オバジや肌ラボなど、人気化粧品ブランドを開発しているロート製薬。
そのロート製薬が2023年9月に新しいスキンケアブランドを立ち上げました。
その名はブルーミオ(BLOOMIO)。
エイジング世代の肌の不調にアプローチしてくれるブランドです。
今回は、そんなブルーミオについて徹底解説。
成分や口コミ、使用感などを詳しくレポートしたいと思います。
- ブルーセラミドって何?
- ブルーミオの使い方は?
- ブルーミオの口コミはいい?
- ブルーミオの成分は?
- ブルーミオはどこで買える?
- ブルーミオのお試しサイズは売っている?
- ブルーミオは肌荒れしている時も使える?
- ブルーミオはどれくらい持つ?
以上のような疑問をお持ちの方は、ぜひお読みくださいね。
1.ブルーミオ(BLOOMIO)とは?
ブルーミオとは、どのようなブランドなのでしょうか。
その特徴をチェックしていきましょう。
1-1.ロート製薬の新ブランド
ブルーミオ(BLOOMIO)は、ロート製薬の新スキンケアブランド。
2023年9月に、導入美容液、化粧水、クリームの3アイテムを発売しました。
ブランドアンバサダーは、女優の内田有紀さん。
エイジング世代の憧れでもある内田さんが起用されていることからもわかるように、肌老化に悩む世代をターゲットに展開されているブランドです。
1-2.ブルーミオの取扱店
ブルーミオが購入できる場所は、以下のとおりです。
- ロート製薬のオンラインストア
- 一部のドラッグストア
- 一部のバラエティショップ
1-3.ブルーミオのお試しサイズはない
ブルーミオを少量から試してみたいという方もいらっしゃいますよね。
メーカーに問い合わせたところ、お試しサイズの作りはないようです。
しかし、3アイテムともサンプルはあり、2023/11/15現在、LINEでキャンペーンを中とのこと。
ブルーミオの公式LINEをお友達登録してアンケートに答えると、3アイテムのサンプルをゲットできるそうですよ。
2.独自性分「ブルーセラミド」とは?
ブルーミオに共通して配合されているのが「ブルーセラミド」という成分。
一体、どのような成分なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
2-1.独自の複合成分
長年に渡り、セラミドを研究してきたロート製薬。
過去に、発酵の恵みに着目した「ナノ化発酵セラミドプラス」を開発しました。
そこに抗炎症成分であるグアイアズレンスルホン酸Naを加えたのが、「ブルーセラミド」。
成分表に記載されている次の3つ成分を総称して、「ブルーセラミド」と言います。
- ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン
- セラミド6Ⅱ
- グアイアズレンスルホン酸Na
「ブルー」の由来は、グアイアズレンスルホン酸Na。
青みがかった色をしているため、その名がつけられているようです。
2-2.老化炎症を鎮める
このブルーセラミドが効果を発揮するのが、肌細胞の炎症です。
老化の根本原因には、慢性的な炎症があります。
ブルーセラミドは、この炎症を鎮めることで、肌本来の力をサポート。
年を重ねてなんとなく不調だと感じる肌を、健やかな状態に導きます。
2-3.敏感肌用化粧品ではない
セラミドは敏感肌用の化粧品に多用される成分ですが、ブルーミオは敏感肌向けではありません。
メーカーにニキビや肌荒れがあるときも使えるか確認したところ、「敏感肌向けではないので、赤く炎症がおきているときはお控えください」との回答をいただきました。
エタノールや香料も入っているので、敏感肌の人は慎重にお使いくださいね。
3.ブルーミオのラインナップ
2023年11月現在、ブルーミオのラインナップは3種類。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
3-1.【導入美容液】ディープブーストセラム
『ディープブーストセラム』は、洗顔直後に塗布する導入美容液。
次に使うスキンケア製品の肌なじみをよくする効果があります。
・価格・容量
『ディープブーストセラム』は、25gで3,850円(税込み)。
1回約2~3プッシュで、朝晩使用した場合、約1ケ月持つそうです。
・成分
水、BG、グリセレス-26、グリセリン、ペンチレングリコール、ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6Ⅱ、グアイアズレンスルホン酸Na、ヒオウギエキス、スピルリナプラテンシスエキス、酢酸トコフェロール、トコフェロール、グリチルリチン酸2K、ジグリセリン、ポリクオタニウム-61、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、加水分解クチナシエキス、PEG-4、PEG-60水添ヒマシ油、PEG-30フィトステロール、PPG-13デシルテトラデセス-24、PPG-17ブテス-17、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、シロキクラゲ多糖体、オレンジラフィー油、レシチン、EDTA-2Na、TEA、メントール、エタノール、フェノキシエタノール、香料
注目すべきは、ブルーセラミド。
3アイテムの中で、最も高濃度で配合されています。
3-2.【化粧水】ディープモイストローション
『ディープモイストローション』は、化粧水。
角質層をうるおいで満たして、やわらかい肌へ導きます。
・価格・容量
『ディープモイストローション』は、145mlで3,520円(税込み)。
1回につき500円硬貨大で、朝晩使用した場合、約2ヶ月半持つそうです。
・成分
水、グリセレス-26、プロパンジオール、ペンチレングリコール、グリセリン、エタノール、DPG、イノシトール、ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6Ⅱ、グアイアズレンスルホン酸Na、ヒオウギエキス、スピルリナプラテンシスエキス、グリチルリチン酸2K、ポリクオタニウム-61、PEG-60水添ヒマシ油、PEG-30フィトステロール、PCA-Na、BG、カルボマー、プルラン、ピロ亜硫酸Na、加水分解クチナシエキス、レシチン、EDTA-2Na、TEA、メントール、フェノキシエタノール、香料
こちらも、ブルーセラミド配合です。
注意したいポイントは、エタノール。
上位に記載されているので、多めに配合されていると考えられます。
敏感肌の人はパッチテストをするなどして、慎重に使いましょう。
成分内容としては、十分に浸透効果が期待できるので、導入美容液を省いて化粧水から使うのもよいでしょう。
3-3.【クリーム】『モイストリペアクリーム』
『モイストリペアクリーム』は、お手入れの最後に使用するフェイスクリーム。
うるおいを密閉して、ハリのある肌へと導きます。
・価格・容量
『モイストリペアクリーム』は、30gで4,400円。
1回につきパール粒大で朝晩使用した場合、約2ヶ月持つとのことでした。
・成分
水、BG、スクワラン、グリセリン、ナイアシンアミド、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ワセリン、ペンチレングリコール、ベヘニルアルコール、ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6Ⅱ、グアイアズレンスルホン酸Na、ヒオウギエキス、スピルリナプラテンシスエキス、シア脂、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ミツロウ、イソステアリン酸PEG-20ソルビタン、セタノール、ジメチコン、ステアリン酸グリセリル、ポリアクリルアミド、カルボマー(C、 13,14)イソパラフィン、ラウレス-7、クエン酸、加水分解ダイズタンパク、加水分解クチナシエキス、PEG-30フィトステロール、レシチン、EDTA-2Na、TEA、エタノール、フェノキシエタノール、香料
ブルーセラミドはもちろん、上位には近年大人気のナイアシンアミドも配合。
ナイアシンアミドは、医薬部外品の有効成分で、しわ改善や美白効果が期待される成分です。『モイストリペアクリーム』は化粧品に分類されていますが、記載が上位であることから、多めに配合されていると考えられます。
4.ブルーミオの口コミ
ブルーミオの口コミはどのようなものがあるのでしょうか。
アットコスメの口コミを要約してご紹介します。(2023/11月15日現在)
4-1.『ディープブーストセラム』
3アイテムの中で口コミが最も多く、763件でした。
- 浸透がよい
- 化粧水の浸透がよくなる
- 香りがよい
- 保湿効果はそこまで高くない
- 値段ほどの効果は感じない
4-2.『ディープモイストローション』
『ディープモイストローション』の口コミ数は、19件でした。
- シャバシャバ系の化粧水
- 夏によさそう
- 赤みが気にならなくなってきた
- コットンパックがしやすい
- 荒れた手に沁みた
4-3.『モイストリペアクリーム』
『モイストリペアクリーム』の口コミ数は、12件でした。
- 伸びがいい
- 翌朝の肌がもちもちになる
- べたつかない
- 保湿力が低い
5.ブルーミオ 45歳乾燥肌体験レポート
それでは実際に、45歳・乾燥肌の私が、ブルーミオを試してみたいと思います。
5-1.『ディープブーストセラム』
・色
とても美しいブルー。忙しい日々の心を静めてくれるような色です。
・香り
ブランド共通のカーミングフルールの香り。
ジェンダーレスな香りで、けっこう強めに香ります。
好き嫌いが分かれるかも。
・テクスチャー
とろみがついていて、ジェルのような質感。
伸びはよく、少量でも広がります。
・使用感
スーッと浸透して、べたつきはありません。
5-2.『ディープモイストローション』
・色
やや青みがかっています。
・香り
カーミングフルールの香りに加え、エタノールのスースーした香りが漂います。
使っているうちに慣れましたが、最初は正直、微妙だと思いました。
・テクスチャー
テクスチャーはサラサラ。ほんの少しとろみもあります。
浸透もよく、さらっとしていて朝も使いやすいです。
保湿力はそこまで高くないので、500円玉大ではやや物足りない印象。
5-3.『モイストリペアクリーム』
・色
こちらは薄い水色。
・香り
カーミングフルールの香りが強めに香ります。
・テクスチャー
伸ばしやすい軽めのテクスチャー。
・使用感
塗布直後はややべたつきを感じましたが、すぐになじみます。
軽めですが、最終的に程よくうるおった感じがしました。
6.まとめ
今回は、ロート製薬の新スキンケアブランド「ブルーミオ」をピックアップしてきました。
独自成分ブルーセラミドが、老化炎症にアプローチして、肌本来の健やかさを引き出してくれる化粧品。
実際に使ってみたところ、エイジングケア化粧品にしては重くなく、とても使いやすいと感じました。
全体的にインパクトがあったのが、香り。
ジェンダーレスな香りで、好き嫌いが分かれそうです。
敏感肌用の化粧品ではないので、肌への刺激が気になる方は、エタノールや香料が入ってないセラミド化粧品を選んでみてくださいね。