます。
3-4.パッケージ
『OSAJI フェイシャルトナー』は、深緑のボトルに紫のラベルが貼られた、落ち着きのあるパッケージ。男性へのプレゼントにもよさそうですね。
ボトルは半透明なので、中身が減っていく様子はしっかり確認できます。
3-5.香り
『OSAJI フェイシャルトナー』の香りは、全4種類です。
- Muku……無香料。敏感肌におすすめ
- Ibuki……森林浴をしているようなスッキリとした香り
- Sou……ユズ果皮油とオレンジ果皮油の柑橘系の香り
- Ikoi……フラワリーな香り
アットコスメの口コミ件数順は、Ibuki→Muku→Sou→Ikoiでした。
3-6.テクスチャーは、現在1種類
『OSAJI フェイシャルトナー』は、過去に「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」の2種類がありました。
それに関してメーカーに問い合わせたところ、現在「さっぱりタイプ」は販売終了しているとのこと。
しっとりタイプだけが残っているというわけではなく、以前の「さっぱりタイプ」に比べてややしっとりしたものに統一されているようです。
4.『OSAJIフェイシャルトナー Muku』を試してみた
『OSAJI フェイシャルトナー』のなかでも、とりわけ敏感肌に適しているのが無香料の『Muku』。
今回は、45歳乾燥肌、ときどきゆらぎ肌の私が、本音レビューしてみたいと思います。
4-1.色・テクスチャー
『OSAJIフェイシャルトナー Muku』の色は無色透明。
テクスチャーはさらさらです。
手の甲に乗せると、サーっと流れ落ちていきました。
4-2.香り
香りは、今回『Muku』を選んでいるので無香料。
ちなみに、公式サイトのよくある質問のコーナーには、「Mukuなのに、においが気になる」という質問があります。
その回答として、次のような記載がありました。
“「無香料」は「香料」を使用していないということで、においが全くしない 「無臭」いうことではございません。配合されている原材料のにおいを感じることがあります。”
私は匂いは全く気になりませんでしたが、人によっては原材料の匂いを感じるかもしれません。
4-3.塗布した感想
使用方法は「適量を手のひらにとり、肌に押し当てるように顔全体になじませます」とのこと。
乾燥する部分には、重ね付けをするのがよいと公式ホームページに記載されていました。
・さっぱりだけど、重ね付けでしっとり
さっそく、洗顔後の肌にハンドプレス。
1回の塗布ではさっぱりしていて、乾燥肌の私には物足りない感じでした。
その後、3回重ね付けしたところ、いい感じにしっとり。
「さっぱりにもかなりしっとりにも調節できる」と記載されていますが、たしかにこの重ね付けによって、好みの質感に調整できると感じました。
・重ね付けしすぎるとぺたぺたする
重ねづけしすぎると、グリセリン特有のぺたぺたした感触が残ります。
私は好きですが、人によっては好みが分かれるでしょう。
メイク前の朝のスキンケアか、夜寝る前のスキンケアか、それによって重ね付けする回数を調整した方がよさそうです。
・浸透力は普通
さらさらしているので、肌に浸透しやすいのかな~と思いましたが、浸透力は普通。
ぐんぐん肌に吸い込まれていくような感じはなく、一般的な化粧水の浸透力だと感じました。
・刺激はなし
生理前で肌がやや敏感になっている時期でしたが、とくに刺激は感じませんでした。
4-4.おすすめはコットンパック
『OSAJIフェイシャルトナー Muku』はコットンパックにもぴったり。
さらさらしているのでコットンに含ませやすく、長く肌に乗せることでしっとり感がアップします。
より保湿力を高めたい方は、ぜひやってみてくださいね。
5.『OSAJIフェイシャルトナー』の口コミ
『OSAJIフェイシャルトナー』はどのような口コミがあるのでしょうか。チェックしてみましょう。
5-1. 『OSAJIフェイシャルトナーMuku』年代別口コミ
『OSAJIフェイシャルトナーMuku』アットコスメの口コミを、年代別に要約してご紹介していきたいと思います。
・20代の口コミ
- 肌荒れしている時期も使える
- かなりしっとりする
- ぺたぺたする
- 浸透しない
・30代の口コミ
- パッケージがおしゃれ
- 一気につけすぎるとファンデーションがよれる
・40代の口コミ
- 刺激が少ない
- コスパがいい
- 白く泡立つのが気になる
・50代の口コミ
- 毛穴がふっくらして目立たなくなった
- コスパがいい
20代は高い保湿力を感じている人が多い様子。
40代、50代では、コスパがよいと感じる人も多いようです。
5-2. 『Ibuki』『Sou』『Ikoi』の口コミ
『OSAJIフェイシャルトナー』は『Muku』以外に、香り付きが3種類発売されています。
香りについての口コミをピックアップして、まとめておきたいと思います。
・Ibuki
- 香りがかなり強い
- 部屋中がいい香りになる
- ミントのようなフレッシュな香り
・Sou
- 爽快感のある柑橘系の香り
- 深呼吸したくなるような自然な香り
- ジンジャーっぽい香り
・Ikoi
- ハーバルアロマのような香り
- 湿布のような匂い
- 匂いが強すぎる
香りがしっかりついているようなので、テスターなどで試して、お好みのものを使ったほうがよさそうですね。
敏感肌の方は、無香料の『Muku』を選びましょう。
6. おすすめ温泉水化粧水
肌にうるおいを与えてくれる温泉水配合の『OSAJIフェイシャルトナー』。
同じく温泉水配合で、よりしっとり感をお求めの方は、こちらの化粧水もおすすめです。
ピュアセラ 『肌美水』。
6-1. 『肌美水』の全成分
『肌美水』の全成分は以下のとおりです。
全成分
水、温泉水、プロパンジオール、DPG、ダマスクバラ花水、BG、アスペルギルス/コメ発酵液、サッカロミセス/コメヌカ発酵液エキス、豆乳発酵液、酵母エキス、乳酸桿菌発酵液、カンゾウ葉エキス、カンゾウ根エキス、加水分解シルク、グリセリン、乳酸Na、クエン酸、クエン酸Na、カルボマー、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、水酸化K
6-2.肌にうるおいを与える 出雲の薬湯の温泉水
成分表の2つめに記載されている「温泉水」とは、島根県出雲の薬湯の温泉水。
弱アルカリ性の泉水が、肌を柔らかく導いてくれます。
ちなみに、化粧品の成分表は、一般的に配合量の多いものから記載されています。
温泉水が2つめに記載されている『肌美水』は、温泉水の恩恵を多く受けられそうですね。
6-3.肌を健やかに導く 乳酸菌
『肌美水』には、うるおい成分を補い、肌にハリを持たせてくれる乳酸菌配合。
肌トラブルの原因菌となる悪玉菌を減らし、健やかな肌環境に導いてくれます。
6-4.和漢植物がセラミドの生産力をアップ
『肌美水』には、生薬の王様と呼ばれる「甘草」が配合されています。
その甘草が、私たちの角質層にあるセラミドの生産力をアップ。
セラミドは、水分の蒸発を防いだり、外部刺激から肌を守るといったバリア機能として働く成分。
バリア機能が低下している敏感肌やゆらぎ肌にとって、強い味方となってくれそうです。
6-5. とろみのあるテクスチャー
『肌美水』は、ややとろみのあるテクスチャー。
『OSAJIフェイシャルトナー』はさらさらしていますが、もう少しとろみのあるテクスチャーをお求めの方におすすめです。
コットンパックもできますが、適度なとろみがあるので流れ落ちることがなく、手で塗布しやすい化粧水です。
6-6.肌にやさしい7つの無添加
『肌美水』は、敏感肌でも使いやすい肌にやさしい処方が魅力。
- アルコール
- パラベン
- 界面活性剤
- 合成香料
- 着色料
- シリコン
- 鉱物油
以上のような、人によっては肌に刺激のとなる成分は配合されていません。
ちなみに成分表の後ろから2番目に記載されている「フェノキシエタノール」とは、アルコールとは別物の成分。防腐目的で少量配合されているだけなのでご安心ください。
7.まとめ
今回は話題の自然派コスメブランド・OSAJIについてピックアップしてきました。
OSAJIは、皮膚科学に基づいた製品づくりをモットーに、敏感肌でも安心して使える自然派コスメブランドとして注目を集めています。
ターゲットの年代はなく、20代前半から60代ぐらいまで、幅広い年代に愛用者がいるようです。
今回私が試してみたフェイシャルトナーは、肌にうるおいを与えてくれる温泉水配合。
さっぱりした使用感でしたが、重ね付けすることで、乾燥肌の私でも肌にうるおいを与えることができました。
同じ温泉水配合で、敏感肌でも使いやすい『肌美水』もおすすめですので、併せてチェックしてみてくださいね。