キールズは肌に悪い?日本人の肌に合わないって本当?口コミとレチノールの体験談を告白
スタイリッシュなデザインで、ここ日本でも人気があるコスメブランド・キールズ。
化粧水やクリーム、今流行りのレチノール美容液など、様々な商品が発売されています。
そんなキールズの化粧品ですが、「肌に悪い」と検索する方が多いようです。
なぜキールズの製品は、肌に悪いと考えられるようになったのでしょうか。
今回はその噂の真相を徹底解明。
キールズの製品を使って肌が荒れてしまった方の口コミなどを、リサーチしていきたいと思います。
また肌への刺激が気になるレチノール美容液をはじめ、いくつかのキールズ製品を使ってきた私が、体験談を本音でお届け。
キールズの化粧品で肌がどのように変化したのか、詳しくレポートしてみたいと思います。
  • キールズは日本人の肌に合わない?
  • キールズで肌は綺麗になる?
  • キールズはどこの国?
  • キールズで肌は赤くなったり、しみることはある?
  • キールズは無添加コスメ?
  • キールズのレチノールは肌に悪い?
上記のような疑問をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.キールズは、肌に悪いわけではない

キールズの化粧品自体が肌に悪いとは考えられません
結論から申しますと、キールズの化粧品自体が肌に悪いとは考えられません。
実際に日本の薬機法に基づいて製品が販売されているので、肌に危険を及ぼす成分が配合されているわけではないからです。
「キールズが肌に合わなかった」という口コミもありますが、肌には個人差があるので、化粧品の「合う・合わない」は必ずあります。それはキールズに限らず、すべての化粧品に言えることでしょう。
かくいう私も、「キールズは肌に悪い」という印象を抱いていたうちのひとり。
過去に使ったある製品をきっかけに、つい最近まで自分には合わないと思っていました。
その体験談については、のちほど詳しくご紹介しますね。

2.キールズの化粧品が肌に悪いと言われる理由

キールズは「肌に悪い」と検索される
なぜ、キールズは「肌に悪い」と検索されるのでしょうか。
その原因を考えていきましょう。

2-1.「アメリカ製だから日本人に合わないのでは?」という憶測

キールズは、アメリカのコスメブランド。
過去にアメリカ製のコスメで肌荒れを起こした人は、「キールズも肌に合わないかも」と考えることがあるでしょう。
実際、キールズの化粧品は日本人の肌に合わないのか、メーカーに電話で問い合わせをして見解をお伺いしました。
ここで、問い合わせの内容をシェアしたいと思います。
私:「キールズは肌に合わない」という噂を耳にするのですが、アメリカ製だから肌に合わないということはあるのでしょうか?
キールズ様:日本で販売されている当社の製品は、日本の薬事法に基づいて基準をクリアしたもののみです。安心してお使いくださいませ。
私:日本人の肌に合わせて、成分を変えているのでしょうか?
キールズ様:アジアの方の肌に合わせて成分を調整している製品と、アメリカで販売されている製品をそのまま販売しているものがあります。アメリカで販売されている製品であっても、日本の薬機法の基準をクリアしております。
私:アジア人の肌に合わせて成分を調整された製品か、アメリカの製品をそのままリパックしたものか、公式サイトなどで見分けることはできますでしょうか?
キールズ様:申し訳ございませんが、そのような詳細は公開しておりません。しかしどの製品も、日本の基準を満たしているものですので、ご安心ください。
以上のご回答から、日本の薬機法の基準を満たしているため「アメリカ製だから肌に悪い」ということはなさそうです。

2-2.無添加やオーガニックコスメと勘違いされている

キールズは1851年の薬草などの原料を用いて薬やお茶を調合するアポセカリーとしてスタートしました。
製品にハーブの知識が反映されていることから、無添加コスメやオーガニックコスメと勘違いされることもあるでしょう。
しかし、キールズは無添加コスメでもオーガニックコスメでもありません。
薬学や科学に基づいて必要な成分が配合されていますが、無添加コスメやオーガニックコスメを愛用している方の中には、肌に刺激となる成分が入っていると判断する人もいるでしょう。
そのイメージへの誤差も「キールズは肌に悪い」と考えられる原因のひとつだと考えます。

4. キールズが合わなかった人の口コミ

キールズが合わなかった人の口コミ
実際、キールズが合わなかった人はいるのでしょうか?
Twitterの口コミをチェックしてみましょう。

5. 【体験談】キールズのレチノール、クリーム、リップを使ってみた

キールズのレチノール、クリーム、リップを使ってみた
私はこれまで、次の3つのキールズ製品を試してきました。
  • レチノール美容液『DS RTN リニューイング セラム』
  • フェイスクリーム『ウルトラフェイシャルクリーム』
  • リップクリーム『リップ バーム No.1』
そこで感じた効果や肌への刺激を、正直にレポートしていきたいと思います。

5-1. 『DS RTN リニューイング セラム』の効果と刺激

DS RTN リニューイング セラム
最近使い始めたのが、人気のレチノール美容液『DS RTN リニューイング セラム』。
感じた効果と刺激は次のとおりです。

・効果

・肌がなめらかになった
『DS RTN リニューイング セラム』で感じた大きな効果は、肌のなめらかさ。
A反応が比較的落ち着いた後、肌はとても滑らかですべすべになりました。
洗顔をしている時に、手に触れる肌の感じが違い、つるんとしていて凹凸がなくなったと感じます。それによって化粧ノリも良くなりました。
私のように年齢肌でターンオーバーが遅くなっている方には、うれしい効果だと思います。
・ツヤが出た
『DS RTN リニューイング セラム』を使って、肌にツヤも出ました。
とくに頬骨のあたりに光が当たると、健康的なツヤが出てくれるので、若々しく見えるようになったと思います。
比較的、早い段階で効果を感じられた効果のひとつです。
・細かいしわが目立ちにくくなった
ほうれい線や首の深いシワなどにはまだ変化を感じていませんが、目尻の細かいしわは少し目立ちにくくなったような気がします。
使い続けると、よりハリ感を得られるだろうと予測できます。

・刺激

『DS RTN リニューイング セラム』を使い始める前に、公式サイトをチェックしたところ、独自処方によってレチノール特有の刺激が抑えられており、敏感肌でも使いやすいと書かれていました。
しかし、私の場合、想像以上に強くA反応が出ました。
10日間、皮むけ、赤み、ヒリヒリ感など、一般的なA反応が出たのです。
これはレチノールを使っていれば当たり前の反応なのですが、「刺激が抑えられている」「敏感肌でも使いやすい」などの紹介文を見ていたため、 大きな反応が出たことに戸惑ってしまいました。
皮むけが起きているときに、化粧下地を塗ったところ……
とてもノリが悪い
とてもノリが悪いです……。
あまりの反応の強さに
「これって肌に悪いのかな……?」
と考えてしまったのですが、そうではありませんでした。
キールズに相談したところ、A反応が出た場合は、一旦使用を中止して肌が落ち着いてから少量ずつ再開するのが良いとのこと。
アドバイスに従って7日目で使用を中止したところ、A反応も落ち着き、それに伴い肌がなめらかでつるつるになっていきました。
以上のことから、覚えておいておきたいのは、「A反応=肌に悪い」というわけではないこと。
レチノール製品によく起こる反応であって、この反応自体が肌に悪いというわけではないのです。
深刻な肌荒れを起こさないために、 A反応が出た場合は使用を中止して、肌の調子を見ながら再開するなど、調整しながら取り入れることが大切です。
大切な予定が控えているときに合わせて使うと、A反応が起きている時期と被ってしまう可能性もあります。
1~2週間のダウンタイムを念頭に、大切な予定がない時期に始めてみてくださいね。

5-2. 『ウルトラフェイシャルクリーム』の効果と刺激

ウルトラフェイシャルクリーム
3秒に1個売れているという、人気No.1クリーム『ウルトラフェイシャルクリーム』には、次のような効果と刺激を感じました。

・効果

・レチノール美容液のヒリつきを緩和できた
キールズの公式ページには、『ウルトラフェイシャルクリーム』とレチノール美容液の併用が推奨されていました。
実際、レチノール美容液で肌がヒリヒリしてしまっている部分に、『ウルトラフェイシャルクリーム』を塗布したところ、緩和することができました。
A反応が起きたときは保湿をしっかりすると良いとのことですが、その保湿にも『ウルトラフェイシャルクリーム』は活躍すると思います。
・重すぎず、日中でも使いやすい
『ウルトラフェイシャルクリーム』は、そのテクスチャーも魅力的でした。
クリームなのにみずみずしく伸びがいいため、朝の保湿にも取り入れることができました。
「乳液では物足りないが、クリームは重すぎる」という朝の悩みをカバーしてくれた商品です。

・刺激

私の場合、『ウルトラフェイシャルクリーム』に、刺激を感じることはありませんでした。
しかし、口コミをチェックしてみると、「疲れているときや肌の調子が悪いときに使うとしみる」という声も。
すべての化粧品に言えることですが、その人の肌質や、そのときの体調などによって刺激を感じることもあります。肌の様子を見ながら、適切に取り入れていきましょう。

5-3. 『リップ バーム No.1』の効果と刺激

『リップ バーム No.1』には、次のような効果と刺激を感じました。

・効果

・しっかり保湿できる
『リップ バーム No.1』は保湿力が高く、乾燥しやすい唇にうるおいを与えてくれました。
うるおいは比較的長続きしたので、冬場の唇の保湿に重宝してくれましたよ。
・グロス代わりになる
『リップ バーム No.1』は、ツヤもしっかりでて、グロスのような光を放ちます。
お使いのリップの後に塗ると、つやつやに。
マットなリップを、つやっぽいテクスチャーで楽しみたい日などにも使えました。

・刺激

以上のように、よい効果を感じられたリップバームでしたが、私が購入した『リップ バーム No.1』は、バームの口の部分に、小さな「バリ」のようなものがありました。
直接、唇に塗ると、そのバリのようなものが唇に当たって、物理的な刺激を感じたのです。
品質は良いのに、パッケージが悪かったため、肌に悪いような印象を抱いてしまいました。
たまたまパッケージに不備がある製品を購入してしまった可能性もありますし、使っていたのは数年前なので、今では改良されているかもしれません。
しかし、最近レチノール美容液とクリームを使い始めるまで、キールズのブランド自体に悪い印象を抱いていたのは事実です。

6.まとめ

今回は、アメリカの老舗コスメブランド「キールズ」についてピックアップしました。
キールズはスタイリッシュなデザインと効果の高さで人気の高いブランドですが、一方で「肌に悪いのでは?」と考える人がいるようです。
その理由として、アメリカのブランドであることや、無添加化粧品やオーガニック化粧品と勘違いされているという点が考えられます。
実際、私も最近まであまり良いイメージではありませんでしたが、レチノール美容液やクリームを使ってみたところ、肌へのメリットも感じられました。
すべての化粧品には「合う、合わない」があります。
そのときの体調によっても刺激を感じることがあるので、キールズの製品が一概に肌に悪いとは言えません。
何かしらの刺激を感じたり、肌に合わないと感じたときは、速やかに使用を中止して深刻な肌トラブルを招かないようにしましょう。
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