「美人に老け顔が多い」
「美人は老けやすい」
そんな噂を耳にしたことはありませんか？
実際、美人は老けやすいという特徴があるのでしょうか。
今回は、その噂にクローズアップ。
美人が老けやすいと言われる理由や、老けて見える顔の特徴、エイジングサインを改善する方法などを詳しく解説していきたいと思います。
併せてエイジングサインのひとつである、フェイスラインのたるみを引き締めるエクササイズもご紹介。
- 老けて見える顔の特徴は？
- 老けた顔を戻す方法はある？
- 若く見える顔の特徴は？
- 美人は老けて見える？
- 美人は老けやすい？
- エイジングサインを改善する方法は？
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考になさってくださいね。
1.老け顔の特徴は？
まずはどのような特徴があると老けて見えやすいのか、そのポイントをチェックしていきましょう。
1-1.エイジングサイン
エイジングサインが顔に現れると老けて見えます。具体的にどのようなサインなのか、詳しく見ていきましょう。
・しわ
エイジングサインのひとつとして挙げられるのが、しわ。
目元、口元、額など、動きやすい部分はしわができやすいのが特徴です。
・たるみ
顔のたるみも、老け見えの原因のひとつ。
頬やフェイスライン、目の下などのたるみは、顕著です。
・しみ
しみも、年齢を感じさせる原因。
肌が均一なトーンでなくなり、老けた印象を与えます。
・肌のくすみ
くすみがあると、肌のトーンが暗い状態に。
血色のよい若年層に比べて老けて見えます。
1-2.骨格
面長の顔は、縦のラインが強調されて、大人っぽい顔に見えます。
逆に丸顔は幼い子供に多く、若く見えやすいのが特徴です。
たとえば、女優の天海祐希さんと永作博美さん。
2024年7月現在で天海祐希さんは56歳、永作博美さんは53歳です。
天海祐希さんは面長で大人の女性、といった印象を与えますよね。
決して、老けて見えるわけではありませんが、年相応の美しさが感じられます。
一方、永作博美さんは、比較的丸顔で、とても可愛らしく若々しい印象を与えます。
年齢よりも若く見えると言えるでしょう。
1-3.髪の老化
髪の老化も、老けて見える原因のひとつ。
髪が占める割合は、体全体で多い為、印象を大きく左右します。
・白髪
顔にエイジングサインが現れていなくても、白髪があることで年齢を重ねた印象を与えます。
個人差はありますが、一般的には30代後半から40代前半ぐらいから白髪が生え始める方が多いのが特徴。
若年層にはあまり見られないため、老けて見えてしまうのです。
・薄毛
薄毛も老けて見える原因のひとつ。
髪のボリュームが減ると顔がより目立ち、老けて見えることがあります。
1-4.表情
表情によっても老けて見えることがあります。
とくに、無表情や疲れた表情が続くと、若年層に多いはつらつとした活気が感じられないため、老けて見えることも。
また、無表情によってほうれい線がくっきりしたり、フェイスラインがたるみやすくなってしまうこともあるので、表情豊かに過ごすことも大切です。
2.【結論】「美人は老けやすい」に科学的根拠はない
以上のように、老け顔に見える原因はいくつかありますが、「美人に老け顔が多い」や、「美人は老けやすい」といった噂に関しては、科学的根拠はありません。
肌の老化は、日頃のスキンケアや生活習慣などが深く関わっています。
間違ったスキンケアをしていたり、生活習慣が乱れている人は、先述した顔や髪のエイジングサインが出現しやすく、疲れた表情にもなりやすいのが実状。
結果、老けて見えやすくなります。
それは顔立ちとは関係なく、すべての人に共通して言えることなのです。
3.なぜ美人に老け顔が多いと言われるの？
ではなぜ「美人に老け顔が多い」、「美人は老けやすい」などと言われるのでしょうか。
その理由を、具体的に考察していきましょう。
3-1.加齢による変化が目立ちやすい
すべての美人に共通するわけではありませんが、端正な顔立ちによって加齢が目立ちやすくなることは確か。美人とひとえにいってもいろいろな顔立ちがありますが、次のような特徴の顔立ちは、加齢による変化が目立ちやすいと考えられます。
・目が大きい美人
目が大きくはっきりとした顔立ちは、美人の象徴のひとつ。
しかし、次のような理由で目の下のたるみやしわが目立ちやすくなると考えられます。
・目の下がたるみやすい
目が大きいと、目の下の眼窩脂肪が前に突出しやすく、これが加齢によってさらに前に押し出されると、目の下のたるみが目立ちやすくなります。
・皮膚が薄い範囲が広い
目の周りの皮膚は他の部分に比べて非常に薄く、デリケート。乾燥しやすくしわができやすいという特徴があります。
目が大きいと、この薄い皮膚の範囲が広がるため、しわができやすくなります。
・頬骨がはっきりしている美人
頬骨がはっきりした端正な顔立ちの場合も、加齢によって老けやすいと考えられます。
適度に脂肪がついている若年層の時は端正な顔立ちであっても、加齢によって脂肪が減少すると、頬骨が浮き出て老けて見えます。
・顎のラインがシャープな美人
顎のラインがシャープな顔立ちも、加齢によって老けて見える可能性があります。
若い時は肌のハリや弾力があり。フェイスラインが引き締まっていますが、加齢によって肌の弾力が失われると、二重顎が目立ちやすくなります。
・シンメトリーな美人
一般的に、端正な顔立ちは左右対称であることが多いです。しかし、日頃の噛みぐせや筋肉の付き方によって、加齢とともにシンメトリーが崩れてしまうことがあります。
片側だけ、しわやたるみが強調されることで、老けて見えることがあります。
・面長の美人
面長の美人も、老けやすくなる要素を含んでいると言われています。
面長の顔は縦の長さが強調されています。これが重力の影響を受けて頬や顎のラインが低下。するとより老けて見えます。
3-2. 若さへの執着
もともと美人の人は、その美しさをキープしようと、美意識が高くなる傾向にあります。
年相応に美しくなればよいのですが、若さだけに執着してしまうと、逆に老けて見える原因につながることも。
年齢に合わないメイクや服装、ヘアスタイルによって、余計に加齢が目立ってしまうからです。
美人だけに言えることではありませんが、若さへの執着を手放し、年相応の美しさを目指すことが、結果的に若々しさに繋がると言えるでしょう。
3-3. 周囲の注目度
周囲の注目度も関係していると考えられます。
美人の人は、どうしても注目を浴びてしまいますよね。
自然と、若く美しい状態を、多くの人が長時間目に焼きつけることでしょう。
しかし、加齢によってエイジングサインが現れたときに、多くの人が気づき、「老けた」と感じられてしまうのです。
4.老け見えの原因となるエイジングサインを改善する方法
エイジングサインのひとつに、フェイスラインのたるみがあります。
今回は、そのフェイスラインのたるみを改善する具体的なエクササイズをご紹介。
4-1.胸鎖乳突筋のエクササイズ
今回ご紹介するのは胸鎖乳突筋のエクササイズ。
胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）とは、耳の下あたりから鎖骨を斜めにつなぐ筋肉のこと。顔を横に向けると浮き出てくる太い筋肉が、それに当たります。
胸鎖乳突筋をほぐすことで、次のような効果が得られます。
- フェイスラインを引き締める
- 首が長く見える
過去にあの石原さとみさんが、テレビ番組で胸鎖乳突筋を鍛えているとお話され、大きな話題となりました。
4-2.エクササイズ法
それでは早速、胸鎖乳突筋をほぐすエクササイズを実際に行ってみたいと思います。
今回は過去にPrecious.jpでご紹介されたエクササイズ方法を参考にしてみました。
・顔振りストレッチ
まず、耳と肩の距離を最大限遠ざけた状態で、顔を右にゆっくりと動かします。
首を長くキープして、正面を向いた時の鼻の位置を変えずに動かすのがポイント。
同様に、左に動かします。
これを5セット繰り返します。
・胸鎖乳突筋ほぐし
まずは、しっかり胸鎖乳突筋の位置を確認。
顔を横に向けると浮き出てくる太い筋肉を見つけましょう。
胸鎖乳突筋を親指と人さし指で、つかむようにほぐしていきます。
小さく頭を横に振るとより簡単にほぐすことができます。
4-3.その他のエイジングサインの改善についてのエクササイズ法
その他のエイジングサインに関しては、以下の記事にて詳しく解説しております。
・目の下のたるみ
見た目年齢を一気に上げてしまう目の下のたるみ。
日々のちょっとした習慣によって、たるみが助長されてしまうので、注意が必要です。
・ほうれい線
小鼻の横から、口角に向かって伸びるほうれい線。
頬のたるみなどによって刻まれます。
・マリオネットライン
口角から顎に向かって伸びるマリオネットライン。 50代以降でより顕著になる傾向があります。
・ゴルゴ線
目の下から頬の中央に向かって刻まれるゴルゴ線。
老けてごつごつとした印象を与えます。
・首のしわ
見落としがちなのが首のしわ。老け見えさせる原因のひとつなので、顔と一緒にスキンケアを行うことが大切です。
5. まとめ
今回は、「美人に老け顔が多い」や、「美人は老けやすい」といった噂にクローズアップ。
実際、顔が老けて見えるのはスキンケアや生活習慣が深くかかわっているため、科学的根拠はありません。
しかし、いくつかの理由で、端正な顔立ちによって老化が強調されてしまうこともあります。
正しいスキンケアを取り入れること、生活習慣を整えること、そして年相応のメイクや服装、ヘアスタイルなどを取り入れることが、上手に年を重ねるポイントだと言えるでしょう。
今回、エイジングサインのひとつである、フェイスラインのたるみを予防するエクササイズもご紹介したので、ぜひやってみてくださいね。
