近年では韓国コスメを使うことも当たり前になってきましたが、最近では「シカクリーム」が話題で気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんなシカクリームについて、
「肌荒れに効くって本当?」
「どうやって使うのが正解なの?」
などといった疑問を感じている方はいませんか?
そこで今回この記事では、
- シカクリームとは
- シカクリームの効果的な使い方
- シカクリームの選び方
などを分かりやすく紹介・解説していきますよ。
ぜひこの記事を最後まで読んでシカクリームについて詳しくなり、肌荒れへの効果的な対処法を身につけましょう!
Contents
1.そもそもシカクリームって?
韓国発のコスメとして話題のシカクリームですが、「お肌に良い」や「新しいスキンケアアイテム」などといった情報ばかりで、具体的にどんなアイテムなのか詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。
そこでまずはシカクリームの特徴をご紹介していきますよ。
シカクリームとは、セリ科の薬草であるツボクサ由来の「ツボクサエキス」やツボクサエキスから抽出できる「マデカソサイド」などの成分が含まれたクリームのことで、肌再生クリームとも呼ばれています。
また、シカクリームという名称から動物の鹿を連想させますが、この「シカ」はツボクサの学名である「Centella Asiatica」の略と言われています。
そんなシカクリームは、さまざまな作用で損傷したお肌を沈静化する効果があるとして韓国で話題となり、今は日本でも大人気のアイテムとなっているんです。
なお、シカクリームには配合成分やテクスチャの違いでいくつかの種類があり、自分の肌悩みに合ったシカクリームを選べることも特徴ですよ。
2.シカクリームの効果
先ほどはシカクリームの簡単な解説をしましたが、シカクリームの最大の特徴は幅広い肌悩みにアプローチできること。
そこでここからは、シカクリームを使うことで得られる3つの効果について詳しく解説していくので、どんな肌悩みに効果があるのかチェックしていきましょう。
それでは順番に解説していきます。
2-1.肌荒れの改善
まず1つ目の効果は、「肌荒れの改善」です。
シカクリームに含まれる成分の「マデカソサイド」は、お肌の炎症の鎮静化や抗菌作用、皮膚の再生などのはたらきがあるとされています。
そのため、赤みやヒリヒリを伴う炎症やニキビなどといった、繰り返しやすい肌荒れの改善が見込めます。
また、新型コロナウイルスの影響でマスクを着用する時間が増え、マスクとお肌の摩擦で肌荒れを起こすケースも増えているため、そういった肌荒れにも効果的なシカクリームは現代にぴったりのスキンケアアイテムといえるでしょう。
それに加え、ツボクサエキスにはタンパク質の合成を促し皮膚の外側にある角質層を再生する効果があることから、美容施術の後などにできる小さな傷を早く回復させることも期待できますよ。
2-2.シミ・色素沈着の予防
次に2つ目の効果は、「シミ・色素沈着の予防」です。
お肌のシミや色素沈着は、加齢や紫外線によるダメージによってターンオーバーの周期が乱れてメラニン色素が表面化することが原因です。
そのため、シカクリームが持つ高い水分保持力によってお肌がうるおうことで、ターンオーバーの周期が正常化してメラニン色素を排出しやすい肌環境をつくれるため、結果的にシミや色素沈着の予防になるんです。
また、シカクリームに含まれるツボクサエキスには強い抗酸化作用があることから、くすみなどのエイジングサインへのアプローチにも期待できます。
2-3.毛穴を目立たなくさせる
最後に3つ目の効果は、「毛穴を目立たなくさせる」です。
年齢を重ねるとともに現れやすくなる毛穴の開きや黒ずみといった肌トラブルは、お肌の弾力の低下や毛穴に詰まった皮脂や汚れが酸化することによって引き起こされます。
シカクリームに含まれる「アジアチコサイド」という成分にはコラーゲンの生成を促す作用があることから、コラーゲンがつくられることでお肌の弾力アップをサポートし毛穴の開きが目立たなくなるんです。
また、アジアチコサイドには古くなった角質や毛穴に詰まった皮脂の酸化を防いでくれるため、角質層のバリア機能の回復や毛穴の黒ずみの予防効果もあるとされていますよ。
3.効果的なシカクリームの使い方
シカクリームの効果が分かったところで、続いてはシカクリームの使い方をご紹介していきますよ。
シカクリームは保湿力の高いクリームなので、基本的にスキンケアの仕上げとして使うことがおすすめです。
そのため、下記の順番で使うことでシカクリームの保湿力の高さを実感できるでしょう。
② 化粧水
③ 美容液
④ 乳液またはクリーム
⑤ シカクリーム
また、お肌のベタつきが気になる場合は乳液(クリーム)の部分を省いて、美容液の後にシカクリームを使っても問題ありませんよ。
なお、シカクリームを使う際の注意点として、クリームを一箇所に出して顔全体に広げると摩擦によるダメージが起きやすいです。
そのため、おでこ、鼻、両頬、あごといった5箇所に少量ずつ出して優しく塗り広げて、お肌へのダメージを最低限に抑えて使うようにしましょう。
4.シカクリームの選び方
前章ではシカクリームの使い方をご紹介しましたが、実際に使うとなると「シカクリームは種類が多くてどれを選べばいいのか分からない…」とアイテム選びに迷う方もいると思います。
そこでこの章では、シカクリームを選ぶ際に知っておきたい2つのポイントついてご紹介していくので、ぜひ参考にして自分にぴったりのシカクリームを見つけてみてくださいね。
それでは順番に詳しく見ていきましょう。
4-1.肌悩みで選ぶ
まず1つ目のポイントは、「肌悩みで選ぶ」こと。
シカクリームには「ツボクサエキス」や「マデカソサイド」といった共通の成分が配合されていますが、そのほかのプラスアルファの成分や特徴はアイテムごとにさまざまです。
そのため、自分の肌悩みにアプローチできる成分配合や特徴のあるシカクリームを選ぶようにしましょう。
よくある肌悩みにおすすめの選び方は下記のとおりです。
- 肌荒れにお悩みの場合…パンテノールが配合されたアイテム
- ニキビにお悩みの場合…ノンコメドジェニックテスト済みのアイテム
- 赤みや炎症にお悩みの場合…アルコールや合成香料などが含まれていないアイテム
上記を参考に選ぶことで肌悩みが改善しやすくなるでしょう。
4-2.使うシーンで選ぶ
次に2つ目のポイントは、「使うシーンで選ぶ」こと。
シカクリームを朝に使いたい場合は、メイクの邪魔にならないサラッとしたテクスチャのアイテムがおすすめです。
反対に夜に使いたい場合は、寝ている間も保湿力が持続しやすい濃厚なテクスチャのアイテムがおすすめ。
また、秋や冬といった空気が乾燥しやすい時期もこっくりとしたテクスチャのクリームを使うことで、お肌の乾燥が気になりにくくなるでしょう。
5.まとめ
今回この記事では、シカクリームについて紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、シカクリームの効果と使い方をまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。
- 肌荒れの改善
- シミ、色素沈着の予防
- 毛穴を目立たなくさせる
- 洗顔→化粧水→美容液→乳液(クリーム)→シカクリームの順番
- ベタつきが気になる場合は乳液(クリーム)を省いてもOK
- おでこ、鼻、両頬、あごの5箇所に少量ずつ出して優しく塗り広げる
ぜひこの記事を参考にシカクリームを効果的に使えるようになり、肌荒れのない健やかなお肌を叶えましょう!