今やフェイスパックを凌ぐ勢いで人気を博している韓国発の「トナーパッド」
角質ケアや保湿、美白や鎮静など、いろいろな目的に使えるアイテムとして、ここ日本でも人気が高まっています。
一方で、
「どうやって使うの?」
「たくさんありすぎて、どれをを選んだらいいかわからない」
そのような疑問をお持ちの方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、トナーパッドの使い方や注意点と、お悩み別トナーパッドをご紹介。
その中から3つを実際に使ってみて、徹底比較を行いました。
これからトナーパッドをスキンケアに取り入れようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
1.トナーパッドとは?
トナーパッドとは一体どのような製品なのでしょうか。
その概要をチェックしておきましょう。
1-1.韓国発の大人気スキンケア製品
トナーパッドとは化粧水を染み込ませてあるパッドのこと。
ふき取りパッドと呼ばれることもあります。
数年前に韓国で発売されるようになり、近年では、日本のドラッグストアにも置かれているほど、愛用者が増えているスキンケア製品です。
1-2.いろいろな肌悩みに対応
トナーパッドは、いろいろな肌悩みに使えるのが大きな魅力。
- 鎮静
- 角質ケア
- ニキビケア
- 毛穴ケア
- 保湿
- 美白
など、製品によってさまざまな肌悩みにアプローチしてくれます。
またパッドで顔を拭き取ったり、肌に乗せてパックするなど使い方もさまざま。
使い方はのちほど詳しく解説しますので、参考になさってくださいね。
1-3.肌に残った汚れをオフ
トナーパッドの大きな目的のひとつが、肌に残った汚れをオフすること。
毎日クレンジングや洗顔をしていても、肌に汚れが残ってしまうことがあります。
トナーパッドはエンボス加工されているものが多く、洗顔では落としきれない肌の汚れを、凹凸によってきれいに取ることができるのです。
2.【基本編】トナーパッドの使い方
まずは、トナーパッドの基本の使い方をご説明します。
2-1.使うタイミング
タイミングは、洗顔のあと。その後いつものスキンケアを行います。
2-2.使い方
洗顔後、トナーパッドを一枚取り出します。
衛生面を考慮して、付属のピンセットを使用しましょう。
凹凸がある面が、表面です。
最初に表面で顔全体を拭き取ります。
フラットになっているのが裏面。
次に裏面で小鼻の脇や額など、角質や皮脂が気になる部分を拭き取ります。
その後、肌に残ったエッセンスを肌になじませます。
最後に、いつも通りのスキンケアを行って完了です。
エッセンスによって肌が保湿されていても、化粧水や乳液、クリームなどの油分は使いましょう。
3. 【応用編】トナーパッドの使い方
次にトナーパッドの応用的な使い方をご紹介します。
3-1.洗顔代わりに
トナーパッドは、洗顔の代わりに使うことも可能です。
朝起きてすぐや、夜メイクを落としたあとに、トナーパッドで顔の汚れを拭き取ることができます。
しかし、トナーパッドを毎日洗顔代わりにするのはおすすめしません。
なぜなら、摩擦が起きてしまうから。
摩擦はシミやくすみ、毛穴などあらゆる肌トラブルの原因になってしまうのです。
またトナーパッドは目の周りに使えないのもデメリット。
朝起きて目やにが付いていても、オフすることができないのです。とくに花粉の時期はつらいですね。
そのため、基本的には洗顔料で洗って、朝寝坊してしまったときや、夜疲れて洗顔する力が残っていないようなときに、緊急アイテムとして使うのがよいと思います。
3-2.フェイスパックの代用として
トナーパッドは、フェイスパックの代用にもなります。
脂の多い部分は引き締め効果のあるトナーパッドを乗せて、乾燥する頬には保湿系のトナーパッドを乗せるなど、パーツごとに使い分けるのもおすすめ。
放置しすぎるとパッドが乾いて肌の乾燥を招いてしまうので、3~5分程度で剥がすようにしましょう。
3-3.ボディの角質ケアに
トナーパッドは、ボディの角質ケアにも使えます。
首、デコルテ、耳の後ろ、肘やひざ、背中など、角質が気になる部分を拭き取ってみてくださいね。
4. トナーパッドの気になるQ&A
さらにトナーパッドの使用法について、気になる質問をまとめてみました。
4-1. トナーパッド朝夕どっちに使うべき?
トナーパッドは、朝夕どっちに使うべきかという明確なルールはありません。
口コミを見ていると、朝の洗顔代わりに使っている人が多いようですが、もちろん夜でもOK。
「メイク前に不要な角質をオフしておきたい」、「日焼けしたあとに保湿をしたい」など、そのときの肌の状態に合わせて取り入れてみてくださいね。
4-2. トナーパッドは1日何回?
トナーパッドの1日の使用回数に決まりはありません。
しかし、拭き取りで使用する場合は摩擦が起こってしまうため、朝晩の使用はおすすめしません。
朝晩どちらかの使用をおすすめします。
4-3. トナーパッドの使用頻度は?
トナーパッドの使用頻度に決まりはありません。
しかし拭き取りで使用する場合は摩擦が起こってしまうため、私は週に2回程度にしています。
フェイスパック代わりに、肌に乗せるだけなら毎日使っても問題ないでしょう。
5. 【効果別】トナーパッド10選
トナーパッドは、配合されている成分によって、あらゆる効果が期待されます。
今回は、「鎮静系、毛穴・角質ケア系、保湿系、美白系」の3つに分けて、アットコスメのよい口コミと悪い口コミを要約してご紹介しますね。
5-1.鎮静系
まずは、鎮静系のトナーパッドをご紹介します。
肌荒れにより炎症を起こしてしまっている肌を、やさしく落ち着かせてくれる製品です。
・ワンデイズユー ヘルプミー拭き取りパッドプラス
- すっきりする
- パットが厚手で拭きやすい
- 匂いが気になる
・メディヒール ティーツリーカーミングエッセンスパッド
- 液がたっぷり
- 香りがいい
- 肌に染みる
・AESTURA A-CICAソフト鎮静マスクパッド
- 液がたっぷり
- シートが薄めで密着しやすい
- 液が多いので開けるときに注意が必要
・Anua ドクダミ77%クリアパッド
- さっぱりする
- シートが多い
- 保湿力はイマイチ
5-2. 毛穴・角質ケア系
次にご紹介するトナーパッドは、毛穴の目立ちや、不要な角質をケアしたい方に適しています。
・numbuzin 4番 毛穴ゼロたまご肌トナーパッド
- 液がたっぷり
- 毛穴が引き締まる
- シートが硬い
・VTシカマイルドトナーパッド
- さらっとした使い心地
- 汚れがよく落ちる
- 液が少ない
5-3.保湿系
保湿系トナーパッドは、乾燥が気になる人にぴったり。フェイスパックの代わりにするのもよいでしょう。
・魔女工場 ビフィダバイオームアンプルパッド
- パッドが柔らかく使い心地がいい
- 肌がもちもちになる
- 発酵系が合わない人は要注意
・NEEDLY デイリートナーパッド
- パッドが大きい
- 液がたっぷり
- 場所をとる
※Amazon、楽天等で購入可能
・SKINFOOD キャロットカロチンカーミングウォーターパッド
- 赤みに効く
- パッドが厚手で柔らかい
- 匂いが苦手
5-4.美白系
美白系のトナーパッドは、さっぱりと使いやすいのが特徴。
紫外線を浴びてしまったあとに、肌に乗せてクールダウンするのもよいでしょう。
・グーダルVトナーパッド
- 柑橘系の香りがいい
- べたつかない
- 柑橘系が肌に合わない
※Amazon、楽天等で購入可能
・魔女工場 ガラクトミークリアスキンパッド
- シャバシャバ系でオイリー肌にはいい
- パッドが大きい
- 保湿力がイマイチ
・celimax 消しゴムクレンジングパッド
- 毛穴が目立たなくなる
- 刺激が少なく使いやすい
- ピンセットがない
6.人気トナーパッド3社 徹底比較
今回は、上記の中から3つの商品を徹底比較。
トナー液量、パットの特徴、拭き取り化粧水やパックとしての使用感などを比較していきます。
6-1. ワンデイズユー ヘルプミー拭き取りパッドプラス
まずは、ワンデイズユーの「ヘルプミー拭き取りパッドプラス」です。
・パッドの特徴
60枚入り。
凹凸がしっかりあるやや厚手のシートで、 3社の中で一番小さく約6㎝でした。
・トナー液量
トナー液量は125mlと他社に比べてやや少なめ。
10枚のパッドを絞ってみると、みずみずしいトナー液が出てきました。
上の方のシートはそこまでひたひたではないので、摩擦に注意。
・拭き取り化粧水としての使用感
清涼感のある香りで、肌がつるんと健やかになる感じがします。
・パックとしての使用感
鎮静と保湿の効果が期待できるので、乾燥による肌荒れが気になる日にも♪
・その他の特徴
肌質を選ばないので、1年を通して使いやすいと感じました。
6-2. グーダルVトナーパッド
次は、グーダルの「Vトナーパッド」です。
・パッドの特徴
70枚入り。
一般的な凹凸のあるパッドで、3社の中で中間の約6.2㎝でした。
・トナー液量
トナー液量は140ml。
同じく10枚のパッドを絞ってみました。
黄色いトナー液がたっぷり出てきました。
・拭き取り化粧水としての使用感
青みかんの爽やかな香りが、フレッシュな気持ちにさせてくれます。
フルーツ酸も入っているので、角質ケアにおすすめ。
夏のボディの拭き取りにもよいと思いました。
・パックとしての使用感
ビタミンCが入っているので、日焼けしてしまったあとに数枚肌に乗せておくのもよいでしょう。
・その他の特徴
ボトルが深めなので、最後の方はパッドを取り出しにくそうだと感じました。
6-3. numbuzin 4番 毛穴ゼロたまご肌トナーパッド
最後は、numbuzinの「4番 毛穴ゼロたまご肌トナーパッド」です。
・パッドの特徴
70枚入り。
凹凸が浅めで、3社の中で一番大きく約6.7㎝でした。
・トナー液量
液量は190mlとかなり多め。
同じく10枚のパッドを絞ってみました。
やや濁りのあるピンク色のトナー液がたっぷり出てきました。
上の方のパッドも、ひたひたに浸っています。
・拭き取り化粧水としての使用感
アルコールっぽい香りがやや気になりますが、拭き取りをしたあと、肌がもちもちします。
・パックとしての使用感
パットが大きいので、広範囲をパックできました。
・その他の特徴
蓋の裏側にピンセットを収納可能。
紛失も防げて衛生的です。
7.まとめ
今回は、近年大人気のトナーパッドについて解説してきました。
トナーパッドは、肌質や目的に合わせてセレクトできるのが大きな魅力。
トナー液量やシートの大きさなど製品によって個性があるので、ご自身にあったトナーパッドを探してみてくださいね。
また、使用時は摩擦に注意。
極力やさしく拭き取ることや、頻度に気をつけるなどして、肌をいたわりながら使用しましょう。