マスクの長時間の着用により、男女問わず悩まされるマスク肌荒れ。
「マスクを着けると肌が荒れる」
「でもマスクをしないわけにはいかない…」
そうして無理にマスクを着けることでさらに肌が荒れる…という負のループに陥ってしまう人が増えています。
そんなときにおすすめしたいのが「ベビーパウダー」!
マスク肌荒れの原因は、マスクの着用による「摩擦」と「蒸れ」。
ベビーパウダーには、摩擦を軽減したり、蒸れを防ぐ効果があるため、マスク肌荒れの予防にぴったりなんですよ◎
今回は、マスク肌荒れを防ぐベビーパウダーの効果的な使い方をご紹介します。
選び方や注意点まで詳しく解説しますので、「マスクによる肌荒れを防ぎたい!」とお思いの方はぜひ最後までお読みくださいね!
ベビーパウダーを上手に活用して、トラブル知らずの肌を手に入れましょう♪
Contents
1.ベビーパウダーの選び方、ポイントは?
ベビーパウダーと一口に言っても、様々な種類がありますよね。
ここでは、ベビーパウダーを選ぶときのポイントをご紹介します。
1-1.顔に使うなら「固形タイプ」がおすすめ
ベビーパウダーには、粉タイプと固形タイプの2種類あります。
粉タイプはサラサラの粉末状になったもので、体など広範囲に使いたいときにぴったり。
固形タイプはパウダーファンデーションのようにしっかり固められていて、持ち運びしやすいのが特長です。
粉タイプは粉が舞いやすく吸い込んでしまうおそれがありますので、顔に使うときは固形タイプを使用するのがおすすめです。
1-2.成分はお好みで
ベビーパウダーの主な成分は、鉱石を粉末状にしたタルクと、トウモロコシ由来のコーンスターチです。
どちらも余分な水分を吸って、肌表面を滑らかに整えてくれる効果があります。
タルクは撥水性に優れており、サラサラ感が強いのが特長です。乾燥肌の人ですと、少し乾燥が気になるかもしれません。
コーンスターチは、余分な水分を吸収しつつ、肌が乾燥したら水分を放出する働きがあるため、肌の水分量を適切な状態にキープしてくれます。
どちらも効果に大きな違いはないので、お好みで選んでください。
1-3.ベビーパウダーの安全性が心配?
ベビーパウダーをネットで検索すると、必ずと言っていいほど出てくる「危険」の文字…。本当に大丈夫なのか?気になりますよね。
結論から言うと、ベビーパウダーの安全性に問題はありません。
実は、過去にタルクにアスベストが混ざっていた問題があったことから、「ベビーパウダーは危険」と言われるようになったんです。
ですが、現在では厚生労働省により、アスベストが検出されないタルクの使用が義務化され、厳しい検査基準をクリアしない製品は販売できないようになるなど、徹底した安全管理がおこなわれています。
2.マスク肌荒れを防ぐ!効果的な使い方
マスク肌荒れを防ぐベビーパウダーの効果的な使い方について、今回は2パターンご紹介します。
自分に合った方法で試してみてくださいね。
2-1.メイクの仕上げにベビーパウダー
1つめにご紹介するのは、ベースメイクの仕上げにベビーパウダーを使う方法です。
使い方は簡単。いつもどおりにベースメイクをし、マスクとの擦れが気になる部分にベビーパウダーを少量はたくだけ。
少しマットな仕上がりになりますが、肌表面をサラサラにして、マスクとの摩擦を減らしてくれる効果がありますよ。
実際に試してみた感想
メイクの仕上げにベビーパウダーを使ってみました。
私は今回全顔に使いましたが、少々マットになりますが、ベールをかけたようなふんわり感でちょっと肌がきれいに見えるような気も…?
マスクとの摩擦もいつもより減り、マスクが肌の上をするする滑るような感覚があります。
ただ、やはり若干乾燥が気になるので、乾燥肌の人は念入りに保湿をしてから使うことをおすすめします。
脂性肌の人は、油分が抑えられて快適に過ごせるかと思います。
2-2.マスクに直接ベビーパウダー
2つめにご紹介するのは、マスクに直接ベビーパウダーを使う方法。
肌が当たるマスクの部分に少量のベビーパウダーをポンポンとはたいておけば、滑りがよくなり摩擦による刺激を軽減できます。
肌に直接ベビーパウダーを使うと乾燥が気になる人や、ツヤ肌メイクをしたい人は、こちらの方法がよさそうですね。
実際に試してみた感想
マスクにベビーパウダーをはたくと、マスクを着けたときにほんのりいい香りがして癒されます♪
そんな癒し効果のおかげもあって(?)、マスクとの摩擦も気になりませんでした。
肌の乾燥も感じなかったので、どんな肌質の人でもOKかと思います。
マスクに直接ベビーパウダーを使うときのポイントは、欲張ってたくさんつけないこと!パフでマスクを軽くなでるくらいで十分です!
マスク内が粉っぽくなりますし、マスクを外したときに顔の一部が粉まみれになりますのでお気をつけて…。
3.ベビーパウダー使用時の注意点
赤ちゃんの肌にも使えるほど安全なベビーパウダーですが、使用時の注意点もいくつかあります。
3-1.肌に合わない場合は使用をやめる
いくら赤ちゃんの肌に使えるほど安全に作られているとは言え、肌に合わないものを使い続けるのはよくありません。
肌に合わない場合はすぐに使用をやめましょう。
3-2.毛穴を塞がないように気をつける
ベビーパウダーを必要以上に付けたり、肌に擦りこむように付けると、毛穴を塞いでしまう可能性があります。
ベビーパウダーを使用するときは、少量をパフに取り、肌表面に軽く滑らせるようにすると付けすぎを防げますよ。
3-3.きちんと落とす
ベビーパウダーを使用した日は、きちんと落とすようにしましょう。
ベビーパウダーだけであれば洗顔のみでOKですが、メイクの上から使ったときはクレンジング必須です!
3-4.乾燥肌の人は保湿を念入りに!
ベビーパウダーは、肌表面の湿気や水分を吸い取ることでサラサラ感を保つ働きがあります。
そのため、乾燥肌の人がそのまま使うと肌の水分が余計に蒸発しやすくなってしまうおそれもあります。
使用前は念入りな保湿を心がけてくださいね。
4.まとめ
ベビーパウダーを使ったマスク肌荒れの予防法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
マスク肌荒れの予防にベビーパウダーは効果的です。
それは、ベビーパウダーに「摩擦」や「蒸れ」を軽減する効果があるため。
顔やマスクに少量はたくだけでサラサラな状態をキープしてくれるので、マスク肌荒れの予防にはぴったりですよ◎
使用するベビーパウダーは、粉が舞い散らない「固形タイプ」がおすすめ。
主成分はタルクやコーンスターチですが、効果に大きな違いはないのでお好みで選んでOKです。
乾燥肌の人は、使用前の念入りな保湿を心がけてくださいね。
ベビーパウダーを効果的に使って、マスク肌荒れを防ぎましょう!