鼻の毛穴がポツポツと目立つ「いちご鼻」でお悩みですか?
ファンデーションやコンシーラーで隠しても逆に目立ってしまったり、どんなケアをしてもすぐにまた再発してしまう方もいらっしゃいますよね。
そんな手強いいちご鼻ですが、今回はあるものを使って改善する方法をご紹介します。
そのあるものとは「ホホバオイル」!
ホホバオイルは、肌なじみがよく、肌、髪、ボディにといろいろな使い方ができる人気のオイル。
ネット上には、ホホバオイルを使ったいちご鼻のケアがよく掲載されています。
私の鼻もいちごのようにポツポツと毛穴が目立っていて、若い頃はよくシートタイプの毛穴パックをしていました。
でも、シートを剥がした後の肌はヒリヒリ痛くなって、表面はカサカサ(泣)
結局いちご鼻は治らずに、肌を傷めるだけでした。
そこで見つけたのがホホバオイルのケア。
肌にやさしいホホバオイルで、本当にいちご鼻を改善できたらうれしいですよね!
今回は、私の年季の入ったいちご鼻が改善するのか、実際に試してみた様子を詳しくレポートします。
いちご鼻でお悩みの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
1.ホホバオイルとは
まずは、今回使用するホホバオイルとは一体どのようなものなのか、チェックしておきましょう。
1-1.最も人の皮脂に近いオイル
ホホバオイルの主成分は、「ワックスエステル」です。
このワックスエステルは、人の皮脂にも存在する成分。
そのため、ホホバオイルは肌への浸透力がとても高く「最も人の皮脂に近いオイル」と言われています。
また、豊富な美容成分を含んでおり、スキンケア用として広く使われています。
ちなみに、ホホバオイルはロウの一種のため、10℃以下になると固まる性質があるんですよ。
1-2.さらっとしたオイル
ホホバオイルは、軽くてさらっとしたテクスチャー。
人の皮脂と似ているため肌なじみがよく、オイル特有のベタつきが気になる方でも使いやすいオイルです。
香りも強くなく、他のオイルとブレンドして使うことも可能です。
2.どうしてホホバオイルがいちご鼻に効くの?
ではホホバオイルはなぜいちご鼻に効くと言われているのでしょうか。
そのメカニズムを探っていきましょう。
2-1.油汚れには油を
いちご鼻の原因となっているのは、黒く酸化した「角栓」。
角栓は皮脂と角質が混ざって塊になったものですが、ホホバオイルは皮脂とおなじ油分であるため、角栓を浮かすことができ、取り除きやすくなるのです。
メイクをクレンジングで落とすのと同じ原理ですね。
2-2.肌にやさしい
「油で角栓がキレイになるなら、オイルクレンジングでもキレイになるんじゃない?」
そう考えてしまいそうですが、オイルクレンジングは、あくまでメイクを落とすためのもの。
すすぎがしやすくなるように界面活性剤が多く含まれており、洗浄力が大変高いのです。
そのため、長時間マッサージなどをしていると余計に肌を乾燥させてしまいます。
肌は乾燥すると、余計に皮脂を分泌させてしまうので、結果的にいちご鼻を悪化させてしまうことに。
一方、ホホバオイルは肌にやさしいオイル。
当然ながら界面活性剤や防腐剤、香料などの添加物は含まれていないので、正しく丁寧にケアを行えば、肌を傷めることなく角栓を除去できるのです。
2-3.浸透力が高く、肌を柔らかくしてくれる
人の皮脂に近いホホバオイルは浸透力抜群。
肌にすばやく浸透して、毛穴を柔らかくしてくれるので、固くなって汚れが落ちにくくなった角栓も落としやすくなります。
3.ホホバオイルを使ったいちご鼻ケア
それではさっそく、ホホバオイルを使っていちご鼻ケアをしてみたいと思います!
3-1.下準備
今回使用したホホバオイルはこちら。
マカダミ屋のゴールデンホホバオイル 80ml
栄養たっぷりの未精製のゴールデンホホバオイルです。
今回はラップを使った方法と綿棒を使った方法の2種類ご紹介するので、ラップと綿棒も用意しました。
まずは、ホホバオイルのケアを始める前に、クレンジング&洗顔をしておきましょう。
(もちろん手指もしっかり洗って、清潔にしておいてくださいね。)
ケアする前の私の毛穴の状態はこんな感じです。
あえて3日ほど特別なケアは何もせず、放置しておきました。
うわ〜、黒い角栓も白い角栓もしっかりありますね〜(泣)
この角栓がホホバオイルでとれるか、試してみます。
3-2.ラップを使ったケア
まずは、ラップを使ったケアのご紹介です。
適量のホホバオイルを手に出します。
角栓が気になるところにオイルを塗布し、くるくるなじませていきます。
最初はザラザラした手触りでしたが、なじませていくうちに抵抗が減っていく感じがします。
小さめにカットしたラップを鼻の上にかぶせます。息がしやすいように、鼻の穴付近はややすき間をあけて。
この状態で5分置きました。
ラップを外して、洗顔します。
浮き出た皮脂汚れや角栓を落とすように、丁寧にやさしく洗いましょう。
洗ったあとは、ぬるま湯ですすぎをします。
(熱すぎるお湯やシャワーを直接かけるのはNG。肌を乾燥させてしまいます。)
すすぎが終わった鼻がこちら〜。
ケアする前に比べて、白い角栓も黒い角栓も少し取れましたね!
ホホバオイルのおかげで、肌が柔らかくなっている感じもします。
毛穴パックのように、終わった後にヒリヒリしないのもうれしいポイントでした♪
このあと、しっかり保湿をしてケア終了です。
3-3.綿棒を使ったケア
次に、綿棒を使ったケアをご紹介します。
ラップを使ったケアをした日とは別の日に、また角栓を溜め込んでトライしましたよ。
手のひらに適量のホホバオイルを出して、綿棒に含ませます。
このように、綿棒と肌が平行になるように持ちます。
垂直に持つと、綿棒の固い先で押し出すようになってしまうのでNGです。
角栓が気になるところを、やさしく綿棒をくるくるとなでていきましょう。
ある程度なでてみましたが……、角栓らしきものは綿棒につきませんでした(泣)
よくないと思いつつも、ちょっと力を入れてみても変化なし。
これ以上、ゴシゴシやりすぎると肌に刺激となってしまうと思い、一旦中止しました。
ん〜、白い角栓は若干取れたものの、黒い角栓はしっかり残っていますね。
私のしつこい黒い角栓は手強かったようです、残念!
白い角栓は取れたようなので、黒い角栓になる前にこまめにケアするのがよさそうですね。
また今日はクーラーをつけた涼しい部屋で行ったので、取れにくかったのかもしれません。
次回は蒸しタオルでしっかり毛穴を開かせてからやってみたいと思います。
4.ホホバオイルを使ったいちご鼻ケアの注意点
ホホバオイルを使ったいちご鼻のケアには、いくつか注意点があります。
あわせて確認しておきましょう。
4-1.強くこすらない
いちご鼻にとって、摩擦は厳禁!
角栓を取ろうと、ゴシゴシこするのは逆効果です。
肌は刺激を受けると、その刺激から内部を守ろうと角質を溜め込んでしまい、角栓ができやすくなってしまいます。
ホホバオイルを指でなじませるときは、できるだけやさしく行いましょう。
綿棒でなでる際も同様です。
先述したように、綿棒を肌と垂直に持たずに平行に持ち、くるくるとやさしくなでるようにしましょう。
4-2.適量を使う
オイルの量が少なすぎると、滑りが悪くなり摩擦が生じてしまいます。
先述のとおり、摩擦による刺激はいちご鼻にとってよくありませんので、ホホバオイルはケチらず適量を使うようにしましょう。
4-3.毎日行わない
ホホバオイルを使ったいちご鼻のケアを毎日行うのもNG。
過度なケアにより肌が乾燥すると、過剰な皮脂分泌を起こしてしまい、いちご鼻が悪化するおそれがあります。
角栓が詰まっているとすぐにやりたくなってしまいますが、週1回程度のスペシャルケアとして取り入れるようにしましょう。
その代わり、クレンジングと洗顔は毎日しっかり行うことが大切です。
皮脂汚れやメイク汚れを放置すると、いちご鼻が悪化してしまいます。
- ベースメイクの濃さに合わせて、適切なクレンジングをする
- やさしく丁寧に洗顔をする
この2点を意識して、その日の汚れはその日のうちにオフして毛穴を詰まらせないようにしましょう。
4-4.ケアのあとは十分に保湿する
また、すすぎが終わったら、しっかり保湿することも大切です。
とくに、このようなスペシャルケアを行ったあとは、肌に負担がかかっているので、いつも以上に入念に保湿をしましょう。
保湿を怠ると、余計な皮脂分泌を起こしてしまい、いちご鼻の悪化の原因に。
やさしく丁寧に、十分な保湿を行ってくださいね。
4-5.紫外線対策も合わせて行う
いちご鼻を繰り返さないためには、紫外線対策も大切です。
最初のうちは白い角栓でも、紫外線に当たると酸化して黒い角栓に。
すると、固くなって、簡単には落とせなくなってしまいます。
実際、私のいちご鼻も、白い角栓はそれなりに取れたものの、黒い角栓は残ってしまいました。
今回のようなホホバオイルを使ったケアでも結果が出せるように、日頃から紫外線対策を取り入れるようにしましょう。
紫外線は、夏や晴れた日以外にも降り注いでいます。
一年を通して、天候に関わらず、しっかりケアするように心がけてくださいね。
5.メラニン毛穴の可能性
今回、ご紹介したホホバオイルを使ったいちご鼻ケアですが、これが全く効かない人もいます。
それは、「メラニン毛穴」の方。
- 触ってもザラザラしない
- 毛穴の周りに茶色っぽいシミのようなものが見える
- 角質ケアや毛穴吸引などをしても効果がない
このような方は、メラニン毛穴の可能性があります。
今回ホホバオイルで試したのは、「詰まり毛穴」のケア。
皮脂や古くなった角質、汚れなどが混ざり合ってできた角栓をケアするものでした。
一方、「メラニン毛穴」は、毛穴の周りの皮膚にメラニン色素がとどまって黒く見えているタイプ。
ホホバオイルでオフしようとしても、メラニンが原因ですので簡単には取り除けないのです。
メラニン毛穴を改善するためには、ターンオーバーを整えて、メラニンを排出していく必要があります。
美白ケア、紫外線対策、生活習慣の改善などが効果的です。
2つのタイプの違いについては、こちらに詳しく書いておりますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
6.泥パック洗顔もおすすめ
「いやメラニン毛穴ではなく、あきらかに詰まり毛穴だ!でもホホバオイルでは、毛穴がキレイにならなかった」
「週1のケアじゃ物足りない!毎日ケアしたい」
「時間がかかるから、もっとラクな方法でケアしたい」
このようにお考えの方は、泥パック洗顔もおすすめ。
ピュアセラディープクレイは、酵素で汚れを溶かして、泡で吸着してくれるW処方。
毎日、朝晩使えるので、毛穴汚れを溜めることはありません。
たった15秒パックするだけで洗い流せるので、忙しい方でも使いやすい洗顔です。
私もずっと愛用しているのですが、今回は毛穴の黒ずみを除去するケアをご紹介するために、一時使用を中止していました。
ピュアセラディープクレイを使っている間はあまり気にならなかった角栓ですが、やはりやめてみるといちご鼻が悪化してしまいますね。
ホホバオイルで物足りないと思った方や、時間をかけずにケアしたいという方は、毛穴専用に作られたこのような洗顔を取り入れてみてはいかがでしょうか♪
7.まとめ
今回は、ホホバオイルを使ったいちご鼻のケアをご紹介していきました。
実際に行ってみて、「それなりの効果は感じたものの、完全にいちご鼻が改善したとは言えない」という感じでした。
毛穴パックのような終わった後の痛みやかゆみはなく、肌が柔らかくなったのはうれしいポイントです。
乾燥肌&年齢肌の私にとっては、これくらいのやさしいケアをコツコツやっていくのがよさそうですね。
週1のスペシャルケアとして続けていくと、またどんどん肌が柔らかくなって角栓も取れやすくなるだろうと思います。
この先、同じくいちご鼻対策として「ワセリンを使ったケア」や「蒸しタオルを使ったケア」も試していく予定♪また詳しくレポートしていくので、ぜひチェックしてみてくださいね。