韓国女性のような水光肌の土台を作るスキンケアとは?必須アイテムを一挙公開
美容大国・韓国の女性たちが、こぞって目指している「水光肌」。
韓国の女優さんやアーティストを見るたびに、なぜあんなに美しいツヤ肌なのだろうと、つい見惚れてしまいます。
そんな水光肌を作るために、日本でもSNSや美容雑誌にさまざまなメイク法が紹介されていますが、実はメイクのテクニックだけでは不十分。
水光肌を作るためには、なによりスキンケアでしっかり土台を整えておくことが大切です。
そこで今回は、韓国女性のような水光肌を作るためのスキンケアを徹底解説。
  • 韓国の水光肌の作り方は?
  • うるつや肌になるには、朝晩どんなスキンケアをしたらいい?
  • 「水光肌」の読み方は?
  • 40代以上が水光肌になるために、必要なアイテムとは?
このような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考になさってくださいね。
自分史上一番美しい肌を目指して、「水光肌」について、学んでいきましょう♪

1.「水光肌」とは?

「水光肌」とは?
水光肌とは、みずみずしく、内側から発光しているようなツヤのある肌のこと。
今、美容のアンテナが高い韓国の女性たちの中で、水光肌のメイクが流行しています。
水光肌の読み方は、「すいこうはだ」。
ここ日本でも、水光肌は徐々に人気となり、お人形のようなマットな肌を作るよりも、よりヘルシーなツヤ肌を目指す女性も増えています。

2. 水光肌はどんな肌?

水光肌はどんな肌?
先述したように「水光肌」になるためには、肌の土台作りが大切。
どのような肌状態にしておくと、水光肌を作りやすくなるのか、ポイントをチェックしていきましょう。

2-1.うるおいがある

水光肌の「水」は、水分のこと。
みずみずしくうるおいがある肌にしておく必要があります。
肌が乾燥してカサカサしているのはNG。
しっかり水分を与えて、うるおいのある状態にしていくおくことが大切です。

2-2.キメが整っている

水光肌の「光」は、肌のツヤのことです。
まるで内側から発光しているようなツヤのある肌を演出するには、キメが整っていることが大切。キメが整っていると、光がキレイに反射して、ツヤが出やすくなるからです。
キメを整えるためには、基本の正しいスキンケアが必要不可欠。
また、古い角質を除去してターンオーバーを整えるスペシャルケアも効果的です。

2-3.皮脂コントロールができている

水光肌に近づくためには、皮脂コントロールも大切。
過剰な皮脂によってテカっている肌と、水光肌の「ツヤ」は違います。
水分と油分のバランスが整い、自然なツヤがでることで、水光肌を作りやすくなります。

2-4.明るい肌

韓国女性は色白の方が多いですが、肌の色は人それぞれです。
色の白さだけにこだわるよりも、自分なりの「肌の明るさ」に着目しましょう。
乾燥やターンオーバーの乱れ、血行不良などによって、くすんでいる肌は、水分もツヤもなく、水光肌には程遠い状態。
正しい基本のスキンケア、そして健やかな肌を育む正しい生活習慣で、明るい肌を目指していきましょう。

3. 水光肌の土台を作るスキンケア

水光肌の土台を作るスキンケア
それでは水光肌の土台となる美しい肌を作るための、スキンケアをご紹介していきたいと思います。

3-1.クレンジング

夜のケアは、正しいクレンジングから。
メイクが残っていると、皮脂や汗などと混ざって過酸化脂質へと変化。
毛穴の黒ずみやニキビを引き起こしてしまい、水光肌から遠ざかってしまいます。
肌への負担を減らすために、帰宅後できるだけ早くクレンジングしましょう。

・メイクの濃さに合わせて選ぶ

クレンジング剤は、オイル、バーム、ミルクなどさまざまな種類があります。
とくに近年大人気の韓国のクレンジングバームは、日本でも人気がありますよね。
クレンジングは、種類によって、洗浄力と肌への負担に違いがあります。
メイクの濃さに合わせて選ぶ
そのため、その日のメイクに合わせて、使い分けることをおすすめします。
クレンジングシートは、摩擦が起こってしまうため、デイリー使いには不向き。
摩擦は、シミやくすみなどあらゆる肌トラブルの原因となり、水光肌を遠ざけてしまうので注意しましょう。

・適量を使う

クレンジング剤を、たっぷり使うことも大切。
メイクが薄いから少量で済ませようとすると、摩擦が起こってしまいます。
量ではなく、種類で調整し、メーカー推奨の量は守るようにしましょう。

・ぬるま湯ですすぎをする

すすぎは、32~35℃くらいの、ぬるま湯で行いましょう。
熱すぎるお湯は、肌を乾燥させてしまうのでご注意ください。

・スチーマーや蒸しタオルでディープクレンジング

スチーマーをお持ちの方は、温スチームを浴びて、毛穴を開かせながらクレンジングするのもおすすめ。
クレンジング前に蒸しタオルで毛穴を開かせてから行うのもよいでしょう。
毛穴の奥の汚れが、オフしやすくなります。
しかし、毎日行うとオーバートリートメントになってしまうので週に1回のスペシャルケアとして取り入れるくらいがよいと思います。

3-2.洗顔

油性のメイクがオフできたら、次は水性の洗顔料で残った汚れをオフ。
韓国ではこのタイミングでクレンジングウォーターを使うこともあるようですが、一般的な洗顔料でOKです。
朝も洗顔料で洗うことで、寝ている間に付着したほこりや分泌した皮脂などを洗い流すことができます。
ここでも気をつけたいのが「摩擦」。
しっかり泡立てて、手が直接触れないようにやさしく押し洗いしましょう。
クレンジング同様、ぬるま湯ですすぎをすることもお忘れなく。

3-3.角質ケア

ごわつきやくすみが気になっているときは、ここで角質ケアを取り入れます。
肌表面の古い角質をオフすることで、その後のスキンケア製品の浸透もアップ。
やわらかく、明るい肌を目指すことができます。
角質ケアには、次のようなアイテムがあります。
  • トナーパッド
  • 酵素洗顔
  • クレイパック
  • ピーリング剤
ただし、酵素洗顔やピーリング剤など、アイテムによっては毎日行うと肌にダメージを与えてしまいます。
そのようなアイテムは、週1回や月1回など、ごわつきやくすみが気になるときだけ、スペシャルケアとして取り入れることをおすすめします。

3-4.化粧水(トナー)

肌の汚れがオフできたら、入念に保湿をします。

・すみやかに保湿をする

洗顔後は、時間を置かずにすぐに保湿を。
またこれ以降のアイテムごとの間隔も、時間を空けずにどんどん行うことで、肌の乾燥を防ぐことができます。

・量はたっぷり

水光肌を作るためには、化粧水はたっぷりと。
ハンドプレスで浸透させながら、しっかり塗布します。
乾燥しやすい部分は重ね付けするなどして、しっかり保湿を行いましょう。

3-5.美容液(エッセンス・セラム・アンプル)

次に使いたいのが、美容液。
韓国コスメでは、「セラム」や「アンプル」などのネーミングがつけられていることが多いですが、すべて美容液のこと。集中ケアをして、より理想の肌に近づくためのアイテムです。
乾燥肌でお悩みの方は、保湿力がありバリア機能を整えるセラミド配合の美容液、毛穴やくすみが気になる方はビタミンC配合の美容液など、ご自身の肌悩みに合わせてセレクトしてみてくださいね。
韓国では、肌を健やかに導き、キメを整える発酵系の美容液も人気があります。

3-6.シートマスク

お次はシートマスク。
韓国では「1日1マスク」などと言われるほど、デイリーに使われているアイテム。
水光肌を作るためには「1日2マスク」もおすすめです。
夜だけでなく、朝もマスクをすることで、肌がしっかり保湿されて、水光肌が作りやすくなります。
その際、朝はさっぱり系、夜はしっとり系のマスクにするなど、仕上がりの肌を調整してみてくださいね。

3-7.乳液・クリーム

最後に、乳液やクリームなどの油分で蓋をします。
それにより、水分の蒸発を防ぐことができます。
油分が減ってくる40代以降はクリームがおすすめ。
Tゾーンは少なめにするなど、ベタベタにならないように調整して塗布しましょう。

3-8.日焼け止め

朝は必ず日焼け止めを塗布しましょう。
紫外線は、肌を乾燥させたり、シミやしわなどエイジングサインを引き起こす原因。
水光肌を作るためには、天候や外出の有無にかかわらず、365日UVケアが必須です。

4.美容オイル1滴で、水光肌をつくる

美容オイル1滴で、水光肌をつくる
このようなスキンケアに加えて、水光肌を作る際に、大活躍するのが「美容オイル」。
スキンケア製品はもちろん、メイクアップ化粧品にも1滴追加するだけで、程よくツヤのある水光肌を演出することができます。
とくに水分だけではなく、油分も減ってくる40代以降の方は、美容オイルが強い味方になってくれますよ。
美容オイルは、ホホバオイルやアルガンオイルなど植物オイル100%の製品や、セラミドなどの美肌成分がブレンドされている機能的なオイルなどさまざま。ご自身の肌に合ったものを見つけてみてくださいね。
美容オイルは、次のような使い方ができます。

4-1.洗顔直後

洗顔直後にブースターとして取り入れることで、肌がやわらかくなり、その後の化粧水の浸透がアップ。
保湿力がぐんと上がり、うるおいが持続します。
乾燥肌の方におすすめです。

4-2.スキンケアの最後に

スキンケアの最後に、美容オイルで蓋をするのもGOOD。
夜のスキンケアの最後に塗ると、朝までうるおいを持続したまま過ごすことができます。
ただし、メイク直前にオイルをたっぷり塗ると、よれやすくなるので要注意。
乾燥しやすい部分だけに少量つけるか、夜だけにするなどして、調整してくださいね。

4-3.下地やファンデーションに混ぜる

化粧下地やファンデーションに、美容オイルを1滴加えるのも効果的。
下地やファンデーションに混ぜる
私は日焼け止め効果のある化粧下地に1滴追加しています。
厚塗り感を防いでナチュラルに仕上げる
とくにコントロールカラーは硬めのテクスチャーのものが多いので、オイルを足してゆるめのテクスチャーにすることで、厚塗り感を防いでナチュラルに仕上げることができます。
下地を塗ったあとがこちら
オイルをプラスした下地を塗ったあとがこちら。
下地の時点でツヤを仕込んでおくことで、水光肌が作りやすくなります。
下地のあとは、ファンデーション。
水光肌を作るには、クッションファンデーションがベストです。
しかし、マットなリキッドファンデーションをお持ちの場合は、美容オイルを混ぜてみてもよいでしょう。テクスチャーがやわらかくなり、ツヤも出やすくなります。

4-2.コンシーラーに混ぜる

コンシーラーも同様。
固めのコンシーラーは「塗った感」が出てしまいますが、よりナチュラルに隠したい場合、コンシーラーにオイルを1滴加えるだけで、塗りやすさがアップ。
コンシーラーに混ぜる
カバー力は落ちますが、その分ツヤが出て、結果的に肌のアラをカモフラージュできます。
とくに目の際など、細かいしわがあるところには、オイルをプラスすることでコンシーラーがぐんと塗りやすくなりますよ。

4-2.アイシャドウに混ぜる

アイシャドウに混ぜる
美容オイルをアイシャドウに混ぜるのも一手。
しっとりして、濡れたようなセクシーなまぶたを演出することができます。
その際、ギラギラした粗いパールよりも、細かく上品なパールの方が、きれいな仕上がりに。
とくに、目の周りが乾燥しやすい季節は、おすすめです。
手に1滴オイルを垂らし、半分ティッシュでオフして、0.5滴くらいにしておきます。
指で混ぜます
その後、アイシャドウを取って、オイルのない部分に一旦置き、指で混ぜます。
まぶたにトントンとやさしく塗布
混ざったアイシャドウを、まぶたにトントンとやさしく塗布していきます。
若干手間がかかりますが、ツヤのある肌にマッチしたしっとりした濡れまぶたを作ることができます。

5.まとめ

今回は、韓国で人気の「水光肌」にクローズアップしてきました。
水光肌は、みずみずしく、内側から発光しているような肌を作るメイク法。
水光肌を作るためには、入念なスキンケアが欠かせません。
汚れをしっかりオフした後に、水分と油分をバランスよく与えて、美しい肌を作りましょう。
その際、美容オイルは強い味方になってくれるので、スキンケアやメイクに上手に取り入れてみてくださいね。
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