涙袋がない!ある人との違いは?涙袋があるように見せるメイクや美容医療を紹介
その人の表情や雰囲気を大きく左右する目元。
とくに涙袋は、目元を明るく見せたり、愛らしい印象を与えたりする重要なパーツです。
しかし、涙袋がないことに悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、涙袋がない理由や、涙袋があるように見せるメイク、涙袋を作る美容医療などを紹介。
涙袋がある理想の顔に近づくためのさまざまなノウハウをご紹介します。
  • なぜ涙袋がないの?
  • 涙袋がない目の魅力は?
  • 涙袋は作れる?
  • 涙袋とクマの違いは?
  • 涙袋はない方がいい?
  • 涙袋があるように見せるメイクは?
  • 涙袋はエクササイズで作れる?
  • 涙袋を作る美容医療は?
目元の魅力を最大限に引き出したい方は、ぜひ参考になさってくださいね!

1. 涙袋とは?

涙袋とは?
涙袋とは、一体どのようなものなのでしょうか。
その概要をチェックしていきましょう。

1-1.目の下にある膨らみ

涙袋とは、目の下にある膨らみのこと。
ぷっくりとした部分が涙袋で、若々しさや愛らしさを演出する特徴とされています。
これは目の周りを取り囲んでいる眼輪筋(がんりんきん)という筋肉の一部が盛り上がり、できたもの。
そのため、年齢を重ねると、眼輪筋が衰え、涙袋が目立たなくなることがあります。
涙袋とよく混同されるのが「クマ」。
クマは色味や影が原因で見えるもので疲れた印象を与えますが、涙袋は目の表情や顔の印象を向上させるポイントだと言えるでしょう。

1-2.中顔面を短縮できる

涙袋は、なぜ若々しさや愛らしさを演出することができるのでしょうか。
それは中顔面を短縮できるから。
涙袋があることで目の下のラインが下がり、結果的に頬の余白が短縮されます。
人は、年齢を重ねると肌のたるみなど、さまざまな原因で顔が長くなります。
そのため、顔が長さを短く見せることができる涙袋は、若々しく可愛らしい印象を作り出すことにつながるのです。

1-3.韓国・日本で人気

しかし、涙袋が人気なのは、世界共通ではありません。
欧米では涙袋はとくに重視されず、むしろ目元がすっきりとした印象が好まれる傾向があります。一方で、日本や韓国では涙袋が愛らしさや親しみやすさを象徴するパーツとして高く評価されています。
ここ日本でも、韓国のアイドルのような涙袋に憧れる人が多いですよね。
このように、涙袋の美的価値観は地域や文化によっても変わるのです。

2.涙袋がある人とない人の違い

涙袋がある人とない人の違い
涙袋がある人とない人には、どのような違いがあるのでしょうか。
掘り下げてみていきましょう。

2-1.生まれつきの構造

涙袋がある人とない人は、生まれつきの構造に違いがあります。
とくに関係してくるのが、筋肉の発達具合と目の周りの皮膚の厚み。
筋肉の動きがはっきりしていて皮膚が薄い人は、涙袋が目立ちやすいのに対し、皮膚が厚い場合は目立ちにくい傾向があります。

また目の下の脂肪の量も関係しており、適度な脂肪があると、涙袋が目立ちやすくなります。

 

2-2. 表情筋の動き

涙袋がある人とない人の違いとして、表情筋の動きの違いも挙げられます。
笑ったときに涙袋が現れる人は、表情筋が発達している証拠。
「笑った時しか涙袋がない」と感じるのはこれが理由である可能性があります。

2-3.年齢と皮膚の弾力

加齢により皮膚のハリが失われると、涙袋が目立たなくなる場合もあります。
若い頃は涙袋があったのに、年を重ねるうちになくなったと感じる方は、皮膚の弾力が失われている可能性が大きでしょう。

3.涙袋がないことのメリット

涙袋がないことのメリット
大きな人気を持つ涙袋ですが、涙袋がない人にも、別の魅力が宿っています。
どのような魅力なのか、掘り下げてみていきましょう。

3-1.シャープで洗練された印象

涙袋がないことで、目元がすっきりとしたクールな印象を与えます。
とくに欧米では、このような目元が知的で上品とされる傾向に。
欧米のスーパーモデルや女優の中には涙袋が目立たない人も多いのが特徴です。

3-2.メイクの自由度が高い

いろいろなメイクを楽しめるのも涙袋がない人のメリットのひとつ。
涙袋がないことで、目元のデザインを自在にアレンジしやすくなるからです。
アイシャドウやアイライナーの引き方で、大胆な印象を与えたり、ナチュラルに仕上げたりすることが可能。
涙袋がない方が色の発色がストレートに表現できることもあり、トレンドのカラーで遊ぶこともできます。
涙袋がない顔を活かすメイクをご紹介するので、ぜひ参考になさってくださいね。

3-3.大人っぽい魅力

涙袋がない人は、大人っぽい魅力を備えています。
涙袋があると愛くるしくかわいらしい印象を与えますが、涙袋がない人はすっきりとして落ち着いた印象を与えるのです。

3-4.トレンドに左右されにくい

トレンドに左右されにくいという点も、涙袋がないことのメリット。
涙袋がない目元は時代を超えて安定した魅力を持っています。
とくにミニマリストな美しさを好む人には、涙袋がない目元が適しています。

4.涙袋がないことを活かすメイクを紹介

涙袋がないことを活かすメイク
涙袋はメイクで作ることができますが、涙袋がないことをあえて活かすメイクをするのもおすすめ。
次のような方法で、洗練された印象を楽しんでみてはいかがでしょうか。

4-1.目元に立体感を出すアイシャドウ

涙袋がない目元はすっきりしており、さまざまなカラーを楽しみやすい特徴を持っています。
4色パレットなどを使い、グラデーションをつけて目元に立体感を出すことで、より印象的な仕上がりになるでしょう。

4-2.ナチュラルに仕上げるアイシャドウ

涙袋がない目元には、色選びと塗り方でナチュラルな印象を作り出すこともできます。
ヌードカラーやグレイッシュトーンをアイホール全体にのせ、自然な立体感をプラス。
下まぶたに軽くパール感のある明るいシャドウを入れることで、目元に柔らかさを加えることができます。

4-3.クールな印象を際立たせるアイライン

クールな印象を際立たせたい方は、アイラインをほんの少し長めに引くのもおすすめ。
目尻を軽く跳ね上げるラインを描き、目元を引き締めることで、顔が横長に見えて、知的な印象を与えます。
より目元に立体感を出したい方は、下まぶたの目尻3分の1に薄いブラウンのペンシルでラインを足すとよいでしょう。

4-4.個性を楽しむカラーアイテム

涙袋がない分、目元にカラーメイクを取り入れやすいのもうれしいポイント。
ブルーやピンクなどのカラフルなアイシャドウを上下まぶたに軽くのせ、目元に個性をプラス。
トレンドのカラーマスカラで遊び心を加えれば、個性的な目元を作り出すことができます。

5.涙袋を作る方法

涙袋を作る方法
涙袋がない人も、さまざまな方法であるように見せることができます。
メイクや美容医療、エクササイズなどさまざまな方法をご紹介するので参考にしてくださいね。

5-1. メイクで涙袋を作る方法

メイクで涙袋を強調する方法は以下の通りです。

・ハイライト

まず、コンシーラーやアイシャドウを使って、涙袋が欲しい場所に明るいハイライトカラーを乗せます。
コンシーラーを使用する際、シミを隠すような暗めのものではなく、肌よりも明るめのものがおすすめ。塗った部分が、ぷっくりと浮いて見えます。
なかでも伸びのいいリキッドコンシーラーがおすすめです。

・シェーディング

次に、涙袋の下にシェーディングを加えます。これにより、涙袋が立体的に見えます。
使用するのは、ベージュ系のアイライナー。ごく薄い色を使うことで、本当に影があるように見えます。

・アイシャドウ

次に、涙袋を強調するために、ピンクやベージュ系のアイシャドウを涙袋部分に軽くのせます。グリッターなどパール感のあるものを使うと、より立体感が強調されます。

5-2. エクササイズで涙袋を作る方法

次にエクササイズで涙袋を作る方法をご紹介。顔の筋肉を鍛えることで、涙袋を自然に強調することもできます。
  1. 人差し指と中指で目頭と目尻を軽く押さえます。
  2. 下まぶたを持ち上げるようにやや力を入れます。まぶしい時にするような顔をイメージしてください。
これを何回か繰り返します。

5-3.美容医療で涙袋を作る方法

また、次のような美容医療メニューで涙袋を作ることもできます。

・ヒアルロン酸注入

涙袋の形成で最もメジャーなメニューがヒアルロン酸注入。
ヒアルロン酸を涙袋に注入することで、涙袋をふっくらとさせることができます。
注入後、数日以内に涙袋がふっくらとした印象になるという即効性が魅力。
注入後、軽い腫れや赤みが出ることがありますが、ほとんどの場合すぐに治まります。
また切開や傷跡がないため、手術に抵抗がある人にも適しているでしょう。
ヒアルロン酸の効果は数ヶ月から半年程度で、徐々に効果が薄れてしまうというデメリットも。

・脂肪注入

自分の脂肪を涙袋に注入する方法もあります。
固いヒアルロン酸に比べて、自然な仕上がりが得られるのが大きな魅力。
注入した脂肪が定着すると、より長期間効果が持続します。
ただし、注入後、脂肪を採取した部分に腫れや痛みが生じる可能性があり、ダウンタイムが数日から数週間かかるというデメリットも。
また、脂肪を採取するための手術が必要です。

・涙袋形成の手術

手術によって涙袋を形成するという方法もあります。
下まぶたに切開を加え、高まりを形成。
一度手術を受けると、効果が永続的に持続するのが大きな魅力。
ただし、手術で切開を行うため、リスクが伴います。
また、他の方法に比べて手術費用が高くなることが多いのもデメリットと言えるでしょう。

6.まとめ

今回は、涙袋について解説してきました。
涙袋とは目の下にある膨らみのこと。
若々しさや可愛らしい印象を与えることができます。
涙袋がない人も、メイクやエ美容医療などさまざまな方法で作ることができます。
しかし、涙袋がない人も、シャープで洗練された印象など、特別な魅力もあります。
涙袋がある人もない人も、それぞれの魅力が宿っているので、ご自身の魅力を最大限に発揮できる方法を見つけてみてくださいね。
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