毛穴汚れや角栓のお悩みに効果的とされている「酵素洗顔」ですが、実際に使い始めてみたものの、
「思ったような効果を実感できないけどなんでだろう…?」
「使っているアイテムが合ってないのかな?」
などといった疑問を抱いている方はいませんか?
実はそういった方は酵素洗顔の使い方を間違えていることが原因かもしれません。
そこで今回この記事では、
- 酵素洗顔の効果
- 酵素洗顔の正しい使い方
- 自分に合った洗顔料の選び方
などを分かりやすく紹介・解説していきますよ。
ぜひこの記事を最後まで読んで酵素洗顔を正しく使えるようになり、効果的にお肌の悩みを改善していきましょう!
Contents
1.酵素洗顔って?
酵素洗顔を使っている方の中には、酵素洗顔が毛穴悩みに効果的な理由を知らないまま使っている方もいるのではないでしょうか。
そこでまずは酵素洗顔の効果や特徴について詳しく解説していきますよ。
酵素洗顔とは、その名前の通り酵素が配合されている洗顔料のことであり、酵素のはたらきである皮脂やタンパク質を分解できることが最大の特徴。
一般的な洗顔料は泡が肌表面の汚れを吸着してきれいにする仕組みですが、酵素洗顔は汚れそのものを分解できるため、泡洗顔では落としきれない毛穴の奥の汚れにまで効果を発揮できるんです。
そのため、皮脂やタンパク質(角質)が原因となって引き起こされる、
- 角栓
- 毛穴の黒ずみ
- 皮脂の詰まり
- ニキビ
- お肌のゴワつき
- 脂性肌(オイリー肌)
などといった幅広い肌悩みに対して効果を実感することができる洗顔料ですよ。
また、酵素は水に触れると活性するという性質があることから、パウダー状のアイテムが多いことも一般的な洗顔料との違いとして挙げられます。
なお酵素洗顔のほかの効果としては、酵素洗顔を使った後のお肌は毛穴汚れの解消が見込めることから、洗顔後のスキンケアがより浸透することも期待できます。
2.酵素洗顔の使い方
先ほどは酵素洗顔の効果をご紹介しましたが、実は間違った方法で使っていると効果を最大限に発揮することはできません。
そこでこの章では、酵素洗顔の正しい使い方について解説していくので、ぜひこの機会に覚えて実践してみてくださいね。
それでは詳しく見ていきましょう。
STEP1:ぬるま湯で顔全体を軽くすすぐ
まず初めに手を清潔な状態にして、顔の表面にある汚れをぬるま湯で洗い流しましょう。
洗顔料を使う前に軽く汚れを落としておくことで、毛穴が開きやすくなって洗顔料がお肌になじみやすくなりますよ。
また、ぬるま湯の温度はお肌に優しい32℃程度に設定するようにしましょう。
STEP2:洗顔料を手に出す
次に洗顔料を手に取り、泡立てていきます。
酵素洗顔の場合はパウダータイプが多く、あまり泡立たないかもしれませんが、酵素洗顔は泡に汚れを吸着させる必要がないため、弾力のある大きな泡にならなくても問題ありません。
洗う際に摩擦にならないように、顔と手の間にクッションになるくらいの泡が立てばOKです。
また、パウダータイプの洗顔料は少量のぬるま湯と混ぜながら泡立てることがポイントですよ。
なお、泡立てる必要のないタイプのアイテムは、適量を手に出して洗顔料を手に広げておきましょう。
STEP3:Tゾーンに泡をのせる
続いて、泡立てた洗顔料を皮脂の分泌量が多いTゾーン(おでこから鼻筋のライン)につけていきます。
この際に気を付けたいポイントは、擦らないこと。
というのも、お肌の皮脂や汚れを落とそうと指で擦ってしまうと、摩擦によって黒ずみやシミなどといった肌トラブルの原因になってしまうため。
そのため、洗顔料つけるときはお肌の上で転がすようなイメージで行いましょう。
STEP4:Uゾーン・目元に泡をのせる
Tゾーンに泡をのせた後は、Uゾーン(顎から頬のライン)や目元に泡をのせていきます。
これらの部位は皮膚が薄く、洗顔料の刺激による肌トラブルも起きやすいため、必ずTゾーンの後につけることがポイントですよ。
また、洗顔料が顔についている時間が長すぎると乾燥を引き起こす原因にもなることから、30秒〜1分程度で済ませるように意識しましょう。
STEP5:ぬるま湯で洗顔料を洗い流す
最後に、顔全体についた洗顔料をぬるま湯で洗い流しましょう。
この際もSTEP1と同様に32℃程度のぬるま湯を使い、洗顔料が残らないように丁寧にすすぐことがポイントです。
また、洗い流した後は清潔なタオルで水気をふき取るようにしましょう。
3.酵素洗顔の選び方
前章では酵素洗顔の正しい使い方をご紹介しましたが、「使い方はわかったけど、酵素洗顔は種類が多くてどれを選べばいいのか分からない…。」という方もいると思います。
そこでここでは、酵素洗顔を選ぶ際のポイントを3つご紹介していくので、実際に購入する際の参考にしてみてください。
それでは一つずつ順番に見ていきましょう。
3-1.酵素の種類
まず1つ目のポイントは、「酵素の種類」です。
実は洗顔料に使用される酵素にはいくつかの種類があり、種類によって得られる効果が違うため、自分の悩みに合った酵素を選ぶことが重要なんです。
具体的には、
- プロテアーゼ
- パパイン酵素
- ブロメライン
- リパーゼ
といった4種類が主に洗顔料に使われています。
これらのうち、「プロテアーゼ」、「パパイン酵素」、「ブロメライン」の3種類はタンパク質を分解する作用を持つことから、角質によるゴワつきやくすみなどに効果的です。
もう一つの酵素である、「リパーゼ」は脂肪を分解するはたらきがあるので、お肌のベタつきや角栓による毛穴詰まりなどに効果的ですよ。
ちなみに、角栓は古い角質と皮脂が原因でできていますので、角栓を分解するにはタンパク質分解酵素と皮脂分解酵素の2種類配合されているとより効果的です。
3-2.低刺激性
次に2つ目のポイントは、「低刺激性」です。
酵素洗顔の最大の特徴である皮脂や角質を分解するはたらきは、落としにくい汚れがきれいに落ちる効果がある一方で、お肌への刺激が強い側面も持ち合わせています。
そのため、酵素洗顔はできるだけお肌に優しい低刺激なアイテムを選ぶことがベターといえるでしょう。
低刺激なアイテムを見分ける方法としては、
- 無香料
- 無着色
- アルコールフリー
などの文言がパッケージやホームページにあれば、低刺激な処方であると分かるため必ずチェックするようにしましょう。
3-3.保湿成分の有無
最後に3つ目のポイントは、「保湿成分の有無」です。
酵素洗顔は角質や皮脂に対して高い洗浄力があることから、洗いあがりにお肌のつっぱる感覚や乾燥を感じる方もいます。
そのため、とくに乾燥肌や敏感肌の方は保湿成分が配合されたアイテムを選ぶことで、洗浄力と洗いあがりの乾燥の軽減を実現できるでしょう。
また、酵素洗顔に配合される保湿成分としては、
- アルガンオイル
- コラーゲン
- ローズヒップオイル
などがありますよ。
以上3つのポイントを意識して酵素洗顔を選ぶことで、効果を実感しやすいアイテム選びができるでしょう。
なお、酵素洗顔の中でとくにおすすめのアイテムとして挙げられるのが、ピュアセラの「ディープクレイ」です。
というのもディープクレイには、
- 毛穴に詰まったタンパク質を分解する「プロテアーゼ」
- 黒ずみの原因となる皮脂汚れを分解する「リパーゼ」
といった2種類の酵素が配合されており、幅広い肌悩みに効果を発揮することが期待できるため。
また、酵素洗顔というとパウダータイプのものが多いですが、ディープクレイは酵素に特殊な加工を施すことでクレイとの配合を実現しています。
そのため、酵素で浮かせた汚れをクレイの高い吸着力でキャッチすることができ、効果的に毛穴汚れをきれいにすることができるんです。
このほかにも、
- 保湿力の高いアルガンオイル配合で洗いあがりがしっとり
- アルコールやパラベン、香料などが無添加でお肌に優しい
- 面倒な泡立てが不要のパック洗顔
などといった要素も多くの方にとってうれしいポイントといえるでしょう。
以上のことから、アイテム選びに迷った方はぜひディープクレイをチェックしてみてくださいね。
4.酵素洗顔を使うときの注意点
ここまでは酵素洗顔の使い方や選び方をご紹介してきましたが、酵素洗顔には実際に使う前に知っておきたい注意ポイントがあります。
そこでこの章では、酵素洗顔を使うときの2つの注意点を解説していきますよ。
それではさっそく見ていきましょう。
4-1.使用頻度
まず1つ目の注意点は、「使用頻度」です。
前章でもお伝えしたように、酵素洗顔は高い洗浄力がある一方でお肌への刺激が強いアイテムが多いことから、毎日使うことはあまりおすすめできません。
そのため、使い始めは月に2〜3回、使い慣れてきても週に1回程度のスペシャルケアとして使うことがおすすめです。
ただし、先ほどご紹介した「ディープクレイ」などのような、毎日使える低刺激処方のアイテムもあるため、アイテムごとの説明をよく読むことが一番大事といえるでしょう。
また、アイテムによっては酵素の洗浄力により、朝に酵素洗顔を使うと日中に紫外線など外部からの刺激を受けやすくなる恐れがあるものがあります。
朝も使えるものかどうかは、必ず注意書きを確認するようにしましょう。
4-2.洗顔後のスキンケア
次に2つ目の注意点は、「洗顔後のスキンケア」です。
酵素洗顔後のお肌はとくに皮膚内の水分がなくなりがちで、乾燥からくるさまざまな肌トラブルの原因となってしまうため、酵素洗顔後のスキンケアはいつもより念入りに行うようにしましょう。
具体的には、化粧水や乳液でのいつもの保湿ケアに加えて美容オイルを取り入れたり、「セラミド」や「ヒアルロン酸」といった高保湿成分が配合されたアイテムを使うなどが効果的ですよ。
また、反対に過度なスキンケアもお肌への負担になってしまうので、スチーマーやパックといったケアは酵素洗顔の後には向いていないスキンケアといえるでしょう。
5.まとめ
今回この記事では、酵素洗顔について紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、酵素洗顔の使い方と選び方をまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。
◇酵素洗顔の使い方
STEP1:ぬるま湯で顔全体を軽くすすぐ
STEP2:洗顔料を泡立てる
STEP3:Tゾーンに泡をのせる
STEP4:Uゾーン・目元に泡をのせる
STEP5:ぬるま湯で洗顔料を洗い流す
◇酵素洗顔の選び方
- 酵素の種類
- 低刺激性
- 保湿成分の有無
ぜひこの記事を参考に正しく酵素洗顔を使って、毛穴悩みのない健康的なお肌を手に入れましょう!