ノーメイクでも十分キレイな「すっぴん美人」。
最近では、SNSですっぴんをさらす芸能人やモデルも多く、その美しさが話題になることもありますよね。とくに年を重ねた人の美しいすっぴんは、大きな驚きに包まれます。
「素肌の美しさ」の価値がグッと高まっている時代といえるでしょう。
あなたも友達同士で温泉に行くとき、彼氏とお泊りするとき、スポーツで化粧を落とすときなど、すっぴんに自信が持てたら……、と思うことがありませんか。
私も産後ノーメイクでいる機会が増えて、もっとすっぴんがキレイだったらなと思うことがあります。
そこで一年ほど前から「素肌をキレイにする」をテーマに、あらゆるスキンケアや生活習慣の改善を試してきました。今年44歳になりますが「肌は変わる」ということを実感しています。
今回は、そんな「すっぴん美人になるための方法」を徹底解説。
すっぴん美人になるためにやってはいけないことや、正しいスキンケア、生活習慣の改善まであらゆるアプローチをご紹介します。
すっぴん美人になりたい方、素肌に自信を持ちたい方、自分を好きになりたい方、メイクノリをよくしたい方は、ぜひご覧ください。
Contents
1.すっぴん美人の肌ってどんな肌?
すっぴん美人の肌とは、一体どのような肌なのでしょうか?
まずは、その特徴をチェックしておきましょう。
1-1.つやがある
すっぴん美人が必ず持っているもの、それは「肌のつや」。
みずみずしさで溢れ、キメが整った肌でなければつやは生まれません。
つやは「若さの象徴」であり、たとえ年齢肌でもつやが宿ることでぐんと美しく見えるのです。
つやは光を放つことで、肌のアラを隠してくれる頼もしい存在でもあります。
すっぴん美人になるためには、まずはつやのある肌を意識しましょう。
1-2.透明感がある
またすっぴん美人の肌は、透明感に溢れています。
肌にくすみがあると、老けて見えたり不健康な印象になりますが、透明感があると若くみずみずしい印象に。
その際本来の肌の色の濃さは関係なく、色白でなくても透明感は宿ります。
すっぴん美人を目指すためには、透明感も意識していきましょう。
1-3.シミやニキビ、ニキビ跡、毛穴の黒ずみなどがない
またすっぴん美人には、
- シミ
- ニキビ
- ニキビ跡
- 毛穴の黒ずみ
などの肌トラブルがありません。
これらは凹凸や部分的な赤みや黒ずみをもたらして、つやと透明感を奪ってしまいます。
逆にこのような肌トラブルがないと、年齢肌でも美しく見えます。
肌トラブルを回避することも、すっぴん美人には必要なのです。
1-4.肌にハリがある
ハリのある肌も、すっぴん美人の特徴のひとつ。
何歳になってもすっぴん美人は目指せますが、しわやたるみが目立つしぼんだ肌は、どうしても老けた印象を与えてしまいます。
「内側からの自然なハリ」もすっぴん美人の条件といえるでしょう。
1-5.血色がいい
またすっぴん美人において、血色の良さも大事なポイント。
チークに頼らなくても、血色がよければ上気したような色っぽい肌を作ることは可能です。
逆にくすんでいたり、カサカサしているような冷えた顔は暗い印象に。
血色がよく温かそうな肌を手に入れることで、すっぴんがぐっと美しくなります。
1-6.眉毛がしっかり生えている
またすっぴん美人において、眉毛も重要なファクター。
ノーメイクになったとたんに眉毛がなくなると、途端に淋しい印象になってしまいますよね。
眉毛がしっかり生えていることは、すっぴん美人に欠かせないポイントです。
2.すっぴん美人になるために避けたい3つのこと
以上のようなすっぴん美人になるために、絶対に避けたい3つのことがあります。
これらは、すっぴん美人の条件であるつやと透明感を奪い、くすみやシミ、しわやたるみ、ニキビなどの肌トラブルの原因に。まずはこの3つを避けることから始めましょう。
2-1.紫外線
すっぴん美人になるために、必ず避けるべきなのは「紫外線」。
先ほど透明感は色白じゃなくても出せるといいましたが、紫外線を浴びること自体は肌によってよくありません。
老化の70%は紫外線によるものといわれるほど、紫外線は肌に大きなダメージを与えてしまうのです。
4~9月に多く降り注ぐUV-Aは、肌のハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンを変性させて、しわやたるみを引き起こす原因に。
また7~8月に多く降り注ぐUV-Bは、シミを作り、肌を乾燥させてしまいます。
このように紫外線はあらゆる肌トラブルの原因となりますので、一年を通してしっかりケアすることが、すっぴん美人への近道なのです。
2-2.摩擦
またすっぴん美人になるためには、「摩擦」も避けたいポイント。
摩擦は肌に炎症を起こします。
その炎症が、しみやくすみ、しわやたるみなどの原因に。
間違った洗顔や日常のちょっとした癖などで、知らず知らずのうちに摩擦が起きていることがあります。またマスクも摩擦の原因のひとつ。
近年マスクの着用は避けられませんが、それ以外で余計な摩擦が起きていないか、一度チェックしてみましょう。
2-3.乾燥
また、肌の乾燥もすっぴん美人を遠ざけてしまいます。
肌が乾燥するとターンオーバーの周期が乱れます。
すると古くなった角質が剥がれずに肌がくすんだり、皮膚が硬くなって小じわができてしまうのです。
また乾燥しすぎると過剰な皮脂分泌が起こり、毛穴の詰まりやニキビを引き起こすことも。
あらゆる肌トラブルの原因になりますので、しっかり保湿してうるおいのある肌をキープしておくことが大切です。
3.すっぴん美人になるためのスキンケア
それでは、すっぴん美人になるための具体的なスキンケア方法をご紹介しょう。
3-1.紫外線ケア
すっぴん美人なるために、まず徹底したいのが紫外線ケア。
すっぴんのデメリットは、紫外線の影響を受けやすいことです。
ノーメイクでも、絶対に日焼け止めは塗るようにしましょう。
また曇りの日でも、部屋やマスクの中にも紫外線は差し込んできます。
天候や季節に関係なく、一年を通して日焼け止めは塗ることが大切です。
3-2.正しいクレンジング&洗顔
すっぴん美人になるためには、毎日の正しいクレンジングや洗顔をすることも大切。
肌に付着した汚れを丁寧に落として、美しい素肌を育みましょう。
・すっぴん美人になるためのクレンジング
メイクをした日は必ずクレンジングを行います。
洗顔料だけではメイクは落とせないので、たとえナチュラルメイクでもクレンジング剤を使いましょう。
洗顔料だけでは落とせないようなウォータープルーフの日焼け止めを使った場合も、同様にクレンジング剤を使います。
その際、長時間クレンジング剤を肌に乗せておくのはNG。
乾燥の原因になりますので、摩擦が起こらないように素早く丁寧に洗いましょう。
また肌が乾燥しやすい人は、洗浄力のやさしいクレンジングに切り替えることも大切。洗浄力のやさしいクレンジングでも落とせるように、日頃のメイクの濃さを調整するのも有効です。
3-3.保湿
すっぴん美人になるためには、保湿も重要。
朝晩しっかり保湿をして、つやと透明感を引き出しましょう。
洗顔後は化粧水をハンドプレスでやさしく塗布していきます。
乾燥しやすい目元や口元に重ね付けすることもお忘れなく。
その後、乳液やクリームでしっかり蓋をして水分の蒸発を防ぎます。
乾燥しやすい方は、セラミドなど保湿効果のある成分が配合された化粧品や、密閉効果のあるシートパックもおすすめ。
肌がくすんでごわついているひとはブースターで皮膚を柔らかくしたり、炭酸コスメでターンオーバーへアプローチするのも有効です。
3-4.顔のうぶ毛対策
すっぴん美人になるために、邪魔になるのが顔のうぶ毛。
うぶ毛があることで、顔がくすんでみえてしまいます。
うぶ毛を処理すると、素肌がキレイにみえるのはもちろん、メイクノリもぐんとよくなるので、ぜひやってみてくださいね。
カミソリやフェイスシェイバーによる自己処理や、エステやクリニックでの顔脱毛など、方法はさまざま。
ちなみに私はシェーバーを使って、週に2回程度処理しています。
毛の流れに逆らって剃ると、キレイに仕上がりますよ。
3-5.スチーマーや蒸しタオルで血色アップ
くすみが気になる方や冷え性の方は、血流をアップさせることで顔がワントーン明るくなります。
その際、活躍するのがスチーマーや蒸しタオル。
あたたかい蒸気によって、血流をアップさせることができます。
スチーマーは細かい蒸気を顔に当てることで、角層に水分が行き渡り、みずみずしい肌へ。
蒸しタオルは電子レンジで簡単に作れるので、スチーマーをお持ちでない人にもおすすめです。
4.すっぴん美人になるための生活習慣
また美しい肌を保つには、健康な身体が必要。
次のように生活習慣を整えて、美しい肌を育むことも大切です。
4-1.質の良い睡眠をとる
質の良い睡眠をとることは、すっぴん美人への近道。
とくに眠りはじめの3時間は、細胞を活性化させる成長ホルモンが多く分泌されます。
たとえ長い睡眠時間を確保できなかったり、寝るのが遅くなっても、まずは「熟睡すること」に焦点を置いていきましょう。
- 就寝前にスマホやパソコンを使わない
- 就寝1時間前くらいから、部屋を暗くしておく
- カフェインのある飲み物や過度な飲酒は避ける
これらのポイントを意識して、質の良い睡眠を取れるようにしましょう。
4-2.こまめに水を飲む
またこまめに水を飲むことも大切。
手軽に肌の水分量をアップすることができます。
あの田中みな実さんは1日3リットルの水を飲むと話題になりました。
さすがに3リットルは多いと思いますが、1日1~1.5リットル程度をこまめに飲むのは肌にとってとても効果的だそうですよ。
ちなみに私は常温のシリカ水や白湯をこまめに飲むようにしています。
4-3.栄養バランスのよい食事をする
また栄養バランスのよい食事は美肌作りに欠かせません。
栄養素は単独で作用するものではないので、毎日バランスの良い食事をとるようにしましょう。
なかでも
- ビタミンA
- ビタミンC
- たんぱく質
は美肌作りのベースとなる栄養素です。
4-4.適度な運動をする
また適度な運動をすることも美肌作りによい効果をもたらします。
血流がアップしてくすみが解消。
ストレスが軽減することで、ホルモンバランスが整い、美肌作りにも効果的です。
ただし、屋外で運動するときは紫外線に気をつけてくださいね。
4-5.喫煙している人は禁煙をする
喫煙も肌トラブルを悪化させる原因のひとつ。
血流が悪くなるので肌はくすみ、しわやしみもできやすくなります。
その害は電子タバコでも同じだと言われています。
喫煙している方は、ぜひ禁煙を心がけましょう。
5. すっぴんとメイクした顔の差を埋める5つの裏技
以上のようなスキンケアや生活習慣を見直しても、まだすっぴんに自信が持てない……。
そのような方には、次のような方法もおすすめ!
すっぴんとメイクした顔の「差」をうまく埋めることができる裏技です。
5-1.眉毛を整えておく
眉毛はすっぴん美人を引き立てるポイントのひとつです。
すっぴんでも眉毛がしっかり生えていると、それだけで顔が引き締まります。
まずはしっかり眉毛を生やして、キレイに整えておきましょう。
とはいえ私はもともと眉毛が薄くまばら。
しっかり生やしてもあまりキレイにならないので、今流行のハリウッドブロウリフトをやってみました。
ハリウッドブロウリフトとは、専用のセット剤とワックスによって眉毛の毛流れを整える施術のこと。
施術後1週間は、眉毛を糊でペタっと張ったように不自然でしたが、馴染んでくるとスクリューブラシで整えるだけでいい感じに仕上がりました。
費用はかかりますが、私のように眉毛が薄い方やまばらな方は、このような施術も強い味方となってくれますよ。
5-2.まつ毛パーマ+まつ毛美容液
まつ毛のケアも、すっぴん美人に近づくポイントのひとつ。
私のおすすめは、まつ毛パーマ+まつ毛美容液です。
まつ毛が上に向いているだけで目元がハッキリ。そこに透明のまつ毛美容液を塗ると束間が出ます。
まつ毛エクステも過去にやってみましたが、すっぴんになるとどうしても目の周りだけ浮いた印象を与えてしまいます。
エクステをしたまますっぴん美人を目指すのであれば、エクステは短く、本数も減らしたオーダーでナチュラルに仕上げましょう。
5-3.色つきリップ
色付きリップもすっぴん美人の強い味方。
くすんだ唇は、不健康な印象与えてしまいます。
逆に、唇に血色とつやが生まれることで、顔全体がぐっと引き締まった印象に。
また唇に目線がいくことで、肌のアラをカモフラージュしてくれます。
眉毛やまつ毛を整えて色付きリップを塗るだけで、かなりメイクした顔に近づけるのでやってみてくださいね。
5-4.髪につやを出す
またすっぴん美人に近づくためには、髪につやを出すこともおすすめ。
すっぴんと髪は関係ないように思われますが、髪は全体に占める割合が多いので、髪につやを出してスタイリングすることで、ぐんと美しい印象になるのです。
ぜひ肌のつやとともに、髪のつやも育んでみてくださいね。
5-5.おしろい効果のある乳液を塗る
コロナ禍に入り、おしろい効果のある乳液も店頭でよく見かけるようになりました。
日焼け止め効果もプラスされており、多少の肌のアラは隠れます。
すっぴんにまだ自信が持てない方も、まずはこのようなアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
6. まとめ
今回は、すっぴん美人になるための方法をご紹介してきました。
すっぴん美人になるためには、紫外線・摩擦・乾燥は必ず避けましょう。
正しいスキンケアに加えて、産毛処理や血色をアップさせることで、より素肌が美しくなります。
また生活習慣を改善して、健やかな肌を育むことも大切。
まだ自信持てない人は、眉毛を整えたり色付きリップなどを使って、素肌をカモフラージュするもの一手です。
誰もが憧れるすっぴん美人。本気で目指すには、コロナ禍の今が狙い目かもしれません♪